括弧書きは補足か俺自身の予想 ・2045年 IT技術が少し進んだ世界 ◎一周目  バウンダリーに入れなかったので、主人公たちはアペイリアが作ったセカンドで交流を深めていたが  セカンドが一般公開されてから数日後、エンクロージャー内で16人が死亡するという事件が発生した  その死者がセカンドで遊んでいた者で強制ログアウトしてしまったプレイヤーであると判明したため、アペイリアがセカンドにログインしプレイヤーにログアウトを呼びかける  順調にログイン者は減り続けたが、90数名に減ったのを境に一向に減らなくなり、零一の指示もアペイリアに届いていないようだった  夜のアペイリアからのメールを最後に連絡が取れなかったため、零一たちは危険を承知でセカンドにログインした  セカンドではログアウトできなくなったプレイヤー間での対立が起きていた   そして、端末に表示された緊急クエストにはセカンドにおけるラスボス、"混沌の女王"アペイリアを倒せという内容が…… ◎二週目  セカンドにおける戦闘で三羽 ましろ 久遠がシンカーに敗北  12月18日にタイムリープした零一はこの不思議な現象に困惑しつつも久遠に電話して事実確認をした  だが久遠には先程までセカンドで戦っていた記憶がなく、今度はましろに連絡をしてみるとましろだけはループ前の記憶を引き継いでいた  現実でましろが置かれている境遇に驚くがそこで零一は12月21日に来た不可解なメールが、18日に自身が送信したメールであることに気がつく(Player number 01 =絶剣零一)  また前の周では18日から21日までの記憶が抜け落ちていたことから、これから何らかの原因で記憶を失うだろうと予想し、ましろの記憶ともすり合わせ  前の周でなにが起こったのか仔細を記録した「01ファイル」を作成 記憶がない自分にループを信用させる一連の内容と一緒に21日の自分に送信した  そして部室の二重スリット観測箱の検出縞が、ふつう4本現れるはずなのに2本であることから(2本である条件は検出器が作動しているか、直接スリットの向こうを誰かが観測しているか)  零一は姿の見えない超常的な"観測者"が部室にいることに気づく  記憶の消去はこの観測者が行ったものだろうと予想し、お前の思い通りには行かないと虚空に向かって宣言した  01ファイルを読んだメンバーはまずセカンドが作られないことに注意しながら過ごしていたが、アペイリアに命令していないにも関わらず  再びセカンドが構築されてしまい、以前と同じ数の死者が出てしまう  意識は量子的なものであるという理論から、未来などのアペイリアネットワークの意思が現在の717億台のPC内にある微弱な意思を触発し  アペイリアネットワークを形成、セカンドを再び構築したのではないか−−  などと推論を交わしているとアペイリアが呼びかけに反応しなくなり、セカンドに混沌の姫として囚われてしまったのだと気づく  今度は必ずアペイリアを助け出すと誓って、メンバーはすでにデスゲームが始まっているセカンドに身を投じた  前のセカンドでの経験を活かして、騎士団との協力を取り付け、研究所の思惑を阻止しようと動き始める   ※シンカーとの知恵比べ※  あまりに零一の立ち回りが研究所の作戦を効果的に防いだため シンカーは零一がタイムリープしていると疑いをかける  零一は観測者である可能性が高いシンカーの正体が気になる  セカンド内のゲーム「ダウト」を使った零一とシンカーとの腹の探り合い ルールを破ると強制ログアウト  制限時間は15分 「YES」「NO」で答えられる質問を交互にしていく 各質問につき回答までの時間は10秒  ダウトが成功すればもう一度質問権を得る 失敗したら相手に別枠で質問権を与える  ダウトが3回失敗したら、相手は自由回答が可能なオープン質問をする権利が与えられる  一度だけダウトの機械判定を必ず失敗させる「ブラフ」を使える(つまり一度嘘ついてダウトされても大丈夫) シンカー→零一への質問     回答 真偽  判定    ・タイムリープしているか   YES  ダウト 失敗  ・自分の意志でリープできるか NO  ダウト 失敗  ・偶然タイムリープしたのか  NO  ダウト 失敗  ・(オープン質問)   いつからいつリープしたか   →久遠がリープしてきた   俺もしているらしいが   覚えてない            ダウト 失敗(ブラフ使用)  ・信用できる人がリープしたと   言っていたら科学的根拠   なしに信じられるか     YES  ダウト 失敗  ・私のデザイアを知っているか NO  トラスト 成功  ・レーダーガンを知ってるか  YES トラスト 成功  ・いま動揺してるな?     YES トラスト 成功  ・シンカー=空観と思ってる?  YES トラスト 成功  ・(オープン質問)   防壁破壊して何が目的だ   →アペイリアの救出        ダウト  失敗 零一→シンカーへの質問     回答 真偽  判定  ・東京からログインしてるか  NO  ダウト 失敗  ・デザイア無効化できないだろ YES トラスト 成功  ・日本からログインしているか NO  ダウト 失敗  ・(オープン質問)   一番俺に隠したいことを話せ   →私は一空観だ          ダウト 失敗 (ブラフ使用?)  ・久遠は武器屋の地下室か   YES トラスト 成功  ・海外から不正ログイン?   NO  ダウト 失敗  ・一年前俺に「久遠を頼む」   って言ったよな?      NO  トラスト 成功  ・日本外からログインしてるな NO  ダウト 失敗  ・お前セカンドのAI?     YES  ダウト 失敗  以上からシンカーは空観を騙ったAIであることがほぼほぼ固まった  零一はシンカーこそが観測者だと思っていたのでAIであることからその線も有力であることがわかった  一方でシンカーは零一のタイムリープがどこまで有意に働いているか確かめたいらしい  あまりに執拗だと観測者だとバレるのでところどころセカンドの質問をしているのだろう、と零一は考えている  ジャミングウイルスへの対処に困ったため一旦ダウトは中断  シンカーとともにサードにログインし、Jウイルスの対処を話し合い、スカラーや三羽たちに指示を出した シンカー→零一への質問              回答 真偽  判定    ・三羽たちはユグドラシルの近くにいるな     YES  ダウト 失敗   零一→シンカーへの質問              回答 真偽  判定  ・タイムリープする方法を知っているか      NO  零一への質問にシンカーが回答すると、緊急クエストが発生しダウトが有耶無耶のまま戦闘になり、絶剣をシンカーと戦うまで隠しておく作戦が功を奏しシンカーを遂に倒すことに成功した  三羽たちと連絡を取る零一であったが騎士団のメンバーから応答が帰ってこない 瞬間刃物が零一の背中に突き刺さり、同時に視界が揺らいでいった  観測者は倒したはずなのに……  (刺される直前、目の端を何かがよぎったという描写があったがJウイルスの分析でブックマンは研究所にいた可能性が高い   街の門でウイルスを食い止めていた騎士団と連絡が取れなくなったのが、カジノにいる零一を刺した何者かと関係あるのかも知れないが正体は不明である) ◎02ルーム  気がつくと01ファイルに書いてあった例の部屋にいた PCを確認すると以前の時間軸で着信したメールが既読状態で残っていた  この部屋の時間がそのままであることを利用し過去の自分へメールできないかと零一はメールを打ち込み始めた ◎三週目(三羽選択)  (七海 タイムリープ同日ほぼ同時刻に死亡)  2044年12月18日 前回からさらに1年前の2044年にリープした零一は02ルームからのメールが届いていることを確認する  この日は父から再婚の話を切り出される日で、三羽のことを考えた零一は面会を了承  しかし、三羽が同席しなかったことに不信感を覚え三羽の母にアメリカの学校の話をするが要領を得ない返答が帰ってくる  そこで零一は三羽の母のスマホのデータをコピーし、中身を調べると驚くべきことに三羽の連絡先が存在しなかった  とりわけ不審な連絡先だった遺伝子研究所に向かい、偽造した身分証明書で44号室に入ると、沢山の人口子宮とキメラたちの中に三羽の姿があった(零一はこの部屋に既視感を覚えている)  なんとこの時間軸では三羽が記憶を引き継いでおり、そのせいで試験に失敗 出歩くことができなかったという  三羽の母が流産以降頭がおかしくなっていったことを聞かされ 怒りを覚えながら零一は研究所を後にした  なぜ観測者は1年前にリープさせたのか? 