メキシコ南部のオアハカ州の沿岸部にあるフチタンでは、これまでに36人の死亡が確認されているほか、市庁舎の一部が倒壊したり、多くの建物が崩れたりするなど、大きな被害が出ています。
メキシコのペニャニエト大統領は8日、現地を訪れ、被害の状況などを視察しました。そして、地元の人たちを前に演説し、「フチタンは、地震の被害が最も大きい。亡くなった人やその家族のために、今こそ団結しましょう」と呼びかけました。
メキシコ地震 死者61人 救助活動続く
k10011133051_201709091216_201709091217.mp4
メキシコ沖の太平洋で起きた地震で、これまでに少なくとも61人が死亡しました。地震の発生からまもなく24時間となり、被害が集中しているメキシコ南部の地域では、軍などが出動して、建物の下敷きになっている人たちの救助活動にあたっています。
日本時間8日午後2時前、メキシコ沖の太平洋を震源に発生した地震では、メキシコ南部の沿岸に最大で1メートル75センチの津波が押し寄せたほか、激しく揺れた南部の地域では建物の崩壊が相次いでいます。
メキシコ政府によりますと、崩れた建物の下敷きになるなどして、南部のオアハカ州やチアパス州などで、これまでに少なくとも61人が死亡したということです。
このうち、チアパス州では、州知事が軍などに出動を要請し、1000人規模で建物に閉じ込められた人の救助活動や、がれきの撤去を続けています。
メキシコ湾ではハリケーン「カティア」が西に進み、まもなくメキシコに上陸するおそれがあります。メキシコのペニャニエト大統領は「地震の被害を受けた地域では、ハリケーンの強い雨や風によって斜面が危険になるので近づかないでほしい」とツイッターに投稿し、ハリケーンの接近にも警戒を呼びかけています。
メキシコ政府によりますと、崩れた建物の下敷きになるなどして、南部のオアハカ州やチアパス州などで、これまでに少なくとも61人が死亡したということです。
このうち、チアパス州では、州知事が軍などに出動を要請し、1000人規模で建物に閉じ込められた人の救助活動や、がれきの撤去を続けています。
メキシコ湾ではハリケーン「カティア」が西に進み、まもなくメキシコに上陸するおそれがあります。メキシコのペニャニエト大統領は「地震の被害を受けた地域では、ハリケーンの強い雨や風によって斜面が危険になるので近づかないでほしい」とツイッターに投稿し、ハリケーンの接近にも警戒を呼びかけています。
被災地訪問の大統領「団結を」
メキシコ南部のオアハカ州の沿岸部にあるフチタンでは、これまでに36人の死亡が確認されているほか、市庁舎の一部が倒壊したり、多くの建物が崩れたりするなど、大きな被害が出ています。
メキシコのペニャニエト大統領は8日、現地を訪れ、被害の状況などを視察しました。そして、地元の人たちを前に演説し、「フチタンは、地震の被害が最も大きい。亡くなった人やその家族のために、今こそ団結しましょう」と呼びかけました。
メキシコのペニャニエト大統領は8日、現地を訪れ、被害の状況などを視察しました。そして、地元の人たちを前に演説し、「フチタンは、地震の被害が最も大きい。亡くなった人やその家族のために、今こそ団結しましょう」と呼びかけました。
「しばらく震えが止まらなかった」
NHKの取材班は8日、震源地に近いメキシコ南部タパチュラ近郊の山間部にある村に入り、被害の様子を取材しました。
村の住民によると、地震発生時、激しい横揺れが2分間ほど続いたということです。揺れのせいで、住宅の外壁のあちらこちらにひびが入っていました。また、住宅の中に入ると、部屋を仕切っていたコンクリート製のブロックが崩れ落ちていました。部屋中一面ががれきに覆われたということです。庭には崩れた多くのブロックの破片が集められていました。
住民のイネルダ・モラレスさんは「寝ていたら急に揺れが始まり、壁にひびが入り、崩れ落ちた。家全体が崩れると思った。屋外に飛び出し、揺れ治るまで待機していた。初めての経験で、とても怖かった。しばらく震えが止まらなかった」と話していました。
