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バルミューダの「ザ・トースター」は壊れやすい...のか?

あまりネガティブな情報を上げることは多くないこのブログですが、最近久しぶりに、ネガティブな情報を見て、アクションが180°変わった出来事があったので、そのことについて書いてみます。

 

そのこととは、この製品の話。

 

バルミューダの「ザ・トースター」はご存じの通り、新製品を出すたびにユニークな技術方式を投入して話題を呼んでいる、新興の家電メーカー「バルミューダ」で、最もヒットした家電製品。

 

スチームと、緻密な温度制御で、トーストやクロワッサンなどが、焼きたてのような食感で味わえることが評判で、発売直後はモノ系の雑誌や家電評価を行う雑誌などで、軒並み高評価を獲得していました。

 

私も、2年前に別のポップアップ式のトースターを購入しておきながら、「やっぱり奮発してこちらにしておけばよかったな~」と未練が残り、未だに私的「欲しいものリスト」の上位に上がっていた商品なのですが、久しぶりにECサイトの口コミレビューを見てみると、耐久性に問題を呈するレビューが幾つか投稿されています。

 

以下、Amazonより一部引用

購入して1年余りで蒸気が出なくなりました。サポートセンターに送るとボイラーヒーターの故障で部品交換出来ないため新品を送るが保証期限を過ぎているので¥12690です、とのこと。

買った当初はよかったのですが、1年以上使用して、庫内の温度が上がりにくくなりトースト1枚に焼き色が付くのに10分近くかかるようになってしまいました。焼いたパンも水分が飛んでパサパサです。

 

以下、価格.comより一部引用

下のヒーター管ですが、両端は点灯していますが、真ん中は全く点灯(発熱)していないのです。
これは正常なのでしょうか?

ちょうど1年過ぎた時に水滴がポタポタと落ちてきたので確認すると水が蒸発せずに残ったままでした。

 

もちろん口コミの情報なので、真偽のほどは定かではないのですが、口コミを投稿されている方の他の投稿が必ずしもマイナスレビューばかりではないこと、複数のサイトで同様の現象が報告されていること、から少なくとも一定の確率で起きている現象であると考えられます。

 

いろいろ見ていると、一年ほどでボイラーが故障してスチームが出なくなる、庫内の温度が上がりきらずにパンが上手く焼けなくなる、という故障が多いようですね。修理費も一万円を超える高額になるという不満の投稿を複数見かけましたが、最近の投稿では、現象を説明したら新品に交換してもらえた、という報告も見られます。

 

この時点で私は、意外と製造品質のばらつきが大きいか、部品の耐久性に問題のある商品なのかな?と思い、少なくとも現行製品に対する購買意欲は大きく減退しました。

 

経験年数は少ないとは言え、一応メーカーでマイコンによる機械制御の業務もやっていた私の拙い知識からすると、こういう家電を作るときって、

  • まず耐用年数の仕様を決めて、
  • (耐用年数)x(一般的な一日の使用時間)x365、の時間分だけ、治具やマイコンのテストモードでぐるぐる動作させ続けて、
  • テストを回しきった後に、同じ制御で同じ質の結果が出るか確認する

という試験を、量産工場で組み上げた複数の完成品に対して行うものだと思うのですが、そういう評価をちゃんとやれているのか怪しいレベルのように感じました。

 

新興の家電メーカーといえば、カシオを卒業された方が立ち上げられたUPQという会社も、ときおり品質や仕様の誤認問題で話題になることがあります。私は基本的には、これらの斬新なアイデアで勝負する元気のいい会社を応援していきたい立場ですが、耐久性を含めた品質もきっちりアピールできるようになると、もっと安心して買えるのになぁ、と思いました。

 

といっても、日本の家電ってそもそも壊れなさすぎなので、私たちの感覚がそれに慣れすぎちゃっているのかな?と思うところもありますけどね。私が前に使っていた亡きSANYOの電子レンジなんて、大学生の頃に買って今の家に引っ越すまで20年近く動いてましたからね~。

 

なんだかんだで、新しいガジェットや家電大好きな私なので、新興メーカーさんも古き良きメーカーさんもそれぞれ頑張って!とエールを送って、記事を締めくくりたいと思います。

 

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