夏が本当に去ってしまったらしく、めちゃくちゃ寂しい今日この頃。なんとかして季節を巻き戻したい…
というわけで!(強引)
夏の月島お散歩日記をここに綴って、読者の皆さん、明るい光をもう一度味わいましょう。
え? 別に書くのが間に合わなかったから季節外れの投稿をしてるなんてことは…
隅田川沿いの景色が好き
「3月のライオン」のロケ地を見に(あとお好み焼きを食べに)、初めて月島を訪れた。
今回はこの帰り道の話。
まだ6月の頃で、まぶしい緑と暑すぎない気温が、最高に気持ち良かった。こういうときは、どこまでも歩ける気がするし、実際たくさん歩くのが楽しくてたまらない。
水も緑もかがやく夏。
東京下町に住んでいると、日々の暮らしに寄り添うように、いつもなんとなくそこにある隅田川。
公園のグリーンの隙間から、白い中央大橋が見えた。
ヨーグルトを飲みながら、憧れの中央大橋を渡ったよ
川をバックに、一生懸命この飲むヨーグルトの写真を撮っている姿を、背後から夫がじっと見ていた。
「ayakoさん、早く行こう…」
「ちょっとまって、もう一回撮るから」
「おしゃれな写真のために、実はこんなに必死になってるなんて読者の人は知らない…」
夫はニヒルな笑みを浮かべていた。
いいんだ。どんなに笑われようとも、私はかわいい写真を撮ってブログに載せるのが大好きなんだから。おばあさんになっても書くんだから!(その頃ブログとかあるでしょうか…あったらぜひ、見に来てください)
隅田川沿いのアメリカンダイナー Mile Post Cafe へ
完全に「HAPPY HOUR」(ビールが安い)という言葉に引き寄せられ、突然おしゃれなビアレストランへと吸い込まれていく我々。
びっくりするくらいステキな空間が広がっていて、にわかテンションがあがる。ドラマなの?え?これはドラマなの?(違う)
隅田川沿いのバルコニー席が人気らしく、室内はガラガラなのに狭いベランダに人がぎっしり鈴なりになっているのはちょっと面白い。
え?わたしたち?
もちろんバルコニーの鈴なり席に加わりましたよね。
水際でいただく食べ物は、なんでも輝いて見える。クラフトビールはよく冷えて美味しかったし、カラフルなピクルスは見た目もきれいだった。
「どこまで歩くかなぁ」
「とりあえず門前仲町まで行ってみるか…」
まだこの頃は、最後まで歩いて帰るか決めていなくて、ふたりとも少しむくんだ足をぶらぶらさせながら、途中で地下鉄に乗っちゃうか揺れていた。
次にどうするかが決まってないということは、とてつもなく贅沢なこと。
それも初夏の夕暮れのこんなに雰囲気のいい景色を前に、ぼんやりと迷っていられるなんて、最高だよね。
Mile Post Cafeを出ると、四角くてかっこいい橋の向こうにまた清々しい緑が見えた。この橋を渡って、私たちは少しずつ家に近づく方向へと歩きだす。このままずっと地下鉄に乗る瞬間を逸して家まで歩き続けることになるとも知らずに。
一つまえの季節の、写真を見るのもたまらなく好き。その時期の空気がより濃く感じられて、ほんのすこし前のことなのに、色も輝きも一瞬一瞬が愛おしい。
大切な景色、忘れないでいられたらいいなぁ。
おまけ
月島の路地で、かわいい黒柴くんを、なでなでさせていただきました。夫は大喜びでした。思い切りブレたけど、かわいいので載せちゃう。
ふふ…だってやっぱり夏がいちばん好きなんです。いまから待ち遠しいよね。
Sweet+++ tea time
ayako
お知らせ
私の本棚コレクション(めちゃくちゃお気に入りの本たち)というページを、やっとリライトできました!(このあとさらに8冊ほど加わる予定です)
夜眠るまえに眺める、とびきりお気に入りの本たちです。よかったらぜひ覗いてみてください。
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