何かって言うと悪の権化みたいに言われる事の多いヒトラーだけどね。
今回はヒトラーについての話。もちろん、あのヒトラーだ。ドイツの総統だな。
独裁者の典型みたいに言われてるし、日本でも政治家が何か右寄りな発言でもしようものなら、すぐに、〇〇〇はヒトラーだ!とか、ヒトラーを礼賛してる!なんて批判の的にされてしまう、あのヒトラーだ。
最近もこんな発言が騒動になったな。
正直な感想だけど、揚げ足を取り過ぎと思うけどね。
ヒトラーがダメなら、スターリンや毛沢東なんてのは、どうなるんだ?
人を殺してる数なら五十歩百歩だろ。
スターリン粛清だとか文化大革命で何人が犠牲になったと思ってるんだろな。
何かって言うと、すぐにヒトラー、ヒトラーって言って揚げ足を取るのがマスコミの仕事なのかね。
カンボジアのポル・ポトでも良いけど、あの人も無茶苦茶だろ。
そうとうな数の人間を殺害してるぞ。それも自分の国の人間だ。映画「キリング・フィールド」は超有名だろ。あの映画の残虐さを観てみろ!ってのww
スターリンも毛沢東もポル・ポトも共産主義だな・・・。
そういう連中には触れずに、都合の悪い事には口をつぐんで、何でもかんでもヒトラーって言うのは、オレは大嫌いだ。
それこそ偏向報道だろ・・・。
麻生さんも、ヒトラーを引き合いに出さずに、スターリンとか毛沢東を出せば良かったのにな。
それこそ、偏向マスコミが何て報じるか見物だろww
まぁ、今回は麻生さんのニュースが有ったので観たって事だな。
公開当時にも観てるんだけど、3時間近く時間が余ったので、今回も腰を据えて観たぞ。
映画、「ヒトラー~最期の12日間~」だ。
Amazonプライム・ビデオ
うん、これは良く出来てるぞ。
歴史は好きなんで、いろいろな本を読んだり、映画やらドラマを観てるけど、この映画はかなり史実に忠実に作られてると思うね。
ヨアヒム・フェストの研究書とヒトラーの個人秘書ユンゲの証言・回想録「私はヒトラーの秘書だった」を土台にして作られたのがこの映画だ。
1945年4月のベルリン。ソ連軍の包囲が狭まる中、総統地下壕で過ごすヒトラーの最期の日々を描いたものだ。ヒトラーの姿だけでなく、彼をとりまく国防軍の軍人、親衛隊の隊員たち、ベルリン市民の苦闘などにも焦点が当てられていて、骨太の作品になってる。宣伝相ゲッペルスの家族なんか、かなり悲劇的に描かれてる。
ヒトラーを演じるのはドイツの国民的スター、ブルーノ・ガンツ。日本で言うと高倉 健みたいな存在かな・・・彼の演技は、凄いな。鬼気迫る迫力。
細かな部分にも注意が払われていて、例えばヒトラーの左手。晩年のヒトラーは何かしらの病気(ストレスかも?)のせいで、左手が震えていた事が知られてるんだけど、この映画でもちゃんと左手が震えてる。この震えを描写するシーンがいくつか有るんだけど、非常に効果的に使われてるんだよね。ソ連軍に包囲されてる恐怖なのか、思うようにならない戦局への苛立ちなのか、観てる人間に判断を委ねる描写なんだけど、印象に残る部分だ。
最後まで忠誠を誓う部下と離反していく部下、敗戦が確実になり自暴自棄になる部下、それぞれの対比が上手く描かれてる。
その中で、どこか掴みどころのない姿で描かれてるのが、ヒトラーの愛人、エバ・ブラウン。ある時は能天気に見えるし、ある時は深刻な表情を見せる・・・。
地下壕の中という極限の状態の中では、あんな感じになってしまうんだろうか・・・。
ヒトラーと共に自殺する事を決心していながら、自殺の直前に地下壕で結婚式を挙げるんだけどね、実際のエバ・ブラウンは何を想っていたんだろうな、って考えてしまったり・・・。
奥行きが深い映画だ。
宣伝相ゲッペルスの家族は、悲劇的に描かれてて、ちょびっと可哀そうに思えた。
夫婦で自殺する前に、寝てる子供に毒を飲ませて殺すんだけど・・・
母親の表情がたまらん(涙)
この母親、つまりゲッペルスの妻なんだけど、熱烈なヒトラー信者でもあるわけだ。
思想信条はどうあれ、自分の子供を殺さなければならないってのは、辛いだろ・・・。
ヒトラーが自殺した後で、ソ連軍は数百メートル先に迫ってる地下壕という絶望的な状況でのシーンだけど、ここも見どころの一つだな。
歴史の勉強にもなるし、こういう映画は観て損はないと思う。
変に感傷に訴えてくることも無いし、かと言って、乾いたドキュメンタリーでもない。
二時間半がアッと言う間に過ぎる。
終戦間際の極限の状況を描いた映画は日本にもあって、「日本のいちばん長い日」ってのが有名。
良く出来た映画だとは思うけど、「ヒトラー~最期の12日間~」と比べると、見劣り感があるかもね。
市街地での戦闘シーンも、ウソっぽくなくて好きだな。近頃の映画は、やたらCGを使って迫力だけは有るけど、「これ、ウソっぽいよな!」ってのが多いけど、これは「正統派」の戦闘シーンだ。
すべてに写実的で、史実に概ね忠実に作られてるのが、この映画の良さだ!
