期間限定で無料で読めるからグリフォンの所をメインに読んでるんだがやっぱ凄いわ。
ガンダムがリアル?お前マジでそれ言ってるの?というぐらいにリアリティがある。
ロボットがウルトラマンの代用品ではなく、メカとして描かれることの心地よさ。
「コンピュータがイングラムの関節を制御してるところを見たことがあるか? 」
「あ、それならある。研修所で装甲はずしたやつ」
「それは制御された関節を見とるだけだろう」
「コンピュータが制御"しているところ"を見たことがあるか、と訊いとるんだ」
これだ。
この世界観だ。
この世界のロボットは本当に機械であり、そこに詰まっているのはファンタジーではなくテクノロジーなのだ。
ミノフスキー粒子とかラムダ・ドライバといった便利なアイテムは出てこない。
多少のハッタリと嘘はあれども、ロボットをメカの世界の住人からファンタジーの世界の住人に変えるような代物は存在しない。
こういうロボット物を私は待っていた。
そして、今でも待っている。
人型ロボじゃなくていい、メカメカしさを売りにした作品はもっと巷に溢れるべきだ。
勢い余って引き合いに出したが、ガンダムもあの時代のロボットアニメとしては頑張ってたと思うよ。