ハンドルネーム「へべれけ」さんや「スミマセン」さんからいくつかのご質問をいただいた。

【へべれけ】さんより


「このブログの読者の多くは、長谷川さん個人の覚悟や信念は疑っていないはずです。
マシな部類の政治家になるんじゃないかと期待もしていて、
たぶん一票を投じてもいい相手だと思ってます。
でも、維新と言う政党に関しては必ずしもそう思ってないんです。
私も含め(中略) 維新が日本のこころや自由党と違うのは大阪での実績を武器にできるとこだけです。 まずは大阪で有無を言わせぬ実績を積むしかないと思います 」


【スミマセン】さんより

「長谷川さんがおっしゃる維新は正しい、というのが何をもってなのか全く通じません。
「国民に政治を戻すこと」「古い政治」を「叩き壊す」というのは、かつての民主と同じように聞こえます。
今一度、維新が何をやろうとして、国民生活がどうなるか語ってください」



改めてになってしまうが、繰り返し記述して問題ないと思う。
2月に記者会見して以来、なぜ維新なのか、なぜ日本を救える可能性があるのかを何度も記述しており、また「本気論TV」でも話してきたが、今回も。

1、日本の現状把握

まず、日本はかなりまずい状況。
この人口形態は相当厳しい。ごまかしながら借金を重ねて無理やりな運営をしているが、ごまかしはいつまでも通じないと見たほうがいい。河合雅司氏の『未来の年表』にも詳しく記述されえているが、日本の将来は多くの日本人が考えているよりもはるかに暗い。目を背けているだけ。

2、政治の現状把握

そんな中において、日本の政治は相変わらず、才能の全くない議員たちが予算という名の我々が支払っている税金をばらまき続け。次の選挙に当選するためにばらまく。
みんなのもとに還元されるのは自分たちがばらまいた後。こんなことやってたらいつまでたっても借金が増え続けるだけ。

3、政治がやらなければいけないこと

今の最大の問題は「国民が政治を信頼していない」こと。そのためにも、まずは政治家が「おいおい…ちょっとやりすぎじゃない…?」と突っ込みたくなるレベルで、私たち全員がしっかりと「誰が見ても頑張っているように」苦しまなければいけない。先頭に立たなければいけない。
議員のお給料、高すぎる。
議員の数、多すぎる。
議員特権の年金、また復活かよ。
これに反論する日本人、いるだろうか?誰がどう見ても議員たちは特権の塊。誰が一緒に苦しんでくれるって?誰が一緒に戦ってくれるって?
我々維新はそれらを「身を切る改革」と言ってる。まず一番汗をかこう、と。

4、では維新は何をしたか?

そこで大阪で維新が最初にしたのが定数削減。つまり、仲間たちの首を切った。そして、議員報酬の削減。自分たちの給料をカットした。
そこまでして、おじいちゃんおばあちゃんにばらまかれてた補助金を少しずつカットさせてもらった。例えば、公共の交通機関。バスなど。
大阪で「全部無料」で乗れていたのを「50円だけ払ってくれ」とお願いした。
大阪では橋下氏や松井氏が先頭に立って自分たちのお給料をカットし続けてたので理解をしてもらえた。
そこで得られたお金を使って大阪では全小学校・中学校にエアコンを設置できた。給食も支給できるようになった。


こうなると「大阪が子育てしやすいらしい」「住みやすいらしい」となる。


現在、大阪市には人口がどんどん流入中。税収もどんどん増え、借金がどんどん減り続けている。これが大阪。これが維新の政治。

他方、維新をみんなで攻撃し続けている堺市というお隣の政令指定都市では、利権と癒着が横行。
いまだにコンクリートの箱モノを作って、現職市長が「税金を使っての票固め」を行っている。
ちなみに堺市の給食の配給率は政令指定都市最低クラスのわずか7%
そんな都市で子育てしたいわけないだろ。

堺市は全国に1000以上ある市町村の中で人口流出数が全国ワースト10入り。
当たり前。そんな都市、見捨てる権利も市民にはある。

5、質問へのお答え

これからの日本がバラ色とでも?
何をどう計算しても苦しい未来が待っている。そこでは、今までばらまかれて「それが当たり前」と思っていた常識を我慢してもらい始めることになる。例えばバスの無料とかだ。昔のバカ政治家がばらまきをしていたが、そもそも「ただで乗れる」方が狂ってる。しかし、これらを「一度の乗車に50円だけください」とお願いしたところ大阪では自民や共産のバカ議員たちが「老人いじめだ!」と叫び続けた。
こんな未来が日本中で起こることになる。

そんな時に、自分たちが正しく・厳しく身を律していなければ、誰も付いてきてくれない。
日本は政治家が正すんじゃない。
政治家が先頭には立つが、日本人みんなで正していかなければいけないわけ。

それが出来るのは、維新だけ。自分たちが「身を切ってる」から。

必死になって維新が叫んでいる「身を切る改革」とはこういう意味でした。
ご参考までに。