この記事は約3分で読めます。
北朝鮮のアニメがニコニコ動画で配信されています。
その中の「鉛筆砲弾 1983年」と「答えを見つけた2人の少年 2015年」を観てみましたが、やっぱり戦争ありきのアニメですね。
宮崎駿もディズニーも作れないアニメであることは確かです。
「鉛筆砲弾」1983年
これはかなり昔風のアニメです。
「ルパン三世 カリオストロの城」や「ガンダム」の放送が1979年ですから、それ以降に作られているとはとても思えません。
内容
分度器の宿題をだされた北朝鮮の少年が居眠りをしてしまい、鉛筆ミサイルで米軍と戦います。
出典:ニコニコ動画
でも、分度器の使い方を間違えた少年は米軍に負けてしまいます。
「宿題をきちんとやって勉強してこそ立派な人民軍になれる」というのがオチですが、これはルパンやガンダムに夢中だった頃の日本の子供の観ていたアニメとは内容がかけ離れています。
出典:ニコニコ動画
これを観て育った子供は、どんな大人になったんでしょう。( ͡° ͜ʖ ͡°)
『答えを見つけた2人の少年」2015年
これはごく最近のアニメですね。
アニメの質はかなり向上しています。
内容
2人の少年がゲームセンターで、宇宙で飛行船に乗って隕石を撃ち落とすというゲームをやります。
出典:ニコニコ動画
そしてそこで宇宙について興味を持ち、「宇宙の征服者になるにしても知識がいる」ということを学び勉強の大切さを知ります。
おそらくロケットの重要性を子供にアニメで教え、今の弾道ミサイル開発が大切であることを説いているんでしょう。
出典:ニコニコ動画
アニメとはいえ、北朝鮮が「宇宙の征服者になる」といっているのは怖い話です。( ´Д`)y━・~~
北朝鮮の遠足の定番の遊びは「ヤンキーをやっつけろゲーム」
週刊文春によると子供の遠足の遊びの定番は「ヤンキーをやっつけろゲーム」だそうです。
ヤンキーといっても、うんこ座りしてリーゼントにしているヤンキーではなく「アメリカ人」です。(笑)
どんなゲームかは分かりませんが、子供にとっても完全にアメリカ人と日本人は敵ですね。
最近は韓流ドラマに押され気味
さすがに北朝鮮といえど、最近はこのアニメを朝から晩まで観ているわけではなく「裏ルート」で韓流ドラマを仕入れて観ているようです。
そのためこのアニメの影響力は小さくなっており、今は外国のアニメの下請けをして外貨を稼ぐのが目的になってきているそうです。
まとめ
この手のアニメを幼少期にみせられたら、北朝鮮の人にとっては米国・日本・韓国は完全に敵でしょう。(◞‸◟)
もっと、いろいろな西洋文化が流入し正しい知識をもって欲しいと祈るばかりです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
私たちが、ルパンやガンダムに夢中だった頃にこのアニメが北朝鮮で流れていたとは。カルチャーショックを受けますね。