2017年9月8日(木)現在、太陽フレアの影響で続々と障害が発生中。ちなみに太陽フレア現象は11年ぶりとのこと。Playstation Network、Twitter、Instagram、LINEの影響は?
2017年9月8日(木)現在、太陽フレアの影響で続々と障害が発生中。ちなみに大規模な太陽フレア現象は11年ぶりとのこと。
国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長: 徳田 英幸)は、日本時間2017年9月6日(水)に、太陽面中央に位置する黒点群2673における2回の大型の太陽フレア現象の発生を確認しました。このうち、日本時間20時53分に発生した現象の最大X線強度は、通常の1000倍以上に及ぶ大型のものです。この現象に伴い、高温のコロナガスが地球方向に噴出したこと及び高エネルギーのプロトン粒子の増加が確認されました。コロナガスは日本時間9月8日(金)15時から24時ごろにかけて、到来することが予測されています。この影響で、地球周辺の宇宙環境や電離圏、地磁気が乱れる可能性があり、通信衛星、放送衛星などの人工衛星の障害やGPSを用いた高精度測位の誤差の増大、短波通信障害や急激な地磁気変動に伴う送電線への影響などが生じる恐れがあり、注意が必要です。
引用元:国立研究開発法人情報通信研究機構
障害をまとめるにあたって、ダウンディテクターのデータを参考にします。
ダウンディテクターは、テクノロジーでは予知できないネットサービスの接続障害をユーザーにいち早くお知らせする、言わばデジタル世界における天気予報のような情報サービスです。 ネットサービスの障害や中断などを予知することはできませんが、気象予報士が天気を予測するように、ダウンディテクターは障害の状況をネットユーザーに伝えることができます。
引用元:ダウンディテクターについて
Playstation Network
最も障害が報告されているのはPlaystation Network。国内だけでなく、海外でも、ゲームプレイ(46%)、サインイン(38%)、ソーシャル(15%)と障害の報告が多いとのこと。
ログイン障害などが報告されることもあるTwitterですが、ログインできない(55%)、テキスト投稿サービス(44%)など、障害が続出しているようです。
OCN
日本最大手のインターネットプロバーダーでも障害が報告されています。インターネット(72%)、メール(16%)、モバイルデータ通信(10%)。
7日の23時に突然障害発生報告が多くなっています。GoogleApps(39%)、検索エンジン(32%)、全てに障害発生(28%)と、サービス全体に障害が発生した模様。尚、現在、報告は減っています。
太陽フレアの影響かはわかりませんが、障害発生が報告されています。ただし、6日での報告量の方が多いです。東京やニューヨーク、ヨーロッパ各地の大都市で特に報告が多いとのこと。画像共有サービス(100%)。
Pokémon Go
こちらも太陽フレアの影響かはわかりませんが、障害発生が報告されています。定期的に障害が報告されているようです。東京やニューヨーク、ヨーロッパ各地の大都市での報告が目立ちます。ログで(100%)。
LINE
LINE利用に障害が出たのは9月7日の17時ころがピーク。過去24時間では、その時間以外、目立った障害報告はあまりなかったようです。Twitterでは正常にLINEの通知がこないという報告も。