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グラチャンバレー2017 女子3日目 日本対ブラジル[字][デ] 2017.09.08

感無量です。
名前は小晴です。
分べん台乗ってて、窓開いてて、天気晴れてて、
北京、ロンドンとオリンピック連覇、前回のグラチャンバレー。
世界一に輝いたブラジル。
7月、そのブラジルに全日本は。
6年ぶりに勝利。
おととい強豪ロシアとの試合では。
熱戦を繰り広げるも惜しくも敗れた全日本。

おととい中田監督がキーマンに挙げたのは。
ブラジル戦でも新鍋理沙がキーマン。
ブラジルに勝つために必要な新鍋のあるプレーとは。
徳井
4年に一度、世界一を決める大会グラチャンバレー全日本女子は、前回のロシア戦で惜しくも敗れましたが、最後まであの高さのあるロシアを苦しめましたよね。
中田監督のもと、闘志あふれるバレーを見せてくれています。
佐藤さんどうですか。
韓国戦では野本選手ロシア戦では石井選手、新鍋選手が活躍してくれたので、今日も誰が活躍してくれるか楽しみです。
ここまでの勝敗表を整理してみましょう。
日本とブラジル以外、3試合を終えています。
中国だけが今のところ3連勝。
それ以外の国は1勝1敗です。
まだ分かりません。
佐藤
徳井
まだまだ優勝のチャンスもありますし、今日のブラジル戦、大事ですよね。
大林
とにかく新鍋選手。
代表復帰して本当に安定しています。
中田バレーを一番知っているのは彼女です。
そういった思いも胸に戦ってくれるんじゃないですか。
一度はバレーをやめようと悩んだこともあったんですけれど、中田監督ならば、また戻って来ようと決意したそうです。
佐藤
今夜のキーマン新鍋理沙選手。
誰にもマネできない、すごい武器を持っています。

去年のリオオリンピック、日本は世界ランク4位のブラジルと対戦。
しかし。
ブラジルの変幻自在なサーブに対応できずストレート負け。
そのブラジルのサーブを止めるキーマンがいる。
それが、この選手。
守備の達人。
新鍋理沙、27歳。
新鍋にしかできない世界トップレベルのレシーブとは。

今年7月のブラジル戦、勝利の立役者となったのが、この選手。
守備の達人、新鍋理沙。
ブラジルの変幻自在なサーブに対し。
完璧に対応。
一体なぜなのか。
実は新鍋。
相手がサーブを打つ直前に、コースを読んで移動。
変幻自在なボールを完璧にレシーブしていた。
さらに返すボールの高さにも中田ジャパンに強さの秘密が。
徳井
中田監督が目指す速いコンビバレーをしようと思うと新鍋選手の正確なレシーブが重要になってくる。
佐藤
東京オリンピックへのモチベーションが高くて中田監督とともに伝説のチームをつくるんだという思いが伝わってきますよね。
大林
新鍋選手はロシア戦でもロシアは高くて速いサーブ、スパイクに対しても、きっちりレセプション成功率を上げています。
とにかく安定している。
それが今日一番大事なこと。
彼女がすべてを握っているような感じがします。
徳井
まずはキレイなサーブレシーブ、これがないとね。
大林
変化するので、すごく取りにくいんですよ。
新鍋選手の動きにも注目してもらいたいですね。
水卜
守備に注目ですね。
ただブラジルに日本は勝っていますからね、だいぶ期待ができますよね。
大林
前回勝っているメンバーが今日は中心になってくるんじゃないかと思います。
徳井
乗ってくる人が出てくるといいですよね。
大林
奥村選手、小幡選手にも出てもらって期待したいですね。
水卜
守備、特に注目している選手はいますか?大林
内瀬戸選手です。
彼女もサーブレシーブ。
レシーブランキングは大林
今日、崩れない日本のバレーが見られるんじゃないかと思います。
水卜
グラチャン女子大会のオフィシャルドリンクとして株式会社財宝より超軟水で飲んでも料理に使ってもおいしいミネラルウォーターが提供されています。
佐藤
今日のブラジル戦、そして家族の存在を力に変えて戦う選手がいます。

おとといのロシア戦。
ヨーロッパ最強のスパイクを止めたのは、
チーム最年長、荒木絵里香を支えているのは、1人娘の和香ちゃん。
2012年ロンドンオリンピック。
銅メダルを獲得した荒木。
リオで金メダルを目指し、出産からわずか5か月で復帰するも、結果は5位。
それでも戦い続ける理由、それは。
娘のために中途半端では終われない。
グラチャンバレーで、世界一を目指す。
佐藤
荒木選手が得点を取ってガッツポーズをすると、チーム全体が盛り上がるので、今日もそんなシーンが見たいと思います。
水卜
前回王者ブラジルとの大一番、間もなく試合開始です。
実況
84年ロサンゼルスオリンピックで全日本を銅メダルに導いた天才セッターが東京オリンピックでは監督として金メダルを目指します。
火の鳥NIPPONのブラジル戦です。
解説は、元全日本、竹下佳江さんと杉山祥子さんです。
今日、ブラジル戦ですね。
竹下
サーブで崩して自分たちのレセプションをしっかり返して、スピードあるコンビバレーを展開してほしいと思います。
実況
ここまでの中田ジャパンどうご覧になりますか。
杉山
非常に粘り強い戦いができていると思います。
今日も鉄壁の守備で勝利を引き寄せてほしいと思います。
実況
南米大陸代表6大会連続6回目、南米選手権優勝12度というブラジルが今回の相手です。
前回のグラチャン女王、3連覇を目指して臨んだリオでは5位でした。
そのスターティングメンバーです。
何といってもブラジルの注目はオポジットの11番タンダラ、日本は気をつけなければいけません。
2試合でチーム最多の51得点を稼いでいます。
10番。
笑顔の選手がガビ・ギマラエス、ブラジル代表エースです。
オポジットがタンダラ。
対角にはキャプテンの12番ナタリアが控えています。
ブラジルを率いるのはオリンピックで金メダル、名将ギマラエス監督です。
そして中田久美監督率いる1年目、2020年伝説に残るチームをつくるという日本、今日のスターティングメンバーです。
オポジットは、新鍋理沙が入りました守護神。
そして今日のセッターは冨永。
3日連続でスタメンとなりました。
グラチャン初登場、13番・奥村です。
リベロは奥村と小幡です。
率いるのは中田久美監督、東京オリンピックで伝説を作るチームを作ります。
現在日本とブラジル、グラチャンバレーとともに、1勝1敗です。
勝ち点はブラジルが4、日本は3です。
東京オリンピックに向けて、5月に始動した火の鳥NIPPONがどこまで進化をしているのか問われる一戦です。
まずはセッター・冨永こよみ、ゲームが始まります。
後ろから打ちきれません。
井上のアンダー。
ここはブロック。
ファーストポイントはブラジル。
竹下
粘り強くブロックが増えてしまうと苦しい展開になりますからね。
実況
ブロックをなるべく減らしたいという中田監督です。
前回ワールドグランプリでは22本、ブロックされてしまいました。
11番のタンダラ来ました。
新鍋は返すだけ。
今度はミドルを使ってくる。
コートいっぱい。
入りました、ポイントブラジルです。
竹下
レセプションをしっかり返してからの攻撃を一本決めていきたいですね。
実況
中田監督がポイントにしているのはサーブとサーブレシーブ。
一本で返したいという日本です。
ここは内瀬戸を使っていきました。
ファーストポイント取るのは大事ですね。
杉山
今日はブロックが、かなりいいのでブロックを避けて打つというのは難しいので、どう利用するかに注目したいですね。
実況
11番のオポジット、タンダラが要注意人物ですね、ポイントゲッターでパワフルな選手です。
ここはどうにか防ぎたいですよね。
実況
2試合でチーム最多の51得点です。
3対1ブラジルがリードしています。
ポイント日本です。
コートサイド解説は大林素子さんです。
立ち上がりどうですか。
大林
試合の入り方、これまでリベロは井上選手1人でしたが小幡選手と2人で分けることによって、何とか流れを最初、欲しいなと思いますね。
実況
ブラジルが4番キャロルを使ってきました。
スパイクレシーブ部門では1位が井上、サーブレシーブ部門では1位が内瀬戸、レシーブがいいという日本です。
レシーブ力でブラジルのサーブを何とか止めていきたいところ。
ガビ・ギマラエス、この人のスパイクに注目です。
シャットアウトされました。
20番のアナのブロックです。
竹下
あれだけそろってしまうと厳しいんですけれど、何とかフォローして全員でカバーしながら戦うということも今日は必要になりますね。
大林
打ち方なんですけれど、課題として、中側にぶつけてしまうことが多いんです。
もうちょっと極端に外側を狙っていかないと、苦しいと思います。
実況
クロスに打つと捕まってしまうということですね。
フェイントも大事になってきますね。
竹下
ああやって2枚来ると穴を狙って崩していくことしかできなくなるんです。
いいところに置いていきました。
実況
前衛にはグラチャン初登場、13番奥村が上がっています。
止めた日本。
グラチャン初登場、13番・奥村麻依です。
まずはブロックが一本飛び出しました。
竹下
奥村選手は手の形もいいですし読みもいいですよね。
実況
その差が縮まってきました。
ここはタンダラ、軽くしか返せません。
ストレートに打ち込んでいきました。
ここで日本同点です。
5対5。
杉山
石井選手は、ブロックが高いほうがよく見える、視野を広げて打っていきたいと、昨日、話していましたね。
実況