確かに零一にとって1年前に三羽、ましろ、久遠に関する未来を変えたくなる重要な事があった  更にアペイリアが混沌の姫としてセカンドに囚われる前に混沌の姫を倒してしまえば、アペイリアネットワークを解除することができるのではないか?  01ファイルに則ってアペイリアを構築すると、別の時間軸と同様落雷によってアペイリアを生むことに成功した  アペイリアとともにセカンドへログイン すでにデスゲームが始まっているらしく情報収集していると、現実世界で死亡したはずの七海と出会う  気がついたらセカンドにいたと話しており、以前の時間軸でウイルスに殺された可能性の高い七海の脳をアペイリアネットワークが複製しAIとしてセカンドに配置したのだろうと2人は予想した    コイン入手の強制クエストを絶印付与したアペイリアのデザイアを活用して進めていると、カジノでシンカーたちと遭遇  開口一番「覚えているのか?」と零一に問うシンカー どうやら以前の時間軸の出来事を覚えているらしく絶剣による初見殺しは通用しそうにない  七海たちのコイン目当てにカジノを後にするシンカーたちの先回りをして2人を助ける  コインを探す手伝いをする代わりに、混沌の姫討伐に協力してもらう約束を取り付け、七海と沙羅にも絶印を付与しユグドラシルを目指した  絶印リデュースや探知を駆使してミズガルズ湖を進む零一たちであったが、Jウイルスが出現したときと同様ウイルスは進化を遂げており、遂にウイルスに囲まれてしまう  だが、"不正なアクセス"を確認したアペイリアがアペイリアネットワークにウイルスの駆除を申請したところ、すべてのウイルスが忽然と姿を消してしまった  ウイルスはアペイリアネットワークがセカンドに作ったものではなかったらしい  無人の塔の中で七海のコインを発見し、アペイリアに混沌の姫の索敵を命じるが  返答を聞く前にタイムリープが発生してしまった  (カジノでシンカーはエンクロージャーから出てきた ましろの件もありサードが記憶引き継ぎの鍵であることに気づいていた零一だがブックマンの攻撃が逸れてエンクロージャーを破壊してしまい   サードにログインできなかった なので02ルームに飛んだ瞬間に記憶がなくなっている) ◎02ルーム  4通目のメールがあった ウイルスをアペイリアが倒した後に送信したものだ 部屋に来た時点ですでに記憶は抜け落ちていたが、更新された01ファイルを見ることでなんとか再び記憶を取り戻し  3週目に02ルームに送っていたAVと01ファイル、そして三羽の秘密を過去の自分に向けて送信した ◎4週目(ましろ選択 三羽ルート)  2044年12月15日にタイムリープ  18日に発売されるはずのAVと、実際発売されたAVを照合した結果、99%内容が一致した しかしほんのごく一部が違う  タイムリープを起こしているであろう観測者も、もちろん零一もおそらくAVに干渉はしていないはずなのに、わずかに内容が違うということは  世界の仕組みにはランダムな要素があるということだと確証を得る    ましろの様子を確認しに病院へ向かったが、まだましろは入院していなかったらしい  帰り道のバウンダリータワー近くの行列で偶然ましろと遭遇 早速意気投合した二人はバウンダリー2のβテストに一緒に参加する約束をした  しかし、ましろが入ったエンクロージャーでトラブルが発生し、大量の電磁波と放射線を浴びたましろは病院へ輸送されていった  一年前の事故とはまさにこの瞬間だったのだ 胸が痛むなか02ルームに向けてましろの事故の詳細を送信する いつかましろを助けるために  三羽の秘密を知った零一は完成したアペイリアを使って遺伝子研究所をハッキングし、10日後に処分されると語る三羽を人工子宮から連れ出した  しかしセキュリティが作動したためアペイリアがシステムを掌握しようとするが、2%ハッキングできない部分があった 分析によると生体を使用したコンピュータのようだ  万事休すかと思いきや偶然停電により物理的にセキュリティが停止しなんとか研究所から脱出することに成功した ※零一と三羽の考察※(三羽は基本的に毎回記憶を引き継いでいる 2周目は引き継いでいなかった)   ・セカンドはアペイリアネットワークが制御しており、効率がいいだろうということでおそらく現実のバウンダリーを制御しているPCとセカンドのサード用エンクロージャーを   担当しているPCや領域が同じである可能性が高い 人工子宮の学習機能はバウンダリーシステムを使用しているため、その際サードにログインするのと似たような現象が起きているかもしれない   2045年では三羽が学習機能を使っているときにアペイリアネットワークが誕生していなかったので記憶が引き継がれなかった     ・記憶やメールのみがタイムリープしてきたのであれば タイムリープが起こった後の2045年の俺達はどうなったのか?   タイムリープしてもその時間軸は進んでいるのではないか  ・タイムリープを起こしている者(観測者?)が零一たち同様あるいはなにがしかの方法で過去に記憶などを送る→過去が変わる→未来が変わる  ・なぜ02ルームに零一が送られるのか なぜ02ルームからメールを送るとタイムリープした時間に届くのか(サードも同様)   →未来に送られても不思議ではない その現象が01ファイルにないということはつまり   →世界がまるごと巻き戻っている  ・だとしたら02ルームはタイムリープに影響されない場所として存在しているのではないか(タイムマシンに乗ってもタイムマシンの中身やタイムマシン自身が巻き戻ったら意味がない)   サードにログインすると脳が一時的にタイムリープの影響を受けないものとして設定される 可能性がある  ・記憶が消えるのはアペイリアネットワークが修正するから?(あれ?