太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

楽天証券で手数料無料・信託報酬無料・ポイントGETの株式積立投資法

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楽天証券とSBI証券で10万円以下の取引手数料無料

 楽天証券SBI証券で1日の合計取引が10万円以下となる場合の手数料が無料となる改定が行われた。手数料が安ければ安いほど利益がでやすいのは当然だけど、各種制度と組み合わせることで買った瞬間にはむしろプラスとなるのがおいしい。

楽天証券とのマネーブリッジと自動入出金(スイープ)を設定した状態で100円投信積立を何本も設定することで、楽天銀行から楽天証券への自動引き落としが毎日行われて100円積み立てられるごとに3ポイントが手に入る。

 楽天証券と楽天銀行との自動入出金設定を行うと証券口座から足りない資金が楽天銀行から自動引き落としされ、VIP会員では自動引き落とし1回ごとに3ポイント手に入る。このポイントで投資信託を購入することができるので買った瞬間に利益がでるようなものだ。

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配当・株主優待・貸株金利

 株式売買というと売却益(キャピタルゲイン)だけを想像しがちだが、配当金・株主優待・貸株金利といったインカムゲインも期待できる。そもそも10万円以下で取引できる株式は個人投資家を見ている可能性が高く、配当金や株主優待が充実している銘柄が多い。

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 貸株金利制度も馬鹿にできない。貸株金利とは、他の投資家の信用取引を可能とするために株を貸してもらえる金利。通常の株は年率0.1%程度であるが、年率5%〜15%といった非常に大きな貸株金利がつく銘柄がある。その分値動きも大きいけど。

 貸す側からすれば一度設定すれば勝手に金利がつく。配当や優待権利の確定日になると自動的に貸株をやめて優待権利を得られる設定もできるので、実質的なデメリットはほぼ回避できる。

手数料無料・信託報酬無料でドルコスト平均法ができる

 1日10万円の制限を前提とすると、例えば月に2回づつ10万円以下の取引を行って期間分散を効かせることが考えられる。いちどに大きなポジションを持つわけではないため将来的な相場環境の変化に対応しやすいのだ。ちょうど株価が下がっている頃なので積立をはじめるには良い時期かもしれない。もっと下がる可能性があるし、確実に儲かるとはいえないけど。

 固定の金額で買える投資信託のほうが期間分散しやすいが、配当金や貸株で得られたはずのインカムゲインが信託報酬でかき消されてしまうことが多いし、株主優待がもらえない。10万円以下で買える株式は1300種類以上あるので選べないわけでもないし、ETFもある。そんなわけで楽天証券の手数料無料制度を活用してポイントをGETしながらじぶんポートフォリオの株式積立をしていく戦略はなかなかよい気がする