よく拾って、これはコートに落ちました。
日本逆転。
6対5。
これで日本が4連続ポイント、ラリーポイント制ですからサーブ権を持っているほうが連続得点をする。
ブレークが大事になりますね。
杉山
新鍋選手のサーブの時はブレーク率が高いですからね。
実況
ダイレクト石井、リードを広げた。
どちらかのチームが8点、16点を取った時にテクニカルタイムアウトとなります。
新鍋のサーブが続きます。
5連続ポイントの日本です。
実況
新鍋のサーブでゲームが再開しました。
ミドルを使ってきます。
ブラジルはサーブレシーブが良くなると、ミドルが生きてきますね。
攻撃も3枚でできます。
ですから攻撃サーブでどうにか崩していきたいですね。
実況
日本が2点リードしている序盤です。
タンダラのサーブ、これはアウトになりました。
よく見ていた日本。
今回、全日本の監督を中田さんが務めるということで一時は引退も考えましたが、コートに戻ってきた新鍋です。
石井がサーブに下がります。
移動攻撃、アナ。
バックアタック、タイミングは合いませんでしたが、ナタリアが決めていきました。
竹下
冨永選手がヘルプに行っていたんです。
あのエリアが空いてしまうので、ちょっとレシーブ頑張りたいですね。
実況
ロンドン、リオの代表でもあります。
今年から主将を務めています、ガビ・ギマラエスのサーブ。
これはブラジルのサービスエースです。
後藤
すべてを強くたたく必要はない、もっと工夫していきなさいとギマラエス監督が声をかけています。
実況
軟打が増えてくるかもしれません。
移動攻撃、奥村。
杉山
非常に速くていい移動攻撃でしたね。
ブラジルのブロックが相手2枚の時に少しレフト側に寄る傾向があるんです。
ライト側が空くので、ああいった速い攻撃で仕掛けていくのは非常に有効ですね。
実況
ここは高いブラジルのスパイクが決まりました。
点差がなかなか開かない。
第1セットの序盤です。
女子大会3日目を迎えています、グラチャンバレー2017。
ここで冨永がサーブに下がります。
前衛は攻撃力の高い3人。
このローテーションで点を稼げるか。
二段トス、ナタリア。
ブロックで返します。
石井がよく追いつきました。
よくつなぎましたね。
アウトになりました。
ストレート切りすぎてしまいましたか。
杉山
それまでのラリーですね。
みんなで拾ってつないで粘って取る。
実況
オリンピックの翌年に開催されるグラチャンバレー。
2020年、東京オリンピックに向けて第一歩、中田新体制、1年目の世界大会です。
サーブの良い冨永。
レシーブが乱れました。
これは連係が乱れました。
ミドルを使ってくる荒木。
ラリー中にミドルを使ってきました。
竹下
ラリー中のBクイックは有効的です。
日本のフェイントボールにブラジルのほうがバタバタしていますね。
実況
よくコートが見えている。
中田監督は、状況判断を非常に徹底しています。
バックライト、タンダラよく拾った。
日本のフリーボールです。
どうするか。
ポイント日本です。
4連続ポイント。
ここまで日本、非常に勢いがありますね。
大林
レシーブ、ディグがいいですね。
あのコースきっちり上げて、内瀬戸選手きっちり狙っていることができています。
実況
井上は、スパイクレシーブ部門で1位。
2位は冨永です。
これは井上、パンケーキで上げようというところでしたが落ちたという判定です。
4点差というのはどう見ますか。
竹下
油断できないので、先行でいきたいですよね。
実況
この差をキープしたいところです。
内瀬戸が自分で打っていく。
非常に守備力が高まる日本です。
大林
内瀬戸選手は守りの選手と言われがちですが、本人は攻撃でもかなり手応えをつかんでいる。
緊張もしないし、任せてくださいと最近は言っているんですよ。
実況
身長以上のパワーとスピードがあります。
実況
ロンドン、北京オリンピックを連覇したブラジル。
日本がここまで6点のリード。
内瀬戸のサーブです。
これはネットにかかりました。
ただ5点差があります。
この1年オリンピック経験者と新しい選手の融合の1年となりました。
オリンピック経験者は5人。
あとの7人は未経験です。
2020年東京オリンピックに向けての第一歩。
クロスに打ってダイレクト。
新鍋です。
ここまで日本のレシーブが、かなりいいように見えるんですが。
竹下
新鍋選手の攻撃、1本目はセッターに取らせたりしてブラジルの攻撃の展開ができない形を作っています。
日本は、やりやすいですよね。
実況
ブラジルの攻撃の選択肢を狭めている日本です。
日本ブロック止めました。
今日、日本、ブロック2本目です。
ここでブラジルのギマラエス監督が動きました、ガビ・ギマラエスを下げて、7番のロザマリアを入れてきました。
ブラジル代表のエース、ガビを下げました。
どういった意図でしょうか。
竹下
ちょっとリズムを変えたいのでしょうね。
実況
新鍋ストレート。
これは惜しくもラインを割りました。
7番のロザマリア、15年に代表に初めて選出されました。
11番のタンダラはまだ残っています。
竹下
ちょっとブロックが高くなりましたね。
実況
これは軟打で押し込んでいきました、石井です。
ここまで行くと強打だけではなくて軟打をうまく取り入れている状況ですか。
杉山
状況判断が良くできています。
フェイントで対応したりとか、相手が見えたら強打を打ち込んでいます。
非常によく相手を見ていると思います。
実況
依然として日本が6点リードしています。
ブラジルが二枚替えです。
15番のモニーキ。
そしてセッターが、9番のロベルタから3番のナイアネに代わりました。
ブラジルはセットの後半で、この二枚替えをよく使ってきます。
ただブラジルはまだ13点。
日本は、前衛、冨永、奥村、石井の3人です。
小幡がよく拾っています。
もう一度、石井。
コートの真ん中。
ポイント日本、先に20点の大台に上げたのは日本でした。
杉山
ブロックが完全に2対1になって石井選手に2枚ついていたんですけれど、よく見ていますね。
ちょっと今割れていたかもしれませんね。
実況
止めた、日本ブロック、3本目。
奥村選手、よく寄せていますよね。
実況
冨永でしょうか。
竹下
冨永選手ですね。
実況
セッターの冨永、これでブラジルが、2回目のタイムアウトです。
実況
中田監督新体制ですが、チームに指示を送っていたのは日本史上初、外国人コーチのアクバシュコーチです。
選手達からはフェローという愛称で親しまれています。
オフェンスの指示を送りました。
中田監督はあまり指示は送りませんが、ここぞというときに短いコメントをオフェンスの選手に送るということです。
その一言一言が、心にしみると選手達は話しています。
ロザマリア、これはブロックに当たりました。
ここで前衛が内瀬戸そして冨永、奥村という攻撃の選択肢が2枚。
竹下
石井選手が入っているんですけれど、中田監督がフロントゾーンの攻撃を重視しています。
実況
アナのブロック。
まともに攻撃をすると、あの高いブロックが待ち受けています。
杉山
今も日本が2枚なのでブロックの立ち位置、レフト側に三枚寄っています。
ブラジルですね。
今みたいなコンビだと、結構、3枚もすぐに行けてしまう攻撃になります。
実況
これは?チャレンジですね。
ブラジルのチャレンジです。
審判の判定に対して、ビデオによる検証が要求できます。
各チーム2回失敗するまで要求できます。
ラリー中のプレーでチャレンジを行ってきましたね。
ネットタッチへのチャレンジということです。
日本がネットタッチをしたのではないかというギマラエス監督のチャレンジです。
会場に25台のカメラが設置されていて、それをCGで表現して、日本にネットタッチがあったのか見ます。
成功と失敗では2点の差が出ます。
成功すると日本が20点、ブラジルが16点となります。
冨永の右手がネットに当たっているかどうかということですが当たっていないということで、ブラジルのチャレンジは失敗です。
得点は変わらず21対15。
これでブラジルの、このセットのチャレンジは残り1回です。
日本は交代があります。
13番の奥村に代えて11番の鍋谷。
奥村がサーブに下がるローテーションです。
サーブの良い鍋谷が入ってきます。
杉山
鍋谷選手がムードのいい選手です。
実況
所属するデンソーは愛知ですから地元ということになります、鍋谷。
インターハイも2度制覇、リオオリンピックも経験しています。
ピンチサーバーです。
このセットを取るまであと3点。
モニーキ、これは打ち切れない。
ナタリアが来るストレート。
2枚ブロックがそろっていましたが止められませんでした。
ここで鍋谷が戻ります。
今日はサーブレシーブ、リベロは小幡が入っています。
バックアタック石井、コートいっぱい決まりました。
竹下
チームにも余裕がありましたし、こういう時にどんどん使っていきたいですね。
大林
今の新鍋選手のサーブレシーブの軌道。
完璧な一番いいパターンだと思いますよ。
実況
速攻が来ました、キャロルです。
ミドルの攻撃も非常にいいキャロルです。
大林
バックアタック、石井選手が打ちましたが、打てる選手を今日使ってブラジルに対してはある程度効いているのかなという感じがあるので、今後も使っていきそうですね。
実況
今日は攻撃のオプションに入ってくるかもしれません。
竹下
相手選手のデータにもないでしょうからね。
実況
ブラジルは二枚替えです。
小幡、よく拾った。
ポイント日本。
ネットタッチがありました。
杉山
