(映画『スキップ・トレース』公式サイトより引用)
どうも!kuro6です。
先日、アラフォー男子が大好きなジャッキーチェンの主演作「スキップ・トレース」を観に行ってきました。
私も子供の頃、ジャッキー映画は良く観ていたのですが、実は映画館ではあまり観た記憶が有りません。1回か2回ぐらいかな?久しぶりの映画館のジャッキーを堪能して来ました!
今回はその感想です!
※前半はネタバレ無し感想。後半はネタバレ気にしない感想です。
まず点数評価!10点満点で・・・
4点
映画館じゃなくても・・・良いかな。
ジャッキー映画
子供の頃、ジャッキーの映画に凄いハマった時が有ります。親にレンタルビデオ屋に行ったらとりあえずジャッキー映画借りてました。当時お店に有った作品は全部観た気がします。多分・・・全部で20作品ぐらいは観たと思います。その中で一番好きなのは定番では有りますが、「プロジェクトA」は最高でした。次点も定番の「ポリスストーリー」ですね。
高校を卒業するぐらいからだんだんとジャッキー離れしてしまってここ20年ぐらいではあまり観れていません。あと、映画館で観たジャッキー映画は1つだけでポリスストーリーのどれかでした。なんかポリスストーリーは派生がいっぱい有ってどれか覚えていないんですよねぇ。
私のジャッキー映画愛はそんな感じです。
「スキップ・トレース」について
監督はレニー・ハーリン。「ダイ・ハード2」「クリフハンガー」「ディープ・ブルー」の監督ですね。
今回、ジャッキーの相方を務めるのはアメリカ人俳優ジョニー・ノックスヴィル。昔人気だったクレイジーなアメリカの番組「ジャッカス」に出てた人だそうです。
「ジャッカス」は大の大人がおバカな挑戦をして痛い目に合うという番組だった気がします。最近だとイッテQのQtubeが近い気がしますね。
何度か観た事ありますが、あまり好きではなかったので全く覚えていません。ただ体を張った挑戦が多かったので、ジャッキー映画向きの俳優さんですね。
実際、アクションシーンでは無理やりジャッキーに振り回されるような役回りをこなしていました。
あらすじ
香港警察の刑事ベニー・チャン(ジャッキー・チェン)は、香港犯罪界のドン通称「マタドール」を捜査中、同僚のヤンを失った。一人娘のサマンサを託されたベニーはその後見人として面倒をみることに。
それから9年後。引き続き「マタドール」を追っていたベニーは、捜査の失敗から停職処分を受ける。その頃、マカオのカジノで働くサマンサのもとに現れたアメリカ人詐欺師コナー・ワッツ(ジョニー・ノックスヴィル)はサマンサを巻き込んだイカサマにより大金をせしめて姿をくらます。サマンサの上司ウィリーは何としてでもコナーを探し出すようサマンサに命令、彼女はベニーに助けを求める。 コナーが既にロシアまで高飛びしているとわかったベニーは、単身ロシアに乗り込んで彼を逮捕した。が、なぜか二人まとめて追われることになってしまう。果たして、大逃亡の行方は!?
ネタバレ無しの感想
話的にはロシアから香港に二人で頑張って帰るというバディ&ロードムービー。
なぜその展開に?どのくらいの距離歩いた?いつから言葉が伝わる?などと御都合主義も多め。細けぇ事は良いんだよ!で観た方が楽しめます!
アクション映画としては安定のジャッキー映画でした。
ジャッキー映画を初めて観る人には新鮮な面白さが有ると思います。
反対にジャッキー映画好きには・・・どうなんだろう。安定して楽しめるとはいえ、やはり全盛期に比べればアクションが控えめになったと感じます。特に個人的にはジャッキーアクションの代名詞とも思っている、パルクール的な要素はほとんど有りませんでした。ジャッキーといえども走り回る体力はなくなってきたんでしょうね。
あと、凄いアクションのスローモーション再生もなかったですね。
年齢的にも「ベストキッド」みたいに師匠ポジションがちょうど良いんじゃ無いかな。
女優さんがみんな綺麗でした!
ヤンの一人娘、サマンサ。
ロシアマフィアのダーシャ。
水色のモンゴル民族衣装のコ。
個人的一押しは、警察の部下レスリー!
スタッフロールではジャッキー映画定番のNG集が流れますよ!
ここからネタバレ気にしない
この映画の良いところはジャッキーのカンフーアクション。これに尽きます。
コナーもゴミ箱に入れられて転がされたり、梱包ラインに流されたり・・・ジャッカスっぽいアクションに挑戦してます。
私は最近は観ていなかったとはいえ、ジャッキーのカンフーアクションが好きなのでこの点がかなりプラス要素では有るのですが・・・
なので・・・
ここからは不満点となります。
カンフー的に強敵と言えるボスがいません。
中盤でロシアマフィアのダーシャがターミネータのごとく襲ってきて強敵では有るのですが・・・ラスボスかというとそういう訳ではなく、むしろ味方になります。
中ボスと共闘自体は熱い展開では有りますが・・・
黒幕マタドールの正体は意外でしたが、戦闘力としては・・・強敵ならよかったなぁ
同僚ヤンをサモハンキンポーが演じ、カメオ出演と思わせて、めっちゃ強いラスボスとして激しいバトルをしてくれたら最高だったのにな(さすがにそれは無理ですよねぇ)
そして、バディであるコナーが活躍しなすぎでした。
詐欺師という設定で有れば、ラストバトルで何か欺いて欲しかったですね。
また、途中で意識を落とすツボをベニーに教えてもらい、最終的にはベニーに成功する訳ですが・・・それも上手く窮地切り抜けに活用して欲しかったですね。
また、CGは使っていないのがジャッキー映画では有りますが・・・ところどころの合成シーンが気になりますね。合成は仕方ないと思うのですが、ハリウッド映画のはずだけど予算が少ないのか一昔前の合成レベルに感じました。
スタッフロールのNG集も・・・合成撮影は当然有るのでしょうけど・・・ジャッキーのクロマキー合成での撮影シーンとか観たくなかったなぁ
CG無しの体当たりが売りでは有りますが・・・近年のCG全開のハリウッド映画に比べると迫力不足は否めません。合成のショボさも手伝って20年前のジャッキー映画と大差無いように思えます。ストーリーも特段良い訳では無いので・・・ 正直なところ、映画館で観る必要性を感じず別に自宅での鑑賞で良いかなと思いました。
まぁ色々と不満点も有りますが、やはりジャッキーのカンフーはかっこいいしので観てて楽しめました!あとレスリー可愛い!
ジャッキーの次回作は「カンフーヨガ」
うーん。これも観るとしたら家でいいかなぁ
お家で観るなら。
冒頭で挙げた「プロジェクトA」「ポリスストーリー」をはじめ、昔のジャッキーはほんと凄かったと思います。観た事無い人は是非観て欲しいです!
そんなジャッキーの昔の映画を観るならHulu がオススメです!
(Netflix、dTVなどのいくつかの動画配信サイトを確認しましたが上記2作品が有るのはHuluだけでした)
Huluならお試し期間として2週間無料で視聴する事も出来ます!ジャッキー映画以外も洋画、邦画にアニメといろんな映画を観る事ができて、何をどれだけ観ても月額933円(税抜)!追加課金や、超過課金は一切無し!登録金、解約金も不要!解約もWEBで簡単にできます!
終わりに。
そんな訳で、久しぶりに観たジャッキー映画の感想でした。
結構不満が多かったんですけど、もしかしたらこの映画というよりは最近のジャッキー映画に対する不満になるのかもしれませんね。
それでは!