スキャンダル

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山尾志桜里議員が民進党に離党届を提出した。

この人は「保育園落ちた。日本死ね」から始まり、スキャンダルで名を売ったような議員だ。

だからこそ今回、巨大なブーメランになり自分に刺さった。

 

俺は正直言うと、スキャンダルに飽きてる。

この空気を作ったのは民進党であり、モリカケに関して言えば「疑惑」だけで国会を潰した。

メディアと民進党が手を組み、毎日のように印象操作を繰り返した。

結果、国会は大きく空転し、まともな審議が行われず、時間と金の浪費が繰り返された。

確認しておきたい。この一連のスキャンダルで誰が一番損をしたか。

それは国民なんだよ。大事な法案を通す事もできず、文字通り金と時間をドブにすて、喜んでるのは一部の活動家とメディアだけ。一体いつまでこんなアホな事を続けるのか。

本来なら国民の側から「おい、いい加減にしろ」という叱責があるはずなんだけど実際にはテレビを見てる情弱のジジババが自民党の支持率を下げる。調子に乗ったメディアと野党は追い打ちをかける。残ったのは「全党の支持率低下」という悪夢のような結果だった。

 

さて本題。

一度、立ち止まる時だと思う。実はほんの少し前までは「政治家はモラルがあればいいのか」という議論が普通に行われていた。

極論すれば【モラルはデタラメだけど国の為になる議員と、モラルはあるけど政策能力ゼロの議員のどちらがいいか】という議論。

俺は国会議員なんて悪人で構わないと思ってる。もう少し正直に言えば、あんな仕事は悪人じゃないとできないと思ってる。

 

議員なんて叩けば必ずホコリがでる。じゃあその度に辞職するのか。本気でそんな事をやったら国会議員なんか居なくなってしまう。そしてこの場合も一番損をするのは国民。

民進党が政策議論をせずにスキャンダル一辺倒になってるのは情けないの一言に尽きる。

だから今回の様なスキャンダルが起きた時、日本中が「ブーメランだ」と騒ぐ。

でもさ。

これをいつまで繰り返すのか。

今はモラルが最重要視される時代だけど、それもいい加減にしろという思いがある。

モラルさえあればいいのか。国会議員のモラルが低くて誰か損をしたのか。勿論「信頼できない」という批判はわかる。だとしたら選挙で落とせばいい。

 

さすがにこれ以上国会が空転したり、重要法案が先送りされたり、ワイドショーだけが喜ぶような事を繰り返すのは右であれ左であれ少し抑えてみてもいいのではないか。

繰り返すけど、それは俺ら国民の損失になる。

 

一方、正しい政策批判や、権力の監視などは当然これからもすべき。

今、国民はその判断力を試されてるんだと思う。

自戒を込めて。

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