ノラ猫のお写真を投稿しようと思っていたのですが・・・。気が変わりました。今宵は私の憧れの人をご紹介します。
まずは、低音ボイスの王様、甘い歌声のフランク永井。
なんで、私フランク永井に生まれなかったのだろうとさえ、思います。彼は、落語を見に行くことでMCに上手いおしゃべりを取り入れていた方なんです。
私も落語を聴くのは好きですね、噺の展開の仕方などはとても勉強になります。実は落語家も、今までどんな音楽を聴いてきたのか、その落語家の噺のリズムでわかるものなんですよ。例えば古今亭志ん朝は、ジャズが好きなので、彼の噺を聞けばリズム感の良さとジャズ特有のリズムを感じるものです。
最近のボーカル男子は、なぜかハイトーンボイスに憧れますが、大体の女性(私の周り)が好きな男性の声は、甘い低音ボイス。あの声で耳元で囁いたら、女性はノックアウト状態ですよ!
そして、顔で語りかけるアンディ・ウィリアムス。
ステージで歌う時に訴えかける、その瞳が熱い!ものすごくハンサムという訳ではないが、表情が豊かで、見ているだけで引き込んで行く、顔面と身体全体で語りかけてくるシンガーです。ステージでの表情の作り方や引き込み方は、彼から学ぶことが多かったですね。
それから越路吹雪。
ろくでなしは豆飛ばす歌でしょ?ってよく言われますが、違います!
彼女は全身を使って、魅せる歌手なんです。かつ、自分と一緒に音楽を作っているバンドメンバーへの気遣いも忘れないのですよ。『ラストダンスは私に』を観てみてください。バンドメンバーと、きちんと音楽でコミュニケーションをとっているので。
歌声はもちろん、彼女の表現力の豊かさにも舌を巻きますね。
大沢悠里さんのゆうゆうワイドというラジオ番組、ご存知でしたか?よくアンディーウィリアムスの歌をかけてくれましたし、春には、この↑花吹雪をかけてくれました。きっと思い出があるのでしょうね。
悠里さんの番組の選曲には、大変センスの良さを感じます。ちなみに、大沢悠里さんのふくよかな声も大好きです!!いずれの方も、叙情的で夢を見せてくれる歌手の皆様ですね。
そして作曲家では古賀政男も憧れの人です。
彼の生誕日には、古賀政男音楽博物館で高齢者に混じりずっと古賀メロディーを聴き続けていたくらい、昔からファンです。ただ…なんで、何人もの男性を養子に迎えては養子解消を繰り返したのでしょうか・・・そこはタブーでしょうか?
小説家では、谷崎潤一郎。「刺青」は高校生の時に読みましたが、脳内に繰り広げられる洗練されたエロティシズムを感じさせるその話は、鮮やかな衝撃として心に残っています。
そして、三島由紀夫。彼の小説は完璧すぎて、何も言えません。読めば、文字が映像として頭に浮かんでくるのです!ぜひ未読の方は、小説を読んでみてください。
ここで出ないのはおかしい、寺山修司。
彼の『田園に死す』という映画を見て以来、寺山修司の世界観に憧れました。エログロ好きなので、彼の詩もかたっぱしから読みました。それには飽き足らず、映画の舞台となった恐山まで一人旅をしに行ったほどです。その時代に生きていたら、私天井桟敷に入りたがっていたかもしれません。
そして、美輪明宏さん。ロマンティックな世界にも憧れを抱きますね。
コンサートも観に行きましたが、美意識が会場の全てを埋め尽くしていました。あのステージは、美しいという言葉以上の、何があるのでしょうか?
かつて学生服を着た美輪さんが銀巴里で歌っていたのを、知人のマダムが聞いたことがあるそうです。美少年の歌声、聴いてみたかったです♪(´ε` )
そう、美輪明宏、三島由紀夫、寺山修司とくれば、自然と彼らが集った銀巴里へと、私の憧れは向かっていった訳です。
あぁ、他にも憧れの人が沢山いすぎて困っちゃうわ。特に、フランク永井になりたいですo(`ω´ )o ワタシはきちんと成熟した大人が大大好き!!