自民 石破元幹事長 米軍核持ち込みの是非 議論すべき
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自民党の石破元幹事長は、テレビ朝日の番組で、北朝鮮情勢に関連して、非核三原則について、「抑止力として十分か考えないといけない」と述べ、アメリカ軍が核兵器を日本国内に持ち込むことの是非を議論すべきだという考えを示しました。
この中で、石破元幹事長は、北朝鮮が6回目の核実験を行ったことに関連し、非核三原則について、「持たず、つくらず、持ち込ませず、議論もせずということで本当にいいのか」と指摘しました。
そのうえで、石破氏は「アメリカの核の傘で守ってもらうと言っておきながら、日本国内に、それは置きませんというのは本当に正しい議論か。感情的には持ち込ませないほうがいいに決まっているし、国民が反発するのはわかるが、抑止力として十分か、ちゃんと考えないといけない」と述べ、アメリカ軍が核兵器を日本国内に持ち込むことの是非を議論すべきだという考えを示しました。
一方で、石破氏は「日本は唯一の被爆国であり、核を持ったら、世界中どこが持ってもいいという話になる」と述べ、日本の核保有には否定的な考えを強調しました。
そのうえで、石破氏は「アメリカの核の傘で守ってもらうと言っておきながら、日本国内に、それは置きませんというのは本当に正しい議論か。感情的には持ち込ませないほうがいいに決まっているし、国民が反発するのはわかるが、抑止力として十分か、ちゃんと考えないといけない」と述べ、アメリカ軍が核兵器を日本国内に持ち込むことの是非を議論すべきだという考えを示しました。
一方で、石破氏は「日本は唯一の被爆国であり、核を持ったら、世界中どこが持ってもいいという話になる」と述べ、日本の核保有には否定的な考えを強調しました。
官房長官「見直し議論考えず」
菅官房長官は午後の記者会見で、「政府としては非核三原則を政策の方針として堅持しており、法律上も、原子力基本法によって、原子力の研究、開発、利用は平和目的にかぎり行う旨、規定されている。わが国は核兵器不拡散条約の非核兵器国として、核兵器の受領や製造などは行わない義務を負っている。政府としては、これまでも非核三原則見直しの議論をしてきておらず、これからも議論することは考えていない」と述べました。
防衛相 「非核三原則は変わらず」
小野寺防衛大臣は防衛省で記者団に対し、「政府として一貫して非核三原則の中で対応するスタンスは変わらないと思っている。石破氏の発言については、詳細が分からないのでコメントは差し控える」と述べました。
自民 石破元幹事長 米軍核持ち込みの是非 議論すべき
自民党の石破元幹事長は、テレビ朝日の番組で、北朝鮮情勢に関連して、非核三原則について、「抑止力として十分か考えないといけない」と述べ、アメリカ軍が核兵器を日本国内に持ち込むことの是非を議論すべきだという考えを示しました。
この中で、石破元幹事長は、北朝鮮が6回目の核実験を行ったことに関連し、非核三原則について、「持たず、つくらず、持ち込ませず、議論もせずということで本当にいいのか」と指摘しました。
そのうえで、石破氏は「アメリカの核の傘で守ってもらうと言っておきながら、日本国内に、それは置きませんというのは本当に正しい議論か。感情的には持ち込ませないほうがいいに決まっているし、国民が反発するのはわかるが、抑止力として十分か、ちゃんと考えないといけない」と述べ、アメリカ軍が核兵器を日本国内に持ち込むことの是非を議論すべきだという考えを示しました。
一方で、石破氏は「日本は唯一の被爆国であり、核を持ったら、世界中どこが持ってもいいという話になる」と述べ、日本の核保有には否定的な考えを強調しました。
官房長官「見直し議論考えず」
菅官房長官は午後の記者会見で、「政府としては非核三原則を政策の方針として堅持しており、法律上も、原子力基本法によって、原子力の研究、開発、利用は平和目的にかぎり行う旨、規定されている。わが国は核兵器不拡散条約の非核兵器国として、核兵器の受領や製造などは行わない義務を負っている。政府としては、これまでも非核三原則見直しの議論をしてきておらず、これからも議論することは考えていない」と述べました。
防衛相 「非核三原則は変わらず」
小野寺防衛大臣は防衛省で記者団に対し、「政府として一貫して非核三原則の中で対応するスタンスは変わらないと思っている。石破氏の発言については、詳細が分からないのでコメントは差し控える」と述べました。