小幡選手、いいですね。
練習中から人一倍、声を出して、チームを盛り上げてくれるんですよね。
実況
オポジットのポジション、新鍋に代わって堀川が入ってきました。
第1セット。
日本のセットポイント。
杉山
アウトになってしまったんですけれど荒木選手がブロックを突きにいっています。
それによってコースが限定されます。
実況
中田監督は、荒木に勝負への徳井
さぁ日本、第1セットとりましたね。
佐藤
石井選手が爆発していますよね。
徳井
2枚ブロックを突かれて厳しいところ、何とか決めてくれました。
水卜
いい流れで第2セットです。
実況
第一セット、あのブラジルを相手に日本が取りました。
それも大量リード。
25対18。
7点差をつけての日本第1セット。
さぁ第2セット、日本連取なるでしょうか。
日本のメンバーは変わらず、第2セットを迎えます。
ブラジルはタンダラ、そのままいて、ガビがいましたが、途中交代の7番ロザマリアが入っています。
FIVBワールドランキング4位、北京、ロンドンの金メダリスト、ブラジルを相手に第1セットをとった日本、地元で行われました、3連覇を目指したリオでは残念ながら5位でした。
世代交代を図ったブラジルを相手に日本が、ここまで優位に試合を進めています。
移動攻撃、荒木。
これは惜しくもアウト。
日本、チャレンジです。
杉山
いいコースですよね、長い、人のいないところです。
実況
審判の判定に対してのビデオによる検証の要求です。
25台のカメラを使って再現します。
ボールが入っていれば、日本のチャレンジ成功です。
これは入っていました、チャレンジ成功です。
日本の権利は減らず、中田久美監督も笑顔がこぼれました。
竹下
最初から勝負に行っていますからね。
実況
本当にいいスパイクが決まりました。
ミドルを使ってくる。
止めた荒木。
杉山
ナイスブロックですね。
実況
3連続オリンピック出場。
東京に出場すれば4大会連続という荒木。
杉山
最後ひねったんですけれど、そこまでしっかり見ていますよね。
実況
1枚ブロックでした。
荒木についていたにもかかわらず、止めました。
これはナタリア。
ポイント、ブラジルです。
ブラジルといったらパワーがあります。
そしてブロックの上から打たれていますね。
杉山
横ですかね。
ちょっとはじかれている感じです。
実況
この1年サーブとサーブレシーブそれを課題にやってきました日本。
バックアタック、止めた。
これも荒木だ。
今日ブロック、チームで5本。
そして荒木は、ブロックを2本、止めました。
杉山
非常にキレイなブロックです。
先ほどのセットはポイントこそなかったものの、ワンタッチを取りにいって、今日は集中して動けているように見えます。
実況
これはブラジルのポイントになりました。
2005年からグラチャンの代表になった荒木。
ワールドグランプリには出場しませんでしたが、アジア選手権でチームに合流しました。
1点リードの日本です。
足が長くなって、これはアウト。
ポイントはブラジルです。
杉山
ちょっとトスが戻り気味で、助走の途中で打たないといけないスパイクでしたね。
竹下
ブロックはミドルにしっかりBについていったので、使う場所としては1枚になってよかったと思います。
実況
タンダラが来る。
ブラジルのタンダラには注意しなくてはいけません。
ロンドンオリンピック金メダルの原動力でもありました。
荒木もお母さんですが、タンダラも、15年に産休を取って長女クララちゃんを出産しています。
ネットにかかってポイント日本です。
序盤は一進一退の攻防。
ここで新鍋がサーブに下がります。
前衛の攻撃の選択肢が2枚というローテーションです。
石井が1枚で跳びますが、なかなか止めきれません。
そうなるとサーブレシーブ、一本で切っていくことが重要ですね。
竹下
今のローテーションはバックアタックがないので前衛2枚で頑張らないと苦しいローテーションですね。
実況
ポイント日本です。
石井は今シーズンはワールドグランプリに調子が上がらず、メンバーを外れました。
アジア選手権では登録もされませんでした。
悔しいシーズンでしたが、このグラチャンバレーで見事に活躍しています。
ワールドグランプリでブラジルに勝った時は、コートに立っていなかった石井です。
20番アナの移動攻撃。
ここまでブラジルの動き、第一セットと変わってきたところはありますか?大林
チームの中の雰囲気が違いますね。
ガビ選手がいないことで攻撃の負担がかかる選手が変わってきます。
日本はタンダラ選手をのらせたくないですね。
実況
バックライト、石井。
決まりました。
バックアタックがここまで2本連続で決まっていますね。
竹下
有効的ですよね。
実況
火の鳥NIPPON中田ジャパンは、バックアタックをここまで使ってきませんでしたが、ブラジル戦でバックアタック解禁、石井が攻撃のオプションを一つ増やしました。
大林
バックアタックはチームによっての使い方、そしてアタッカー自身の上がってこなかったものもあるので、ようやく使えるような状況になったのかなというところがありますね。
実況
チャンスボール。
内瀬戸、コートの中央ブロックは2枚ありましたか。
杉山
ちょっと間が空いていましたね。
それを内瀬戸選手も見えていて思い切り打ったのかなと思います。
実況
ロベルタとキャロルの間を抜けていきました。
一進一退の攻防です、第2セット、レシーブ乱れた。
実況
15歳、史上最年少で全日本に選出されて、84年ロサンゼルスオリンピックでは銅メダルに導いた中田久美が監督となって全日本に戻ってきました。
2020年伝説となるチームをつくりたい、その第一歩グラチャンバレーです。
冨永のサービスエース。
これで今大会6本目となりました。
杉山
タイムの時にコーチからサーブ、7番を狙っていこうという指示があったんですよね。
実況
7番のロザマリアです。
リバウンドはアウトになりました。
ポイント日本、10対7。
竹下
冨永選手と新鍋選手のサーブがいいので、そこのブレークをたくさん点数を取っていきたいですね。
実況
ラリーポイント制ですからブレークを続けたほうがよりゲームを優位に進めることができます。
ナタリアくる。
止めた。
また荒木。
今日3本目。
荒木が止まりませんね。
実況
日本がブラジルを相手に第1セットを取り、第2セットも現在5連続得点。
4点リードで迎えています、グラチャンバレー女子大会3日目。
名古屋日本ガイシホールです。
後藤
ブラジルサイド、監督はセッターのロベルタに対してボールの上げ方を指示していますね。
実況
攻撃の選択肢を変えていこうということなのでしょうか。
ブラジルが日本の対応に追われている第2セットです。
コートいっぱいでしたが、わずかに外れてブラジルのポイント。
竹下
相手の指先を狙っていきましたかね。
実況
低いコース、下に打っていくとつかまってしまいますね。
荒木のクイックが決まりました。
今期、ポイントに挙げているAパス、セッターがおよそ1メートルくらいしか動かないそれが見事に体現されています。
杉山
荒木選手がしっかりスパイクを決めていくとサイドの選手のブロックの負担も減っていきます。
どんどん使っていきたいところですね。
実況
荒木を注意するために、サイドが開くということですね。
あっとこれは乱れた。
ネットを越えませんでした。
ちょっと連携ミスがありました。
竹下
ちょっともったいないですね。
実況
点差が縮まってきました。
ブラジルの2連続ポイントです。
ここでナタリアが下がります。
高い3人が前衛にいるブラジルのローテーション。
荒木の移動攻撃は大きくコートを外れました。
ブラジルが追いつきました。
流れを変えたいところ。
ここで中田久美監督がタイムアウトを要求しました。
ここまで日本は石井が10点、内瀬戸と荒木が6点、新鍋が3点。
竹下
石井選手は本当に決まっていますからね。
荒木選手に対して相手のブロックが1対1になっている。
サイドが弱いので開いている穴をついていってほしいですね。
第1セットはそこまで荒木選手を使うことはなかったんです。
ただコーチのほうから、そういう指示が出ていると思います。
実況
東京オリンピックに出場すれば日本バレー初めてのオリンピック女性監督です。
34年ぶり2人目の女性監督となります。
ワールドグランプリアジア選手権を通して総力戦と監督が言う通り、さまざまな選手を起用している火の鳥NIPPONです。
アジア選手権では10年ぶりの優勝。
男女アベック優勝となりました。
グラチャン男子大会は来週開幕です。
1勝1敗同士、日本とブラジルです。
今日勝てば、メダルが色濃く見えてきます。
石井の強打、決まりました。
竹下
ストレート側ではなくて、トスを短くして中に切り込んでいたんですよね。
ブロックがちょっと遅れてしまいましたよね。
杉山
荒木選手もしっかり引きつけています。
実況
これはアウトになりました。
現在日本のローテーションは前衛は新鍋、石井、奥村。
課題のサーブレシーブ。
日本はここまでサーブレシーブは非常によく決まっています。
新鍋を使いました。
非常に丁寧なレシーブから攻撃につなげていきましたね。
杉山
テンポのいい攻撃でした。
実況
レシーブのいい新鍋ならではの攻撃でした。
杉山
ブロック1枚になっていましたね。
実況
日本の攻撃がうまく機能しています。
ワンタッチはありませんでした。
石井のスパイクですが、ワンタッチはありませんでした。
ここはサイドアウトの応酬になっています。
