「パックマン」や「ドンキーコング」をはじめ、多数のゲームキャラクターが地球を襲うコメディ映画「ピクセル」が、「金曜ロードSHOW!」(日本テレビ)で9月15日21時から放送されます。かつてのゲーム少年たちが地球を救う!
1982年にNASAが地球外生命体へ発信した、友好のメッセージ映像が物語の発端。映像に含まれていたゲームのシーンが異星人に「挑戦状」と解釈されてしまい、2015年になって地球は攻撃を受けることになります。異星人は映像をもとに、ゲームキャラクターを兵器として再現。あらゆる物質をバラバラのキューブ状にする能力で、米空軍基地を壊滅させ地球を窮地に追い込みます。
対抗するのは、1982年当時にアーケードゲーム世界大会で惜しくも優勝を逃して以来、自信を失ってパッとしない人生を送ってきた主人公のサム。侵略の形式がゲームのルールを模した3本勝負だったことから、大統領の要請を受けて「対ゲームキャラ兵器」で再びゲームに挑みます。
「ギャラガ」や「アルカノイド」、「テトリス」といった人気ゲームの登場(1982年よりあとの作品が混じっているのはご愛敬)もさることながら、中年となったゲーマーの悲哀も「ピクセル」の見どころ。誰でもコメディとして楽しめる内容ですが、特に少年時代、アーケードゲームにアツくなった人に刺さるはずです。
(沓澤真二)
Copyright© 2017 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.