あなたは「ゲームを作ってみたいけど、ゲーム業界への転職ってどうなんだろう」と悩んでいませんか?
「ゲーム制作の現場はデスマーチでブラック・・・」とゲーム業界を調べた人の中には聞いたこともあるでしょう。
実際はどうでしょうか?
大手ソーシャルゲームで働いている筆者の率直な感想は、ゲームが大好きな人たちがワクワクしながら開発をしていると感じます。
たしかに残業も多く、深夜メンテナンスもあります。
一方で、楽しんで仕事している人も多いのも事実なのです。
どのような人に合っていて、どのような人に向いていなのでしょうか?
他にもゲーム業界へ転職を検討している人からは
- ゲーム業界の年収はいくらなの?
- 未経験でもゲーム業界に転職できるの?
- ゲームプランナーやゲームプログラマーに未経験でもなれるの?
という質問をよくもらいます。
実際のところはどうなのでしょうか?
ゲーム業界への転職はチャレンジすべきなのでしょうか?
この記事ではゲーム業界でプログラマーをしている筆者が次のことを紹介しています。
- ゲーム業界で働くことのメリット・デメリット
- ゲーム業界の仕事内容
- 未経験からゲーム業界に転職する方法
この記事では、ゲーム業界の現場目線で良いことも悪いことも紹介しています。
転職に失敗してしまう人の多くは、転職先の業界を詳しく知ることなくイメージだけで転職してしまっていることがほとんどです。
ゲーム業界の現場のリアルを知りたい方はぜひ最後までお読みください。
この記事を読むことで、「こんなはずじゃなかった!」と失敗する可能性を大きく減らせられるでしょう。
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ゲーム業界とはコンシューマー向けとスマホ向けの2つ
ひと口にゲーム業界と言っても、大きく分けるとコンシューマー向けとスマホ向けの2つがあります。
コンシューマー向けゲーム
いわゆる家庭用ゲーム機が分類されます。
例えばSONYのPlayStation4や、任天堂のNintendo Switchなどがあり、これらのゲームソフトやゲーム機にかかわる仕事になります。
スマホ向けゲーム
スマホのアプリやブラウザで動作するゲーム全般が分類されます。
例えばアプリで動くゲームはもちろん、MobageやGREEなどのプラットフォーム上で動くソーシャルゲームもスマホ向けゲームの一つです。
また、ソーシャルゲームをブラウザだけでなくアプリで遊べるようにアプリ化したものもスマホ向けゲームと言えます。
最近ではスマホで遊んでいるゲームをPCブラウザでも同じように遊べるようにされたりしており、仕事内容は多岐に渡ります。
まるわかり!ゲーム業界の仕事の流れと役割
ゲーム業界にも大まかに2種類あることがわかったところで、ゲーム業界の仕事の流れと職種の話をしたいと思います。
ゲーム制作のおおきな流れ
ゲーム制作のおおきな流れは、
- 企画
- 開発
- リリース
- 運用
です。
まず企画職によって企画され、その後開発職によって開発、リリースされます。
リリースまではコンシューマー向けゲームもスマホ向けゲームも同じですが、少し異なる点があります。
コンシューマー向けゲーム
一度リリースされ、消費者の手に渡ると手直しができません。
そのため、慎重に企画、開発を進める必要があります。
スマホ向けゲーム
スマホ向けゲームはリリースした後も運用が必要になります。
運用の具体例は、イベントを開催したりアイテムを追加したりといったことがあります。
そのため、毎日のように小規模の企画、開発、リリースの流れを行っています。
また、リリース後も手直しが可能なので、不具合があれば修正したりします。
役割は大きく企画職と開発職の2つある
職種は大きく分けると企画職と開発職の2種類に分けられ、次のような職種があります。
職場によってはここまで細かくわかれていない場合や、存在しない職種もあります。
プロデューサー
企画職に分類され、ゲーム全体を統括する責任者です。
スケジュールや予算など、ゲーム全体の管理が仕事です。
ディレクター
企画職に分類され、ゲーム開発の監督です。
プロデューサーがゲーム全体を統括するのに対し、ディレクターは開発メンバーの管理が仕事です。
ゲームプランナー
企画職に分類され、その名の通り、ゲームを企画する職種です。
プロデューサーやディレクターと話し合いながらゲームの内容を作成します。
プランナーが作った企画書や仕様書を元に、開発職のメンバーがゲームを開発していくことになります。
ゲームプログラマー
開発職に分類され、ゲーム開発の中枢を担うエンジニアです。
プランナーが作った仕様書を元にゲームを形にしていく仕事です。
筆者はこのプログラマーの職種に就いていました。
グラフィックデザイナー
開発職に分類され、ゲームのデザイン関係を引き受けるデザイナーです。
カードゲームであればカードの絵柄や、サイト全体のデザインなど、デザイン関連はすべてデザイナーの仕事です。
シナリオライター
企画職に分類され、その名の通り、ゲームのシナリオを考える職種です。
ゲームにおいてシナリオはとても重要な要素なので、プランナーと協力しながら仕事を進めていくことになります。
サウンドクリエイター
開発職に分類され、その名の通り、ゲームの効果音や音楽を担当する職種です。
最近はスマホ向けゲームでも音の出るゲームが多いですが、主に効果音や音楽が重要な要素となるコンシューマー向けゲームで活躍する仕事になります。
知っておこう!ゲーム業界で働くことのメリット・デメリット
では、実際にゲーム業界で働くことになった場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
筆者はソーシャルゲームのプログラマーとして働いておりました。
そんな筆者が感じた、ゲーム業界でプログラマーとして働くメリットとデメリットをご紹介します。
気になるデメリットから見ていきましょう。
ゲーム業界で働く3つのデメリット
ゲーム業界はブラックだと噂を聞いた人も多いのではないでしょうか?