今回の地震で、大きな被害が出ているメキシコ南部のオアハカ州フチタンに住む女性はNHKの電話取材に対して、「自宅が半壊状態で水道も止まっている。水や食べ物、薬などがすべてなくなってしまったので、早く届けてほしい」と話していました。また、周辺の被害の状況について、「周りの住宅は倒れたり、壊れたりしていて、大変な状況だ。発生時も大きく揺れたが、今も大きな余震が続いていて、とても怖い思いをしている」と不安そうに話していました。
村の住民によると、地震発生時、激しい横揺れが2分間ほど続いたということです。揺れのせいで、住宅の外壁のあちらこちらにひびが入っていました。また、住宅の中に入ると、部屋を仕切っていたコンクリート製のブロックが崩れ落ちていました。部屋中一面ががれきに覆われたということです。庭には崩れた多くのブロックの破片が集められていました。
住民のイネルダ・モラレスさんは「寝ていたら急に揺れが始まり、壁にひびが入り、崩れ落ちた。家全体が崩れると思った。屋外に飛び出し、揺れ治るまで待機していた。初めての経験で、とても怖かった。しばらく震えが止まらなかった」と話していました。
今回の地震で、大きな被害が出ているメキシコ南部のオアハカ州フチタンに住む女性はNHKの電話取材に対して、「自宅が半壊状態で水道も止まっている。水や食べ物、薬などがすべてなくなってしまったので、早く届けてほしい」と話していました。また、周辺の被害の状況について、「周りの住宅は倒れたり、壊れたりしていて、大変な状況だ。発生時も大きく揺れたが、今も大きな余震が続いていて、とても怖い思いをしている」と不安そうに話していました。
現地の日本人「恐怖を感じている」
今回の地震で大きな被害を受けたチアパス州に住む日本人の男性は、NHKの電話取材に対し、「美術館の屋根が落ちたほか、教会の鐘楼は完全に崩れていて、被害はかなり大きい。これまで経験したことがないほど地震の揺れが大きく、恐怖を感じている」と話していました。
また、メキシコ湾を西に進むハリケーン「カティア」による被害の拡大が懸念されていることについて、「15分から20分おきに余震が続いているうえ、ハリケーンも来ているので、悪い状況だと感じている。街の人たちも不安を抱いている」と話していました。
また、メキシコ湾を西に進むハリケーン「カティア」による被害の拡大が懸念されていることについて、「15分から20分おきに余震が続いているうえ、ハリケーンも来ているので、悪い状況だと感じている。街の人たちも不安を抱いている」と話していました。
本田選手がツイート
サッカー日本代表でメキシコ1部リーグのパチューカに所属する本田圭佑選手は、メキシコ南部の沖合の地震が起きたあと、みずからのツイッターに、「パチューカは大丈夫です。にしても頻繁にレコードって地球も安全じゃないよね」と投稿しました。
本田選手がツイート
サッカー日本代表でメキシコ1部リーグのパチューカに所属する本田圭佑選手は、メキシコ南部の沖合の地震が起きたあと、みずからのツイッターに、「パチューカは大丈夫です。にしても頻繁にレコードって地球も安全じゃないよね」と投稿しました。
メキシコ地震 死者61人 救助活動続く
メキシコ沖の太平洋で起きた地震で、これまでに少なくとも61人が死亡しました。地震の発生からまもなく24時間となり、被害が集中しているメキシコ南部の地域では、軍などが出動して、建物の下敷きになっている人たちの救助活動にあたっています。
日本時間8日午後2時前、メキシコ沖の太平洋を震源に発生した地震では、メキシコ南部の沿岸に最大で1メートル75センチの津波が押し寄せたほか、激しく揺れた南部の地域では建物の崩壊が相次いでいます。
メキシコ政府によりますと、崩れた建物の下敷きになるなどして、南部のオアハカ州やチアパス州などで、これまでに少なくとも61人が死亡したということです。
このうち、チアパス州では、州知事が軍などに出動を要請し、1000人規模で建物に閉じ込められた人の救助活動や、がれきの撤去を続けています。
メキシコ湾ではハリケーン「カティア」が西に進み、まもなくメキシコに上陸するおそれがあります。メキシコのペニャニエト大統領は「地震の被害を受けた地域では、ハリケーンの強い雨や風によって斜面が危険になるので近づかないでほしい」とツイッターに投稿し、ハリケーンの接近にも警戒を呼びかけています。
