おとなんつづり

オトナになっても純粋に心豊かに。自由な視点で綴ります。

パンパスグラスのように時には足を止め、風にまかせて輝く。


先日、大きなパンパスグラスという大きな植物に出会いましたよ。秋になると美しい花穂が輝きます。秋空に向かって揺れていました。

 

目次

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パンパスグラスはススキと同じ仲間

 

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(横浜みなとみらい赤レンガ前にて) 

 

 

私が出会ったパンパスグラスは、2メートルくらいに成長していました。

街中でシンボル的に植えられているのも見かけますね。4m~6mにもなるのでとっても見応えあります。

 

パンパスグラスはとても大きく成長する「イネ科」の植物。ススキと同じ仲間です。南米の大草原(パンパス)に生えている草(グラス)という意味なんですよ。私はこのアイボリー色しか見たことが無いけれど、桃色や赤黒色の穂を付ける種類もあるようですね。

 

造園の仕事をしていたとき、会社で鉢植えにした事があるんですが、すぐに根を張って大変でした。しっかり大地に根を張るからこそ美しいのでしょうね。

 

 

 

パンパスグラスを見て思い出すのはススキ。お月見のとき、なぜお団子やススキを飾るんだろう?・・・気になったので、ちょっと調べてみましたよ。簡単にまとめるとこんな感じでした。

 

お月見にお団子やススキを飾るのはなぜ?

神さまに収獲を感謝して来年の実りを願うのがお月見。お団子はお月様に見立て、ススキは稲穂に見立てたもの。ススキは切り口が鋭いため、お供えした後のススキは魔除けとして軒下などに飾る風習がある。   

 

今年(2017年)の中秋の名月は10月4日だそうですよ。

ススキはお花屋さんでも販売しているので、数本購入してご自宅で秋を楽しむのも良いかもしれません。あまり日持ちしないので、根本を切って1分ほど酢に漬けると少し長持ちしますよ。 

 

 

自分よりも大きなパンパスグラスの穂に触れて思うこと

 

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(横浜みなとみらい赤レンガ前にて) 

 

 

ピントが合ってないのが残念~。私の顔の高さくらいの穂です。触れてみると柔らかくてふわふわ。秋の風に身をまかせてキラキラしています。

 

そんな穂を撫でながら、我が身を振り返り。

植物と話すことは出来ないけど、眺めていると時々元気をもらうんですよ。

 

 

大きな目標に頑張りすぎず、気になっている事から片づけて心の余裕を作りたい 

 

最近感じるのは「頑張らないことを頑張っている」こと。無理に趣味を続けているような感じと言えば分かりやすいでしょうか。勝手に決めたマイルールに縛られているような。

避けられない日常のあれこれは別ですよ。それ以外で、心の開放が上手く出来ていない感じです。

 

そんな私の解決方法としては、まずは目の前の気になっていることから少しずつ手掛けるのが良さそうです。少しでも解決していけば、それだけ心の余裕が出来るように思うから。こんな当たり前な事、改めて思ったりして。

 

 

 

本当にしたい事は何か。

大きな目標も良いけれど、時には足をとめて風にまかせても良いのかも。

元気いっぱいポジティブに行動する事ばかりが、輝くことではないはず。

 

堂々と揺れる美しい穂に教わったように思いました。