東証1部・名証1部上場の電機大手「パナソニック」は、2018年3月末をもって滋賀工場(滋賀県大津市)を閉鎖すると発表しました。
1950年に「三洋電機」の工場として設立された同工場は、2008年7月から太陽電池モジュールの生産を手掛けているものの、再生可能エネルギーの電力買取価格の引き下げや、中国製などの安価な製品との競合で採算が悪化していることから、生産体制の合理化が必要と判断し今回の閉鎖を決定したようです。
この施策に伴い、住宅用・産業用モジュールの生産は海外工場、車載用モジュールの生産は二色浜工場(大阪府貝塚市)へそれぞれ移管する予定で、滋賀工場の従業員についてはグループ内での配置転換を基本に対応するとのことです。