実際に働いてみた感想としては「たしかにきつい」です。
ただし、ゲームづくりが好きな人なら特に問題ないでしょう。
それは任天堂などの老舗ゲーム会社が生き残っていることからも分かるでしょう。
ゲーム業界のデメリットは次の3つです。
- やっぱり忙しい
- 深夜メンテナンスがある
- 年越しも監視作業がある
デメリット1:やっぱり忙しい!(けど楽しい)
これはみなさんの想像通りだと思います。
しかし、もし自分がゲームをしていて飽きたらもうプレイしませんよね?
つまりユーザーを飽きさせないため、日々新しい機能やアイテムを追加したり、イベントを開催したりする必要があります。
そのため、必然的に忙しくなってしまう傾向があります。
もちろんすべての会社やチームが残業が多いわけではありませんが、中にはブラックと呼べるほど残業の多いチームがあるのは事実です。
ですから、ゲーム業界への転職は会社選びが重要になってきます。
どのように転職すれば失敗しないのかは「ゲーム業界へ失敗なく転職する成功方法」でご紹介したいと思います。
デメリット2:深夜メンテナンスがある
システムを一度停止しないとできないような大きなシステムの改修や追加をしなければならない場合に深夜メンテナンスが行われます。
ユーザーがゲームをプレイしている時間にシステムを停止してしまうと大きな損失になります。
そこで、ユーザーが一番ゲームをプレイしていない時間、つまり眠っている深夜の時間にシステムを停め、メンテナンスを行うことが多くなります。
これはゲーム業界に限らず、BtoCの業界にはよくあることです。
しかし、一度深夜勤務をしてしまうと、しばらく生活リズムが崩れてしまうため、デメリットになると言えます。
デメリット3:年越しも監視作業がある
年末年始の休みはもちろんありますが、年越しの瞬間は監視作業をする場合があります。
一般にスマホ向けゲームでは月の変わり目である月初が稼ぎ時になります。
さらに1年の始まりとなる元旦となれば、特別なイベントが開催される可能性が高くなります。
すると、システムが高負荷な状態になることが予想されるので、プログラマーは監視作業が必要になります。
プログラマーが何人もいるチームでは全員でシステムを監視することは珍しく、主にシステムの責任者となる代表のプログラマーが監視をします。
ただ、そこで何か問題が発生した場合は担当のプログラマーが修正をしなくてはならないので、問題ないことが確認できるまでは待機する必要があります。
世間が「あけましておめでとう!」と盛り上がっている中、PCの画面とにらめっこしたり、仕事の連絡が来たりするのはデメリットの一つと言えます。
ゲーム業界で働く3つのメリット
他の業界では味わうことのできないゲーム業界ならではの醍醐味はいくつもあります。
きりがないためここでは次の3つのメリットを紹介いたします。
- 自分が作ったものがそのままユーザーに届く
- 高トラフィックシステムに携われる
- 言われたものを作るだけでないので面白い
メリット1:自分が作ったものがそのままユーザーに届く
これはゲーム業界に限らず、個人相手のビジネスであるBtoCの業界に共通して言えることですが、自分が作ったものが直接ユーザーの手に渡ることほど面白いことはありません。
自分が手掛けたゲームが世の中にリリースされると同時にユーザーの手に渡ります。
するとすごい人数がプレイするので、すぐに口コミや評判、システムの負荷などで反応を得られます。
すぐに反応が得られるのはとても面白い、この一言に尽きます。
メリット2:高トラフィックシステムに携われる
スマホ向けゲームにおいては、プレイするユーザー数が増えれば増えるほど、システムの負荷が上がります。
そのため、高トラフィックなシステムに携わることができます。
ソーシャルゲームのように大量の人が同時にアクセスしてくるようなシステムはそうそう無いと思います。
負荷が少ない状況で動くシステムを作るのは難しくありません。
しかし、負荷が上がるにつれてコードの書き方はもちろん、サーバーのチューニング、データの持ち方など、気にしなければならないことが増えていきます。
そのため、高トラフィックという条件はプログラマーにとってのスキルアップには欠かせない要素の一つです。
そんなシステムに携わることができるゲーム業界で働くのは、大きなメリットだと言えます。
メリット3:言われたものを作るだけでないので面白い
システムは基本的には詳細な仕様書や設計書があって、プログラマーはそれに沿って作るのが普通だと思います。
しかし詳細な設計書まで作っているスマホ向けゲームはあまりないと思います。