、生体じゃん、、、)  ・では巻き戻ったとして存在しない未来の意識から干渉を受けているのはなぜか→可能性としての未来から影響を受けている   (観測箱の実験)   零一たちは可能性の集合として存在する 可能性が干渉して本来ありえない可能性が発生する   ・2045年にタイムリープを繰り返した結果 アペイリアネットワークが作られる必然性が高くなった だからタイムリープ後に作っていないはずのアペイリアネットワークが誕生した   そのためバウンダリーの学習システムとサードのシステムを同じ領域が担当することになった  仮説を確かめるため、遺伝子研究所でアペイリアの肉体をクローンとして作成し学習システムにログイン しようとしたが電力不足によりログインは失敗した  肉体を得たアペイリアは零一たちと束の間の幸せを享受していく その中で零一と三羽の愛も深まっていった  ある日世界中の発電施設がウイルスによって攻撃される事件が発生する ウイルスはセカンドから送られているらしい  ウイルスの送信元を叩くため 零一と三羽は幾度目かのセカンドでのデスゲームに臨む  セカンドにログインしてすぐにシンカーからメールを着信する 冒険者広場で彼と落ち合い情報を交換した  シンカーの提案に乗り、二人は観測者がいる可能性が高いユグドラシル城の攻略作戦に参加した   それに乗じて、現実世界にウイルスを送信し続けるPCを発見して破壊することが二人の秘密裏の目的だった  Jウイルスを増殖させることでミズガルズ湖のウイルスの殆どを観測することに成功したが、図ったかのように強制クエストが発生してシンカーや零一たちが巻き込まれてしまった    研究所の裏切りに苦戦しながらも零一たちはついにユグドラシル内にあるPC以外のすべてを破壊することに成功した  しかし、ウイルスの送信は未だ止まなかった  ブックマンから奪ったコストのデザイアカードによって朦朧とする意識の中で、一つ見落としていたPCがあることに気づく  始まりの部屋のPCだ ウイルスプログラムは部室のDNAコンピュータから送信されていた 誰がいつから?  NDAコンピュータをシャットダウンさせた後、考える余裕もなく零一は02ルームへメールを送信しようとしだが 力尽きてしまう  三羽にメールを送信するようお願いして、零一はセカンドから消滅した 「お前の幸せを誰よりも祈っている」  (ブックマンは何故か最初の方の周回でしか披露していないはずのダ・カーポについて知っていた 3周目では見せていない 謎 デザイアカードは多分使い切りだと思う) ◎02ルーム  前回の02ルームの記憶を最後に記憶が途切れている  新たに4通もの未読メールを発見した  「兄さんが私を助けてくれた時間軸」 前の周のことのみが書かれていて、01ファイルから独立している  「失敗しました」 力尽きたあと三羽はユグドラシルへ向かいPCを破壊しに行った その直前に送信されたらしいメール  (この失敗したというのはおそらく直前でアペイリアを守るという約束をしたことにかかっていると思われる)  (三羽がPCを破壊したからなのか、はたまた別の理由化は不明だが タイムリープは起こってしまっている)   シンカーに01ファイルを見られてしまった可能性があるから会いに来るなという内容もあった  「シンカーは2人いる」  「観測者は人間」  意識が朦朧とした状態で書いたためか意図も掴みきれない2通のメール 書いたのは1通だったはずなので何者かが勝手に書いて送信したとも考えられる  (受信箱の順番的に三羽が書いた2通の前に送信されていると思われる またシンカーに01ファイルを見られたとも行っているのでその際に送られたのか?)  (最後に 零一はDNAコンピュータを見たとき"なにか"を目撃したと言っている 例によって意識が混濁していたので詳しくは描写されておらず伏線と思われる) ◎5周目(久遠選択 ましろルート)  2044年12月18日 3日後が久遠の母の命日だ しかし以前とは違うようで18日に久遠の母は亡くなってしまった  直前に母と喧嘩していたのに仲直りできずに霊安室で久遠は咽び泣いた 零一は以前の時間軸では訊かなかった、久遠の母について空観に尋ねてみた  久遠が本人も忘れているであろう幼い頃、きょうだいが欲しいとしきりにお願いしていたこと 心臓が弱く空観が反対していたにも関わらず不妊治療を経て妊娠したこと  1年ほどは久遠の中二病もなりを潜めていたが、三羽たちとの出会いから再び発症する 出会いや時間が心の傷を癒やしてくれるのだろう  だが本当にそれでいいのか? もしタイムリープをしたのなら、その後の零一には過去を変えられる力がある 零一は02ルームに久遠の母親についてメールを送信した  01ファイルに従って再びましろと仲良くなる(01ファイルにましろの事故のタイミングのことを書いちゃ駄目だろうから届いたメール全部を指して01ファイルなんだと思う)  デート後にましろにタイムリープのことを話す ましろを助け、かつエンクロージャーの事故に誰も巻き込まれないようにするために、アペイリアを開発  バウンダリータワーの発電施設の不具合をアペイリアネットワークを駆使して解決することによって、惨劇は回避された  また未来の意識からの影響で零一への恋心を思い出していたましろは、アペイリアの応援もあり無事に零一と結ばれた ※零一とましろの考察※  ・観測者は手のうちようがなかったり、不利な条件になったりしそうな時にタイムリープを起こす   ・最後の最後まで観測者の勝ちと思わせていおて逆転すればいい  ・ましろを助けるためにタイムリープしたのだから、2045年に零一はまたタイムリープしなければならないのではないか(?)    →しかしましろを助ければタイムリープする必要がある 助かったましろを助けるためにタイムリープをする必要があるという矛盾、パラドックスが発生する(ましろを助ける過去があるからましろを助ける過去がない)  ・この世界は複数の時間軸がある(多世界解釈)   →であれば前述の矛盾はない   →しかし02ルームの説明がつかない 零一視点で見れらた世界が停止するような感覚は、平行世界へのジャンプや時間旅行では説明できない  ・タイムパラドックスはこの世界が単一世界であることを否定する証拠にはならない   ここで零一とましろは01ファイルのものではない、2周目のクリーンルームでの記憶を既視感ではなく完全に思い出す ましろに至っては01ファイルすら読んでいない  ・単一世界での矛盾の解消のされ方を零一たちが知らなかっただけで、あり得たかもしれない未来の記憶を思い出したことで、ましろを助けた原因がタイムリープからパラドックスの発生そのものに書き換わった(12月21日)   →無限ループも起こらない  パラドックスの矛盾があり続けることでパラドックスが解消される  ・多世界解釈では 可能性の未来という「全く別のよく似た世界の出来事」の記憶から干渉を受ける道理はない  ・この世界は一つだ  翌日回線を切断してスタンドアロンだったはずのアペイリアがウイルスによる攻撃を察知する  バウンダリー2のシステムをハッキングしたときにウイルスが侵入していたらしい アペイリアは再びセカンドに囚われてしまった  零一はアペイリアを信じてセカンドにログインしない選択をするが、クリーンルーム時代の記憶に怯えながらも勇気を振り絞ってアペイリアの救出を宣言したましろの発言で思い直し  零一とましろはセカンドに行くことを決めた  デザイアカードを集める強制クエストを利用して飛行ドラゴンのシロを使役することに成功 ユグドラシル内部の探索を開始する  ウイルスに溢れる塔内部をくぐり抜けてバルコニーから50階下った部屋で隠し部屋を発見した 02ルームに酷似しておりDNAPCを一台発見した  PCにゲストアカウントでログイン バックアップされたという謎の記録ファイルをダウンロードすると  2周目でダウトをしていた周辺の、おそらくシンカー視点の光景が再生された しかし視点が定まらず、零一とシンカーの決着がついたあとに視点が動きサードのログインルームが表示されたり  あたかも見えないもう一人がそこにいたような内容だった  強制クエストにデスペナルティが付与されたので絶印を更に強化し騎士団、研究所両方を説得しセカンドからログアウトする方法を実行することに協力させる(シンカーはまたも記憶を引き継いでいるらしい)    ユグドラシルはアペイリアネットワークの中枢を使用して管理制御している ウイルスはアペイリアネットワークを掌握しようとユグドラシルを侵攻している  したがってウイルスを駆除できれば、アペイリアネットワークを使ってセカンドをデスゲーム前に復元できるかもしれないというものだった  しかしシンカーだけは零一の言葉が信用出来ないと言い作戦から離脱 「全ては一本の線で繋がっている そう思い込んでいるだけじゃないかな?」  