被災地訪問の大統領「団結を」
「しばらく震えが止まらなかった」
NHKの取材班は8日、震源地に近いメキシコ南部タパチュラ近郊の山間部にある村に入り、被害の様子を取材しました。
村の住民によると、地震発生時、激しい横揺れが2分間ほど続いたということです。揺れのせいで、住宅の外壁のあちらこちらにひびが入っていました。また、住宅の中に入ると、部屋を仕切っていたコンクリート製のブロックが崩れ落ちていました。部屋中一面ががれきに覆われたということです。庭には崩れた多くのブロックの破片が集められていました。
住民のイネルダ・モラレスさんは「寝ていたら急に揺れが始まり、壁にひびが入り、崩れ落ちた。家全体が崩れると思った。屋外に飛び出し、揺れ治るまで待機していた。初めての経験で、とても怖かった。しばらく震えが止まらなかった」と話していました。
今回の地震で、大きな被害が出ているメキシコ南部のオアハカ州フチタンに住む女性はNHKの電話取材に対して、「自宅が半壊状態で水道も止まっている。水や食べ物、薬などがすべてなくなってしまったので、早く届けてほしい」と話していました。また、周辺の被害の状況について、「周りの住宅は倒れたり、壊れたりしていて、大変な状況だ。発生時も大きく揺れたが、今も大きな余震が続いていて、とても怖い思いをしている」と不安そうに話していました。
村の住民によると、地震発生時、激しい横揺れが2分間ほど続いたということです。揺れのせいで、住宅の外壁のあちらこちらにひびが入っていました。また、住宅の中に入ると、部屋を仕切っていたコンクリート製のブロックが崩れ落ちていました。部屋中一面ががれきに覆われたということです。庭には崩れた多くのブロックの破片が集められていました。
住民のイネルダ・モラレスさんは「寝ていたら急に揺れが始まり、壁にひびが入り、崩れ落ちた。家全体が崩れると思った。屋外に飛び出し、揺れ治るまで待機していた。初めての経験で、とても怖かった。しばらく震えが止まらなかった」と話していました。
今回の地震で、大きな被害が出ているメキシコ南部のオアハカ州フチタンに住む女性はNHKの電話取材に対して、「自宅が半壊状態で水道も止まっている。水や食べ物、薬などがすべてなくなってしまったので、早く届けてほしい」と話していました。また、周辺の被害の状況について、「周りの住宅は倒れたり、壊れたりしていて、大変な状況だ。発生時も大きく揺れたが、今も大きな余震が続いていて、とても怖い思いをしている」と不安そうに話していました。
現地の日本人「恐怖を感じている」
今回の地震で大きな被害を受けたチアパス州に住む日本人の男性は、NHKの電話取材に対し、「美術館の屋根が落ちたほか、教会の鐘楼は完全に崩れていて、被害はかなり大きい。これまで経験したことがないほど地震の揺れが大きく、恐怖を感じている」と話していました。
また、メキシコ湾を西に進むハリケーン「カティア」による被害の拡大が懸念されていることについて、「15分から20分おきに余震が続いているうえ、ハリケーンも来ているので、悪い状況だと感じている。街の人たちも不安を抱いている」と話していました。
また、メキシコ湾を西に進むハリケーン「カティア」による被害の拡大が懸念されていることについて、「15分から20分おきに余震が続いているうえ、ハリケーンも来ているので、悪い状況だと感じている。街の人たちも不安を抱いている」と話していました。
本田選手がツイート
サッカー日本代表でメキシコ1部リーグのパチューカに所属する本田圭佑選手は、メキシコ南部の沖合の地震が起きたあと、みずからのツイッターに、「パチューカは大丈夫です。にしても頻繁にレコードって地球も安全じゃないよね」と投稿しました。
本田選手がツイート
サッカー日本代表でメキシコ1部リーグのパチューカに所属する本田圭佑選手は、メキシコ南部の沖合の地震が起きたあと、みずからのツイッターに、「パチューカは大丈夫です。にしても頻繁にレコードって地球も安全じゃないよね」と投稿しました。