今のマスメディアの「考えなしに『ぽっちゃり』と表現する文化」に少し違和感を感じています。
例えば、こちらのニュース。ヤフートップにもなっていましたが……。
ぽっちゃりコスプレ「デブライブ!」が話題 「可愛い」「元気出た」
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6171420
ズバリ言ってしまって申し訳ないのだけれど、私には可愛いとも思えないし、ぽっちゃりではなくただのデブだと思います。ご自分たちも「デブライブ」と言ってるはずです。そこはちゃんと正直に書いた方がいいと思います。
私は、人を身体的特徴で揶揄することが嫌いです。以前もブログに何度か書いているんですが、嫌いと言うか、それは人としてとても最低な行為だと思っています。
例えば、頭の薄い人に対して「ハゲ!」
身長の低い人に対して「チビ!」
こういうことを言う人は、本当に情けないと思うし、人間としていろいろとやり直した方がいいと思います。自分がそんなこと言われたら、どんな気分になるでしょう? いやな気持にはならないでしょうか?
かくいう私も、ご覧の通りのサル顔です。小学校の時などは家がそんなに裕福な家庭なわけではないので、毎日、冬になると、青いジャンパーばかりを着ていました。私はそのジャンパーを気に入っていたので、気にはしていませんでしたが、顔はゴリラ顔で、青いジャンパーを着ている、と言うことで、クラスの女子の一部に「青ゴリラ!」と呼ばれたことがありました。
人に対して「その人に責任がないこと」を揶揄するのは私は違うと思いますし、人としてとても品のない行為だと思っています。逆に、その人の責任があったり、その人の健康を害することなのであれば、それは非難されるべきだと思っています。例えば喫煙。飲酒の行き過ぎ。その人を思うのであれば、むしろ指摘してあげた方がいいです。
日本女性が世界的に見て「病的に」細いのも、もっと非難されるべきだと私は思っています。海外では、やせすぎのモデルは、ショーに使うと刑罰が科せられます。当然です。やせ過ぎは健康に良くないためです。何も知らない若い女の子たちが憧れたらどうするのでしょう。
でも、最近のマスメディアの「どう見てもただのデブ」を「ぽっちゃり」と表現するのです。なじめません。
記事中の写真も見ましたが、これはただの「肥満」です。よく、「デブとぽっちゃりの境界線はどこなのよ!」と何に対して怒っているのか分からない女性陣がいますが、そんなものは、すでに世界各国で明確な基準値が出されています。
一番正確なものが皆さんもご存知の『ボディマス指数』です。BMIと呼ばれることが多いですよね。WHOはその数値が30を超えたら、「肥満」と設定しています。要は、基準値と言われる18.5以上25未満であれば、全く問題なし。25~30未満が「ぽっちゃり」でいい訳です。
日本人女性は18.5以下の女性がかなりいます。そんな女性のことを
「細~~~い♪」
と言って賞賛している人間は、健康状態が危険な『やせすぎ』の値を称賛していることになります。テレビなどで言う言葉では絶対にありません。BMI30以上も同じです。健康的に間違いなく警告されるべきレベルです。アメリカなどでは、大統領も取り組む社会問題になっている値です。そんな女の子を写真に載せて、記事上では……
「笑顔が可愛い~」
「元気出た♪」
アホですか?と。
「やせすぎ」も「デブ」も、同様に健全ではありません。もちろん、アメリカなどでは病気で太ってしまう人もいます。しかし、日本では、WHOの基準に照らし合わせれば、肥満に属する人はわずか3%しかいないというデータがあるそうです。日本では、遺伝性の肥満はほとんど確認されていないと聞くので、おそらく、日本のおデブは「自らの堕落した生活」のたまものだと想定できます。
超意識の高い、超健康的な生活をしなきゃダメ、という気は全くありません。デブでもやせでもそれはそれでいいと思います。でも、健康を害するレベルだ、と世界保健機構が認定しているデブを……
マスメディアが褒めちゃダメです。賞賛しちゃダメです。
くだらない言葉遊びしていないで、デブには「痩せろ!」と叱りましょう。痩せすぎガリガリちゃんには「飯を食え!」と怒りましょう。それって、思いやりだと思うんですが違うんでしょうか。
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