こんばんは、天秤です。
じつは僕、専門学校に通ってた頃、古本屋でバイトをしていました。BOOK-○FFみたいな大手じゃなくて、地方に根ざしたチェーン店で。
小さい頃から漫画が大好きで、仕事中に漫画を読んでも文句言われなさそう、って思って古本屋でバイトしたんですが、仕事中に漫画読んだら普通に怒られたよね。
そんなアホ話はおいといて、古本屋のお話です。
古本屋のことについてぼんやりと語っていくんで、これから古本屋でバイトしようか考えてる方、古本屋の買い取り事情に興味のある方、古本屋で立ち読みするのが好きな方、なんとなく読んでみてくださいな。
目次[表示]
古本屋の仕事内容
- レジ打ち
- 買い取り
- 買い取った本のクリーニング・値札付け
- 商品の店頭出し
- 店頭の掃除
ざっとこんなもんです。楽そうでしょ？実際かなり楽な部類のバイトだと思います。
やることがない時間は、バイト仲間とダラダラ喋ってました。今思うとかなり緩い職場だったなァ。
そんじゃ各項目、なんとなく語っていきますね。
レジ打ち
そのまんま。お客さんが来たらレジ打って、お金もらって品物渡す。そんだけです。
たまに変な客がいるけど、レジさえ打てれば余裕。入金出金のミスだけ気をつけてればOK。ミスると社員がキレるので、そこだけはしっかりね。
特に語ることはないかなぁ。
買い取り
ここ、気になる方多いんじゃないかなあ。
大手のチェーンなら、レジでスキャンして買取価格出して、本の状態悪かったら値引きしてーって感じ。僕がバイトしていた地方チェーン店だと、本部が手製の買い取りリスト作って、各店舗に配ってた。そのリストを見て、買取価格出して、状態みて値下げって流れ。
ただ、古本屋で何度か本を売ったことがある方は分かると思うんだけど、古本屋の店頭買取ってクソ安いよね。人気作品の最新刊でも、200円くらいだもの。
買い取り金額に納得いかなくてトラブルになることも、たまにあります。一回だけ警察呼んだことがあったな。
買い取った本のクリーニング・値札付け
大手なら本のクリーニング用機材があるんだけど、僕がバイトしていたお店にはそんなものなかったので、手作業ですよ！
ペーパータオルに消毒用エタノールつけて、本のカバーを拭き取り。日焼けした部分はグラインダーかけて白くする。
これ、手荒れするから嫌いな作業でした。
そんなこんなして綺麗になった商品に、値札をつけて店頭に並べます。
商品の店頭出し
店頭を見て、並べるスペースがあればそのまま品物を並べます。
スペースがなかったら、陳列棚の下段の引き出しにつっこんで放置。
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店頭の掃除
ホウキでゴミを掃き掃除したり、ハタキをかけたりするんだけど、これ掃除目的って言うより万引き防止の巡回するためにやってるんですよね。
なもんで、古本屋で立ち読みしてて、やたら店員が自分の近くで掃除してるときは、万引きを疑われてる可能性があります！
あくまで僕がバイトしてた店の場合だけどね！
買い取りの安さどうにかならんの
1番揉めるのはここなんですよね。
さっきも書いたけど、ある程度人気の高い漫画を発売日に読んで、すぐ売りに古本屋持っていっても、せいぜい200円くらいだもん。キャンペーンとか特典を使って300円になれば万歳。
古かったり、人気の薄い漫画だと一冊10円以下とかもよくあります。
一冊だけ持ち込みならまだしも、ダンボール5箱くらい持ち込んで「買い取り合計で500円でーす＾＾」とかなったら、そりゃトラブルも起きるよなぁって思います。これ普通にあるトラブルだからね。
なもんで、店頭で買い取りする以上は、高くする方法はほぼゼロだと思います。
古本を高く売る方法
前項で、「店頭で買い取りする以上は」ってつけたのには理由があります。
店頭に持ち込むってことは店員の人件費やお店の土地代・電気代とか、まあお店は持ってるだけでお金がかかるんです。その分安く買い叩かれて割を食うのはユーザーです。普通に考えたら納得いかんよね。
じゃあ店に売らんでどこに売るのよってなったときに出てくるのがオンラインの買取です。ブックステーションって買取屋さんなら、
- 送料無料、ダンボール・ガムテープも無料
- 振込手数料もお店が負担
- 最速、荷物到着後2日以内に振込完了
と、お店に売りにいく意味が分かんなくなるレベルの便利さ。
他にも色んなオンライン買取のショップがありますが、僕が知っている限り
送料無料でダンボール・ガムテープまで無料っていうのはここだけ（他にあったら教えてください！）
他のお店だと「○○円以上の査定で送料無料」とか、何かしらの条件がつくけど、ここ
はケチくさい条件は一切なしで無料です。
わざわざ自分でダンボールを準備して梱包して、車を用意し、重い漫画を店頭に持ち込んで「全部で500円です＾＾」とかもうやってらんない。
買取点数が多いほど査定額が上がったり、ユーザーを大事にしてる買取店なんで、僕はここがオススメです。
時給の話
ドン引きされるの覚悟で言うと、時給630円でした。
まあこれは、ど田舎の地方都市だから仕方ない部分もあります。この時給でフルタイム勤務してた先輩とかもいたし、地域全体がとにかく時給が安かったから仕方ない。
まあ、比較的楽なバイトなので、どこでやっても時給はそんなに高くはならないと思います。辛くなくて、安くてもお金がもらえるバイトって考えればやる価値はあります。
引っ越しシーズンの古本屋は忙しい
基本的にまったり働ける古本屋も、 2月～4月は忙しいです。
みんな引っ越しのときに処分したい本を売りに来るから。
本は重いし場所とるから、引っ越しするときは天敵になっちゃうんですよね。みんな本気で大好きな作品2、3作だけ残して売っちゃう。一冊10円とかで。
で、みんな売りに来るわけだから、買取査定レジは常に渋滞、かかる時間も「本日買取120分待ち」とか看板を出すレベルになっちゃうんですよね。
僕が住んでたど田舎ですらこのレベルなんで、都内なんかどうなるんだろう。
先程紹介したオンラインの買取なら、自分の都合に合わせて宅配業者に集荷してもらうだけなんで、こういった不便さもありません。
この時期はみんな時間がなくてカリカリしてるから、トラブルも多いです。新しくバイトとして入るなら、この時期だけは辞めておいたほうがいいと思う！
古本屋バイトの総括
そんな訳で、古本屋のバイトについてのんびりまとめてみました。
また思いついたら書き足しますね。
まとめとしては
- 基本的には楽
- 時給は安い
- まれに買取金額で揉める
- 引っ越しシーズンは忙しい
この4点ですねー。それと自分が本を売るなら、古本屋には売らずにブックステーション で売るかなぁって感じ。
なんだかんだ書いたけど、僕は古本屋でのバイトは楽しかったです。本業（専門学校）に支障が出るほどキツイバイトでもないので。
楽なバイトを探している方は、検討してみてください！
以上、今日のブログおしまい。