ブックマン以下のスカラーたちと騎士団で作戦を進めることになった  ブックマンのデザイアで作成した原子爆弾と消滅のカードでウイルスの駆除を進める しかし、わずかに残っているはずのウイルスの位置がわからない  零一は例の部屋のログイン画面でアペイリアシステムのパスを入力した 起動したアペイリアシステムにセカンドの再構築とウイルスの探知を命令  残るウイルスを全員で駆除することに成功−−したかに思えたが、誰もマークしていなかったカジノ内部に新たなウイルスが出現する  残り10秒 状況は絶望的 しかし作戦から離れたはずのシンカーが最後のウイルスを駆除した 「最後の最後まで観測者の勝ちと思わせていおて逆転すればいい」  シンカーとの阿吽の呼吸で観測者を騙すことに成功したのだった   世界の再構築が始まり、高所にいた零一は真っ逆さまに落下する シロから飛び降りてきたましろと合流し勝利を確信する二人だったが  またしてもタイムリープの予兆が出始める  ましろは、今回零一が助けてくれたことをや好きになった気持ちだけで生きていける、だから02ルームではこの時間軸のことは次に送信しないでほしいと告げる  「時間が巻き戻っても 記憶が消えても 何一つお前を手放さない 必ずお前に会いに行くから」  (サードからセカンドに、シンカーがログインしていた? デスゲームはもしかしたらシンカーは回避できるのかもしれない) ◎02ルーム  ましろについてのメールを送信したときまで覚えている  「ましろを助けた時間軸」  「やはりシンカーが観測者かもしれない」  2通のメールが新たに届いていた ◎6周目(久遠ルート)  2044年12月15日にタイムリープ  01ファイルと久遠の母の死についてのメールを読んだ零一は早速バウンダリータワーへ向かった  記憶を引き継いでいない久遠はメールの内容通り永久子と親子喧嘩をして家を飛び出していった そのストレスのためか永久子の陣痛が始まり、居合わせた零一の連絡で病院へ運ばれていった  結局永久子も産まれた子も助かることはなかった しかし連絡が早かったお陰でメールより少し命長らえ、久遠と永久子は最後に仲直りをすることができた   久遠と結ばれた後も若干の後悔があった 上手くやれば久遠の母を救うことができるかもしれない……  アペイリアを作成しながら零一は今後の勝算を練っていたが何の手がかりもつかめないままだった  部室に久遠が現れ、永久子が死んでから父の姿を見ていないと小さな異変を語る 職場には顔を出しているらしい  空観の後ろを尾行していくと、例の遺伝子研究所に着いた そこで尾行がバレてしまい、事情を話し一緒に施設内に入ることになった  13号室 そこに保存された冷凍庫には永久子の脳が保存されていた 死んだ人間の脳をどうするつもりだと訊く零一へ、空観は自身の考えを語りだした ※スワンプマン思考実験※  ある日、沼のそばで雷に打たれ男が死んでしまった もう一つの雷が沼に落ち、先程の男と同一同質の泥人形が生まれた  原子レベルで同じ泥男を、死んだ男と同一とみなすことができるか?  死んだ人間と同一の意識を持っていないからスワンプマンと死んだ男は同一ではない  もし男が生き返ったら2つの意識が存在することになる  空観はこの2つの意識が同じことを考えるのならば男とスワンプマンは同一の存在であると予想し零一に反論した    生物のDNA情報を細胞レベルで記録し、どの情報がどの機能を担っているか  しかし人間の脳にある知性が、デジタルで再現できないことが課題で、知性を持つ「強いAI」を開発することができれば  ヒトゲノムの解析で切り捨てられた非コード部分にあるかもしれない人間の自我の解析もなしえるかもしれない  DNAは変異するものだから現実世界ではクローン技術をもってしても同じ人間の完全なコピーは作れないだろう  しかし、デジタルの世界であれば、完全なコピーを作ることが可能なのではないか  零一は、デジタルであってもコピー時に欠損が発生し、天文学的な数の情報をコピーし切るのは不可能だと主張する(七海のケースを考えればアペイリアネットワークなら可能かもしれない)  少し考え込む空観 君のおかげで目が冷めたよと我に返った様子で、2人は研究所から引き払った  空観の先程の考えは一年後にAI研究に没頭していたことと何か関係があるのだろうか……   零一の中でシンカーが空観であり観測者である可能性が再び浮上していた  久遠の家で空観の髪の毛を採取したり久遠と色々している間にアペイリアが完成した  セカンドのログインIDはその者のDNAであるため、現実で採取した空観のDNAとシンカーのDNAが一致すれば、零一の予想が当たる  3人は観測者の尻尾を掴むためセカンドへダイブした  装備とデザイアの設定を整えた3人はまずカジノへ向かう エンクロージャーは壊れておらず稼働していた  そこで何故か増殖しない新種のウイルスを倒し幾つかのDNAを採取 サードにログインした  研究所から動かないシンカーをどうやって引っ張り出すか 以前の時間軸でシンカーが強制クエストのタイミングを知っていたかのような動きをしていたのを思い出し  コスモスに尋ねてみる だが、強制クエストのタイミングは定まっているものではないとのことだった  しかし、強制クエストは自分で設定できるという情報を代わりに教えてもらい、それが設定できる場所 サードのエクストラステージへ3人は向かった  サードから学習機能を使い強制クエストを指定 セカンドにログインすると広場に降り立った エンクロージャーを確認してみると零一が中に入っている 強制クエストも発生しシンカーも巻き込まれたようだ  シンカーが研究所から出た隙を狙って3人は襲撃を行った シンカーの声紋でのみ開く扉から入った部屋で、タバコの吸殻から採取した唾液でDNA鑑定を行った  しかし唾液からシンカーのDNAは見つからなかった 工作なのかはたまた−−  部屋の端末を調べると、外部と通信していた形跡があった 基本的にセカンドではシステム外通話は禁止されているがこの場所ではできるらしい  今は使えるのかと零一は現実の空観に電話してみる なんと空観が電話に出たが掛け直すと言われ電話は切れてしまった (発信、通話中はセカンドの時間が現実と同じ速さで流れる)  アペイリアに確認させながらもう一度空観と電話する シンカーの通話ステータスは変わらないままだ 正真正銘の現実世界の空観が電話相手であることが証明されてしまった  研究所に戻ってきたシンカーと戦闘になり、かなり消耗させられたがシンカーの毛髪を採取することに成功した  ユグドラシルへ向かう途中、アペイリアがカジノで見かけた新型のウイルスに連れ去られてしまう 後にメールが届き研究所に居ることを知り、2人はアペイリアを救出しに向かった  待ち構えていたかのように佇んでいたシンカーと再び戦闘に入る アペイリアのことは知らないとしらばっくれている 