GDP改定値 年率+2.5%に下方修正

GDP改定値 年率+2.5%に下方修正
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ことし4月から6月までのGDP=国内総生産の改定値は、最新のデータを反映した結果、企業の設備投資の伸びが縮小したことから、年率に換算した伸び率が実質でプラス2.5%となり、先月、発表された速報値のプラス4.0%から下方修正されました。
内閣府が発表したことし4月から6月までのGDP=国内総生産の改定値は、物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月と比べてプラス0.6%となりました。

これを年率に換算するとプラス2.5%となり、先月、発表された速報値の段階のプラス4.0%から下方修正されました。

これは最新の統計データを反映した結果、「企業の設備投資」の伸びが縮小したことが主な要因で、前の3か月と比べて速報段階のプラス2.4%からプラス0.5%に下方修正されました。

また、GDPの半分以上を占める「個人消費」がプラス0.9%からプラス0.8%に、「住宅投資」がプラス1.5%からプラス1.3%にそれぞれ下方修正されました。

一方、「公共投資」は、プラス5.1%からプラス6.0%に上方修正されました。GDPは下方修正されましたが、6期連続、1年半にわたってプラス成長が続いています。

内閣府は「個人消費を中心とした内需が引っ張る形で、日本経済は緩やかな回復基調は続けている構図に変わりはない」としています。

経済再生担当相「内需主導成長に変わりなし」

茂木経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「企業の設備投資の伸びが縮小し、下方修正となったが、実質成長率はおととしの1月から3月期以来の高い伸びで、内需主導の経済成長となっていることに変わりはない。設備投資は、電気機械など一部の製造業で去年から行われてきた投資が一服した形だが、今後も増えると期待している」と述べました。

GDP改定値 年率+2.5%に下方修正

ことし4月から6月までのGDP=国内総生産の改定値は、最新のデータを反映した結果、企業の設備投資の伸びが縮小したことから、年率に換算した伸び率が実質でプラス2.5%となり、先月、発表された速報値のプラス4.0%から下方修正されました。

内閣府が発表したことし4月から6月までのGDP=国内総生産の改定値は、物価の変動を除いた実質の伸び率が前の3か月と比べてプラス0.6%となりました。

これを年率に換算するとプラス2.5%となり、先月、発表された速報値の段階のプラス4.0%から下方修正されました。

これは最新の統計データを反映した結果、「企業の設備投資」の伸びが縮小したことが主な要因で、前の3か月と比べて速報段階のプラス2.4%からプラス0.5%に下方修正されました。

また、GDPの半分以上を占める「個人消費」がプラス0.9%からプラス0.8%に、「住宅投資」がプラス1.5%からプラス1.3%にそれぞれ下方修正されました。

一方、「公共投資」は、プラス5.1%からプラス6.0%に上方修正されました。GDPは下方修正されましたが、6期連続、1年半にわたってプラス成長が続いています。

内閣府は「個人消費を中心とした内需が引っ張る形で、日本経済は緩やかな回復基調は続けている構図に変わりはない」としています。

経済再生担当相「内需主導成長に変わりなし」

茂木経済再生担当大臣は、閣議のあとの記者会見で「企業の設備投資の伸びが縮小し、下方修正となったが、実質成長率はおととしの1月から3月期以来の高い伸びで、内需主導の経済成長となっていることに変わりはない。設備投資は、電気機械など一部の製造業で去年から行われてきた投資が一服した形だが、今後も増えると期待している」と述べました。