今年の夏旅行は、8月23日( 水 ) ~26日 ( 土 ) の3泊4日で組み立てることにしました。
いつもながら、我が家の旅行は行き当たりばったりで、
2日目福井県小浜の宿しか予約していません。
初日はどこまで行けるか、途中で面白いものを見つけながらの珍道中になるでしょう。
とりあえず東名を西に向かってGO!!!
宿泊地は、夜、何を食べるかで決めていきます。
昨年行った、浜松の貴田乃瀬も美味しかったなぁ。
金沢の猩猩 もまた行きたいなぁ。
去年の北陸旅行は、どこも美味しい居酒屋さんだったので再来したい店ばかり。
でも踏襲していてもツマラナイ。
折角です、貴田乃瀬 も猩猩も 断念して新しい店を開拓しようと思います。
それから前回、し残したこともやってみたい。
「鰻を食べる」
まず、昼食。
浜松まで行って鰻の美味しいのを食べたいと思います。
鰻を食べるのに浜松を選んだのには理由があるの。
うなぎには「関東風」と「関西風」がありますが、浜松はその境目でしょう?
我が家は関東人なので、蒸してから焼く「関東風」の柔らかいのが好みです。
浜名湖の鰻を食べたいが、浜松より先だとなかなかそれにありつけない。
「関東風」では背開きにしたうなぎを蒸してから焼き、
「関西風」では腹開きにして蒸さずに炭火で焼き上げます。
江戸時代、武家中心の社会だった関東地方では「切腹」を連想させる「腹開き」は好まれなかったから、背開きが主流となったと言われています。
お店を探すのに助かったのはこのサイトでした ⤵
地域・関東風か関西風か・タレの味など一目でわかります。
東名高速を浜松で降りました。
↑ 写真の意 「電柱の浜松市」を撮りたかったのじゃ、あはは。
浜松には航空自衛隊の基地があるので、空を見上げると。。
飛んでます、自衛隊機でしょうね、大爆音だから旅客機ではないと思うの。
いつか、エアーパークも行ってみたいな。⇒有川浩のファンです。ほとんど読みました。
目指すお店に着きました。
駐車場は満車。
・・・ということは。
混んでるね。どうする?
でも違う店を探すとなると昼営業まで間に合わないだろうし。
様子を見たらかなり早いペースで案内されてってる。
じゃ、入口で名前を書いて待ちますか。
いつもはこんなに混んではいないんですって。
今日は観光バスで団体さんが到着したばかりだったからみたいです。
待つこと20分、ようやく席に案内されました。
なんだ、あちらこちら空いてる。
作るのが間に合わないから入場制限していたのかな。
青丹 ( あおに ) 色が映えるテーブル。
藤田さんの家紋は、武田菱の変形のように見えますが、武田と関係があるんでしょうか。
藤田屋と守隨本店ー研修旅行2015 | 秤屋会長のひと言 | 株式会社 守隨本店 さんのサイトには
下のようなお話がありました。⤵ 大変興味深いので抜粋させていただくことに。
うなぎの藤田は浜松きっての老舗で、曾祖父の時代、浜名湖からとれる天然うなぎを桶に入れ生きたまま肩に担いで、静岡から、埼玉、甲府の方まで売りに歩いたと言っておりました、そのため曾祖父の右肩には、子供の頭ぐらいのこぶができてしまったと当代の社長さんが見送りがてら、駐車場まで来たついでの話をしてくれました。
しかし甲府といえば、かなりの距離になるので「どうしてそんなに遠くまで行ったのですか」と聞きましたところ、いやもとは、先祖は甲斐の国出身で、戦国時代には武田家の侍として奉公いたしておりましたと、いきなり時代劇もどきになってまいりました。
藤田屋さんの家紋については武田菱を丸で囲む典型的なもので、確かに武田家の侍に相応しい家紋ですねといったところ、イヤー実はこれは,藤田の、田の字をデザインしただけで似ておりますが、本当の家紋は別にありますというので、さらにお尋ねしたところ、なんとなんと下がり藤とおしゃいました。
実は早川である私の家紋は、同じく下がり藤。下がり藤は武田家の一族のうち、フジワラ系の先祖を持つ一族の象徴です。それと同じ家紋を持つということは藤田屋さんとは、かなり近い親戚同士ではないかということになります。同じ武田の侍でも一族となれば連枝ということになります。
さて注文
きも焼きは「要予約」か、残念。
うな重は、お安い方から「川」「花」「山」「特約」「二段」とあるけれど、
その差は鰻の大きさだそうです。
二段はご飯の間に鰻が入っているというやつ。これはいいや。
質ではなく、量だというのなら、私は「花」で良いかな。
出来上がるまで時間かかりそうなので、和風サラダをお願いしました。
MOURI は、一杯飲みたいんだって。
地酒は何かな。
出世城。
なるほど浜松といえば徳川家康さんだもの、出世城 (笑)
鰻の骨をつまみに、美味しそうだね。
「悪いな、いつも」と言われましたが、全然平気なのです。
お酒は夜、落ち着いて飲むものです。
運転手だからということだけではなく、昼間から一杯はぜんぜん羨ましくないのです。
待つこと20分
わーい、うなぎじゃ~~
おお、良か色じゃ。
テンションマックスにあがる。
うわっ、美味しいですよ、これ。
タレの味も、うなぎの柔らかさも、大大大好み。
うなぎ好きなんですよね。
今年の誕生日は「きくかわ」に行かれなかったので、食べたかったんだ。
きも吸いは、私にはちょっと濃いめでした。
実は、鰻を食べる前に一口飲んだ時は、「わっ しょっぱっ」と思いました。
でも、鰻を食べすすみながら含むと丁度よく感じました。
不思議だ、計算されているんですかね。
食べている間に、全席満員になりました。
それでもワサワサしないのは、空間の使い方がウマいんですね、きっと。
いやぁ、一気に食べました。
美味しかったわ~ 凄く満足。
夏旅の一食目、うまし。
幸先の良いスタートに二人の頬も緩みっぱなしです。