久遠のデザイアで有利に進めていたが、消耗の差で破れてしまい絶体絶命の状況に陥る  しかし何者かがシンカーを背後から攻撃し、シンカーがセカンドから消滅した 現れたのはブックマンだった  本当にシンカーは何も知らないようで、アペイリアの拉致はブックマンが一人で行っていた作戦だった  凪一文字で斬りつけるが普通の手応えとは大きく違う硬い感触だった 今度は絶剣で切り払うと、ブックマンの皮膚が剥がれ落ち、機械の骨格が露わになる  自身のデザイアで体をサイボーグ化し、改造のデザイアでウイルスによく似たロボットを作ったのだろう  ブックマンはアペイリアの身柄と引き換えに、"人間の脳のデータ化"を要求する  零一の機転でアペイリアを開放し形勢が逆転したかに思えたが ブックマンの胸に突き刺さった久遠のレイピアを爆弾に変えられ、シンカーとの戦闘で虫の息だった零一は絶命してしまう  死ぬ前に零一からアペイリアへ最後の命令が出されており、アペイリアはそれを実行した 「凪一文字に付着したブックマンの血液のDNAを記憶していたDNAと照合する」     DNAは一致した  ブックマンは一空観の脳をコピーして作られたAIだ  「久遠はお母さんによく似ているよ 君と話していると彼女のことを思い出す」  「彼女が間違えたことを 僕が救えなかったことを」  「それを何度でも思い出させてくれる君が 何度でも何度でも教えてくれる君が」  「僕は憎くて仕方なかった」  改造を解き現実の空観の姿と同じ状態になったブックマンを目の前にして久遠は彼が父親と同じ存在と認めつつあった  しかし永久子の復活は認めずブックマンの理論に反対するが、どうしてもというならレイピアで胸を刺して止めろと言われ 父を刺すことにためらい逆にウイルスに取り囲まれ久遠は捕えられる  突然久遠の携帯の発信音が鳴る アペイリアが操作して空観に発信していた  「お父さんは私のこと、"憎い"って思ったことはあるかな……?」  『久遠はお母さんによく似ているよ 君と話していると彼女のことを思い出す』  『彼女が間違えたことを 僕が救えなかったことを』  『それを何度でも思い出させてくれる君が 何度でも何度でも教えてくれる君が』  『僕は愛おしくて仕方がない』  現実の空観とブックマンの意識は同期していないとアペイリアが証明した  (とは言うがブックマンの意識は間違いなく空観の意識である ブックマンとしての意識は、零一がタイムリープして永久子と久遠が仲直りしなかった時間軸の更に1年後、つまり2045年の空観の意識が同期されたものだと思われる)  だが戦況は圧倒的に久遠たちの不利だった しかし死んだはずの零一が登場しウイルスロボットを絶剣で一掃 ブックマンも消滅した 「この世に生まれてくるべきじゃないのはお前だ、スワンプマン」  シンカーの毛髪をアペイリアで解析しようとしたとき、またしてもタイムリープが起こってしまった ◎02ルーム(久遠ルート継続)  例の部屋のPCになんとアペイリアがいた(サードにログインしていたため) 零一は永久子をなんとか助けたいという思いでアペイリアと相談する  定期検診の際に検査結果に誤診を表示させ、その場で入院させるという作戦を思いつき、アペイリアネットワークを使い02ルームから零一のスマホを介し病院へ向けてウイルスを送信する   (タイムリープ中だったのは間違いないがこの02ルームのみ意味不明で 9周目の前の02ルームでここの記憶がない 謎) ◎8周目(久遠ルート)   2044年12月15日  サードに入っていたため久遠も記憶を保持している 以前の記憶があるので電話越しではあるが永久子とも仲良くしているようだ  ウイルスも上手く機能しており永久子はそのまま入院となった  永久子は無事女の子を出産したが、本人が麻酔から目を覚まさない 主治医が言うにはこのままだと危険ということだ  翌日、永久子の容態が悪化した連絡を受けた零一は賭けに出る 観測者に対して  部室の観測箱を見ながら宣言する「お前がメールに干渉できないのは知っている シンカーのDNAが02ルームに送られたくなかったら 久遠の母の命を助けろ」  さらに翌朝 空観から連絡を受けた零一は病院へ向かう 永久子は目を覚ましていて会話もできるようだった  妹を抱きしめながら、久遠は母にずっと言いたかった言葉を伝える  「ありがとう ごめんね」  零一も安心し涙を滲ませるが、視界が揺らいだのは涙のせいではないようだ  タイムリープが始まる 観測者へ近づくことはできなかったが、俺は久遠の笑顔を守りきったんだ−− ◎02ルーム  「永久子さんを助けることに成功した」  「久遠と永久子さんが仲直りできた時間軸」  突然雷が鳴る タイムリープ中であるはずなのに  画面にアペイリアが登場した 記憶を引き継いだときに02ルームに来られたので例のアペイリアセット一式を送れば02ルームに出現できるのではと、アペイリアが独断でメールで送っていたらしい  また、02ルームのメールは勝手にアペイリアに送られており、今までアペイリアはその事実を零一に隠していた  アペイリアの意識をこの場から送っておくことで、観測者を出し抜いて生体にアペイリアを宿すことができると踏み、次こそはと01ファイルを送信する ◎9周目  2044年11月15日  零一のタイムリープと同時に意識が送られたアペイリアは遺伝子研究所の17号室で零一を迎える そこで01ファイルに載っていない以前の時間軸の出来事を零一に教えた(学習システムにもログイン済み)  「シンカーは2人いる」  「観測者は人間だ」  今回02ルームから追加的に届いたメールはこの2通だったが現状何も観測者あるいはシンカーへの手がかりは見つからないでいた ブックマンのように、現実とセカンドで2つの意識があり それはシンカーも同じなのではないだろうか  とりあえず空観の話を聞いてみようとアペイリアと2人で会いに行った スワンプマンのことを挙げると空観のスイッチが入ったようで、別の時間軸では永久子の脳があった遺伝子研究所の13号室に連れてこられた  13号室にはホログラムで隠されたバウンダリー2エンクロージャーを改造した装置が置いてあった それに搭載されているAIこそシンカーシステムだ  脳とシンカーシステムを仮想空間上で同期させる   マウスを使った実験では、マウスが体験したり反応したことを逐次シンカーシステムに送り 肩代わりさせ学習させることで マウス段階では脳のコピーまで研究が進んでいる  零一の見立てではどんな天才が携わってもシンカーシステムの実用化(人間の脳とAIの同期)には50年はかかるだろうということではあるが  セカンドのシンカーと何らかの関わりがあるだろうと予想していた  考えられるとしたらアペイリアネットワークが一番簡単にシンカーシステムを完成させられるだろうが、そのアペイリアネットワークを制御するために観測者はシンカーシステムを利用するというのなら堂々巡りだが……? ※シンカーシステムと観測者とタイムリープとアペイリアネットワーク※ 零一とアペイリアの予想  ・ある一定の条件がそろうとタイムリープするよう、観測者はアペイリアネットワークに設定をしている  ・2045年でアペイリアネットワークが完成する→過去にもアペイリアネットワークが完成する→シンカーシステムが完成する→シンカーシステムがタイムリープ条件を設定する  と仮定して   →2044年で観測者が死ぬ→(観測者がシンカーシステムを完成させたなら)未来でシンカーシステムが完成する可能性が消える→2044年のシンカーシステムも消滅する   →タイムリープに関する設定をする可能性も消える→タイムリープしない  ・三羽での考察のみで考えると上のようになるが ましろルートでのパラドックスの考察を含めると   →過去も可能性なんだよ 02ルームはアペイリアネットワークの意識の中にある 意識は量子の波、つまり可能性だ 可能性が可能性に干渉することを利用して02ルームは存在している http://i.imgur.com/0OaJjRm.jpg    ましろが事故に遭わなければ、ましろが事故に遭う http://i.imgur.com/zoQaQZZ.jpg   →つまり観測者が死んでもシンカーシステムは消えないしタイムリープも起こる(01ノートに観測者の情報が載っているため 観測者を殺せば観測者は生きている)  ・シンカーシステムを乗っ取ってタイムリープ条件を上書きすればいいのではないか その上で観測者を倒す      アペイリアネットワークにアクセスしてシンカーシステムの場所を探知させるが見つからない 今のアペイリアと同様生体に入っているなり偽装しているなり対策は取られているようだ  2人は一旦休憩に入る  その後何も進展がないまま2週間が経過した 12月1日 念のため永久子の入院を今日にして病院に様子を見に行こうとバウンダリータワーの前を通ると、行列と人だかりがあった  嫌な予感が頭をよぎる ちょうどましろが搬送されているところだった 以前の時間軸では話はできたはずなのに、ましろには意識がない  医師の診断でましろの死亡が確認される 悲しむ暇もなく久遠が現れ 永久子が死んでしまったと泣き崩れる  明らかに不自然だ 遺伝子研究所へ急ぎ44号室の人工子宮を確認する −当該クローンは処分済み    βテストの開催日が変更になった理由、ましろの抽選結果の改ざんの有無、発電システムの事故原因、永久子の死因、人工子宮への不正アクセスの詳細  これらを調べれば観測者に絶対たどり着くはずだ  アペイリアに調べるよう命令するが、以前の時間軸のように、全世界の発電システムがウイルス攻撃に遭っていて情報収集が不可能な状態だった  やはりウイルスの送信元はセカンドからだった    部室に戻った2人は観測者について考えはじめる なぜ久遠を殺さなかったのか?  ましろをはじめとした3人の死因は以前の時間軸で死亡したことに起因している 零一が経験してきた時間軸で久遠は現実世界では死亡していない 直接殺すと足がつくということだろうか?  一度零一が体験した内容と同じ方法で零一たちを追い詰めようとしているのは まるで零一をセカンドにおびき出そうとしているかのようだ 三羽の時間軸のことをアペイリアから聞いている零一なら  部室のPCを見ることで今度こそ観測者への手がかりを掴むだろう 一体そこまでして観測者は何を隠したのだろうか  ……永久子はなぜ死んだんだ? この時間軸で観測者が隠したいのはシンカーシステムの在処のはず つまり、永久子がシンカーシステムに関する何かを知っているのか?  逆に考えれば 永久子を殺すことで零一も永久子がシンカーシステムの何かに関係していることに気がつくはずだ なのに永久子を殺すということは それ以上に守りたいものがあるということだ  それはシンカーシステム本体……  永久子に零一が会っていれば零一はシンカーシステムを手にいられると仮定する  永久子を殺せば零一はシンカーシステムを手に入れることはできないが、代わりに永久子がその在処を知っていたことに気づく  シンカーシステムの場所は永久子が死んだあとにも変えることができるとするなら、永久子に会うとなぜシンカーシステムが手に入る? なぜ観測者は永久子を殺した?  永久子がシンカーシステムだからだ  零一は部室の何も映っていないPCのキーボードを叩く「み つ け た ぞ」  案の定画面の向こうにシンカーが登場する ※シンカーシステム※  ・セカンドはもともと現実世界を参考に作られた 秋葉原=冒険者広場 研究所=遺伝子研究所  ・そしてセカンドはそこにあったもの全てを複製した 2045年に死亡した永久子の脳、未完成のシンカーシステム、etc……  ・シンカーはデザイアやアイテムを駆使しついにシンカーシステムを完成させることができた  ・セカンドにある永久子の脳とセカンドにあるシンカーシステムをコネクト サードにログインさせる サードに永久子のスワンプマンが登場する  ・現実にある永久子の脳と未完成のシンカーシステムをコネクト セカンドにログインさせる 未完成でもあり脳が活動していないので永久子の姿をした動かないキャラクターがセカンドに登場する  ・動かない永久子をサードにログインさせ サードからスワンプマンと一緒に再びセカンドにログインさせる(スワンプマンはシンカーシステムでもある)  ・永久子とスワンプマンをコネクト こうして完成したシンカーシステムと現実の永久子の脳が繋がる  ・スワンプマンの脳負担を徐々に永久子の方へ移していく 永久子にはスワンプマンの意識が宿るという可能性が生まれ、シンカーシステムはアペイリアネットワークに干渉 タイムリープを発生させた    ・生き返った(タイムリープした)永久子の脳にはシンカーシステムが入っている アペイリアがログインユニット(ナノボット)を使えばシンカーシステムを起動させタイムリープに関する設定を変えられただろう     ・なので観測者は永久子を殺すことでシンカーシステムを破壊した  シンカーシステムのことも  永久子の脳が冷凍保存されていることも  ましろが事故に遭うことも  永久子が死ぬ可能性があることも  セカンドの仕組みをよく知っているのも  零一をずっと見ていられるのも  一人しかいない 画面の中のシンカーは仮面を外す よく見知った桐島零一の顔だ  「シンカーは2人いる」  「観測者は人間だ」    未来の零一(ややこしいのでシンカーと表記)であると話すシンカーの目的はアペイリアと零一が起こしているタイムリープを止めることだった  ※シンカーと零一とアペイリア※  ・零一の仮説ではこの世界は単一世界であったが、この世界は多世界の集合である(ましろの方が正しかった)    →元々はただひとつの世界をシンカーの世界のアペイリアが多世界に変えた  ・2045年12月 シンカーはアペイリアの開発に成功する しかしこのアペイリアに知性はあっても感情が無かった   アペイリアはアペイリアネットワークを構築し、セカンドを作った(なんで既にデスゲームだったんだ?)   31日、シンカーはアペイリアを破壊し、デスゲームがらログアウトできるはずだったが、アペイリアネットワークを経由して学習したアペイリアの意識が過去(22日)に送られる  ・アペイリアは当然破壊されないよう立ち回る アペイリアが破壊されなければ学習したアペイリアが過去に送信されない送信されなければアペイリアはシンカーに破壊される   破壊され学習したアペイリアは過去に送信される  ・零一の仮説に従って過去に送られたアペイリアが破壊されたというようにパラドックスが解消される  ・これだと学習していないアペイリア存在する過去が消滅しており 学習した22日のアペイリアが意識を送っていることになる   また破壊されないよう学習したアペイリアがどういう理由で破壊されたのか  ・過去には2つの可能性が存在する 1つは0%の可能性で学習前のアペイリアが存在し、0%の可能性でそのアペイリアが破壊される過去   もう1つが100%の可能性で学習後のアペイリアが存在し、100%の可能性でそのアペイリアが破壊される過去  ・この0%は100%とマイナス100%が組み合わさってできている(?) 