iOSやAndroidはWebOSを目指しているのか 8
ストーリー by hylom
懐かしい名前 部門より
懐かしい名前 部門より
1900年代に一部で流行したPDA「Palm」を提供していたPalm社は、その後HPに買収され、同社が開発していた「WebOS」は結局消えてしまった。WebOS関連資産はLGに買収されており、またHPのPalm部門はその後中国のTCL Communicationに買収され、Palmブランドの復活という話もあった。
こうした紆余曲折はあるものの、WebOSはモバイルOSとして優れており、AndroidやiOSはWebOSを「お手本」にしているのではないかという話が出ている(SALON、Slashdot)。
WebOSは、複数の同期カレンダー、複数のソーシャルメディアと連絡先管理の統合、曲面ディスプレイ、ワイヤレスチャージ、テキストとWebメッセージングなどに対応。Linuxカーネルを元に構築されたOSは、プログラミングスキルを持つユーザーなら簡単にアップグレード可能だとも言われている。さらにローカルアプリケーション用開発にJavaScriptを使用するなど、Webサービスとの統合を強く意識した先進的な設計だったとされている。
この秋に登場するとされているiOS 11は、いかにWebOSが早すぎたOSだったかを実証しているという。iOS 11に新たに搭載されるアプリ切り替え機能は、WebOSのコピーとも言える内容で、アプリ画面で指を画面下から上にスライドすると、アプリケーションがカードのように表示される。ホームボタンを削除しようとする目的は達成されているものの、操作性では8年前のWebOSにはまだ及んでいないと指摘されている。
8年前 (スコア:1)
そこまでの機能が全部実装されてても消えたのかな。
見たことなかったけど高かったのか当時の人には高機能過ぎたか。
中段文末のみ抽出
>などに対応。
>可能だとも言われている。
>設計だったとされている。
実際はどうだったんだろう。
Re: (スコア:0)
思い出って、美化されがちだよね
Re: (スコア:0)
webOSが出た段階でメーカーは既にアンドロイド端末の準備に追われていてリソースを他に割く余裕はなかった気がする。要するに手遅れだったと。iPhone登場後一年ほどで端末のリリースにこぎつけたアンドロイドのスピードのほうが異常なのだがまあこっちは単にもともとそのような路線で開発していたものをデスマーチパワー(単なる推測)で加速しただけですからな。
宣伝の失敗や開発体制・メーカーの態度なども問題になったのだろうが遅すぎたというのが結局大きいのでしょう。Palm OSの方はまあ求められるものが変わってしまった以上しょうがない。
早い話設計以外の問題が大きかった。単に端末メーカーであるHPがコントロールする端末はお断りってことかもしれないが。
Re: (スコア:0)
> webOSが出た段階でメーカーは既にアンドロイド端末の準備に追われていてリソースを他に割く余裕はなかった気がする。
webOSは、そもそも当時は他社にもOSを提供するようなビジネスモデルではなかったので、
「他社がリソースを他に割く余裕はない」も何もない話だが。
タスクスイッチだけを根拠に「まね」といっても (スコア:0)
この秋に登場するとされているiOS 11は、いかにWebOSが早すぎたOSだったかを実証しているという。
iOS 11に新たに搭載されるアプリ切り替え機能は、WebOSのコピーとも言える内容で、
アプリ画面で指を画面下から上にスライドすると、アプリケーションがカードのように表示される。
当時iPhoneが発表されてから、Palm以外にもGoogleのAndroid、NokiaのSymbian、MicrosoftのWindows Phoneなどが
みなそのルック&フィールをまねた「なんちゃってiPhone UI」を模索していたわけで、タスクスイッチのUIは
単に細かいところで違いを出そうとする努力の一つというやつではないの?
ホームボタンを削除しようとする目的は達成されているものの、操作性では8年前のWebOSにはまだ及んでいないと指摘されている。
というのも、初代Palm PreではiPhoneライクに画面下にボタンを持っていて、それを押してタスクスイッチ画面へ移っていた。
下から上へのスワイプでタスクスイッチ画面に移るようになったのはWebOS 2.0から。
Re: (スコア:0)
WindowsPhoneはiOSと対極のフラットだっただろうが
Re: (スコア:0)
WindowsPhoneは旧態依然としたWindowsCEのUIをなんとかiPhoneに対抗できるものにしようと、
バージョンを上げるたびにUIをコロコロと変えてあがいていた。
フラットデザインのメトロUIが出てきたのは、もっと後になってから。
Windows Phoneにしろ、Symbianにしろ、当時出してきたタッチ端末は、表層だけはiPhoneライクに見えても、
一階層下にもぐると古いUIがそのまま残っていて、いかにも付け焼刃的な商品だった。
Palm Pre (スコア:0)
コナミコマンドを打ち込むと開発者モードに入ることができ、システムを含めたすべてのファイルにアクセスできるため、
有志の方が作った日本語化も簡単に行えました。
タスクの切り替え方法も当時画期的でしたが幾分動作がモッサリで、切り替えに時間がかかったり、指の動きに画面が追従しなかったりといろいろ問題もありましたが、
物理キーボード搭載やスライド機構、ワイヤレス充電などワクワクする要素がたくさん詰まった端末でした。
またドラマ24でもジャックバウアーが(スポンサー側の要望だと思いますが)指を画面下から上にスライドしてタスク切り替えをする場面が手元アップで放送されていましたね。