seong15です。
みなさんは仕事で人生がアレになることはありますか?
アレとはつまり、
- 上司からプロジェクトの炎上の責任を押し付けられて退職させられたり
- 役職者から1年ほど嫌がらせとネトストをされて会社をやめたり
- 入社した会社の社長が事故で意識不明になって会社をたたんだ結果住所不定無職になる
そんなかんじのことです!(ここまで書いただけですごい字面)
そのほかにも、
- リーマン直後新卒入社した会社でセクハラとかイジメとか(誇張表現かな?)に遭いながら成果を出そうと奮闘したり
- その後素敵な会社で働けることになったり
- イカのゲームをやってたらなんか界隈で音に聞くエンジニャーンたちと寿司や肉を食べる仲になってしまったり
- 自分でも全く知らない間に独立してしまったり
することも言います。
ほんと、なんで人生こんなことになっちゃうんでしょうね?落差が激しすぎて、そろそろこれらのエピソードを元に漫画を描いたほうがいいんじゃないかとすら思います。
この記事では、そういう「正直もう無理」「知らない間にこんなところに来てしまった....」みたいなシチュエーションの時に、私が自分を見つめるために読む漫画を紹介します。
辛い時に読むやつ
①あなた...「覚悟して来てる人」......ですよね
人間、面白いのは辛い時は辛いという自覚がないことです。なんか毎日がぱさぱさするというか、ボーっとするんですよね。ふわふわしてて現実感がないんですよ、辛い時って。
で、そういうときはいつもこの漫画を何となく手に取っちゃうんですよねえ。
そう、これね
これのね
このシーンね。
なんでかわかんないけど、このシーンをみると、なんかこう、「あ、もしかして今私、よくわかんないけどポアされそうかも」 というような気持ちになって、こんな気持ちになるんですよね
ジョジョっていうのは荒木先生もおっしゃってる通り「人間賛歌」っていうか、マハーバーラタとかオデュッセイアとかあのあたりと同じものだと私は思ってるんですが、その中でも5部は誰が主人公か解らないくらい全てのキャラクターに背景があって、最高の漫画の形の一つだと思ってるんですよ。物語にほとんど漏れがない。
でね、「この辛い感じをポアしてえ!」と思うと、こういう気持ちになるんです。
素数は数えないです。
②神の愛にむくいる術も持たないほど
あとね、ジョジョ5部読んだときはだいたいこれもセットで読みます。
ベルサイユのばら 文庫版 コミック 全5巻完結セット (化粧ケース入り) (集英社文庫―コミック版)
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オスカル・アントワネット問題は、連載が終わって40年たっても日本の労働社会に横たわっていますから、ほんとこの国は進歩ないですね(今は『成果は男と競え、でもコミュニケーションでは男をたてろ』だからよりタチが悪いですが)。
とか思いながら、とりあえず一通り読むんですけど。
オスカルが男装の麗人であーだこーだっていうところも苦しさ悔しさ無くしては読めないのですが、自分が何者であるのか、悩み抜いた末にオスカルが今際の際に出したこの結論はマジでほんと全ての人の心の礎になってほしい。
これね
ここね
スティーブ・ジョブズが「明日死んでも悔いはないか?」みたいなこと言ってて刺さる〜みたいな話がありますが、私はオタクなのでオスカルのこのセリフのほうが「ウワー!!!わたしもこんなこと言って人生終わりてえー!」「それに比べて今の私はどうだ!やるぞ!!」とか、安直なのでなるんですよ。私、この漫画中学2年生の頃から読んでるんですけど、そこから変わってないってことですね。
あとね、アントワネットどちゃくそ可愛いです。
辛いってことが自覚できたら読むやつ
①ただしそれが全て叶ったら
のだめは千秋にものだめにも共感できるというか、「わかる〜〜〜」ってなるんですよね。千秋の「なんで俺はまだここにいるんだ??」って日本で自問自答するあたりとか、でも割合的にはのだめが多いかな。