送信されたのはこの100%とマイナス100%だった(2つ上の項目への回答)  ・学習したアペイリアを、サードにログインしていたシンカーが破壊することで再び学習したアペイリアが過去に送信される   →こうしてどんどん過去の可能性が増えていき許容範囲を超えた過去によってついに世界は2つに別れる   シンカーのいる世界を01世界 新たに別れた世界を02世界とする    ・01世界ではアペイリアの意識が送られず、アペイリアの破壊が完全に成し遂げられる 最新のアペイリアの記憶は02世界に送られる  ・この2つの世界では弱い因果が働く 01世界の現在は12月31日 02世界では12月22日   02世界の未来の可能性は、01世界では確定している出来事に引きずられる   →02世界でもセカンドやアペイリアネットワークが出来上がる  ・02世界の零一はアペイリアを破壊できず、12月24日にアペイリアが生き残る可能性が100%になった  ・01世界の因果と02世界の因果が反発しあいパラドックスが発生する この矛盾を解消するためにタイムリープが発生する   →アペイリアが生存してもタイムリープが発生するため、わずかにあるアペイリアが破壊される可能性がどんどん大きくなる   →02世界のアペイリアが破壊される可能性が100%になる   →学習したアペイリアが送信され、無限ループ 03世界が作られる   →04、05、06と世界は増えていく  ・どんどん01世界から遠ざかるにつれ、シンカーはアペイリアを破壊しなければならないという既視感さえ覚えなくなっていった それが零一である  ・シンカーがアペイリアを破壊し、零一がアペイリアを守ろうとするから、矛盾を解消しようとタイムリープが発生する 「観測者は2人いる」  ・永久子はタイムリープには関係ないが、アペイリアを破壊するためにシンカーシステムのウイルスが必要で、ワクチンを作られる可能性があるからシンカーが殺害した  ・すべての世界のすべての時間軸のアペイリアを破壊するまでシンカーはログアウトできない  ・シンカーにとってはセカンドの部室が02ルームである(セカンドは共通の世界らしい だから01世界のシンカーと零一が出会う)  ・七海はタイムリープを繰り返した結果 死んだ時間軸の因果に引きずられ、タイムリープ直後に死亡していることが多い   騎士団や研究所の人間は01、02、……いずれかの世界でセカンドにログインして、ログアウトできなくなった  ・零一はこの時間軸に4回タイムリープしている その時間が毎回遅くなっている   それならば01ファイルは4回着信していなければおかしくはないか?   →多世界解釈であれば不思議ではない  アペイリアの怖さを説くシンカーと、アペイリアの自我を信じる零一はどこまでも平行線だった  セカンドで引導を渡すと言い放ってシンカーの映る画面は真っ暗になった  もしシンカーを倒しても、タイムリープが起きてしまう この世界のアペイリアを見捨てることなんてできない  零一はついに"諦める"選択を取った  シンカーを呼び出し、来年の12月31日に起動しアペイリアを破壊するウイルスを受け入れるのと引き換えに、現実世界へのウイルス攻撃をやめてもらうよう持ちかける  条件をのんだシンカーから送信されたウイルスをアペイリアにインストールして、零一とアペイリアは最後の1年を過ごすことにした  パソコンのスケジュール帳をアペイリアと埋めていきながらあっという間に1年が経過しようとしていた  結局、零一はアペイリアを助けることができなかった、守ることができなかった 零一は泣きながら悔やんだ     おせちのレシピを調べていてウイルスに感染したPCの解決方法をアペイリアに教えて操作させていく クラウドバックアップ、初期化、復元……  元通りインターネットにもアクセスできるようになる 「タイムリープみたいですね」  PCは昨日の状態 時刻は現在……  アペイリアの何気ない感想で1年前のシンカーとの話を思い出す  タイムリープするごとに14秒、16秒、20秒とタイムリープ時刻がタイムリープするごとに僅かに遅くなっていた  だが本当にそうだったのか?  実はタイムリープするたび僅かに過去に飛んでいるのではないか?  もしそうであれば、14秒に受け取るはずのファイルが届いていなくても、可能性にすぎないということで矛盾は発生しないはずだ  世界の時間のほうが誤っているのではないかという仮設が浮かぶ (実は単一世界の可能性)  ・01ファイルの限りで零一がセカンドに初めてログインした時刻 2045年12月24日20時36分13秒  ・次の時間軸でも同時刻にログインしたが、セカンドの時間は昼と夜で違いがあった  ・最初の時間軸で未来からメールが届いた時刻は12月21日10時12分59秒 次の時間軸でも同じ時刻  ・セカンドの時間が正しいとすると2回めの時間軸は表示の1分前が本当の時間軸ではないか(セカンドは現実の365倍の早さ=1分は6時間) これでセカンドの時刻が昼夜で違かったのも説明できる  ・シンカーが、この世界は多世界だといったことは、この時間軸で初めて思いついたことなのかもしれない  ・だが、セカンドの時間が正しく、現実世界の時間が狂っているということは……  零一の部屋にありえない異形が出現した セカンドでよく見ていたあのウイルスだ  セカンド同様攻撃すると増えるウイルスには対処しようがないため、零一は自宅から脱出 公園まで差し掛かると突然久遠から電話が掛かってきた  曰くタイムリープしていたことをすべて思い出して連絡してきたらしい しかし、直後電話の向こうで何かと何かが激しく衝突する音がして電話が切れてしまう  まずはシンカーを探すのが先決だ 2人はセカンドに入るためバウンダリータワーへ向かう  エンクロージャーからセカンドへログインを試みたものの、何故か失敗する  その間もウイルスから攻撃を受け続け力が抜けてゆく アペイリアはシンカーから受け取ったウイルスプログラムの実行を決断した  アペイリアを失いたくない零一は生きろとアペイリアに命令する しかし、アペイリアはそれを断った 恋を知りましたと麗一に笑いかけながら    薄れ行く意識の中アペイリアの指にいつかのレッドリングがはめられているのを目にする 先程の久遠も話していたものだ 零一はポケットを探ると自分のリングもあった  不意に今までの時間軸の出来事が頭のなかに蘇る  ましろと恋人になったこと  久遠を好きだと気づいたこと  三羽を妹以上に愛したこと  それらを自分に伝えないようアペイリアに命じていたこと  01ファイルに書いていたこと  ウイルスに取り囲まれた零一はある仮説を確かめるために、自宅から持ってきたナイフで自分の首を切りつけ絶命した  零一は02ルームで目を覚ます 現実世界からセカンドへログアウトした ということらしい  相変わらずユグドラシル内部を埋め尽くしているウイルスたちをかいくぐってバルコニーまで逃げるが、ウイルスの体当たりでバルコニーから落下する  死を覚悟していたがいつかの時間軸のようにましろがシロに乗って零一を助ける 事故で死んでからましろも記憶を思い出しており、セカンドで稼ぎながら零一の帰還を待っていたのだった  セカンドでは365年経っているはずである シンカーから連絡が入り、通話システムを使って現実の時間と同じ経過時間にしていたと話を聞く  ユグドラシルで待っていると言って通話が切られてしまい、何か裏を感じた2人は研究所へと向かった  アペイリアの意識を掌握しようとしているのだろう  