こりゃあズレてる。
藤沢数希氏の「仮想通貨はバブル」論、だいぶズレてると思いました。
たとえばここ。
とにかく、下がったら、買い増す、そして、売らない。
また、日本では、暗号通貨を円に替えて、利益を確定させなければ税金がかからないので、暗号通貨は売ってはいけない、と教えられ、その税金を回避する方法が広く信じられている。すこし考えれば、この方法は間違っていることがわかる。
なぜならば、どこかの時点で円に替えて使わなければ、そもそも暗号通貨投資を行う必要はないわけで、将来どこかの時点で使うならば、いずれ必ず課税される。
一度で全てを課税されるほうが、累進性から所得税率が高くなるので、毎年、利益を確定させて、税金を毎年払ったほうが得なのだが、とにかく、日本の個人投資家の多くが、この間違った節税テクニックを信じている。
うーん…………!?
以前も投稿なさっていたけど、ここは純粋に違和感がありますね。
たぶんですね、仮想通貨で儲かっている人は、円(フィアット)にはしないんですよ。
もちろん、わざわざ円にして焼肉パーティーもしませんw 彼らは「ふつうの神経」ではないのです!
いや、逆に考えて……なんでわざわざ含み益を一気に日本円にするんでしょ?
実際ビットコインはバンドルカードとかに移せば、日本円扱いで決済できるわけですよね。これなんかは、入金から着金も早いようですね。
飛行機だって乗れるし、電気代だって払えるし、ビットコインだけで生活している人がいてもおかしくはない。
実際、ぼくが保有している仮想通貨が10億円くらいになっても、それを円にすることは極力避けます。
なるべく仮想通貨のまま使います。使い道も増えてきているので、まったく問題なし。5〜10年後には税制も整っているでしょうし。
日本円は日本円で普通に稼いでいるわけで、円にするモチベーションはないんですよね……。お金が余ってるんですよ、前提として。
とりあえずどんどん増やして、制度と使い道が整ったら、必要なだけ保有している仮想通貨を使用しようと思います。割りとみんな、そういう考えなんじゃないっすかね?
その頃には、仮想通貨で個人・法人に投融資ができるようになるでしょう。イケハヤファイナンス事業をお楽しみに!面白い人ならイーサリアム年利0.5%で貸すよ!
藤沢氏の悲観論は、ベースに「多くのユーザーは仮想通貨を法定通貨に戻す」という考えがあるようです。
いまのところ、暗号通貨を買っていた日本人の多くが、まとまった金を儲けている。そして、稼いでいるからこそ、自信を持って、さらに買い続けている。しかし、彼らが稼いだと思っている金額は、取引所が提供するトレーディング用のアプリに映し出された単なる数字の羅列に過ぎない。みながそれを円に替えようとした途端に、バブルが崩壊するのだ。
ぼくは「みなが円に替えようとする」ということは、もうありえないと思いますね〜。時代が証明してくれるでしょう。
かくいうぼく自身も、いくら仮想通貨が暴落しても、別にそれを法定通貨に戻すことはありません。むしろ、今まで通り買い増す方向。
ぼくがそう判断するということは、他の人も同じように動くので、価値がゼロになるみたいなことはありえないかと。
ICOは始まったばかり!
ここも突っ込んでおきます。
そして、冒頭で述べたように中国政府は、このICOを突如禁止したのだ。また、アメリカのSECもたびたび警告を発しており、早晩に規制されていく。
近い将来に、この1、2年で行われたICOが、ほとんど何も生み出さず、ただ発行者だけが儲けた構図が、徐々に明らかになっていくだろう。
絶望するの早いっすよ!いやいやまだまだ、これからでしょう。
日本ではCOMSAも控えてますし、これからはまともなICOが増えていくと思いますよ。規制が行われているのはむしろいいことです。
関連記事:COMSAがICOプラットフォームとして優れている点を解説。
新興トークンの取引市場もまだまだ加熱するはず。なんというか、ICOに関しては、もうちょっと待ちましょう!
仮想通貨、ブロックチェーンのユースケースはまだまだあるよ。
こちらも!
クレジットカードのように日々の決済に使うことが、そもそものPeer-to-Peerの仕様から絶望的である暗号通貨の実需が、いったいどこにあるのか、はなはだ疑問になってくる。
暗号通貨、ないしはブロックチェーンの「実需」というのは、これから花開いていくんだと思いますけどねぇ。
決済、各種資産のtokenization、国際送金、保険・デリバティブ・ギャンブルなどの予測市場、マイクロペイメント、IoT、P2Pかつグローバルな融資、コンピューティング……。
ブロックチェーン技術自体もアップデートされていくわけですし、さすがに「実需がない」というのは判断が早すぎるでしょう。
記事中で欠点として挙げられている「決済」ひとつとっても、まだまだ技術発展の余地はありますよね。ビットコインだってそこら辺がんばってるわけです。
ビットコイン以外だとNEMの「カタパルト」が実装されたら、だいぶトランザクションスピードも早くなるんじゃないかな。NEMには期待しております!
