唐澤貴洋と白井可菜子妊娠事情

@karasawakanako

第1話 唐澤貴洋と白井可菜子妊娠事情 ~出会い編~

私白井可菜子は、明治大学法学部を卒業し、司法試験に挑戦した。

毎日予備校に通い、司法試験対策を担当している唐澤貴洋先生(弁護士)の指導の下、見事司法試験に合格。


私はいつしか、先生に淡い恋心を抱いていた。

でも、唐澤貴洋先生は、受験生・長谷川亮太くんにも指導していたり、いつも忙しそうだった。


私も業務で多忙で、唐澤先生にいる予備校や事務所になかなか会いに行く時間を作れず、疎遠になっていった。


唐澤貴洋先生との出会いに感謝をしながら、いつか肩を並べることを夢見ながら・・・・・。


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「可菜子、結婚しよう」

そう申し出てくれたのは、私の同僚・清水陽平だった。

私は、忙しい日々に流され、この男と付き合い、関係を持っていた。


可菜子「あなたが結婚願望あるなんて、意外だわ。」

私はそういいながら真っ赤なルビーの様なカクテルをぐいっと喉に流し込んだ。


清水「俺たちもそろそろ身を固めるほうが、社会的立場にもいいだろう?独身だと一人前に見てもらえない依頼者もいたりしてね。カブシキ会社の取締りの浅沼晋太郎も俺が独身だっていつも馬鹿にしてくる。」


そう、彼は人からどうみられているのか気にする男だ。

私は彼と付き合いだしたのも、ビジネス感覚で付き合えるからだ。


可菜子「てっきり、私たちが付き合っているのは、体の相性がいいからだと思ったわ。私たちいつもホテルでしか会わないじゃない」

私はそういいながら不敵に笑った。


清水「そんなに、俺のカラダ好き?なら上の部屋にとってあるから、移動しようぜ」


今でも一番すきなのは唐澤貴洋先生。

でも、会えない時間が長すぎた。


私の肩をグイっと清水陽平は引っ張った。私は彼の強引さも嫌いではなかった。


エレベーターに移動し、私たちは上層階のスイートルームに入ろうとした。そのとき、ねっとりした視線を感じた。

視線の先を見たとき、なつかしいあの姿が目に入った。


唐澤貴洋「白井・・・可菜子ちゃん・・・?」



私を呼びとめたのは、あの憧れていた唐澤貴洋先生だった・・・。


続く

#白井可菜子 #唐澤貴洋 #恒心 #お母さんのための離婚 #清水陽平

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