大学生なんかでも、ドイツが東西に分断されてた事を知らない子が居るからね。オレには考えられないけど、「ベルリンの壁」が何かもしらない子が居るのには驚きだ。
まぁ、外国の事だから良いだろ、って言われそうだけど、そういう子に限って、日本とアメリカが戦争した事も知らないからな・・・。
歴史から学ぶ事も多いんだけどな!
って思ってるぞ。
今回、久々にこの映画を観たけど、今回、印象に残ったセリフを一つ紹介。
宣伝相ゲッペルスが軍の将校に向かって言うんだけど、
我々は、彼ら(国民)に一度も強制した事は無い!
委ねられたのだ!
ってセリフ。
確かにねww
まがりなりにもヒトラーは選挙で選ばれたんだからな。
どこかの国みたいに、革命やら内戦やらのドサクサに紛れて政権を握ったんじゃないって事だ。(これが一番、言いたい事だったりするww)
次回の予定~
男のアンダーヘアって、処理した方が良いのか!?って話
やってみる価値は有りそう・・・。
今回はヒトラーについての話。もちろん、あのヒトラーだ。ドイツの総統だな。
独裁者の典型みたいに言われてるし、日本でも政治家が何か右寄りな発言でもしようものなら、すぐに、〇〇〇はヒトラーだ!とか、ヒトラーを礼賛してる!なんて批判の的にされてしまう、あのヒトラーだ。
最近もこんな発言が騒動になったな。
正直な感想だけど、揚げ足を取り過ぎと思うけどね。
ヒトラーがダメなら、スターリンや毛沢東なんてのは、どうなるんだ?
人を殺してる数なら五十歩百歩だろ。
スターリン粛清だとか文化大革命で何人が犠牲になったと思ってるんだろな。
何かって言うと、すぐにヒトラー、ヒトラーって言って揚げ足を取るのがマスコミの仕事なのかね。
カンボジアのポル・ポトでも良いけど、あの人も無茶苦茶だろ。
そうとうな数の人間を殺害してるぞ。それも自分の国の人間だ。映画「キリング・フィールド」は超有名だろ。あの映画の残虐さを観てみろ!ってのww
スターリンも毛沢東もポル・ポトも共産主義だな・・・。
そういう連中には触れずに、都合の悪い事には口をつぐんで、何でもかんでもヒトラーって言うのは、オレは大嫌いだ。
それこそ偏向報道だろ・・・。
麻生さんも、ヒトラーを引き合いに出さずに、スターリンとか毛沢東を出せば良かったのにな。
それこそ、偏向マスコミが何て報じるか見物だろww
まぁ、今回は麻生さんのニュースが有ったので観たって事だな。
公開当時にも観てるんだけど、3時間近く時間が余ったので、今回も腰を据えて観たぞ。
映画、「ヒトラー~最期の12日間~」だ。
Amazonプライム・ビデオ
うん、これは良く出来てるぞ。
歴史は好きなんで、いろいろな本を読んだり、映画やらドラマを観てるけど、この映画はかなり史実に忠実に作られてると思うね。
ヨアヒム・フェストの研究書とヒトラーの個人秘書ユンゲの証言・回想録「私はヒトラーの秘書だった」を土台にして作られたのがこの映画だ。
1945年4月のベルリン。ソ連軍の包囲が狭まる中、総統地下壕で過ごすヒトラーの最期の日々を描いたものだ。ヒトラーの姿だけでなく、彼をとりまく国防軍の軍人、親衛隊の隊員たち、ベルリン市民の苦闘などにも焦点が当てられていて、骨太の作品になってる。宣伝相ゲッペルスの家族なんか、かなり悲劇的に描かれてる。
ヒトラーを演じるのはドイツの国民的スター、ブルーノ・ガンツ。日本で言うと高倉 健みたいな存在かな・・・彼の演技は、凄いな。鬼気迫る迫力。