日々細かい改善や機能追加などを行い、つねに運用を必要とするゲームでは詳細な設計書を作っていては時間がもったいないのです。
そのため、プランナーが作成した簡単な仕様書に基づいて、プログラマーが自分で考えつつ、不明点はプランナーに確認しながら作っていきます。
ですから言われたものをその通りに作るだけでなく自分でどのように作るのか考えられるので、コードを書くのも面白みがあります。
ゲームプログラマーの仕事内容・年収・キャリア
メリットとデメリットがわかったところで、ゲームプログラマーになった場合の仕事内容や年収、キャリアなどについてご紹介します。
ゲームプログラマーの仕事内容
プログラマーはプランナーが作った仕様書を元に、Javaなどの開発言語を用いてプログラミングをし、ゲームを形にしていくのが仕事です。
しかし、プログラマーだからと言って、単純にプログラミングをするだけとは限りません。
なぜなら、プランナーが考えた仕様がシステム的に可能かどうかをジャッジする必要があり、時には仕様自体を変えざるを得ないことがあるからです。
そのため、ただプログラミングをするだけではなく、プランナーと一緒に企画にも多少参加する必要があります。
ゲームプログラマーの年収
では、ゲームプログラマーになるとどのぐらいの年収が見込めるのでしょうか。
上場している主なゲーム会社の社員の平均年収を見てみましょう。2017年度の社員の平均年齢と平均年収は、下記の通りです。
コンシューマー向けゲーム会社の年収
企業名 | 平均年齢 | 平均年収 |
---|---|---|
任天堂 | 38.3歳 | 928万円 |
コナミ | 37.5歳 | 797万円 |
カプコン | 36.6歳 | 571万円 |
スクウェア・エニックス | 45.9歳 | 1,365万円 |
出典元:各企業の有価証券報告書より
スマホ向けゲーム会社の年収
企業名 | 平均年齢 | 平均年収 |
---|---|---|
グリー | 32.8歳 | 736万円 |
DeNA | 33.6歳 | 777万円 |
サイバーエージェント | 31.7歳 | 779万円 |
コロプラ | 31.0歳 | 583万円 |
出典元:各企業の有価証券報告書より
金額だけで見るとスクウェア・エニックスの1,365万円がトップになります。
しかし、平均年齢を考慮すると、コンシューマー向けゲームよりもスマホ向けゲームの方が年齢に対する平均年収が高いことがわかります。
これは上場している企業の一部なので、上場していない中小企業などに勤めているゲームプログラマーの年収も平均するともっと低いと考えられます。
また、入社してすぐこの年収が見込めるわけではありません。
中途入社の場合の年収はその人の技術力に左右されるため、最初は300~400万円代からスタートすることも少なくはありません。
ゲームプログラマーのキャリア
ゲームプログラマーは一般的なプログラマーとしてのキャリアとは少し異なります。
ゲームはそれぞれのチームに分かれて作成することがほとんどです。
チーム内のプログラマーの一番トップに立つのは、システムの責任者であるプログラマーです。
まずはプログラマーの一員から、システムの責任者であるプログラマーを目指すのがキャリアアップにつながります。
その先のキャリアは会社によってさまざまです。
筆者のいた会社では、ゲームを作るチームがいくつも集まっているゲーム専門の部署がありました。
その部署全体のプログラマーを統括するプログラマーがいたので、次なるキャリアは部署全体の統括プログラマーになります。
このように、会社によってキャリアが異なってきますので、転職前にしっかりと確認しておくことが重要です。
そのためには「ゲーム業界に強い転職エージェント」を利用するのがおすすめです。
ゲームプログラマーに合う人・合わない人
仕事内容で説明した通り、ゲームプログラマーは企画にも多少参加する必要があります。
そのため「企画なんて一切興味がない!とにかくプログラミングだけしたい!」という人には不向きです。
また、キャリアで説明した通り、あまりキャリアアップを望める環境ではありません。
そのため「とにかくキャリアアップしていきたい!」という人にも不向きです。
逆に、プログラマーだけどプランナーの仕事にも興味があり、「企画にも参加してみたい!」という人にはとても向いています。
また、キャリアアップにこだわらず、プログラマーとしてプログラミングすることが好きな人にも向いていると言えます。
なぜなら、キャリアアップすると管理職になってしまうため、自分で手を動かしてプログラミングする機会が減ってしまうからです。
未経験からゲームプログラマーになれる?その方法とは?
