こんにちは!カエル(@_kaelu)です\(^~^)/ゲロゲロ ♪
ドラゴンクエスト(モンスターの)イラストが沢山載っている、鳥山明イラストレーションズを買いました!(かなり古い本でして、発売されたのはなんと1996年のもの!)
最近イラストを描くのにハマっていて、大好きなドラクエ、そして、大好きな鳥山明さんのイラストが見たくなったので、この本を買ってみました!
ドラクエ好きにかなりオススメの本なので、絶賛レビューしたいと思います\(^o^)/
目次
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「ドラゴンクエストモンスターズ」鳥山明イラストレーションズとは?
この本は、ドラクエ1〜6までに登場する全752体のモンスターを、5つの階層(界 → 類 → 目 → 属 → 種)で分類している、ドラクエのモンスター図鑑です!
例えば、スライムナイトの場合…
魔界生物界、魔族類、魔騎兵目、スライムナイト属、スライムナイト種と分類されます。
そしてそれがそのまま、スライムナイトの正式名でもあるんです!
(正式名、長っ!)w
そして上の画像のように、鳥山明さんが描かれたドラクエモンスターの原画がたくさん載っている本なんです!
(最近のドラクエイラストはデジタル画だけど、当時はまだまだ手書きのイラストで、暖かみがあってベリーグッドなんです☆)
この本は、第1巻と第2巻からなる、2冊構成となっております。
ここからは、それぞれの巻のおすすめポイントをご紹介します!(^^)v
第1巻の見所
こちらの青い本が、第1巻!
ドラクエモンスターの、実寸サイズ比較コーナーが面白い!
衝撃の体格差!!!
特にガネーシャとスカイドラゴンがデカすぎ!!主人公たちは(全てのドラクエプレイヤーは)、こんなやつらと戦いよったんか!!!
スライムは6の主人公の、膝~スネあたりの大きさなんやね!やっぱりスライムは可愛らしいね♡(スライムの体長は標準で、30センチ)
スライムベホマズンは6の主人公と同じぐらいの身長で、思ったよりも小さかった!もっと大きいかと思ってました(^^)
ちなみに、ガネーシャの桃色の硬くて厚い皮膚は、刃物でも滅多に傷が付かないほど強力で、敵を見つけると猛スピードで突進してくるんだって!
こんな大きいのが猛スピードで突進してくるなんて、怖すぎやろ!!
上の写真には載っていませんが・・・
深海竜、クラーゴン、人面樹、ボストロールとアークデーモンもデカいぞ!!
実寸サイズを見たら、こいつらはもうボス並みの恐ろしさだぞ!!
鳥山明が描くドラクエモンスターを眺めると、心癒される!
鳥山明さんの手書きイラストは、見てるだけでほのぼのして、心が癒されます☆
可愛いし、カッコイイよね!
各モンスターの解説文を読むのが楽しい!
モンスターそれぞれに解説文が書かれていて、それを読むことで、そのモンスターについての新たな一面を知ることができます(^^)
「ドラキーって獣だったのか!」とか、
(たしかにコウモリやけど、悪魔系かと思ってた)
「マドハンドは人間の手とほぼ同じ大きさ」とか、
普通にドラクエをプレイしてるだけじゃ知りえない情報(設定)を、たくさん知ることができます☆
ここでいくつか面白いと思った解説文を、ご紹介!
お化けキノコ
胞子を吸い込むと強い催眠作用がある。寄生すると3週間後にキノコが生えてくるが、命に別状はない。
いやいや、怖ぇよ!!! すぐに病院行くぞ!!!w
サソリアーマー
さそりの硬い外皮をそのまま鎧として使っている戦士。鎧の構造上、巨大な尾と後ろの2本の脚部は空洞である。また着用者は大きく前傾姿勢をとることを強いられるので、それに耐える忍耐力が必要。
し、知らんかった!中に誰かが入っていたとは!!そしてその強靭な忍耐力に、マジリスペクト☆w
キラーマシン
長い年月の間に、装備している弓矢の操作システムが停止してしまった。剣での攻撃は正常に作動する。
いやいやいや!最近のキラーマシンさんは普通に弓矢ばんばん撃ってきてますよ!!そのシステムはもう治ってますよー!スクエニさ~ん!w
(ちなみにキラーマシンの大きさは、思ってたよりも小さかったです。6の主人公の腰ぐらいの大きさでした)
第2巻の見所
こっちの白い本が第2巻となります
堀井雄二と鳥山明。豪華な二人の対談を読める
二人の出会い、そしてドラクエのモンスターができあがるまでの過程を知れます(^^)
モンスター誕生の流れは、だいたいこんなかんじらしい!
堀井さんから、鳥山さんのイメージを触発するようなラフ(すごく簡単な大まかなイラスト)が送られる
↓
鳥山さんはそのラフを見たインスピレーションで、一気にモンスターを描く!(考えすぎるとかえって描けないらしい)
このようにして、堀井さんの落書きみたいなモンスターのラフ画が(失礼w)、鳥山さんの手によって、愛嬌のあるほのぼのとしたドラクエモンスターへと進化・誕生します☆
ここで堀井さんが描かれたラフ画を、ひとつだけご紹介します。
果てしてこのラフ画は、
どんなモンスターへと生まれ変わったでしょうか!!?
