- ブックマーカーのみなさん、運営報告の記事やブロガー向けの記事が邪魔じゃないですか?
- ブロガーのみなさん、ブログ関連の記事をどのカテゴリにするか迷いませんか?
少なくともブロガーである私は、ブログ関連の記事をいつもどのカテゴリにするか迷っています。そこで、
はてなブックマークに「ブログ」か「その他」カテゴリを追加してほしい
と思いました。
なぜそう考えたか、そのメリットなどを記事にしています。ブックマーカーの方やブロガーの方からご意見をいただき、はてなの中の人に届けば嬉しいです。
目次
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前提
まずは「はてなブックマーク」の「カテゴリ」に関する前提の確認から。
カテゴリ分けの目的
私はカテゴリ分けを必要な人に必要だと思われる記事を効率的に届けるためのものだと捉えています。
例えば、私は女性用の化粧水の記事には興味はないですが、化粧水に興味がある人は化粧水の記事を読みたいと思うでしょう。一方、スプラトゥーンのガチヤグラ必勝法の記事に私は興味がありますが、そもそもスプラトゥーンをプレイしていない人は興味がないと思います。
そこで、私のような人にガチヤグラの必勝法の記事を届け、化粧水に興味がある人に化粧水の記事を届けるために、「スプラトゥーン」や「美容」のようなカテゴリ分けが必要なのだと思います。
「はてなブックマーク」と「はてなブログ」
「はてなブックマーク」と「はてなブログ」は密接な関係にあるサービスだと思います。実際、「はてなブログ」の記事が「はてなブックマーク」には多く表示されています。
1ヶ月とか1年とか期間を区切ってデータを取れなくもないと思うのですが、そこまではしてないです。すみません。感覚的には、「はてなブックマーク」に表示されている記事の内、3割くらいが「はてなブログ」の記事かなと思っています。
また、私も含めた「はてなブログ」の利用者、つまり「ブロガー」は自分の興味関心がある記事を書く傾向にあります。そのため、人にはよりますが「ブログ」に関する記事を書くことも多いです。(私は結構書いてます。)
「はてなブックマーク」のコンテンツの一部を担っている「ブロガー」が「ブログ」に関する記事をよく書いているため、「はてなブックマーク」上に「ブログ」に関する記事が表示されることもよくあります。
特に「テクノロジー」と「暮らし」のカテゴリに表示されていることが多いです。
現状「ブログ」関連のカテゴリはあるのか?
2017年9月現在、「はてなブックマーク」に「ブログ」カテゴリはありません。しかし、「ブログ」という文字が入っている「ジャンル」?みたいなものはあります。
そして、「ジャンル」?は各「カテゴリ」の中にあります。
こんな感じです。
「政治と経済」カテゴリの中の「はてなブログ(ビジネス)」
「テクノロジー」カテゴリの中の「技術ブログ」と「はてなブログ(家電・ガジェット)」
これが理由なのか運営報告などのブログに関する記事は、自動で「テクノロジー」に振り分けられていることが多いです。
その結果、現状どういうことが起きているかを考察します。
現状の考察
はてなブックマークのユーザーは「記事を読む側」と「記事を書く側」に分けることができます。
記事を読む側の視点
記事を読む側のユーザーをさらに「非ブロガー」と「ブロガー」に分けます。
非ブロガーの不満
- 興味ないブロガーの内輪の話が「テクノロジー」などのカテゴリに入ってくるのが嫌。
- ブロガー向けの記事は求めていない。
- カテゴリ内の記事の枠を減らすな。
こんな感じだと思います。
私のエンジニアの友人(非ブロガー)も、エンジニアの技術に関する記事を読む目的でテクノロジーのカテゴリだけ見ているらしいのですが、テクノロジーに関係ないブロガー向けの記事をよく見かけると言っていました。そして、読まないと。
つまり、求めていない記事がユーザーに頻繁に届いてしまっています。
ブロガーの不満
- 他の人の運営報告を読みたいし、ブログに関する情報を知りたい。
- けど、「ブログ」カテゴリなんてないから「はてなブックマーク」からはなかなか見つけられない。
こんな感じだと思います。少なくとも私はこう思っています。
つまり、求めている記事がユーザーに届いていません。
記事を書く側の視点
では記事を書く側はどうか。
「はてなブックマーク」にはブログ以外のメディアの記事も多くありますが、今回はブロガー視点だけで考えます。
- 運営報告が「テクノロジー」に載るのが嫌。なぜなら、「テクノロジー」カテゴリに適した記事じゃないから。
- ブログ関連の記事は自動で「テクノロジー」になり、変えようにも適切なカテゴリがない。
- ブログ関連の記事はブロガーやブログそのものに興味がある人には価値があると思っているし、書きたい。