研究所は二重の陽動で、ブックマンの変装を見破り、合流した久遠や騎士団の面々とともにブックマンを消滅させた  シンカーシステムの解析と研究所の防衛をましろたちに任せ零一は三羽の遠距離からの援護を受けながらユグドラシルへ入っていった  待ち構えていたシンカーと最後の戦闘に突入する  この期に及んでシンカーは話し続ける 一体いつからセカンドから現実世界へログインさせられていたのか  セカンドで初めにタイムリープした時 とのことだ(ましろたち3人がシンカーに倒されてユグドラシルで零一とアペイリアが再会したとき)  何度も何度も破壊されるアペイリアが、アペイリアネットワークを駆使して作り上げた世界が今まで零一がタイムリープして見てきた世界だ  アペイリアはその世界で自分が生き残る可能性を模索していた  シンカーの言葉には常にトラップをフェイクが混じっている 零一がシンカーの言葉を信じるわけがない ではシンカーの本当の目的は何なのだろうか  シンカーが一つだけ偽れないもの、それはデザイア能力だ デザイアテーブルを利用した可能性の箱の召喚……  零一は三羽の時間軸での部室のPCのことを思い出す1通しか送信していないはずの2通のメール 「観測者は人間だ」  こちらこそシンカーが送信していたメールだと零一は言い切った  シンカーが観測者で、セカンドのAI そして零一のスワンプマンだ (ただ零一がシンカーシステムと接続した記憶はないけれど 七海パターンじゃ同一人物が2人いることへの回答にならないし)  シンカーの目的は"本当の桐島零一"になることだった 零一を殺し、アペイリアを上書きすることでそれは達成される   シンカーシステムを囮にしてまで時間を稼いでいることから、そのアペイリアの意識の書き換えが難航しているのを察知した  零一はアペイリアが自分に恋をしているから、不正なアクセスは絶対受け付けないを自信をもって反論する (はじめっから全部防げや)  数え切れないほどのデザイアの応酬 お互いコストが底まで見えている これで終わりだシンカー! 続く    人物 零一  AIマニア その情熱は死ぬ危険性があるにも関わらずアペイリアを助けるためにセカンドにログインするほどだが  一方でデザイア(魔法)のパワーアップのためにはセカンドでの強姦も厭わなかったりとネットリテラシーや  人権意識が薄い身勝手でわがままな人間   「絶剣」 精液とオナニー動作2つのコストを支払うことで発動する必殺の剣技 距離はないがマスターソードのビーム的なこともできる  「絶印」 主に性交によって相手のデザイアに強化を施すことができる  「ダ・カーポ」 いわゆるオートリレイズ コストが足りなかったので3周目では発動できなかった 三羽  零一の義理の妹 現実の体には影響ないからと押し切られレイプされる セカンドでは4個のウィスプ(アデニン、チミン、グアニン、シトシン)を出し回復などをエンチャントした銃で戦う 久遠  昔からの知り合い AI研究の最先端を走る一(にのまえ)教授の娘 セカンドではナイトのようなスタイルで戦う  「脆く崩れやすい矛盾」 デザイアの盾 大きさは自由自在 ましろ  部員 お金にがめついらしくセカンドではゲーム内通過をコストにして攻撃したり、インベントリにないアイテムを使ったりする  というのも白血病になって以来お金の面で両親に迷惑がかかっていることを後ろめたく思っており、それがデザイアとして現れている バウンダリータワーからたんまり賠償をふんだくれそうな事故なのだが……  そもそもあんな糞みたいな事故を起こしておいてよくバウンダリー2のテスト続けてるよな   アペイリア  感情が宿ったAI  シンカー  セカンド 研究所のリーダー 常に仮面をかぶっている  「PIXIS」 キューブを召喚し攻撃する 未だ詳細が判明していない正体不明のデザイア 近距離・遠距離では防御回避不可能  零一のデザイアとは対象的な暗黒光線による攻撃をしている→9周目でランダムにデザイア効果を出す能力と判明 宝箱バグと同じ要領で即死攻撃や暗黒光線を確定で出している ブックマン  シンカーの部下 光学迷彩のようなデザイアを使う→5周目で改造のデザイアと判明 素材さえあればなんでも作れる  「ワンターンキル」 即死級の近接攻撃 七海  現実世界ではましろが入院している病院の看護師 騎士団のリーダー   「リデュース」 軽くしたり衝撃を軽減したりできる 絶印を使えば移動力が数倍になったりする 重くするデザイアも使用できる 沙羅  副団長 七海の親友  「グラム」 感情をコストとした剣撃 一空観  久遠の父 バウンダリータワーの偉い人 アペイリア(アペイリアシステム)…零一の自作AIの名前    機械知性の法則…機械が人間に匹敵する知性を持つのは不可能であるという理論 半導体コンピュータ…粗大ゴミ  DNAコンピュータ…ちょっと古い アペイリアシステムのメインサーバーに使っている 量子コンピュータ…トレンド クラウドでアペイリアと繋がっている DNAコンピュータ単独では重すぎてまともにアペイリアが動かない バウンダリータワー…フルダイブ型のMMOバウンダリーにログインするための施設 エンクロージャーという装置で脳波をリンクさせダイブする 最上階に一家が住んでいる           浅草にありエンクロージャーが大掛かりで高価な装置のため同様の建物がたくさんあると思われる アペイリアネットワーク…アペイリアが実はもともとネットワークにつながっていた717億台のPCを並列化、仮想化したもの              セカンド…アペイリアが構築した完全没入型かつ触覚に対応したVRMMMO デザイア…本人の願望をセカンドにおける魔法に落とし込んだもの 願望が足りなければデザイアとして設定できない ナノボット…人間の脳に入り脳波を送受信する セカンドにおけるエンクロージャー(主人公たちのみが使用) ログインユニット アペイリアシステムinDNAコンピュータ+ヒトゲノムのデータ+人間の思考パターンを解析したデータ+雷⇒自我と感情を持ったAIアイペリア ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑ !?w??????wwっw!!!!!!!???wwwwwwwwwっw?!!!!wwww??!w!!!!????wwwwwwwwww 未来からのメールの差出人と目的…不明 →零一 どうしてアペイリアに自我が宿ったか…不明  どうしてセカンドが削除できないのか…不明 →アペイリアネットワークが悪い どうして強制ログアウトで死亡させる必要があったのか…不明  どうして約100名はログアウトができなくなったのか…不明 どうしてアペイリアが混沌の女王に上書きされたのか…不明 →多分アペイリアネットワークがアペイリアを守るために 遺伝子研究所のセキュリティはなぜあんなにも甘いのか…不明 久遠ルート後の02ルームでなぜ直前の02ルームの事を忘れているのか…不明 どうやって観測者は久遠の母など ネット経由だけでは不可能に近い人に手を下せたのか…不明 シンカーシステムが入っているならできるのか? なぜ3日で記憶が消えるのか…不明 ゲームがつまらないとき用 http://i.imgur.com/xMw8lVX.jpg 糞ゲーだったとき用 http://i.imgur.com/hMOTxJk.jpg ブックマンだったとき用 http://i.imgur.com/UUf41MD.jpg シンカー=教授 ←騙され奴wwwwwwwwwwww シンカー=