(答えは、この記事のどこかで!!)ズルイ w
ちなみにモンスターの名前は、(ラフの時点でも一応は、名前が書かれてあるけど)出来上がった鳥山さんのイラストを見て、堀井さんが正式な名前をつけるそうです!
スライムのドット絵の描き方、描かれていく様子を見れる
モンスターのグラフィック(ドット絵)を、実際に描かれた機材と共に紹介されています。その機材を見ると、すごく時代を感じます(笑)
そしてドラクエ6以降、戦闘中のモンスターは動くようになりました!そのアニメーションの作成方法を紹介しているページもあるぞ!(^^)v
各モンスターのデータ集も載ってるよ!
各モンスターの能力値や持っているゴールド、もらえる経験値に落とすアイテム、主な攻撃パターンとそれに対する攻略法なども書いてあります。
データ好きには、たまらんぜよ!!
この本の良いところ
この本のオススメポイントをまとめると…
・6の主人公と色んなモンスターの大きさ比較が面白い!
ドラクエの世界に住んどる人たちは大変やね!こんな恐ろしいモンスター達が、街の外にウジャウジャといるなんて!気軽に山登りも行けんばい!!!
・鳥山明イラストに、心うっとり♡
最近のデジタル画も素敵やけど、それにはない良さが、手書き原画にはある☆
・各モンスターの説明を読むのが(知れるのが)楽しい!
全部読むのに、めっちゃ時間がかかるくらいの大ボリューム☆
・学術的にモンスターのことを学べる!
モンスターの進化の歴史、食物連鎖と生態ピラミッド、モンスターに見える光の範囲と視界・世界の見え方など。
なかでも特に面白かったのは、『モンスターと人間』っていう教科書に出てきそうな、博物館にありそうな内容のところ(笑)
こんなかんじにモンスターと人間の、切っても切れない生活について説明されています
モンスターって食べれるんやね!食べてたんやね!w
ちなみにキメラは…
捨てるところがないモンスター!w
この本の残念なところ
買って(読んで眺めて)大満足のこの本なんですが、ここだけが残念ポイント!
・同じ形のモンスターはまとめられて、代表の一匹だけしかイラストが載っていないところ。
例えば、スライムと同じ形のモンスターは、代表してスライムだけしかイラストが載っていない。(スライムと色違いの、スライムベスやメタルスライムなどは載っていません。文字だけでの紹介となります)
(でもこれは当たり前かも!そもそも鳥山明さんが描かれたのはスライムだけで、それ以外の色違いモンスターは、ドラクエのスタッフさんたちが容量対策に作り上げたものだから)
こっちなら全部載ってるかも!
ドラクエモンスターの豆知識!
この本を読んで知れた、ドラクエモンスターの豆知識をいくつかご紹介します!(^^)
・ドラゴンキッズは、グレイトドラゴンの子供!
まじか!知らんかった!
・シリーズを通して出ているモンスターは、スライムだけ!
(6までで。もしかしたらそれ以降も全部?出てる??)
・スライムの身体のほとんどは水なので、他の生物から水分補給のために、捕食されることがある。
かわいそう!!!
・はぐれメタルの剣を1本作るには、数百匹のはぐれメタルが必要になる。
そりゃー貴重なはずやわ!ちなみに作り方もめっちゃ大変。
・最も飛翔速度が速いモンスター(ドラクエ6までで)は、グレイトドラゴン!速度は150キロで飛びます。
2位〜6位には、意外なモンスター達が名を連ねていますw
・ドラクエのグラフィックデザイナー眞島真太郎さんが、動かすのに(アニメーションを作るのに)最も苦労したモンスターは、踊る宝石。
倒したらけっこうお金もらえます!(ちなみに袋の中には本物の宝石や金貨が入っていますが、外に出てるのは人間をおびき寄せるための偽者ですから!みんな気をつけてね☆)
まとめ
「ドラゴンクエストモンスターズ」鳥山明イラストレーションズ。
かなり昔の本で新品ではもう売っていないけど、ドラクエ好き(or 鳥山明イラスト好き)なら、買って損はない、読み応えたっぷりの1冊です!!!
暇な時にパラパラっと眺めるだけで、気が付いたらニヤニヤしてて、心はドラクエに初めて出会った時のような気持ちになっています\(^o^)/
(ちなみに僕は小学生の時に出会ったので、あの時の少年の心に戻れます)w
ドラクエ好きにはたまらない、色んな秘話も掲載されているので、気になった人は探してみてね!☆
堀井さんの落書きのようなこのラフ絵が、いったいどうなったのかと言うと…
天才・鳥山明の手にかかり…
こんな可愛らしいモンスターへと進化しました!!
【いたずらもぐらが あらわれた!】
ちなみに僕はこの本を、鳥山明イラストを描いてみたくて買ったので、近々その模様もこのブログに書きたいと思います☆
それじゃあ、今日はこの辺で!
またねん!(´∀`)ノ"
時代を超えて愛される、素敵な本☆