すっかり過ごしやすい秋になりました。
すがすがしい天候になると、アウトドアが楽しめて、野外でバーベキューしたくなります。
キャンプ場もファミリーキャンパーで賑わっていますね。
ところが、今年は毒キノコが大量発生しているそうですよ。
山の中やキャンプ場だけでなく、都心の公園にも大量に出現しています。
小さい子どもが触らないように、注意が必要ですね。
今年の夏は各地で記録的な大雨がありました。
その後雨の日が続き、8月後半に入ってから真夏日が続くという、キノコにとって絶好調に成長できる環境でした。
キャンプ場では普段でも木のある所を見ればすぐにキノコを見つけられます。
今年は普段以上にニョキニョキ生えています。
食べられるキノコが豊作なのは家計にも嬉しい事なんですけどね。
木々が紅葉し、子どもは落ち葉や木の実を拾って遊びます。
キノコには近づかない、触らないと言って聞かせましょうね。
我が子も下の子は自由奔放な性格なので、言い聞かせていてもキノコを集めてきてプレゼントしてくれそうです(^^;
毒キノコは、見た目がいかにも悪そうなキノコばかりではありません。
普段家で見ているキノコにそっくりな毒キノコの種類が多数です。
いかにも悪そ~な色彩のキノコなら、本能的に触らないと思いますが、大人でも「ん?松茸か?」という物が生えてたら手に取りたくなりますよ。
椎茸やしめじと間違えやすい毒キノコは特に注意!バーベキューで焼いてみる、は絶対ダメ!
そんな事分かってると思っていても、毎年食べて食中毒を起こすのは大人です(^^;
子どもだったら少しでも致死量になります。
え?しいたけ?って思う毒キノコがいっぱい生えていますが、しいたけではありません!
ツキヨタケ
出典:厚生労働省
テングタケ
出典:厚生労働省
ドクササコ
出典:厚生労働省
食中毒の症状は、食後30分~1時間程で嘔吐・下痢・腹痛が始まります。
絶対食べてはいけない殺人的毒キノコ!
ドクツルタケ
食後1時間~24時間後に嘔吐・下痢・腹痛が始まり、いったんおさまったと思いきや、その後内臓の細胞が破壊され、死亡する場合がある。
出典:厚生労働省
スギヒラタケ
腎臓の機能が低下している人が食べると急性脳症を起こす可能性があります。
昔は食べられるキノコとして考えられていましたが、平成16年度以降食中毒症状が多数報告され、死亡例もあります。死亡者多数です。
出典:厚生労働省
カエンタケ
食べても触っても毒!死亡例あり!
鮮やかな色のキノコは食べないでしょ、と思いますが、薬用と勘違いして飲むという例もあるそうです。
カエンタケは触るのもダメです。
子どもは特に注意!!!
出典:厚生労働省
キャンプ場やアウトドアで、生えてるキノコには触らない!食べないが基本!
毒キノコはこれだけではありません。たっくさんの種類生えてます。
毒キノコによる食中毒は毎年9月~10月が最も多いです。
2012年も同じように雨が多く、キノコ・毒キノコが大量に生え、被害が少ない年の8倍以上の患者数が出ています。
2012年と似たような気候の今年は毒キノコによる被害が多く報告されそうです。
今から雨が適度に降り、朝と晩の気温が低くなると、ますますキノコは絶好調です。
キャンプ場に着いたら、まずサイトの周りを確認して、子どもが触ったり、こけやすそうな場所にキノコが生えてないか確認した方が安全ですね。
また、キノコ名人が来て、美味しいから食べてみって言われても、やめといた方がいいです。
肉厚で美味しそうにも見えますが、やめときましょう。
万が一、毒キノコを食べてしまって体調がわるくなったら、すぐに病院へ行きましょう!恥ずかしがらずに!!