2017年09月07日

残業時間が多すぎると頭がおかしくなってくる話

勤務医や看護師の残業時間の上限を月300時間、年2070時間まで認めるという労使協定を結んでいたというニュースを読んで、ちょっと思い出したことを書いてみます。少し昔の話です。


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残業規制でよく出てくる過労死ラインというのは、大体月80時間~100時間とされています。

見た目上、これを守っていたとしても、そもそも残業時間をきちんとカウントしていないだろ、ということがブラックな会社ではよく起こるわけです。

私の記憶が確かならば、
残業100時間というのは、週5日の場合は、一日平均5時間=終電近辺の残業です。
残業150時間の場合は、週5日が平均5時間、週6日毎日終電、または、週5日毎日午前二時くらいの計算です。
残業200時間の場合は、週5日は大体毎日タクシー、土日も結構出ないと到達しません。
残業250時間以上の場合は、家での滞在時間があまりない気がします。

そもそも、経験上、残業150時間を超えてくると、正常な判断ができないことがある気がします。
こういう時に、いろいろと重なると最悪です。
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一か月だけならまだいいのですが、半年とか数年とか連続で続くと、生活が崩壊してきます。
友達がいなくなったり、誘いを断りすぎて、誘われなくなったりします。
ぽっと余暇ができても、何をしたかったのか趣味を忘れます。泥のように眠ると出社する朝が来ます。
給料は少ないのに、使う時間がないので、少したまります。
家に帰っても、少しくらい何かしたい、と思えば、睡眠時間は常に2~3時間とかになります。
何を目指していたのかわからなくなったりします。

私のからだは、そろそろ、そのほとんどがコンビニのご飯でできているはずだ、と思うようになります。
他の大事なものより仕事が優先になってしまいます。
周りの人に多く迷惑をかけ、家庭内の不和も起こったりするわけですが、「私の家庭の方が不和である」ということをお互いに自慢しあったりします。

言い方は悪いですが、こういう状況ってすでに頭がおかしいと思うんです。
ダメだと思うんです。
だからそれに気づいたら、とりあえず、離れたほうがいいんだと思います。
そんなに人生は長くないし、仕事だけでもないです。

残業時間300時間は経験したことがありませんが、年間の残業時間2070時間は何年も突破していた気がします。
そしたら、きっとこんな感じ。自分が感じる社会的意義とか人間関係だけでギリギリ動いているんだと思います。

だから、法律がどうこうとか協定がどうこうとか、その前に、こういう事をしている経営者を見つけたら、
即刻しばかないといけないと思います。それだけです。



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posted by newser at 15:09| Comment(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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