両チームとも、なかなか連続ポイントがありません。
次のオリンピックに向けて世代交代が進む世界各国のチームの中です。
今の狙いはどんなところでしょうか?杉山
パスが乱れた、割れてしまったので、ミドルへのマークが薄くなると考えての起用だったと思います。
でも少し合わなかったですね。
実況
タンダラのサーブです。
もう一度その攻撃を使ってきました。
今度は決まった。
竹下
Aパスが実況
4年に1度の世界一決定戦、日本対ブラジル。
中田監督が選手たちに声をかけていましたね。
竹下
奥村選手に自分が攻撃するところは相手は1枚だから、思いきり打ちなさいと声をかけていましたね。
大林
ミスしたり不安な瞬間、選手はちょっと引いてしまう。
セッターの冨永選手が迷ってしまう。
そういう時に迷わずと声をかけたことが大きいと思いますね。
実況
ブラジルが選手を代えてきました。
ロザマリアからサーブのいいアマンダです。
8回ボールをバウンドさせる、この動きを必ずします。
移動攻撃、奥村。
竹下
後押ししてくれますよね。
杉山
最後のヒットする瞬間です。
インパクトが非常に早かったですね。
実況
グラチャン初登場、13番・奥村です。
アナ、速攻を使ってきます。
奥村は今年が本格的な代表デビューとなりました。
ワールドグランプリでは5試合に先発出場。
グラチャンでも移動攻撃が効果的に決まっています。
荒木、速攻が決まりました。
Aパスが入ると、こういった攻撃のバリエーションが使えるわけですね。
竹下
ちょっと距離を短くしましたね。
杉山
このへんが相手との駆け引きですよね。
実況
状況判断を求められている中田ジャパンです。
ブロックの後ろにポトリと落としました。
状況判断というと新鍋は、昔からコートがよく見えている選手ですよね。
竹下
いい意味で無理をしない選手です。
杉山
100パーセントで打ったのではないボールでも、決められると相手はすごくストレスなんですよね。
実況
これは冨永に当たってしまいました。
リードは、わずかに1点の日本です。
第1セットは25対18。
大きくリードをしてセットをとりました。
第2セットは接戦となっています。
荒木、ダイレクト。
乱れたところを見逃しません。
荒木がこれで今日、8本目。
3歳の和香ちゃんは大きくなってニッポン!チャチャチャ!ができるようになったそうです。
井上、よく触りました。
石井クロスに打ち込んでいく。
よくつないだ。
これもつながった。
新鍋、決まりました。
今日6本目。
長いラリーを制しました。
杉山
すごくラリーが長かったんですけれど、荒木選手の取ったワンタッチの数がすごくたくさんありましたね。
ブロックで決めるだけではない、すごくいい働きをしていますね。
実況
1本触ることで、チャンスボールのように威力を弱めて、そこから自分たちの攻撃を組み立てていくことができます。
3点リードしています。
アクバシュコーチです。
オフェンスの指示を送っています。
タンダラのところから攻めていく、そういった声がありました。
中田監督は、選手の陣形から3メートルほど距離をとって見守っています。
あまり指示を出さないのは自分で考える選手になってほしいから、オリンピックの大事な場面で指示待ちの選手は絶対に通用しないと語っています。
今、内瀬戸の肩をたたきました。
内瀬戸が笑顔です。
褒めるような言葉をかけたのかもしれませんね。
こういった言葉が選手の心に残ります。
第2セット、日本がブラジルをリードしています。
ストレートに打ってきましたが、ラインを割りました。
悔しそうな表情。
杉山
ブロックがしっかりプレッシャーをかけに行けているんですよね。
実況
だからこそストレートを切りすぎてしまった。
それでアウトになってしまったというプレーでした。
井上、触りましたがつながりません。
井上はスパイクレシーブ部門で、全選手の中で1位というデータが出ています。
竹下
とても反応のいい選手です。
実況
瞬発力を買っている、そう中田監督も言っていました。
新鍋、クロスに打っていく。
23対19、第1セット第2セット連取まであと2点となりました。
ここで日本が荒木に代わって、リリーフサーバー鍋谷を入れます。
サーブのいい、地元デンソー所属の鍋谷です。
全日本中学選抜でセッターも経験しました。
どんなポジションでもできるという鍋谷。
ただこれはネットにかかります。
ネットすれすれのところを狙うというサーブの練習をしています。
これは攻めたサーブということでいいのでしょうか。
竹下
この後一本でサイドアウトを切って、自分たちの形にしていきたいですね。
実況
ブラジルのネットタッチがありました、ポイント日本。
さぁ第2セット。
セットポイントとなりました。
北京オリンピック、ロンドンオリンピック金メダルのブラジルを相手に、セット連取となるのでしょうか。
杉山
サーブのいい新鍋選手ですからね。
実況
サーブを強化してきた中田ジャパン。
ライトからタンダラ。
井上がカバーしました。
これは残念ながらワンタッチはありません。
ここでブラジルが、選手交代をします。
二枚替えです。
モニーキそしてナイアネが戻ってきました。
依然として日本が3点リードでセットポイント。
サーブレシーブのいい日本です。
移動攻撃、奥村。
打ち切れなかった。
これはコートに落ちました。
コートの中央がぽっかり空いていた。
そこにボールを落とされた日本です。
さぁ、2点差。
ここで日本はタイムアウトをとりました。
日本がリードしていますが、流れを良くして次につなげたいところですね。
竹下
そうですね、どうしてもほしい1点です。
実況
中田監督は、よしよし、このままでというようなしぐさを見せました。
多くを語りません。
しかし中田久美監督だからこそ、この全日本でオリンピックでメダルを取りたいんだ、そう思う選手がたくさんいます。
新鍋は、中田久美監督になったからこそ、全日本に戻ってきました。
石井も中田監督についてきて自分のため、日本のため、そして中田久美さんのためにバレーを頑張りたい、そう語りました。
日本のセットポイント。
石井、これは止められた。
さぁ、1点差に迫られました。
日本に期待したいプレーは何ですか?杉山
スパイクまでは行っているので、全員でもう一回、攻めたいところですね。
大林
日本は二枚替えの準備をしています。
実況
モニーキ、ブロックアウト。
24対24。
デュース、追いつかれてしまいました。
2点差をつけるまで続けていきます。
日本、2枚替えです。
この局面での2枚替えですね。
竹下
プレッシャーがかかりますけれど、絶対1点が欲しいですね。
実況
中田監督がこの大会のために招聘したセッターです。
けがをしている宮下遥も合わせて3人で、全日本の正セッター争いをしています。
石井のレシーブが乱れました。
返せませんでした。
ここでブラジル逆転。
これでブラジルが5連続ポイントです。
杉山
決め急がないで、もう一度ブラジルの攻撃をしっかり止めてほしいですね。
竹下
コースをついたりして、思い切り攻撃していきたい。
実況
ネットにかかった、これは日本、ラッキーです。
2点差がつくまで、このセットは終わりません。
中田監督がコートサイドから選手に指示を出したようです。
石井のサーブ。
モニーキを使ってくる。
ポイント、ブラジル。
簡単には勝たせてくれませんね。
1勝1敗同士。
ブラジルのセットポイント。
徳井
いやーすごい試合。
水卜
この後に期待です。
実況
グラチャンバレー2017。
日本対ブラジルです。
オリンピック経験者が5人。
オリンピック経験者と新しい選手が融合して3年後、2020年に向けた第一歩の大会です。
第1セットは取りました日本。
第2セットはブラジル、セットカウントは1対1です。
第3セット、日本はメンバーを変えてきません。
ブラジルは15番のモニーキをそのままスターティングメンバーにしてきました。
勝負の第3セット。
ここまでの2戦で選手たちは日の丸をつけて戦う厳しさを感じている。
そう中田久美監督は語りました。
現役時代の感覚が戻ってきたとも話しています中田監督、グラチャンバレー2017。
ファーストポイントはブラジルになりました。
杉山
2セット目の入りはよかったので、入り方はあのままで最後までいってほしいですね。
竹下
後半の戦い方がポイントですね。
実況
これは得点につながりました。
変幻自在のアタックが魅力、内瀬戸、身長171センチですがパワーが非常にある。
さらにレシーブ力のある選手です。
ワールドグランプリでは、ブラジルに勝利した日本、6年ぶりでした。
ただ中田監督は今のブラジルは、まったく別物と語っています。
これはブロックアウト。
日本ポイントです。
大林
取れていたのに、とか流れを失って2セット目を落としてしまいましたよね。
守りに入ってしまうところを中田監督が集中して、とにかく最初から行こうと落ち着いて話していました。
最初の勢いをもう一回取り戻してほしいと思いますね。
実況
ここでまた日本のリード。
杉山
2セットめを落としてはしまいましたが、最後の24点取ってからのサイドアウト、あそこだけだったと思うので、悪いイメージを引きずらないで戦ってほしいですね。
実況
20点からあとというのは集中力なんだと中田監督も語っていました。
大林
ロシア戦もそうだったんですけれど、新鍋選手がレフトに打ったポジションなんですよね。
どうしてもここが苦しいのかな、サーブレシーブが返らないと、いい攻撃にならないので、そこだけは注意していきたいですね。
