難攻不落の要塞、ヴォイニッチ手稿(ヴォイニッチ写本とも)

1912年、ローマ近郊のモンドラゴーネ寺院で発見され、発見者である古書商ウィルフリッド・ヴォイニッチにちなんで「ヴォイニッチ手稿」と呼ばれています。

暗号とおぼしき未知の文字で記され、多数の色とりどりな挿し絵が描かれている。文字は丸みを帯びて画一的で、やや不気味な印象。イラストもオカルティック・ややグロテスクな雰囲気。

特にその見た目の奇怪さから、多くの研究家やオカルトマニアを惹きつけていた 暗号や魔術書ではないかという説も

とくに「これは何を書いているものなのか」「現代でどんな役に立つのか」などが研究され、ときおり「解読した」という眉唾の発表が散発的にあったが、確信的なところには至らなかった。

ヴォイニッチ手稿を解読した、という人は過去に何度も現れてるので、他の人が信頼性を検証してくれるまでは少し落ち着いて続報を待ちたい。 ちなみに2chでは、2011年にも2015年にも2016年にも「読める」って人が現れてて、その都度「解読」結果が違ってる。

年代のみは、1404年から1438年の間に作られたものであると判明していた

物体の炭素を調べることで分かる技術です

そしてついに、百余年の歳月を経て、中身が解読された模様

Holy shit holy shit holy shit holy shit The Voynich manuscript, decoded the-tls.co.uk/articles/publi…

なんてこったなんてこったなんてこった!ヴォイニッチ手稿が解読されちまった!

今回の情報源は「The Times Literary Supplement」という信頼のある媒体で、かつ解読結果は信憑性の高い情報が列挙されているため、世界中で驚きの声が上がっている状況だ。

フェルマーの最終定理がアンドリュー・ワイルズによって解かれた時のような衝撃だろう

・イラストが著名な医者のイラストの複製だったのでほぼ内容については確定っぽい ・今までのヴォイニッチ手稿解読!は言ったもんがちだったところがあるけど今回はソースがタイムズ紙なのでガチっぽい。 the-tls.co.uk/articles/publi…

かの有名な「ヴォイニッチ手稿」が解読されたっぽいのでまとめときます。 ・石版や墓石のラテン語を当てはめていって解読に至ったっぽい ・解読されなかったのは略語の多様のため ・内容は天体・入浴・薬草学などを記した医学書(当時のため迷信も) ・有名な医者のエピソードなどがイラストと一致

ヴォイニッチ手稿まとめ ・一次ソースはNicholas Gibbsという歴史研究者がタイムズ紙系列の文芸批評サイトに書いたエッセイ ・内容は女性の健康に関するもの ・大半が他の本からの丸転載だが当時は著作権の概念がなく古い本の内容をそのまま持ってくる事が一般的だった

・石版や墓石のラテン語を当てはめていって解読に至った模様

・解読が難しかったのは略語が多用されていたのと、ページの順序がおかしく目次や索引もなかったから。

・内容は天体・入浴・薬草学、女性の健康などに関することを記した医学書(当時のため非科学的・迷信的な内容も含まれる)

・イラストが著名な医者のものの複製だったということが確認できたのが大きな解読点

・実は内容は大半が他の同類本からの転載。当時は著作権の意識や概念が無く、古い本の内容をそのまま掲載することが多かった

内容は天体・入浴・薬草学、女性の健康などに関することを記した医学書(当時のため非科学的・迷信的な内容も含まれる)

医学書とわかっていても不気味な見た目です。
幾何学的で、どこか宗教的、非常にミステリアス。迷信的・非科学的な内容が多かったのも頷けます。

不気味さを増した要因

暗号説や文字の形、繰り返し文字の多さ

同じ単語が飛び石で4つ連なっている。

記者が貴社に汽車で帰社する・・・的な?

特にドーンと大きくイラストがあり、文字がイラストをまたいで間を縫うように書かれているのが印象的。そしてそれが得も言えぬ不気味さを助長させていたのです。

ただのデタラメ・落書き、精神異常者による執筆説もあった

難攻不落の要塞がどうやら陥落し、驚く人多数だが、簡単に言えば「健康のために風呂に入ろう」という今となっては浅い内容だったため、肩透かし状態に(笑)

意味がわかっても、あまり意味がなかったという……。

確かに女性たちが入浴する挿絵がたくさんある

ヴォイニッチ手稿は簡単に言うと女性向けに「健康のために風呂に入れ」って話をしているだけの本、ということらしい

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