まだ20兆円未満ですよ!
そもそも!仮想通貨の市場規模はまだまだ小さいのです。
ぜんぶ合わせても20兆円行ってないんですよ?FXなんて国内だけで5,000兆円くらい動いているそうじゃないですか。まさに桁違い。投機というニーズだけで見ても、伸びしろは大きい。
関連記事:【2017年】日本における仮想通貨の市場規模は約5兆円らしい。まだ伸びるよね。
これでバブルというのは、あまりにも時期尚早。個別の通貨がどうなるかはわかりませんが、全体の時価総額は50兆円、100兆円と伸びていくことでしょう。
爆発的な浸透は、不思議ではない。
あと、記事中で引用されているこのグラフ。これも特に不思議ではないと思っていて、最近のテクノロジーは圧倒的に普及スピードが早いんです。
たとえばこれとか。新しい時代のテクノロジーの方が普及スピードが早いことを示すグラフです。
これは体感的にも言えることだと思います。Pokemon Goとかすごかったですね。一夜にして世界中にばらまかれた感があります。
仮想通貨は既存の金融商品に比べると購入までのハードルも低いし、爆発的に普及することは当然といえば当然。加えて言うなら、今は世界中でカネが余っているわけです。
現状認識、間違ってない?
最後にこれ!
暗号通貨関連のビジネスをしている人たちも、ビットコインを買えば、値段が上がって儲かるとしか言っていないし、SNS上のインフルエンサーも、そうした投機欲を煽ってアフィリエイトで稼ぐことしか考えていない。
誰も、暗号通貨が本当に使われるようになるとは思っておらず、また、暗号通貨ビジネスに関わっている企業も、それを実現する努力をほとんど行っていない。
そして、いま日本で暗号通貨をトレードしている大半の人たちは、パチンコから流れてきたような人たちであり、携帯ゲームに無尽蔵に課金してきたような人たちである。
彼らが、SNSのインフルエンサーに煽られて、ビットコインをひたすら買っているのだ。
これが、暗号通貨を取り巻く状況である。
いやいや………w
暗号通貨もブロックチェーンも使われるようになりますって!それは本気で思ってますし、だからこそ買っているわけですからねぇ。
これから仮想通貨はインフラに入り込んできますよ。気がつかないうちに、恩恵を受けるようになるはず。
パチンコや携帯ゲームに課金するような人たちは、リテラシー低いのでまだビットコインとか買ってないと思うけど……。性質的にもだいぶ違うんじゃないかなぁ。ぼくはパチンコもソシャゲもやらんけど、仮想通貨どっぷりはまってるし。
まとめ
- そもそも仮想通貨で大きく儲けている人は、税制や用途が整うまで、法定通貨に換えることはないだろう。
- ICOについてネガティブな判断をするのは早計。これからです。
- 仮想通貨やブロックチェーンのユースケースはまだまだ眠っている。「実需」は爆発的に増えていくだろう。
- そもそも市場規模がまだ小さすぎる。投機ニーズだけで考えても、伸びしろはまだまだ大きい。
- 現状認識がだいぶ間違っている気がする。
答え合わせは1年後。
まぁ、こういうのは時間が答えを出してくれます。ぼくはまだまだバブルじゃないと思いますけどね〜。皆さんはどう思います?
もちろん、短期的には30〜40%くらい下がることもあるでしょうし、半年くらい停滞することはあるでしょう。それは今までと同じです。
けれど、長い目で見ればまだまだ成長しますよ。そうですね……とりあえず2020年頃までは余裕で市場規模は伸びつづけていくはず。技術開発も進むし、ユースケースも広がり、取引もさらに活発になりますから。
2018年のこの時点で仮想通貨とブロックチェーンの成長が終わるとか、逆に考えにくいです。2020年以降は……未来すぎてようわからんですw
そんなわけで、イケハヤは仮想通貨を買いまくってます。お金余っている方は一緒に遊びましょう。
関連記事:仮想通貨に1,000万円投資!低リスクな始め方を解説するよ。
ご案内。
イケハヤ株、買えます。
LINEでおすすめ本、セール情報配信中!
資産運用、ハマってます。
人気記事セレクション。
3. ネットで稼ぐ方法まとめ