実況
今本部が確認をしています。
データのパソコンが故障してしまったということで、これによって、ゲームが止まっています。
公式記録を残すものです。
大林
副審の後ろにある点数の板というのでしょうか。
あれに点数が入っていないんですよね。
手動の手でめくる得点板に変えています。
実況
アナログの得点表示板が置かれて、試合が再開しました。
井上のトスアップ。
新鍋が打っていきました。
ブロック。
止めました。
ガッツポーズは新鍋、これで今日の日本のブロックは7本目。
対するブラジルは4本です。
日本のブロックが非常にいいですね。
杉山
新鍋選手のポイントではあったんですけれど、荒木選手の寄りが素晴らしいです。
2枚きっちりそろって1枚の板のようになっていますね。
実況
これもブロック。
なんと日本連続ブロックポイント。
後藤
ブラジルサイドですが、日本のことを一番安定しているブロックの安定力が怖いと話していました。
実況
ブロックにも成長のあとが見える日本です。
ここでアマンダが下がってロザマリアが入ってきました。
4点リード。
内瀬戸のサーブが続きます。
これはよく見ていたアウトになって、ポイント日本。
前半は日本がリードしていますね。
ここでブラジルがタイムアウトを取りました。
この流れを持続したい日本です。
竹下
ブロックポイントも出ています。
すごくいいリズムでここまで来ていますね。
実況
2020年伝説に残るチームをつくる。
という火の鳥NIPPONです。
エース候補、古賀紗理那はグラチャン直前に、メンバーから外れました。
最後まで監督は悩んだそうですが、将来性も考えてメンバーから外しました。
今、アクバシュコーチが、冨永に指示を送っています。
6連続ポイントの日本。
リオでエースアタッカーを務めた長岡も3月にケガをして今月は復帰が難しい。
残っている選手がアピールをすれば、ポジションを手に入れることができる、非常に大きな場でもあります。
竹下
本当にチャンスがありますからね。
実況
23番の野本も、所属する久光では長岡がケガをして、その穴を埋める形で入って活躍しました。
今回も古賀の穴を埋める形で大活躍しています。
タイミングを少しずらして、ポイント日本です。
ああいったプレーがうまいですね。
竹下
テクニックがある選手ですから、よく相手が見えていますよね。
実況
この2試合でチーム最多の29得点。
新鍋理沙です。
ロンドンオリンピックのメダリスト、今日9得点目。
ネットに近いが石井。
実況
1993年に第1回大会が開催されました。
今回で7回目のグラチャンです。
第1セット日本、第2セットブラジル、第3セットここまで7点リードの日本です。
ロザマリア、ストレートに打ち込んできました。
荒木がブロックに飛んでいましたが、止めることはできませんでした。
杉山
ここまで内瀬戸選手がサーブを打ち続けたんですけれど、サーブが有効で、そこからブロックで引っかけてオフェンス、攻撃に転じるという形です。
連係を持ってできていましたね。
実況
これはネットイン。
日本には不運なサーブとなりました。
5点のリードがあります。
第2セット、日本は最後で逆転されてしまいました。
ここは油断せずに行ったほうがいいですね。
もう一度ロザマリア。
止めた荒木。
今日、ブロック5本目。
日本のブロックが9本ということになりました。
落ち着いた表情をしていますが、さすがの経験値というところもあるのでしょうか。
竹下
素晴らしいですね。
実況
速攻を使ってきた。
奥村、今日初めてのコンビネーションCクイック。
ラリーがつながっている。
これはアタックラインを踏んだということですね。
このラリーも見事日本が手にしました。
竹下
攻撃も相手ブロックが1枚になっています。
ベンチから指示を聞いています。
実況
新鍋のクロス。
ブロックで威力を弱めて、そこからきっちりと返していく。
日本がやりたいことがまさに実現しています。
杉山
今の切り返しのコンビ、非常に早かったですね。
実況
荒木のサーブ、前に落としてきたブロックにサーブに大活実況
日本がこのセット12対3、大きくリードしています。
今日、ブロックにサーブに大活躍の荒木。
実は、娘の3歳の和香ちゃんは会場に来ているということです。
お母さんの勇姿を目に焼き付けています。
よく見えている石井。
ワールドグランプリ、日本がブラジルに勝った時には残念ながらコートの中にはいませんでした。
それが本当に悔しかったと言っています。
今日は自らの得点でブラジルを苦しめています石井優希です。
5連続ポイント中。
ナイスレシーブ、冨永。
杉山
一本で決められないということが非常に大事なんです。
粘りを出していくことで、ブラジルのほうにもストレスになっていきますからね。
実況
心が折れるところまで攻め続けていきたいという日本です。
ネットにかかった、ポイント日本。
大きく息を吐きました、タンダラです。
タンダラが下がったのでバックアタックの攻撃のオプションがあります、ブラジル。
新鍋、よく拾っている。
ブロックポイントはブラジル。
ただ、今日これが5本目。
ブロックの数でいうと、日本が上回っています。
日本は9本。
二段トスになると、やはりブロックは難しくなってきますね。
ナタリアが来る。
杉山
ここのS4のローテですよね。
このローテをどうにか1本で切っていきたいんですよね。
実況
前衛が奥村と石井、攻撃が2枚、バックアタックの選択肢がないというローテーションですね。
石井、止められた。
これもブロックポイント。
ブラジルのブロックが良くなってきていますか?実況
グラチャンバレー、日本対ブラジルは放送時間を延長してお送りします。
第3セット、日本が大きくリードしていますが、ここでブラジルが3連続ポイント。
中田久美新監督はタイムアウトをとりました。
第2セットも最後で逆転されました。
ここは油断せずにどう対戦したらいいですか?竹下
まずサイドアウトを取ることです。
2セット目もこのローテーションで苦しんでいたんですよね。
実況
冨永、奥村、石井が前衛。
前衛の高さがない。
攻撃の選択肢が少ないというローテーションです。
石井がストレートに打っていきました。
中側に切れ込んで来てストレートに打つという石井のスパイクでした。
竹下
ベンチのほうからもAパスが返ったら、この攻撃でいこうという指示が出ていましたね。
実況
ナタリア、難しいところ。
パワーで押し切りました。
ポイントブラジルです。
実況
実況
南米選手権で12連覇を果たしているブラジルを相手に日本がここまでリードしています。
7月のワールドグランプリで日本はブラジルに勝ちました。
今日勝つと、ブラジル戦連勝。
これまで日本がブラジルに連勝したのは30年前。
1987年の10月31日を最後に連勝していません。
30年ぶりのブラジルに対しての連勝なるか。
入ったサービスエース。
思わず笑みがこぼれている中田久美監督。
竹下
いいところについていきましたね。
実況
サーブもいい奥村グラチャン初登場です。
両こぶしを突き上げた、荒木。
今日6本目です。
杉山
ナタリア選手をサーブで狙って少し遅れさせたところからのバックアタックです。
しっかりブロックを突いてきましたね。
実況
つないでいます。
冨永、ツーアタック。
これはつながっています。
ブロックアウト。
冨永はもともとアタッカーで、セッターに転向しました。
素晴らしい攻撃でしたね。
竹下
ここぞという場面では自分が決めるんだという強い思いを持っている選手です。
杉山
フェローコーチから決まらなくても存在感を出していけという言葉が聞こえたので、きっと狙っていたのだと思いますね。
実況
チームの雰囲気をああいうプレーが良くしますか。
竹下
今リードしているので、攻め続けてほしいですね。
実況
30年ぶりのブラジル連勝となるでしょうか。
10点リードの日本です。
セッターがほとんど動かないAパスを返すと、こういう攻撃のバリエーション、荒木が一枚ブロックになってしまいました。
サイドアウトを切りたいところ。
このセットも20点の大台に乗せました。
冨永のサーブです。
レシーブ乱れた。
ダイレクト。
逆にダイレクトし返されてしまいました。
竹下
もったいないですね。
こういうミスをしてはダメですね。
実況
ブラジルはロザマリアが上がってくる。
これはワンタッチはありません。
ポイント日本です。
30年ぶりのブラジル戦、連勝となるでしょうか。
30年前はソウルオリンピックの前年、コートに立っていたのはセッター・中田久美。
ライトは大林素子でした。
あの時からブラジルに連勝していないんですね。
大林
意外な気がしますね。
中田監督もとにかく勝ちたいと、いつもと違ったように感じました。
実況
このサーブは足が長くなってポイント日本。
10点の大きなリードがあります。
日本は選手交代。
荒木に代わって、リリーフサーバー鍋谷が入ってきます。
日本ガイシホール。
JR名古屋駅から電車で15分ですが、鍋谷コールが起きています。
20番のアナ。
センター線を使ってきました。
第2セットのことがありますから、ここで安心はできません。
大きなリードがあって、このセットを取ると第4セットも取れば勝利となります。
竹下
ここは締めていきたいですね。
実況
サイドアウトを取りたい日本。
ナタリア返してきた。
プッシュといいますか、押し込んできました。
ブラジルが連続得点です。
一気に決めたいところですけれど、ブラジルが食い下がっていますね。
