「iOS11 GM(ゴールデンマスター)版」 が漏洩され、そのコードから、最上位ベゼルレスモデル「iPhone X(アイフォーン テン)」の全容が解明されました。
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過失による流出ではなく、意図的な情報リーク
「iOS 11 GM」は当初、過失による流出かと思われましたが、Appleの最新情報に精通したブログ「Daring Fireball」曰く、意図的な情報リークであったとのこと。クパチーノで最も人望のない人物による問題行動であったとしています。
製品名は「iPhone X」
iPhone 7 / 7 Plus後継機は「iPhone 8」「iPhone 8 Plus」、最上位ベゼルレスモデルが「iPhone X」となるようです。
ワイヤレス充電対応
新たに対応したワイヤレス充電中には、画面上に3Dアニメーションを表示するようです。iPhone 8 / 8 Plusもワイヤレス充電に対応している可能性があります。
上部バー、左側に時刻、右側に電池残量
iPhone Xの画面最上部には切り欠きが設けられます。センサー・スピーカー・インカメラが配置されるためです。切り欠きをかわすように、左側に時刻、右側に電池残量が表示されます。
顔認証「Face ID」に対応
指紋認証センサー「Touch ID」が完全に廃止され、顔認識認証「Face ID」に対応。実際に動作する様子も。
設定するには、顔を回転させる様子を撮影し、顔の3D情報を記憶させる必要があります。
顔認識認証によるApple Payにも対応する見通し。
ホームボタン廃止により、三段階スワイプ操作が必要に
ホームボタンが廃止されたことにより、画面下端からのスワイプ動作が必要となるようです。短いスワイプでDock呼び出し、中ぐらいのスワイプでアプリ履歴表示、長いスワイプでホームに戻れるようです。誤操作も多く、煩わしそうな印象。チューニング次第でしょうか。
電源ボタン長押しがスリープではなくSiri起動に
これまで電源ボタン長押しでスリープだったのが、Siri起動に。電源ボタン2度押しでApple Payの起動に。
壁紙
壁紙も判明。旧Appleロゴの虹色をテーマにしたものが多数含まれているようです。
液体検知機能搭載
液体検知により、濡れている際には充電しないよう促してくるようです。
同様の機能は、防水防塵対応のGalaxy S8シリーズも持っています。Apple Watch S2では、さらに音を出して振動で排水する機能まで持っています。
A11 Fusionは”怪物級”ヘキサコアに
「A11 Fusion」プロセッサーを搭載。4つの高性能コア(Mistral)と、2つの高出力コア(Monsoon)の計6コアで構成される、ヘキサコアになるとのこと。
iPad ProのA10Xは、TSMCの10nm製造プロセスですが、A11 Fusionも同じく10nmプロセスであると思われます。
開発者は、このプロセッサがベンチマークテストで怪物級のスコアを出すだろうと予測しています。
発表日
新型iPhoneは9月12日(日本時間9月13日午前2時)に発表されます。発売日は、iPhone 8 / 8 Plusは9月22日、iPhone Xのみ10月以降に遅れる可能性もあります。