一応、
最初に漫画の話が出てくるが
これは漫画の話でない。
又、この記事は男性にはぜひ真剣に読んでもらいたい。
女性であれば、心して読んで頂きたい。
これは男の尊厳の話だからだ。
男の値打ち
蛮勇引力
「肩書 所得 出身校 マイホーム 家柄 名声
そんなもの全て捨て去ったところに男の値打ちがある! 」
とは僕が好きな漫画家、山口貴由の名作
蛮勇引力の中の主人公のセリフである。
絵がグロし、独特なセルフ、万人向けではないが、
唯一無二の作風はぜひ一度体験してもらいたい。
でもクセあるから読むなら覚悟のススメから入るのをオススメします。
とにかくメチャクチャで熱いマンガなんだけど、
おそらく、貧乏でもなく、裕福でもない平凡な人生を送ってきたからこそ
そんなセリフが響くのだと思う。
裸一貫
漫画の中で主人公、由井正雪は、全てを捨て去り
文字通り裸一貫で難関に立ち向かって行く。
五体のみで敵に立ち向かう蛮勇なる者である。
蛮勇とは
周囲への配慮をも捨てて、事をなす乱暴な大胆さ。向こう見ずの勇ましさ。
何にも縛られない自由人の主人公は 、自由と仲間の為に蛮勇に突き進む。
現実社会はどうだろうか、
みんな何かをまとい生きている
地位、名誉、名声、過去の栄光、肩書き
多かれ少なかれ、なにかに縛られ
そしてそれを糧にして生きている。
常に周りを意識し足並みを揃える。
現代に生きる大人たちは
由井正雪の言う、男の値打ちとは真逆に
できるだけ、様々なものを身に付け生きている。
男の値打ちとは
はたして
男の値打ちとは何か
裸一貫になった時、
いったい男に何が残るのか
それは
エロである。
英語が苦手だったはずの中学生が、
いつの間にかboobやtits
の単語を覚えて行く。
パソコンに無知だった子が
誰から教わったわけでもないのに
xvideosをブックマークしている。
歴史上の人物を覚えることはできないのに
お世話になったAV女優の名前と顔は忘れない。
まぎれもなく裸一貫だ。
裸一貫、生身の男がただ一人、
ネットという広大な世界と対峙する。
蛮勇に、自由なエロに向かって突き進む。
そこにウイルスだとか、履歴に残るだとか些細な事は関係ない。
ただひたすらに自由(無修正)を求めるのだ。
男の値打ちとは
裸で己が経験し身に付けた
エロい知識である。
最後に
僕はパソコンに詳しい人は
もれなくスケベだと思っています。