杉山
奥村選手が跳ぼうかどうか、少し迷ったんですよね。
跳ばなかったので、あの返球を取りたかったですね。
実況
ブラジルもよく拾います。
ブロックをうまく利用しました。
竹下
高いところで取ってみたりボールの落ち際を叩いてみたり、本当に工夫をするんですよね。
実況
ブラジル代表のエース、ガビ・ギマラエスは新鍋が本当に要注意人物なんだと語っていました。
世界からも注目される新鍋です。
ブロックの後ろ、石井が反応しましたが、つなげることはできませんでした。
このセットを取るまで、あと2点です。
フェイントへの対応も練習はしているのですが、なかなか難しいですね。
杉山
新鍋選手も少し反応するような形だったので、本当に絶妙な場所に置いてきましたね。
実況
これはどうでしょうか、入っています。
これで日本がセットポイント。
ここで石井のサーブです。
前衛は内瀬戸、冨永、奥村。
石井、よく反応した。
冨永が打っていきました。
このセット、最後を決めたのはセッター冨永のスパイクでした。
25対15。
第1セットに続いて第3セット。
日本が取りました。
あと1セット取れば、ブラジルに30年ぶりの連勝です。
水卜
よかった徳井さん。
徳井
鳥肌がすごいです。
佐藤
荒木選手のブロックがいや〜、すごい。
水卜
ブラジルも日本の勢いに押されていた感じですよね。
徳井
セッター冨永さんのトス回し、しっかりライトも使って、ブロックの的を絞らせないようにしているというのが、ちゃんと機能していますよね。
水卜
次が勝負の第4セットです。
実況
第3セット大きなリードで日本が取りました。
どんなところがよかったですか?竹下
先手先手で攻められたことが大きかったですね。
実況
第2セットは悔しい終わり方でした。
杉山
スタート、入りが非常によかったですね。
内瀬戸選手のサーブのところで、ずっとブロック、レシーブからの連係。
日本のいいバレーが展開できました。
実況
ブラジルというと前回のグラチャンバレーで優勝、北京、ロンドンとオリンピック連覇。
リオオリンピックこそ5位でしたが、世界のトップに君臨しているチームです。
そのチーム相手に日本がここまでリードしています。
日本のブロックはここまで10本。
圧倒している展開です。
大林
本当に今日は最初の課題だったサーブレシーブとディグ、プラス、いいワンタッチも取れています。
ブラジルは時々、リズムに乗って出てくるかなと思った時、アタッカーが1つずつ潰れていくような現象が見られるので盛り返して来たら怖いですから。
スタートからまた勢いで行ってもらいたいですね。
ベンチサイドもすごく声が出ています。
小幡選手の声がよく聞こえていますね。
実況
日本ガイシホールでも小幡の大きな声がこだましています。
第1セット、第3セットをとりました日本、セットカウント2対1。
リードしている日本です。
南米代表、6大会連続6回目出場のブラジルを相手にリードしている日本です。
Vリーグでは久光製薬を3度の優勝に導いた中田久美監督、新体制の1年目。
速いテンポのバレー。
レセプションアタック、つまりサーブレシーブからの攻撃。
サーブの強化、ここまで課題をきちんと見つけて、それを一つ一つ達成してきました。
第4セットが始まりました。
新鍋、ストレートに抜いていきました、ファーストポイント日本です。
竹下
荒木選手にブロックが2枚きていましたね。
そこを新鍋選手のところに、ノーマークの所になっていました。
実況
ブラジルはミドルブロッカー、マーラを入れています。
荒木が今日、非常に調子がいいということでマークがきつくなっているということですか。
竹下
そうですね、存在感がありますからね。
実況
今日、荒木は12ポイント得点しています。
大活躍の荒木です。
バックアタック、ナタリア。
よく反応しました、内瀬戸。
石井これは止められました。
二段トスになると、それだけブロックが準備する時間が出てくる。
高いブロックが襲ってきます。
打ち方として対処の方法はありますか。
杉山
今は本当に高くて揃っていたので、リバウンドを取るか、それくらいしかできないと思います。
実況
リバウンドの練習もしていた日本です。
戻ってきた。
こういうことですよね。
このセットは日本がブラジルにリードを許している序盤です。
こちらがネットアイカメラ。
ブラジルのキャプテン、ナタリアのサーブです。
2枚のブロック。
ロザマリアと1番のマーラ。
この立ち上がり第4セット、雰囲気を変えたいところですね。
中田監督がタイムアウトを要請しました。
ここでも中田監督は声をかけずにフェローコーチ、アクバシュコーチが声をかけます。
オフェンスの指示が飛んでいます。
最後、小幡に何か声を掛けました。
自分で考える選手になってほしいとあまり多くは指示を出しません。
大林
コーチから石井選手にブロックアウトの選択肢の話。
ブロックアウト、コース打ち、リバウンド、いろいろ選択肢があるんですけれど、どれをチョイスできるか、ここが石井選手の勝負どころだと思いますよ。
実況
大きく打つだけではなくてコース打ち、あるいは他の方法で、高いブロックを回避したいという石井です。
タンダラ、止め切れませんでした。
ポイント、ブラジルです。
ただこのグラチャンバレー2017、日本がリードしています。
第1セットと第3セットは日本が取りました。
4点を追う日本です。
ナタリアのサーブが続く。
チャンスボールになりました。
荒木、ブロックアウト。
こういったプレーですね。
竹下
新鍋選手がフロントの時にサーブターゲットを新鍋選手に狙っているようですね。
日本の攻撃が、レフト側2枚になってしまうんです。
新鍋選手のほうが嫌なんでしょうね。
実況
石井と奥村にブロックを絞りたいというブラジルです。
内瀬戸、手を伸ばしましたが、届きませんでした。
ポイントはブラジル。
大林
日本ベンチは野本選手にアップの指示が出ましたね。
実況
韓国戦ではチーム最多得点、野本梨佳です。
18点をたたき出しました。
監督が古賀に代わって得点源として起用している野本です。
セッターが動かない位置に入るとブロックがばらけてくる。
これもブロックが完成していませんでした。
その差を3点に詰めてきました。
冨永が前衛ですから、石井と奥村という2枚の攻撃の選択肢です。
このセットはリードされています。
杉山
このローテーションを一本で行きたいところですね。
実況
サイドアウト、一本で切りたい。
実況
今年7月、仙台で日本はブラジルに勝ちました。
ただ中田監督は今のブラジルはまったく別物のチームだと警戒感を強めました。
日本はここまでセットカウント2対1。
ブラジルにリードしています。
ここからの日本に期待するプレーは何ですか。
竹下
サイドアウトを1本ずつ切っていくことです。
実況
連続得点をさせないということです。
結果的にサーブミスですが、サイドアウトとなりました。
石井がサーブに下がります。
20番のアナ、ミドルブロッカー移動攻撃を見せてきました。
内瀬戸がブロック1枚になっていました。
杉山
ブラジルも攻撃が徹底しています。
内瀬戸選手が上がってくると、なるべくこのエリアから攻撃を仕掛けようとしています。
実況
これはサービスエースになりました。
ブラジルが、じわりじわりと点差を広げてきました。
このセットを日本が取れば、30年ぶりのブラジルに対しての連勝です。
移動攻撃止められた。
1枚ブロック、ナタリア。
竹下
ちょっと1枚のケースはどうにかアタッカーに頑張ってほしい、フロートのサーブレシーブをする選手にプレッシャーを与えようとサーブも工夫してきているんですよね。
実況
後ろに落とされた。
コートの中央が狙われ始めています。
先ほどからサイドアウトという話がありましたが、冨永と奥村のブロック、その裏を抜かれています。
これはつなげない。
サービスエースになりました。
これでブラジルが、4連続ポイント。
中田久美監督はタイムアウトを要請です。
どんな指示を送るのか。
実況
アクバシュコーチの指示のみとなりました。
中田監督は円陣からは距離を置きました。
声をかけようとはしないようです。
大林
監督が後ろにいるのを、選手は分かるんですよ。
選手は中田監督の表情をチラっチラっと見ていますよね。
アイコンタクトでまた気持ちが変わりますからね。
実況
中田監督は日常生活でも選手をよく見ています。
杉山
今入っていたんですけれど、ブロッカーが少し触ったんですよね。
それで位置が変わってしまって取れませんでしたね。
竹下
内瀬戸選手ちょっとサーブレシーブでプレッシャーがかかっていましたね。
実況
鍋谷も非常にレシーブがいいです。
石井のバックアタック。
ここまでは封印していた中田ジャパンのバックアタック。
今日は石井がバックアタックの攻撃の選択肢を増やしています。
杉山
こういった一本をきっかけとして、もう一度、チームの雰囲気を変えていきたいですね。
実況
第3セットは、大きくリードしてセットを取りましたが、第4セットはここまでリードされています。
先ほどからブラジルが強打というよりは、プッシュが非常に多くなっています。
竹下
コートの一番真ん中のエリアが決まりやすいエリアというのもあるですけれど、ブロッカーの指先ですよね。
手に力が入らないポイントを狙ってきていますね。
実況
これはラインを割りました、ポイント日本です。
点差を縮めていきたい。
前衛は鍋谷、荒木、新鍋。
実況
4年に一度の世界一決定戦。
オリンピック、世界選手権、ワールドカップに並ぶ世界4大大会です。
