ずいぶん昔の出来事を、フッと思い出した
新幹線に乗り目的の駅まで行く途中に電話が掛かって来て
急遽中止に為った事が有る
30分とかの距離だったので自由席に乗っていたのだけど
途中下車して元の駅まで帰った
私は切符代を返して貰おうと駅員に言うと
こっちの返金の言い分を一切聞かずに
しつこく「新幹線に乗ったのか?」と尋ねられたので怪しいと感じた
そこで相手の質問には一切答えず返金のみを要求した
その後、上層部が出てきて詳しく話を聞くと
新幹線に乗った時点で料金は発生するから行き来きしたのなら
往復分の金を払えと言うのだ
返金するどころか金を払えとはヒドイ!と感じた私は食って掛かった
「ふざけるな!」そんな一方的な要求には応じられない
だいたい電車に乗った時点で料金が発生するなら乗らなければタダなのか?
だったら入場券で金を取るな!
ましてや列車運営側の主張するルールに同意した覚えはないし
そんな事は切符にも駅も書いてない
「後から勝手に一方的な社内ルール主張して金を巻き上げようとするな!悪党!!」
そう私が正論を並べ立てると「今回は説明不足の自分たちに原因が有るので・・」と
お金を返してもらった
しかし、その後も駅を見た所で説明義務を改善して
ルールを表記しているとは思えない
結局、黙って従う人はお金を払い
従わない者は、お金を払わなくてすむ
最終的に権利を主張するものと、しない者に世の中は別れる
この場合、悪いのはオカシイ事を間違いと主張(考えも)せず黙って支払う愚民なのだろうか?
それと自らの権利を主張しルールに従わない私なのだろうか?
無表記のルールを盾に採れる人からは金を巻き上げ採れない人からは諦める運営方針を掲げている会社なのか?
法的に道徳的に人道的に通俗的に色んな角度から見て
何が正しく何が誤りなのか
それらの判断は実に難しいと思った
もちろん全てを知っていて自らの選択で
「良いお勉強しました」と羽振り良く支払う人は文句なしの聖者だと思うけどね