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カテゴリー5の最強ハリケーン 再び米国に接近 フロリダ州が緊急事態宣言

 米国立ハリケーンセンター(NHC)は、北大西洋で勢力を強めるハリケーン「イルマ」は、最強のカテゴリー5に発達したと発表した。国際宇宙ステーションのカメラや米国の気象衛星が、不気味な中心の渦をとらえている。

 

 日本時間6日正午(現地時間5日午後11時)現在、イルマはカリブ海のドミニカ周辺の太平洋上を時速24キロで西寄りに進んでいる。中心気圧は916ヘクトパスカル、最大風速は83メートルで、1980年のハリケーン「アレン」に次いで、観測史上2番目の強さを観測。

 

  国際宇宙ステーション(ISS)のカメラや米海洋大気庁(NOAA) の観測衛星が、発達を続けるハリケーンの目を上空からとらえるのに成功した。

 

 NHCによると、ハリケーンはあす以降、西インド諸島のドミニカやハイチを直撃したのち、8日にはキューバに接近して、週末にかけて北上してフロリダ州に接近する見通し。

 

 米国では8月末にカテゴリー4の大型ハリケーン「ハービー」がテキサス州に直撃し、各地で洪水が発生、多数の死者や行方不明者を出した。フロリダ州知事は5日、イルマの接近に備えて「非常事態」を宣言し、7日から8日は学校や官公庁も休みとなる。

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