『東京ダーク』Steamにて配信開始。アニメ調で描かれる、東京が舞台のサイコホラー・アドベンチャー

Cherrymochiは9月7日よりSteamにて『東京ダーク』の配信を開始した。価格は1780円、9月15日までは10%オフの1602円で購入可能。日本語にも対応している『東京ダーク』はポイント&クリック型のアドベンチャーゲームだ。舞台となるのは東京で、女刑事である伊藤アヤミのパートナーが行方不明になるところから物語が始まる。アヤミは相棒の消息を追って裏路地などを彷徨いながら、都市の闇に染まっていくことになる。

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発売前、『東京ダーク』はミステリーと表現されることもあるタイトルだったが、実際にプレイしてみるとかなりホラー色の強いタイトルである印象を受ける。テキスト量は多いが、コミカルなシーンはそれほど多くなく、序盤からシリアスで緊張感のある場面が続く。狙ったものであるかは不明だが、アニメ調でありながらやや崩れているキャラクターデザインは、滑稽さよりも逆に不安感を煽り、独特の雰囲気を形作っている。

パラメータはSanity(正気値)、Professionalism(職業値)、Investigation(探索値)、Neurosis(ノイローゼ値)の4つで構成されている。アヤミの行動により常にそれらの値が変化し続ける「SPINシステム」や、何かを選択すればエンディングを迎えるまで“やり直せない”オートセーブシステムは、ほどよい緊張感を生んでいる。声優の演技など細かく気になる点はあるものの、アニメーションやBGMなどは全体的にはリッチに作られている印象だ。

なお詳細は不明であるが、発売後も複数回のアップデートを予定しているそうだ。東京を舞台に陰鬱としたホラーアドベンチャーが描かれる『東京ダーク』、気になった方はチェックしてみてほしい。

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