Entre la poire et le fromage 

『洋ナシとチーズの間』 フランスのよしなしごとを徒然なるままに

中世そのままにーーワイン香る、世界遺産「サン・テミリオン」

皆様こんにちわ、ボルドーからお届けしています、kotorioです。

夏の間にパリで書きためた記事があと半年分以上、つまり来年分まで(笑)ストックしてあるのです。季節外れにならないことを祈りつつ・・f:id:kotorio:20170905051755j:plain

さて、本日は私と旅をしましょう。

行き先は、ボルドーから40キロ、車でさくっと行けるサンテミリオンです。

1999年、ユネスコ世界遺産に初めてワイン産地が登録された街。

サン・テミリオンおよび、サン・テミリオンの「アペラシオン」を冠することが許されている周辺8つの村です。

シュヴァル・ブランやオーゾンヌ、フィジャック、オー・サルプ、フォンプレガード、ヴィルモーリーヌなどは、今や世界に名を知られるサン・テミリオンの格付けの頂点に立つワイン名ですね。

中世の町並みと代表的な歴史的建造物、周辺の村々やブドウ畑全体が世界遺産として認められ、登録されています。

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このアキテーヌ地方でワインを作ったのは実は、ローマ人。肥沃な土地を利用し、さらに中世にかけては、生産がぐんと伸びたそうです。

サン・テミリオンは、サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼街道沿いの恵まれた地理的条件を備えていたため、11世紀ごろから、教会、修道院、施療院が多く建てられました。

中世そのままに残るサン・テミリオン。くねくねと石畳みの道続き、その両側にはワインセラー、アトリエ、ワインスクール、高級食材店が続きます。

ワインバーやカフェも軒を連ね、歩くだけでワクワクする小さな街。

巨大な石灰岩を切り出した中に造られたモノリス(一枚岩)教会、トリニテ礼拝堂、サン・テミリオン修道院など、見所も多く、ボルドーからの半日トリップにぴったり。

もちろんテイスティングも各ワイナリーで楽しめました。ワインのほうのご紹介は、

ブログ4姉妹の3つ目、「kotorioさんちの美味しいもの」にて。

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