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撮りためた写真でiPhoneの容量がパンク寸前。写真機能の設定を見直して容量確保

たまにはバックアップもしよう

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更新:新 iPhoneは9月12日 で確定、アップル新社屋スティーブ・ジョブズ シアターで発表。iPhone X(仮)と8 / 8 Plus(仮) の3機種登場?

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今でこそ、最低ストレージ容量が32GBととなったものの、かつては8GBや16GBストレージのモデルが存在していたiPhone。データを保存できる容量が少ないと、写真や動画を時々整理しないとすぐいっぱいにしてしまいます。

この記事では、少しでも写真容量を増やすべく、必要のない機能をいろいろ調べてみました。なお、記事におけるスクリーンショットはすべてiOS 10.3.3を搭載するiPhone 7 Plusのものです。

まず、「設定」の「写真とカメラ」からカメラの設定画面へ。ここでは、写真の保存方法やカメラの設定などが行えます。まず注目したいのが、「マイフォトストリーム」。これはWiFiで接続しているときに、iCloudへ最近撮影した写真を自動的にアップロードする機能で、他のiPhoneやiPadから閲覧したいときには便利な機能です。


▲「設定」を開き、ずっと下へスワイプすると「写真とカメラ」の項目があるので、それをタップする。


▲上から2番目に「マイフォトストリーム」の設定がある。他のデバイスでも写真を見られるようにするには便利な機能だが......。

ただこの機能、通常のカメラロールとともにマイフォトストリームという場所にも同じ写真が保存されてしまうため、余分な容量を消費してしまう原因のとなります。マイフォトストリームの保存期間は30日間だけ、もしくは最大1000枚で、保存期間や上限枚数を超えたものから順次削除されていくので、撮影したものがすべて積み上げられていくわけではないのですが、普段から写真を多く取る人ほど無駄に容量を消費してしまいます。利便性より容量優先ならこの設定をオフにしましょう。


▲「マイフォトストリーム」はアルバム表示の中にあり、オンにしたときから随時保存されていく。最大1000枚まで。

ちなみに、「マイフォトストリーム」の上にある「iCloudフォトライブラリ」は、iCloudへすべての写真や動画をバックアップするもので、マイフォトストリームと同様にほかのデバイスからも見られるようになります。違う点はiCloudの容量を消費するか否かで、マイフォトストリームは消費されません。また、iCloudフォトライブラリをオンにして、写真や動画をiCloudへバックアップしても、iPhoneからそれらが削除されるわけでもありません。iCloudが無料で利用できる容量は5GB、それ以上は有料になるため、おそらくすぐに一杯になってしまいます。


▲「iCloudフォトライブラリ」をオンにすると、iTunes経由で同期していた場合は、その写真が削除されて二重に保存されることを防ぎます。


▲筆者の場合、iCloudが無料で使える5GBだったため。すでに保存領域が足りず......。容量を増やすにはアップグレードしなければならない。料金は50GBで月額130円から。

もし料金を支払ってiCloudの容量をアップしているなら、「iCloudフォトライブラリ」をオンにするとよいでしょう。有料プランは50GBで月額130円(税込)、200GBで月額400円(税込)。

ただ、この機能を利用したときは、iPhoneの容量を節約する機能が備わっています。「iPhoneのストレージを最適化」をチェックすれば、空き容量が少なくなってきたときには、閲覧頻度の低いものから、デバイスに最適な解像度に変換して保存され、空き容量が確保されます。

このときもiCloudには、オリジナルの写真や動画が残るので、いざという時はオリジナルの写真に戻せます。「オリジナルをダウンロード」にチェックすれば、iPhone上でも常にオリジナルの解像度を維持する一方で、空き容量を確保する機能は無効になります。


▲「iPhoneのストレージを最適化」をチェックすれば、容量が逼迫するとiPhone上のあまり閲覧されない写真から解像度を下げたものに変換される。

撮影時に節約する設定が、下の方にある「ポートレートモード」と「HDR」で「通常の写真を残す」のオン/オフです。ポートレートモードはiPhone 7 Plusのみの機能で、2つのレンズを活用して背景をぼかした写真の撮影ができるもの。HDRは、3種類の露出で撮影した写真を合成して、白飛びや黒つぶれを抑えた写真に仕上げてくれるモードです。

いずれもオンにしておくと、オリジナルの写真とそれぞれのモードで仕上げた写真1枚ずつが残ります。このため、1度の撮影でも2枚分のデータ量となり、オリジナルの写真が必要なければその分の容量が無駄になります。その都度選んで消しても良いのですが、確認作業が面倒になるならオフにしておけば、それぞれのモードで処理された写真のみが残ります。


▲通常の写真と処理された写真両方保存されるので、通常の写真を保存しないようにするならこれをオフにする。

写真削除に関しても気をつけなければなりません。「写真」の「ライブラリ」から不要な写真を削除できますが、PCやMacと同様、ゴミ箱を削除しない限り30日間は保管されています。誤って削除してしまった場合にはとっても有効な機能ですが、削除してもすぐに容量改善されないため、容量を確保するには「最近削除した項目」から削除を実行する必要があります。ここで注意が必要なのは、削除を実行するとiCloudの写真もみんな消えてしまうこと。iPhone上からだけ削除したいときは、iCloud上にある写真を別の場所へバックアップする必要があります。


▲写真を削除するときは、ご箱アイコンをタップし、「写真を削除」をタップする。


▲アルバムの中に「最近削除した項目」があるので、それを開くと削除された写真が削除される日にちとともに表示される。まとめて削除するなら、「選択」をタップして各写真をチェックしたあと、「削除」をタップする。


▲最終確認で、削除を実行するとすべてのデバイスから削除されるので注意。

iPhoneからiPhoneへと、何代も機種変更を続けていると、これまで撮影した写真や動画がどんどん溜まっていきます。iCloud以外へもバックアップするということを考え、過去の写真すべてをiPhoneの中に保存する状態から開放する必要があるでしょう。筆者は現在128GBのiPhone 7 Plusなので、まだ半分近くの容量が残っていますが、Live Photeを使ったり動画の撮影が増えたりすれば、すぐにいっぱいになってしまうでしょう。この秋発売の新型iPhoneが出るまでにバックアップ方法もいろいろ検討したいと思います。

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