この試合に勝てば30年ぶりのブラジル連勝ですが、第4セットは、ここまで10点差。
ブラジルのブロックが決まりだしているということで、日本が10本なのに対しブラジルは12本のブロック。
急激にブラジルのブロックの数が増えてきています。
ブラジルセッター、ロベルタのサーブ。
高い3人が前衛にいます。
新鍋、やはり戻ってきてしまう。
どう打開したらいいですか?竹下
ブラジルとしては新鍋選手が嫌だと思うんですよね。
そこでレセプションでプレッシャーをかけていますから、それ以外のところで、どうにか1枚、1枚半にしながら攻撃を展開できたらいいですね。
実況
ファーストポイントになりました、鍋谷。
鍋谷はムードメーカーです。
非常に明るい声を出すんですよね。
そして石井に代わって、野本が入りました。
ナタリア、これはコートの中央、ポトリと落としてきます。
杉山
あのゾーンですよね。
迷いが生まれるゾーンなんですよね。
実況
誰かが声をかけて取りに行くというのも難しいんですか。
竹下
約束事もコートの中ではあるはずなんです。
実況
それが、なかなかうまくいっていない。
ロザマリア、インナーに打ってきました。
竹下
うまかったですね。
実況
ぽっかりと空いた日本のコートの穴。
ブラジルが冷静に日本を攻めてきている印象です。
19対7。
12点離されている日本、何か反撃の糸口を見つけたい。
もう一度、野本。
足の長いところを狙っていきましたが、アウトになってしまいました。
ここで中田監督がチャレンジですね。
ビデオによる検証を要求できます、チャレンジです。
各セット2回失敗するまで要求できます。
ネットタッチに関するチャレンジです。
ネットタッチがブラジルにあったのではないか、ワンタッチですね。
チャレンジ失敗。
ブラジルのポイントになりました。
ワンタッチはなかったということです。
チャレンジ失敗。
荒木の速攻。
チャレンジ失敗の流れを払拭してくれますね。
竹下
レセプションがしっかり返りましたよね。
こういうボールをどんどん返して自分達が早いバレーを展開していってほしいですね。
実況
最重要課題でもあるレセプション。
それがうまく機能しました。
その荒木のサーブです。
よく触りました、鍋谷。
これはブラジル側にネットタッチがありました。
ポイント日本です。
少しコートの雰囲気が変わりましたか?ここでブラジルギマラエス監督がタイムアウトを要求しました。
ここから日本が次のセットに向けて、必要なプレーはどんなところですか。
杉山
粘りのある一本だったので、みんなで拾ってつないで何度も攻撃する。
そういった形が必要ですよね。
実況
今、中田監督が円陣の中に入って、何か声を掛けました。
ディフェンス担当のコーチと何か話をしています。
アジア選手権では優勝、ワールドグランプリ決勝進出はなりませんでしたが、勝敗ではブラジル、アメリカなどとも並びました。
ここまで結果は出てきていると語った、天才セッター中田久美。
新監督となって1年目。
東京オリンピックまでは、あと3年です。
時間はかかる、ただそれをやらなくてはいけない、そう強化しています。
荒木のサーブ、乱れた。
サービスエース。
荒木のサーブが今日は本当に走っていますね。
竹下
前後をしっかり狙っていってますね。
実況
諦めずに点差を縮めていく日本。
荒木のフローターサーブです。
荒木のトスアップを新鍋。
ブロックアウト。
荒木のトスを新鍋が決めるというシーンが見られました。
日本ここまで4連続ポイントです。
先ほどのコートの穴を埋めるような、そんな修正がありました日本です。
ここでブラジルの選手交代。
1番マーラに代わって13番のサーブのいいアマンダです。
ボールを8回バウンドさせるルーティン。
野本のクロスが決まりました。
気持ちいい一本が決まりましたね。
竹下
そうですね。
しっかり振り抜きました。
実況
最高到達点はチーム最高の310センチ。
長岡と石井が全日本で活躍する中、右肩のケガで戦線離脱。
遠かった全日本が、ようやくコートにたどり着く日がやってきました。
その野本。
ロザマリア来る、ブロック。
日本ブロックポイント。
冨永のブロック。
今日、日本ブロック、11本目です。
自分のアタックでセットを取ったということもありましたが、超攻撃的セッター、ブロックも冴えています冨永。
井上、よく拾いました。
ネット際、落としていった、冨永のポイント。
ここで日本に流れが来ました。
竹下
何といっても井上選手のレシーブですね。
素晴らしかったです。
実況
京都橘高校時代に、リベロに転向しました。
トスアップもできるチーム最小の守備の要です、井上琴絵。
昨シーズンはケガもありましたが全日本に7年ぶりに復帰してきました。
ブラジルポイント、23点目。
あと2点でブラジルがこのセットを取るということになります。
日本はどこまで食い下がることができるでしょうか。
名古屋日本ガイシホールから日本の大きなコールが響き渡ります。
今度は速攻。
奥村です。
杉山
思い切って踏み込めていますね。
しっかり体重がボールに乗っていたと思います。
実況
指示通りのプレーを見せました。
またネット際、これは不運にも日本のコートに落ちました。
これでブラジルのセットポイントです。
ここでブラジルが選手の交代。
13番のアマンダに代えてマーラが入ってきます。
さらにアナに代わってモニーキ。
ここは1本で切りたいですね。
モニーキのサーブです。
アウトになりました、ポイント日本です。
ここでサーブのいい冨永。
得点力の高いローテーション。
冨永のサーブは奥のほうを狙っていきましたがアウト。
ポイント、ブラジル。
第4セットは25対16。
さぁ第5セット。
フルセットの戦いとなりました。
徳井
どうですか?もつれ込みましたね、私、名古屋に泊まります。
佐藤
第5セットも全力で頑張ってほしいですね。
実況
日本対ブラジル。
第1セットと第3セットは日本。
第2セットの第4セットはブラジルです。
中田ジャパン、就任してから過去フルセットのゲームは、すべて勝っているんですよね。
竹下
とにかく監督もフルセットには絶対に持ち込みたいと言っていましたからね。
自信を持っているのかもしれないですね。
実況
フルセット、第5セットは15点先取です。
重要になるのはどんなところですか?杉山
やはりスタートですね。
先ほどのセットは、ブラジルが、1つギアを上げてきたなという入りでブロックの出し方、サーブの狙い、非常に精度が高くなっていました。
次のセットは、どのような入り方ができるか。
それが大事になってきます。
実況
フルセットでは負け知らずの中田ジャパンです。
去年の10月に就任して今年の5月に始動。
オリンピック経験者と新しい選手の融合を掲げてきた中田ジャパンです。
ブラジルに勝つことができれば、30年前の1987年10月31日。
あの日以来のブラジル戦連勝となります。
実は、この10月31日の直後、11月に中田久美さんが膝のケガで全日本を離脱しました。
そこからブラジルに連勝できていないということで、まさか今日、このブラジル戦で、ブラジルへの連勝がかかった試合ということになりました。
運命の最終セットに突入します。
新キャプテンは木村沙織が引退して3番の岩坂。
ただキャプテン・岩坂でさえコートに立つことができないという意味ではポジション争いは非常にし烈なものになっていますね。
杉山
今回は総力戦で戦うと監督もおっしゃっていました。
どのタイミングで、どの選手が出てくるか分からないですし、選手はしっかり準備していると思いますよ。
実況
ワールドグランプリでは、ブラジルに勝った時、セッターは佐藤美弥でした。
新キャプテンの岩坂、今日はコートには立っていませんが、大きな声で、メンバーにエールを送っています。
最終セット。
第5セットは15点制です。
日本ガイシホールから火の鳥NIPPONにエールが送られます。
第5セットのメンバー、鍋谷をそのまま入れます。
石井ではなく鍋谷。
日本対ブラジル。
ブラジルといえば、言わずと知れた世界女王に何度も輝いたことがあるチームです。
北京、ロンドンオリンピック連覇、南米選手権では12連覇。
前回のグラチャンでも優勝しています。
そのブラジルにさぁ日本、勝つことができるか。
4年に1度の世界一決定戦。
冨永のサーブから始まります。
最終セット、サービスエース。
幸先のいいスタートになりました。
竹下
本当に1点1点が勝負になってきますからね。
杉山
ナイスサーブですね。
実況
サーブのいい冨永です。
これも乱れた。
ダイレクト、荒木。
冨永のサーブから得点が生み出されている。
そして今日、3歳の娘さん、和香ちゃんが観戦に来ている荒木が決めました。
押し込んできました12番ブラジルキャプテンのナタリアです。
ここ、サイドアウトを一本切りたいところです。
ナタリアがサーブに下がります。
バックアタックの攻撃のオプションがあるブラジルです。
荒木を使ってきた。
2連続で荒木ですね。
杉山
荒木選手が何を上げても決める。
そういった気迫にあふれていますね。
大林
サーブレシーブが改善されましたよね、落ち着いて入るようになりました。
実況
内瀬戸のサービスエース。
これでまた連続ポイントになりました。
前衛は鍋谷、新鍋、荒木です。
高い3人です。
最終セット。
中田監督は5月に指定した強化指定選手から今の14人に絞ってきました。
涙を流した選手の分まで戦うと話しています。
小幡、よく反応しました。