結論から言うと、もちろん未経験でもゲームプログラマーになることは可能です。
なぜなら、筆者も未経験でゲーム業界に入社し、ゲームプログラマーになれたからです。
ゲームプログラマーになるためには、まずはJavaやPHP、Rubyと言ったプログラミング言語を扱えなければなりません。
会社によって使用している言語が異なりますので、ある程度転職先を絞って勉強する方が効率が良いでしょう。
独学ではどこから手を付けて良いかさっぱりわからない、といった方はプログラミングスクールに通ってしまうのが早いでしょう。
言語は違ったとしても、ある程度プログラミングの知識がある人は、入社してからOJTで学ぶのが一番の近道だと思います。
合わせて読みたい!
プログラミングスクールは
- 転職を保証するプログラミングスクール
- 無料で受講できるプログラミングスクール
- オンラインで受講できるプログラミングスクール
など様々な特徴があります。
気になる方は「無料!転職保証!知らなきゃ損!プログラミングスクール29校の比較おすすめランキング」も合わせてお読みください。
プランナーの仕事内容・年収・キャリア
次に、ゲームプランナーになった場合の仕事内容や年収、キャリアなどについてご紹介します。
プランナーの仕事内容
ゲームの内容を企画し、企画に基づいて仕様書を作成するのが仕事です。
また、企画だけでなく、プログラマーが作ったゲームが自分の意図したように動くかどうかを確認したりもします。
そしてユーザーの反応からゲームの分析を行ったりするのもプランナーの仕事です。
また、スマホ向けゲームでは日々イベントを行ったりするので、イベントの内容、アイテム、開催期間などさまざまな要素を決めなければなりません。
そして、イベントが終わった後はイベント期間中の各指標を分析し、今後どういったイベントを開催すれば良いのかを考えたりします。
プランナーの年収
では、ゲームプランナーになるとどのくらいの年収が見込めるのでしょうか。
プランナーの年収は経験や実績によって差が出るため、未経験者だと300万円前後、実務経験者だと350~500万円程度だと言われています。
ただし、プランナーは経験年数よりもゲームが売れるかどうかの実力主義になりますので、担当しているゲームが売れれば年収アップが期待されます。
中には年収が500~700万円のプランナーもいるようですので、実績次第では大幅な年収アップが期待できるかもしれません。
プランナーのキャリア
通常はまずプランナーとしてゲームを担当し、チーフプランナーのような中核を担うプランナーを経験します。
次の段階として、同じ企画職であるディレクターやプロデューサーに昇格していくのが一般的です。
ディレクターやプロデューサーに昇格すると、管理がメインになりますので、プランナーとしてゲームの内容を考える頻度は減ります。
そのため、自分がどのようなキャリアを築きたいのか考えた上で、転職先の会社のキャリアアップの方針などを入社前に確認しておく必要があります。
プランナーに合う人・合わない人
ゲームの内容を考えるのがメインの仕事になりますので、ゲームを考えるのが好きな人、ゲームをプレイするのが好きな人はプランナーに向いています。
また、内容を考えるだけでなく、分析も行うので分析するのが好きな人もプランナーに向いていると言えます。
逆に、あまりゲーム自体に興味がなかったり、分析は苦手で嫌い、という人には向かない職種です。
また、様々な人とコミュニケーションを取りながら進めていくことが多い職種なので、人と関わるのが苦手な人は向かないかもしれません。
未経験からプランナーになれる?その方法とは?
