9月3日(日)マリンメッセ福岡にて、
人生2度目のスピッツのライブに参加して来ました!
今までで一番、
ーー今回は完璧に、完膚なきまでに完全な「今までで一番」を使わせていただきますーー
今までで一番楽しめたコンサート、でした
- 福岡(Vo.草野マサムネの出身地)で観れたこと
- 初めてライブで聴く曲が多数有ったこと
- ステージに近い席だったこと
のちに何十年と僕の頭に残ることになると思いますが、改めて文字にも起こしておきます。ネタバレ有りです
目次
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- スピッツ30周年ライブ概要
- まさかのライブに遅刻
- スピッツ30周年ツアー3050・福岡公演セトリ(9/3)
- スピッツは絶対に「解散」という選択を取らないバンド
- 人生を変える体験になったかもしれない
- スピッツ30周年ライブレポ・あとがき
- ツアーグッズも盛りだくさんです
スピッツ30周年ライブ概要
今年で結成30周年を迎えるバンド・スピッツの全国ツアー
「SPITZ 30th anniversary ANNIVERSARY TOUR THIRTY30FIFTY50」
静岡のエコパアリーナからスタートし、3ヶ月かけて全国を回る
スタッフのツアーブログはこちら
まさかのライブに遅刻
ライブ当日に限って、急用が入ってしまった。友人なら断っていたが、そうもいかない相手だった(お葬儀とかではない)
すべての用事が済んだのが5時00分。開演まで残り30分。
地下鉄を降りた後は一度も歩を緩めることなく、マリンメッセ福岡へ向かいました
会場に到着。時刻は5時50分、20分のオーバーです
しかし脳がブログに侵されている僕には、この時すでに(この遅刻はブログのネタになるな)という意識がありました。気がつけば右手にスマホを持ち、シャッターボタンを押していたんです
やっとの思いで手に入れたチケットを握りしめ、息を切らしてライブ会場に向かう僕
を演出したいという気持ちもありました。僕自身ですら、まさかスマホを左手に持ち変えて写真を撮るとは思いませんでした。ライブに20分も遅刻しているというのに、信じられません。
辺りを見回しても誰一人いません。そう既に中ではライブが始まっているのですから
寝遅刻して学校にいくと、一限が体育で誰も居なかった教室を思い出していました。。
スピッツ30周年ツアー3050・福岡公演セトリ(9/3)
引用元:スピッツ30周年ツアー2017の全公演セトリまとめ | やわろっく
- 醒めない
- 8823
- 涙がキラリ☆
- ヒバリのこころ
- ヘビーメロウ ←(8823氏、ここで会場入り)
- スカーレット
- 君が思い出になる前に
- チェリー
- スターゲイザー
- 惑星のかけら
- メモリーズ・カスタム
- 波のり
- ロビンソン
- 猫になりたい
- 楓
- 夜を駆ける
- 夢追い虫
- 正夢
- 運命の人
- 恋する凡人
- けもの道
- 俺のすべて
- 1987→
アンコール
- SJ
- 君は太陽
え、
な、なにやってんだァァァーーーー!!
8823聴き逃したァァァーーーーーーー!!!
写真撮ってる暇なんてなかった。初めてブログがイヤになりました
けど、終わったことは仕方がないや。
一応20曲以上楽しめたので、ここからは個人的に思い出深かった曲を
紹介しようと思います
惑星のかけら
- アーティスト: スピッツ,草野正宗,長谷川智樹
- 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
- 発売日: 2002/10/16
- メディア: CD
- 購入: 2人 クリック: 7回
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後ろの10個程あるLEDディスプレイと照明によって、ステージ上が青白黒の3色で照らされました
※イメージ↓
君から盗んだスカート 鏡の前で苦笑い
オーロラのダンスで 素敵に寒いひとときを
不気味な歌詞と歌謡曲っぽいメロディが、ステージライトの雰囲気にぴったり過ぎて震えました。あと、肌がヘコむくらい草野さんの声の圧がすごい。視覚と聴覚と触覚で楽しめる、これぞライブの真骨頂ですね
もちろん「惑星のかけら」をライブで聴くのは初めてで、それだけでも嬉しかったんですが、なにより嬉しかったのは、席がステージに近かった事!
メンバーの顔がくっきり見えるくらいの距離でした
目でスクショしたんで絶対に忘れません
正夢
皆さんにも「音楽と一緒に記録された思い出」って有るんじゃないでしょうか
僕はこの曲を中学時代に初めて聴いたんですが、これを聴くと今でもピュアガキだった頃を思い出します。初恋は中学生の頃でしたが、ちょうどその時期によく聴いていたんですよね
僕の中学時代の青春が詰まった一曲、まさかライブで聴けるとは思いませんでした
あとサビでピンク色の紙吹雪を噴射する演出にはビックリ!!