鍋谷が決めた。
3点リードの日本です。
竹下
レシーブも粘り強くいっていますね。
このメンバーはレシーブのいい選手が入っています。
粘って粘って1点を取っていってほしいですね。
実況
鍋谷もレシーブには定評があります。
荒木のサーブ、これも乱れた。
ポイント、日本。
奥村を使った、ミドルを活用していますね。
竹下
いい形で空いているスペースから攻めることができています。
実況
絶対に負けられない局面でミドルを積極的に使っています。
サーブのいい荒木。
これは長くなりました。
3点リードの日本。
最終セットは15点先取です。
強いサーブがある11番のタンダラ。
鍋谷、ポイント日本。
春高バレー3連覇のエースでキャプテン。
地元デンソーの鍋谷友理枝、ポイントを重ねていきました。
中田さんが彼女を入れる時は絶対に1点がほしい時なんだと話していました、あっと乱れた、ポイント日本。
さぁ、一気に日本が得点を伸ばしてきました。
ここまで2連続ポイントを4回重ねてきた日本です。
ここで8点でコートチェンジが行われます。
ここまで非常にいい勢いですね。
竹下
サーブから勢いを感じますね。
実況
30年ぶりのブラジル戦連勝に向けて、ここは決めてほしいですね。
大林
この勢いで行ってほしいです。
ベンチで佐藤選手が声を掛けられました。
本人はかなり緊張した表情をしていましたね。
実況
ここでギマラエス監督が、タイムということです。
竹下
これ以上離されたくないという意味でしょうね。
実況
日本コートはアクバシュコーチがチームに指示を送ります。
全日本監督になった時は、バレー人生40年の中、さまざまなことを経験して、挫折をしながら、求めていたものにピタッとハマッたような感覚なんだ、バレー人生に悔いはありませんと答えていた中田監督です。
2020年に向けて第一歩。
このグラチャンバレー2017。
大きな局面を迎えています。
ここまで日本は初戦の韓国に勝って第2戦のロシアには敗れました。
第3戦勝ち点3。
今日勝てば明日のアメリカ、最終戦の中国まで、メダルあるいは優勝が見えてきます。
その可能性を残すために今日ブラジルに勝つことができるか。
30年ぶりの連勝に。
止めた。
今1枚ですか?杉山
1枚でしたね。
ナイスブロックでした。
コーチがベンチでガッツポーズしていました。
実況
鍋谷が1枚で止めました。
ネットぎりぎりのところをサーブで狙っていこうというところですか。
竹下
攻めていますからね。
この後のサイドアウトですよね。
実況
日本コールです。
よくリバウンドをとりました。
難しいトス。
鍋谷、ストレートに抜いていった。
ポイント、日本。
後藤
ブラジルベンチはガビ・ギマラエスを再び入れます。
実況
疲労もあって、昨日は少し練習を休んでいた、ガビ・ギマラエスです。
それだけギマラエス監督が焦っているということでしょう。
何が何でも取りたい日本。
つながりません。
今度は奥村。
控えの選手も拍手で喜んでいます。
ただ中田監督は表情を崩しません。
ブラジルがタイムアウトをとりました。
この時点で2回のタイムアウトを使いきりました。
そして中田監督と選手の円陣の距離が5メートル以上でしょうか。
まったく指示を送らないという中田監督です。
自分で考えてほしい、その思いが、この無言のエール。
そして今近づいて、目を合わせません。
背中から選手たちに声を掛けました。
中田監督は全日本の監督は楽しくはない、でも面白いと言いました。
選手たちの大事なバレー人生の夢を現実にしてあげたい。
それが東京オリンピック、2020年の金メダルです。
女子バレーってやっぱりすごかったよねと、東京オリンピックの後に思われるチームにしたい、そのために私がみんなを必要とした。
選手が初めて集まるときに、そう声をかけた中田久美監督です。
ブラジルは選手の交代、2枚替えがありました。
セッターを変えてきます。
鍋谷のサーブ。
これはワンタッチはありません。
ポイント、日本。
30年ぶりに連勝。
あと3点となりました。
そして火の鳥NIPPONにとっても大きなブラジルからの1勝になります。
これは返すことができません。
ポイントブラジルです。
中田久美監督が今、声を荒らげるシーンがありました。
杉山
早く切り替えようということですね。
実況
ここでチャレンジです。
ブロックタッチ。
ワンタッチがあったのではないかというチャレンジです。
ブラジル側にワンタッチがあれば、日本のチャレンジ成功です。
チャレンジ成功すれば日本は13点目。
タッチしている。
チャレンジ成功。
しかし表情は変えません。
ブラジルからの勝利に、あと2点となりました。
杉山
大きなチャレンジになりましたね。
実況
ただ、ギマラエス監督が副審に何か、言葉をかけています。
ただチャレンジは成功しました。
現在日本は、勝ち点3ということで、フルセットで勝つと勝ち点が2追加されて、勝ち点5となります。
アメリカが勝ち点5です。
2位アメリカとタイという形になります。
今、ギマラエス監督にイエローカードが出されました。
副審に抗議していたということです。
ギマラエス監督はイエローカードをもらうことが、これまでにも何回かありました。
日本勝利まで、あと2点。
鍋谷のサーブ。
乱れた。
ストレートに打ってきました。
ただここは一気に勝ち切りたいですね。
日本はグラチャンバレー明日はアメリカ戦。
そして中国戦と続きます。
6日で5試合という短期決戦。
奥村、これはブロックアウトを取りました。
さぁ日本。
これでマッチポイントになりました。
選手の交代です。
ここでセッター佐藤美弥を入れてきました。
杉山
思いっきり打っていってほしいですね。
実況
サーブにも定評があります、佐藤美弥。
30年ぶりのブラジルからの連勝になるか。
これは足が長くなりました。
日本のマッチポイントが続きます。
ワンタッチはありました。
日本勝った。
ブラジルに30年ぶりの連勝。
1987年10月31日。
中田久美選手がセッターとしてコートに立っていた、あの日以来のブラジルからの連勝です。
そしてこのグラチャンバレー2017、2勝1敗となりました。
竹下
本当にいい試合でしたよね。
強豪国に勝つということは選手にとってすごく自信になりますからね。
杉山
本当にうれしい1勝ですよね。
選手それぞれ良いところが出ていたんですけれど、日本の一番強みである守りですよね。
献身的なブロックフォロー、そういったところからの得点が非常によかったと思います。
実況
日本がブラジルを破りました。
これで暫定でアメリカと並びました。
現在、全勝は中国です。
2位タイということになりました。
メダルあるいは金メダルも見えてきますね。
竹下
明日、あさってと本当にアメリカ、中国と残っていますから、一戦一戦、頑張ってほしいですね。
実況
今日の試合をハイライトで振り返ります。
ブラジルに30年ぶりの連勝に向けて臨んだ日本です。
第1セットは6連続ポイントもありました。
25対18で勝利しました。
日本のやりたいバレーができていたと考えていいですか?竹下
荒木選手が爆発してくれましたよね。
実況
3歳の和香ちゃんが見守る中、荒木が大活躍。
第2セットは、序盤リードしましたが、最後の最後に競って、27対25で落としてしまいました。
水卜
荒木選手に来ていただきました。
お子さんの前で最高のプレーを見せましたね。
水卜
中田監督も、ホッとしたような表情が見られるような気がします。
大林
私自身も連勝した時代からちょっとホッとして感慨深いです。
選手にありがとうと言いたいです。
水卜
特に気になった選手はいますか?大林
冨永選手がロシア戦で最後、思うトスアップができなくて悩んでいたものを切り替えてくれました。
中田監督の思いをしっかり受け継いで、うれしいですね。
最終セットもしっかり立て直しましたよね。
徳井
アタッカー陣もよくなりました。
何とかしのぎましたね。
佐藤
鍋谷選手が、すごくかっこよかったです。
最高でした。
水卜
ムードをつくってくれました。
大林
私は何でもやりますというのが出ましたよね。
水卜
明日はアメリカ戦です。
大林
優勝を目指して戦える一戦となりました。
今日の1勝を大きい自信に変えてもらいたいです。
明日は今日の勢いが大事です。
守りがきっちりできたので、それを明日もやらなくてはいけないと思います。
徳井
やることをやったら、強豪のチームにも勝てるということですからね。
2017/09/08(金) 19:00〜20:54
読売テレビ1
グラチャンバレー2017 女子3日目 日本対ブラジル[字][デ]

中田久美新監督率いる全日本女子が強敵ブラジルに挑む!※最大60分延長

詳細情報
出演者
【グラチャンメインキャスター】
徳井義実
【応援サポーター】
佐藤栞里
【グラチャンサポーター】
水卜麻美
【解説】
大林素子
杉山祥子
竹下佳江
番組内容
グラチャンバレー女子3日目の相手は難敵ブラジル。メダル獲得に向け負けられない一戦。中田ジャパンの早い攻撃でブラジルの厚い壁を打ち砕け!

ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
スポーツ – その他の球技

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音声 : 2/0モード(ステレオ)
ステレオ
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