こんにちは!ハンザワです。
本日はビットコインの急落に関しての記事です。2017年9月4日に大国である中国が仮想通貨を取り締まる規制を発表したことからビットコインが急落しました。
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事態の概要
以下はブルームバーグの記事からの引用です。
仮想通貨ビットコインの価格が4日急落し、7月以来の下げ幅を記録した。中国人民銀行(中央銀行)がイニシャル・コイン・オファリング(ICO)を違法とし、関連する資金調達活動全てを即時停止するよう通告したことが背景にある。急成長中の仮想通貨市場にとっては、規制面でこれまで最大の課題を突きつけられた格好だ。
中国の規制発表を受けてビットコインは急落
2017年9月4日にビットコインは11%超も値下がりしました。最近は大きな値下がりもなく右肩上がりの勢いだったので、急落に驚いた人も多いでしょう。
なお、ニュースの「中国が仮想通貨を規制」の部分だけを聴いて、中国では仮想通貨そのものが規制されたと勘違いした人がいるかも知れませんが、それは間違いです。規制されたのはあくまで、イニシャル・コイン・オファリング(ICO)だけです。
イニシャル・コイン・オファリング(ICO)を簡単に説明すると「新たに仮想通貨を発行して資金を調達すること」です。仮想通貨のほんの一部の利用方法が規制されたにすぎません。
急落の理由は規制の内容よりも、利益確定の売却によるものが多いのでは
中国のICO規制発表があり、今後の仮想通貨の立場・市場価値が危ういと考えてビットコインを売却した人もいるとは思いますが、売却した人の多くは利益確定と狼狽売りだと考えます。
ビットコインはここ最近は大きな値下がりがなく、ずっと値段が上がり続けていたため含み益となっている投資家が「売り材料」を探していたのでしょう。多くの投資家が「売り材料」を探していたところに中国のICO規制のニュースが報道され、売却するトリガーとなったのではないでしょうか。いったん売られ出すとビットコインの値下がりが始まり、狼狽した投資家が続いて売却したことで大きな下げになったのだと考えます。
仮想通貨は世間に流通してから期間がまだ浅いため、各国でリーガル面等様々なリスクがあります。今回は改めて仮想通貨市場の未熟さを思い知らされたできごとでしょう。
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改めてわかった分散投資の大切さ
仮想通貨投資が魅力的な投資対象とはいえ、集中投資するのではなく分散投資がリスクを減らすうえで大切だと改めて認識しました。(仮想通貨投資は、まだ「投資」と言えるほど成熟した市場ではないかも知れませんが。)
ハンザワは運用資産の10%くらいが仮想通貨への投資です。割合を増やそうかと検討していましたが、しばらくは現在の割合を維持して、様子をみることにします。
仮想通貨投資はギャンブル!リスクはあるが、儲かる夢がある - ハンザワブログ
最後に
仮想通貨には多くの良い面があり、仮想通貨投資は非常に魅力的です。しかし、仮想通貨投資には色々なリスクがあります。今回の事態を仮想通貨投資を行なっていく中での教訓としたいと思います。
それでは!