- せめてブロガー向けとわかるようなタイトルにして、興味がある人だけに見てもらうようにしている。
全てのブロガーがこのように思っているかはわかりませんが、少なくとも、一人のブロガーである私はこのように思っています。
そのため、私はブロガー向けの記事はこのようなタイトルにしています。
こうすれば求めている人には届きやすいですし、求めていない人が記事をクリックすることもないと思います。カテゴリの枠は消費しちゃっていますが、まだましかなと思っています。
これらの両視点からのユーザーの不満を解消するために「ブログ」カテゴリを追加するのが良いのではないかというのが私の意見です。
「ブログ」カテゴリを追加したらの考察
各ユーザー視点での現状の不満を踏まえて、「ブログ」カテゴリを追加した場合のことを考察します。
「記事を読む側」と「記事を書く側」に加え、「運営するはてな側」の視点でもできる限り考察します。
記事を読む側の視点
非ブロガー
- 求めていない「ブログ」関連の記事で自分が興味あるカテゴリの枠が減らない。
- 仮に「ブログ」関連の記事を読みたければ、「ブログ」カテゴリを見れば良い。
こんな感じですかね。
ブロガー
- 「ブログ」の情報を見たければ、「ブログ」カテゴリを見れば良い。
シンプルにこんな感じだと思います。
記事を書く側の視点
- 運営報告などの「ブログ」関連の記事は、「ブログ」カテゴリにすれば良い。
- 「ブログ」関連の記事に興味ある人に記事を届けられるため、「ブログ」関連の記事が書きやすくなる。
このように、現状の考察で挙げた不満に関しては解消できると思います。
はてな側の視点
ユーザーの不満を減らせる
当然、上で記述した通りにユーザーの不満を減らすことができれば、運営しているはてなも嬉しいですよね。
ブログに興味ある人をブロガーにできるかも
全はてなブログに「はてなブログをはじめよう!」が強制挿入された話が昨日から話題になっています。
この話についてはこちらの記事が詳しいです。
(言及失礼します。)
この仕様変更は「はてなブログをはじめよう!」の総表示回数を増やすことはできても、ここから実際にブログをはじめる人が多く出るようには私は思えません。なぜなら、この表示を見るのはブログに興味を持っていない人がほとんどだと思うからです。
むしろ、毎月お金を払っている既存のはてなブログPROユーザーの不信感が募るだけだと思います。仮に新規のユーザーが増えても、それ以上にPROユーザーが減ったら意味がないとも思います。
それよりも「ブログ」カテゴリを作ることで、生の声の記事というコンテンツを私たちブロガーが勝手に作り、「ブログ」に興味あるユーザーはそのカテゴリをチェックする。
そして、はてな側はそこに「はてなブログをはじめよう!」を貼る方が、新規のブロガーを集められるのではないでしょうか。
はてなブックマークのユーザーでブロガーはどのくらいいるのか
上でメリットになると思われることを書きましたが、結局、全ユーザーに占めるブロガーの割合やブロガー向け記事の割合が少なかったら、効果も小さいのでやらなくて良い気もします。
運営側ではこの数字を把握していると思いますが、私はわかりません。ただ、少なくないようにも思えます。
仮に「ブログ」カテゴリを作るほどブロガーが多くないのであれば、「その他」カテゴリでも良いと思います。
現状、記事が「はてなブックマーク」入りした場合、カテゴリはこの中から選ぶ必要があります。必ず、この中からです。
読む側のユーザーの興味に合わせて分けているのだと思うのですが、自分が書いた記事に適したカテゴリがないと思う時も結構あります。
「暮らし」が一番抽象的なので「暮らし」に入れるのが良いのかなぁ、とはいえ自動だと「テクノロジー」だしなぁ、みたいな選択をブロガーは迫られています。そのため、最低でも「その他」は欲しいです。
「その他」を作ると、「その他」の記事が多くなる可能性はありますが、その場合は「その他」の中の需要と供給が多い記事のカテゴリを作れば良いのではないでしょうか。
おわりに
自分の見える範囲かつ思いついただけの考えなので、考慮すべき点で抜けている部分もあると思います。デザイン面などは大きな問題はなさそうと思ったので記述してませんが、問題があるかもしれません。
また、私は「はてなブックマーク」と「はてなブログ」を利用し始めたのが最近なので、過去どういうことがあったかなどは知りません。
しかし、一人のユーザーの意見として、はてなの中の人まで届いたら嬉しいです。
(これよりもSSL化はよ、ですが)
※この記事自体がはてなブックマーク入りした場合、適切なカテゴリがわからないので自動カテゴリのままにします。 多分「テクノロジー」になるのかなと思います。