みなさんどうもこんにちは。エルパです。
みなさん、文房具は何を使ってるでしょうか。
シャーペン、ボールペンが一般的でしょう。
しかし、今回私が紹介したいのは万年筆です。
万年筆と聞くと、なんだか敷居が高い気がするし、手入れがめんどくさそうだったり、特別な時だけつかうものみたい、年配の人が使うもの、だったりあんまり一般的な印象はないかと思います。
私もそうでした。
しかーし、それは非常にもったいないです!
実際に万年筆を使い出すと、非常に魅力がたっぷりで、20代の私でも普段使いできる、非常に素晴らしいものでした。
私が周囲にも布教して、万年筆の虜になった人もいます。
そこで今回は、万年筆を知らない人に万年筆を布教すべく、万年筆の魅力について語り、万年筆をお勧めしていきたいと思います。
万年筆
万年筆とはなんぞやという方もいらっしゃるかと思います。
万年筆というのは、その名の通り、万年つまり末長く使える非常に長持ちして、インクを用いて使用する筆記具です。
ということで、万年筆の魅力について詳しく見ていきたいと思います。
万年筆の魅力
なめらかな書き心地
万年筆は、筆圧をかけることなく、すらすらとなぞるように書くだけで、しっかりと、書くことができます。
スラスラという感覚で、流れるように文字が書けるのは、ボールペンでは味わえない気持ちよさです。
最初に万年筆の書き心地を味わった時は感動しました。
そして、筆圧がほとんど必要ないことによって、手が疲れにくく、長時間文字を書いても、とても楽です。
万年筆ならではの文字の美しさ
万年筆で書かれた文字は、とても味わい深く、綺麗に見えます。
それは、色の濃淡がでたり、線の強弱が、ボールペンでは絶対に出せない、万年筆独特の味わいを感じることができるからです。
そして、筆圧によって、字の太さやインクの出方が変わるために、トメ、ハネ、ハライといったものが、とても上手に表現されます。
ファッション性
万年筆は、蓋を開けたときに、その特徴的なペン先から、一目で万年筆であるとわかります。
ボールペンが一般的で、万年筆を使う人があまりいない今、万年筆を使っていたら、なんだかおしゃれですよね。
はっきり言って、自己満足ですが、やっぱり人と違うというのも、大きなポイントの一つです。
万年使える
万年筆はその名の通り、しっかりと手入れをすれば何年でも使うことができます。
インクがなくなれば、基本的に新しいものと変えるボールペンとは違い、インクがなくなれば補充し、壊れたら修理することで、半永久的に使えます。
半永久的に使えることで、愛着感を持って使えるのも、いいポイントの一つです。
自分だけのオンリーワンの万年筆
万年筆は使い続けることで、ニブポイント(ペン先)の紙に当たる部分がすり減ってきて、自分の書くときの癖が、万年筆につきます。
それによって、自分で書くときは、すらすらと流れるような書き味で、書くことができます。
しかし、こうして自分だけのものとなった万年筆を、他人が使っても紙に引っかかり、うまく書くことはできません。
こういった、大切に扱い、育てていくことで、自分だけの一品になり、自分の一部のような愛着感を持って使うことができます。
万年筆のデメリット
一方で、万年筆はこういうところが使いづらいなーと言った、デメリットについても見ておきたいと思います。
インクの補充が必要
当たり前のことですが、インクがなくなったら、補充しないといけません。その補充が、若干めんどくささや、汚れてしまうなど言った、煩わしさはあります。
しかし、本当に面倒であれば、インクカートリッジを使うことができます。
まぁインクを補充するその時間も万年筆を使う楽しさの一つでもあるのですが。
乾燥に弱い
インクを使ってるという性質上、乾燥に弱いです。
ですから、キャップを外したまま置いておくと、インクが固まってしまうので、キャップをつけたり外したりする煩わしさがあります。
定期的に手入れが必要
万年筆を長く使い続けるためには、時々ぬるま湯で中を掃除してあげたり、定期的なお手入れをすることが必要不可欠です。
やっぱり、めんどくさいなと感じる人もいると思います。
しかし、万年筆の最大のお手入れは、毎日使って書くことですから、しっかりと使ってあげれば、お手入れは1ヶ月に一回から半年に一回で十分です。
高い
やっぱり、気になるのは、ボールペンと比べれば高いということですよね。
高いものの値段は、青天井です。
安いものだと、1000円ぐらいから買えますが、100円から買えるボールペンと比べると高いですよね。
しかしながら、一度購入すれば半永久的に使えるわけで、一生ものの商品と考えればその値段にも納得できますし、きちんと使い続ければ、ボールペンを買い換えるのとそこまで変わりません。
万年筆は素晴らしい
上述の通り、万年筆のメリット・デメリットについて見てきました。
そして、メリットデメリット両方考えた上で、それでもやっぱり万年筆の方がいいんです。
面倒なところもある分、より愛着がわき、その書き味は何ものにもかえられません。
デメリットすら、メリットに感じてしまいます。
それも含めて万年筆の魅力です。
これは、使ってみないとわからない部分もあると思うので、ぜひ一度使ってみてください。
気負わずに、普段使いでボールペンのような感覚で、手帳を書いたりノートをとったり、どこでも使うことができます。
最初の一本にオススメの万年筆
ここまで読むと、なんだか興味が湧いてきたという方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、比較的安価で購入することができる、最初の一本にオススメの万年筆もご紹介しておきたいと思います。
パイロット カクノ
まずは、パイロットの「カクノ」です。
一時期ブームになりかけていたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。
こちらの商品の魅力はなんといっても、880円という驚きの価格です。
万年筆とは思えない価格帯で購入でき、しかしながら、しっかりと万年筆の書き味を味わえますので、最初の一本としておすすめの商品です。
プラチナ万年筆 プレジール
次は、プラチナ万年筆の「プレジール」です。
こちらの商品も700円ほどで1000円以下の破格の値段を誇ります。
さらに、カクノと比較して、若干高級感のあるデザインになっていますから、1000円以下で、なおかつ仕事の場でも高級っぽいものが使いたいという方にはぴったりの商品です。
パイロット カヴァリエ
次はパイロットの「カヴァリエ」です。
こちらの商品は2500円程度とお手頃な値段で購入できることはもちろん、画像を見ていただければわかる通り、かなりの高級感が漂っています。
書き味も非常に滑らかで、ビジネスシーンで使っても全く問題のない、一品です。
LAMY サファリ
そして、最初の一本に最もおすすめなのが、こちらのLAMYのサファリです。
こちらも2500円程度と非常にお手頃な値段設定となっています。
そしてこのペンは、豊富なカラーバリエーション、そしてクリップ付きのキャップといったカジュアルなデザインで、普段使いするときに、最適な万年筆です。
さらに、この商品は、グリップが三角形になっており、そこに沿って使うことで、自然と正しい持ち方で万年筆を扱えます。
万年筆は最初持ち方が正しくないと上手く書けないという方もいらっしゃるので、こちらのLAMYを最初の一本とすることを強くおすすめします。
最後に
ということで、万年筆の魅力、そして最初の一本におすすめの万年筆をご紹介してきました。
万年筆は、インクの種類など、無限の楽しみがあり、やみつきになってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
とにかく使えば、万年筆の魅力というのがわかっていただけるかと思いますので、ぜひ一度使ってみることをおすすめいたします!
今回は、最初の一本ということで、4本だけ紹介しましたが、ご好評でしたら、各値段別のおすすめの万年筆の紹介もしたいと思います。
以上!