居酒屋さんのように気の利いたおつまみ、家でできたら最高ですよね。軽いおつまみから、変わり種のおつまみなどアイデア次第で簡単に美味しいものが作れてしまうんです。今回は「週刊漫画ゴラク」でおつまみレシピの連載を持つ居酒屋ライターのパリッコさんに「自宅でメチャクチャ簡単にできる創作おつまみレシピ!」を教えていただきました。
超手抜きな昆布じめレシピ『おつとめ刺身の塩こんぶ和え』
仕事帰りにスーパーでおつとめの刺身を買って晩酌のつまみにするとき、超〜新鮮!ってわけでもない魚の場合、こういう食べた方がうまかったりするんです。別におつとめ品にこだわることはなく、普通にマグロの赤身の切り身パックでも大丈夫。塩こんぶを適量入れて和えるだけ。臭みが気になるなら、千切りの大葉を添えるのがオススメです。
まぐろはおつとめ品でなくても大丈夫です。
袋に入れてまぜるだけ。少し時間を置くとよいです。
完成!まぐろ以外の刺身でもおいしそう。
美味しすぎなフェイクメニュー! 『うなカマバター』
カマボコで出来たうなぎフェイク商品「うな次郎」というものがあります。これを使って、大阪「じねん」の名物で、うなぎの上にバターを乗せた「うなぎバター」を作ってしまおうという、フェイクにもほどがあるメニュー。作り方は酢飯に「うな次郎」を乗せ、無塩バター少々を乗せて、帯状の海苔をあしらうだけ。食べるときにバターを乗せるのがオススメです。
「うな次郎」は近所のスーパーで入手できます。
基本は載せるだけなので、こちらも簡単!
たこ焼き機を使って、冷蔵庫の豆腐を絶品おつまみに!『たこ焼き風コロコロ豆腐』
最近、家にたこ焼き器をお持ちの人も増えているように思いますが、家でたこ焼きを焼いて食べたあと、「何かもう少しつまみが欲しいな~」って感じで、小さく切ったウインナーとか、余ったタコの足とかをたこ焼きの穴に放り込んで、ただ焼いて食べる時とかってありませんか?そんなときに豆腐を適当に切ってこれをたこ焼き器で焼いてみたら、びっくりするほどおいしいものができます。なんと四角い豆腐の角が消えて丸くなりたこ焼きのようになります。作り方も簡単、木綿豆腐一丁を賽の目上に切り、油を引いたたこ焼き器で焼きます。丸く焼けたら、カツオ節、青ノリ、ソース、お好みでマヨをかけて完成です。
木綿豆腐をサイの目切りにします(絹豆腐でも可)
たこ焼き器に入れます。かなり飛び出しますが、大丈夫です。
コロコロころがしていくと、たこ焼きのように丸まってきます。
ソースやかつおぶし、青のりをかければ、見た目はまるでたこ焼きに!
どれも手軽に家で出来るものばかりですので、冷蔵庫に余っているならぜひ、お試しあれ!