もちろん未経験でもプランナーになることはできます。
なぜなら、プログラマーと違って特別な技能や資格を必要としないからです。
ただ、ご紹介した通り、仕事内容が多岐に渡るので、さまざまなスキルを必要とします。
例えば、ゲームの内容を考えるときは発想力、分析をするときは分析力が必要になります。
また、プロデューサーやプログラマーなどと密に連携して進めていく必要があるため、コミュニケーション能力も必要なスキルになります。
ゲーム業界へ失敗なく転職する成功方法
ここまでゲーム業界の仕事内容やメリット、デメリットについてご説明してきました。
良い点も悪い点も知ったうえでゲーム業界への転職に興味を持ったみなさんに、転職を成功させる2つのコツを伝授したいと思います。
- 成功方法1:転職を後回しにしない!早い情報収集が成功のコツ
- 成功方法2:プロに聞く!独りよがりな判断が人生を狂わせない成功のコツ
成功方法1:転職を後回しにしない!早い情報収集が成功のコツ
「転職しようかな…どうしようかな…」と迷っているうちに、現在の仕事が忙しくなってしまったことはありませんか?
転職を考え始めたら後回しにせず、とにかく動き始めることが大切です。
転職を成功させるためには、転職先の基本情報はもちろん、雰囲気や求める人材像など、とにかく情報収集が大切です。
つまりスキルだけでなく、空いているポジションや企業理念との一致も大事ということです。
じつは転職サイトの求人情報では情報が足らないです。
転職を考え始めた時点で転職エージェントに相談し、深い情報を得るようにしましょう。
大切なのでもう一度繰り返しますが、後回ししないことが大切です。
転職を検討して1ヶ月以上すすまない方は要注意ですよ!
成功方法2:プロに聞く!独りよがりな判断が人生を狂わせない成功のコツ
「もう後回しにしない!」と決めたあなたに、転職に失敗しないもう一つのコツをお教えします。
それは「プロに聞くが手っ取り早い」ということです。
ここで言うプロとは、ゲーム転職に強い転職エージェントのことを指します。
転職サイトに登録するのはとても簡単です。
しかし、登録しただけで満足してしまい、進まなかった経験はないでしょうか?
それは、転職サイトは自分から情報を集めに行かないと情報を得られないためです。
また、転職サイトは会社が公開している情報のみが掲載されています。
それでは会社の良い面しか見られず、今より条件の良い会社はみんな良い会社に見えてしまいがちです。
では、転職エージェントはどうでしょうか?
たしかに本気で転職を考えていない人には転職エージェントに登録するのは少しハードルが高いかもしれません。
しかし登録してしまえば転職エージェントがあなたの希望などを聞いた上で、あなたにあった会社を紹介してくれます。
また、転職エージェントという第三者の目から会社を見て判断し、紹介してくれるので、会社が公表している情報以外の情報を得られるのも利点です。
そのため、「転職を後回しにしない!」と決めたら、まずは転職エージェントに登録することがゲーム業界の転職の成功法となります。
ゲーム業界に強いおすすめ転職エージェント
ではここで、プロと呼べるゲーム業界に強い転職エージェントをご紹介します。
各社それぞれ特色がありますので、あなたの希望に近い転職エージェントに登録してみてください。
シリコンスタジオエージェント
ゲーム業界や映像業界に強いパイプを持つ転職エージェントです。
コンシューマー向けゲーム業界に転職したい人にはおすすめです。
アールストーン/ギークリー
両方ともIT、WEB、ゲーム系の業界に特化した転職エージェントです。
スマホ向けゲーム業界に転職したい人にはおすすめです。
ワークポート
幅広い業界を取り扱っている総合的な転職エージェントです。
ゲーム業界以外にも興味があり、まだゲーム業界に絞りきれていない人にはおすすめです。
レバテックキャリア
IT、WEB業界のエンジニア、クリエイター専門の転職エージェントです。
スマホ向けゲーム業界でゲームプログラマーを目指す人にはおすすめです。
まとめ
今回はゲーム業界に転職したいと思っている方に向けて、ゲーム業界の職種や内情、転職方法などについてご紹介しました。
ゲーム業界と言っても、コンシューマー向けとスマホ向けでは様々な違いがあること、ゲーム業界で働くことのメリットやデメリットなどがおわかりいただけたと思います。
また、企画職のプランナーと開発職のプログラマー、それぞれの年収やキャリア、合う人と合わない人、未経験からなる方法もお伝えしました。
そして、転職してから「こんなはずじゃなかった!」と、ゲーム業界への転職を失敗させないための2つのコツは、
- 後回しにしないことと
- プロである転職エージェントに聞くこと
でした。
この記事を読んだあなたは、もうゲーム業界への転職に関する知識はたくさん得たと思います。
ぜひ自分に合った会社を見つけ、転職を成功させてください。