細かな部分にも注意が払われていて、例えばヒトラーの左手。晩年のヒトラーは何かしらの病気(ストレスかも?)のせいで、左手が震えていた事が知られてるんだけど、この映画でもちゃんと左手が震えてる。この震えを描写するシーンがいくつか有るんだけど、非常に効果的に使われてるんだよね。ソ連軍に包囲されてる恐怖なのか、思うようにならない戦局への苛立ちなのか、観てる人間に判断を委ねる描写なんだけど、印象に残る部分だ。
最後まで忠誠を誓う部下と離反していく部下、敗戦が確実になり自暴自棄になる部下、それぞれの対比が上手く描かれてる。
その中で、どこか掴みどころのない姿で描かれてるのが、ヒトラーの愛人、エバ・ブラウン。ある時は能天気に見えるし、ある時は深刻な表情を見せる・・・。
地下壕の中という極限の状態の中では、あんな感じになってしまうんだろうか・・・。
ヒトラーと共に自殺する事を決心していながら、自殺の直前に地下壕で結婚式を挙げるんだけどね、実際のエバ・ブラウンは何を想っていたんだろうな、って考えてしまったり・・・。
奥行きが深い映画だ。
宣伝相ゲッペルスの家族は、悲劇的に描かれてて、ちょびっと可哀そうに思えた。
夫婦で自殺する前に、寝てる子供に毒を飲ませて殺すんだけど・・・
母親の表情がたまらん(涙)
この母親、つまりゲッペルスの妻なんだけど、熱烈なヒトラー信者でもあるわけだ。
思想信条はどうあれ、自分の子供を殺さなければならないってのは、辛いだろ・・・。
ヒトラーが自殺した後で、ソ連軍は数百メートル先に迫ってる地下壕という絶望的な状況でのシーンだけど、ここも見どころの一つだな。
歴史の勉強にもなるし、こういう映画は観て損はないと思う。
変に感傷に訴えてくることも無いし、かと言って、乾いたドキュメンタリーでもない。
二時間半がアッと言う間に過ぎる。
終戦間際の極限の状況を描いた映画は日本にもあって、「日本のいちばん長い日」ってのが有名。
良く出来た映画だとは思うけど、「ヒトラー~最期の12日間~」と比べると、見劣り感があるかもね。
市街地での戦闘シーンも、ウソっぽくなくて好きだな。近頃の映画は、やたらCGを使って迫力だけは有るけど、「これ、ウソっぽいよな!」ってのが多いけど、これは「正統派」の戦闘シーンだ。
すべてに写実的で、史実に概ね忠実に作られてるのが、この映画の良さだ!
大学生なんかでも、ドイツが東西に分断されてた事を知らない子が居るからね。オレには考えられないけど、「ベルリンの壁」が何かもしらない子が居るのには驚きだ。
まぁ、外国の事だから良いだろ、って言われそうだけど、そういう子に限って、日本とアメリカが戦争した事も知らないからな・・・。
歴史から学ぶ事も多いんだけどな!
って思ってるぞ。
今回、久々にこの映画を観たけど、今回、印象に残ったセリフを一つ紹介。
宣伝相ゲッペルスが軍の将校に向かって言うんだけど、
我々は、彼ら(国民)に一度も強制した事は無い!
委ねられたのだ!
ってセリフ。
確かにねww
まがりなりにもヒトラーは選挙で選ばれたんだからな。
どこかの国みたいに、革命やら内戦やらのドサクサに紛れて政権を握ったんじゃないって事だ。(これが一番、言いたい事だったりするww)
次回の予定~
男のアンダーヘアって、処理した方が良いのか!?って話
やってみる価値は有りそう・・・。
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