空気の動きが悪くステージ手前でクルクルしてただけでしたが、曲の雰囲気に合っていたし、桜が舞っているようにも見えて少し感動しましたね
1987→
本セットリストのシメはこれ!!
30周年を記念して作られた最新曲。もちろん演奏するだろうとは予想してました。でも実際に聴いてみるとやっぱり感動する。今日演奏された曲たちは、この曲のお膳立てにすぎないなと感じました(そうあの8823でさえ...)
まぎれもなく、この曲1987→が今回のツアーの主役です。演奏されているときの会場はまるで
スピッツは30周年目の初心表明演説をしていて
観客はそれを聞きにくる支持者たち
みたいな空気感がありました
「まだ続けるからこれからも頼むぞ」というメンバーとファンの繋がりを再確認させる役割が、この曲には有ると思っています
恋する凡人 → けもの道 → 俺のすべて → 1987→
という会場全体のエモさが最高潮に達した流れでこれが来たもので、もう血液が逆流するんじゃないかってくらいの熱が体中から湧いてきました
最後の「ジャーン!!」という音で終わる終わり方もライブっぽくて良かったです。最高ですわほんとに。なんならもう、8823聴き逃したことなんて忘れてましたからね
「1987→」の歌詞考察!デコボコな30年を凝縮した1曲に込められた意味とは?
スピッツは絶対に「解散」という選択を取らないバンド
ライブ終盤のMCで、ボーカルの草野マサムネさんがこう言っていました。(うろ覚えですが)
今まで多くの才能のあるアーティストの方たちを見てきた。でもいつの間にか消えていたり、事情が有って辞めていったりして、気がつくと雑魚キャラのような僕たちだけが残っていた
もし音楽の神様がいるのだとしたら、俺たちに「お前たちは続けていけよ」と言ってくれているのかもしれない。俺たちにはその使命が有ると思っている
いちファンとしてはものすごく嬉しい言葉。だってまたライブやってくれるって事だから
リーダーでもある、ベースの田村明浩さんも
来てくれる人が5人以上いたら続けようと思う。メンバーの数(4人)より観客が少なかったら悲しいからね
と、言っていました。5人未満になることはないから、きっと「ずっと続けるよ」って意味ですね
「解散しないバンド」っていうのは応援し甲斐があるし、安心してファンを続けられます。いざこざがあったり、メンバー不仲の噂が立ったりするバンドだと、気持ちよく応援できないもんね
人生を変える体験になったかもしれない
今までは大きな夢を持つことが無かった人生でした。衣食住が揃っていて、ライブや旅行に行ったり、たまに贅沢できる人生ならそれでも良いと考えていましたが、今回のライブを終えて
自分の欲求を満たすだけの生き方って絶対つまらない、と初めて思えたんです
こう思えたのはきっとブログを続けていたから。ブログやSNSでは凄い方たちと交流ができるし
雲の上の存在だと思っていた表現者への道のりは、案外遠くはないな、と認識を改めさせてくれました
音楽ではなくても、小説等のテキストでも誰かに感動を与えられるのではないかと、そう思い始めています。ようやく自分のやりたいことに気づけたのかもしれません
スピッツが僕にしてくれたように、僕も誰かの心に「感動や喜び」を創れる人生にしていきたいと、今心から思っています
スピッツ30周年ライブレポ・あとがき
なんかみんなが写真撮ってたので僕も撮りました
蛇足もありましたが、9月3日に感じたことは全て文字に起こせました。おそらく次のスピッツ全国ツアーは新アルバムが出る1〜2年後になりますが、それまでブログも続けていたいですね。 読んでくれる方が1人以下になるまで僕も続けようと思います
おそらく今回のツアーも映像化されると思うので、その時またレビュー記事書きます。そんで絶対ブルーレイで買うぞっ!
今日はこの辺で!
おわりっ
ツアーグッズも盛りだくさんです
30周年だけあって、グッズの品揃えもばっちりです。僕は2日に買いに行きました
公式サイトはコチラ↓
https://spitz-web.com/30th/goods/
ちなみに僕は
- 名前をつけてやるマフラータオル
- 30/50 ビックTシャツ
- 30/50 Tシャツ(ペパーミント)
を購入しました。一番欲しかったご当地Tシャツは、僕が買う頃には売り切れていました。無念ッ!!
グッズを着てライブに行くと、楽しさが倍増しますよ!