2017.09.06
どうも、おしょぶ~^^/です。
おしょは現在、絶賛介護生活中(苦笑)で旅行などは夢のまた夢なのです。
今は、旅ブログなどを読ませて頂いて将来の旅ライフを夢見ております(笑)
このブログは「はてなブログ」で書かせて頂いているので、やはりはてなのブログを読む事が多いです。最近よく読む旅ブログはこの二つです。
ぜひ機会があれば、二つのブログ遊びに行ってみて下さい。
さて、ここまでは前振り(笑)なんですが、旅ブログを読んでいるとやはり鉄道の話題は欠かせません。
JR何かは最近びっくりするような豪華な列車とかありますよね。
まぁ、そんな中で地方鉄道がすごく苦しんでいるよと言う話題です。
スポンサーリンク
◆全国地方鉄道のなんと74%が赤字
旅をしていると、地方鉄道の古い車両は味なものだったりしますが、好きで古い車両を使っているわけではありません。
国土交通省のまとめによりますと、地方鉄道96社の2015年度決算は74%にあたる71社が赤字です。
沿線人口減少が大きな理由ですから、構造的なものですね。先が明るいとは書けません。車両の老朽化具合ですが、実に全体の半数が使用開始から30年を超す車両です。
う~ん汗、厳しい^^;
2000年度以降、JRのローカル線なども含めて39路線・771㌔が廃止に追い込まれています。
◆社会インフラ的側面
営利企業が鉄道を運営しているのですから、赤字路線は切って見込みのある路線に経営資源を集中する…まぁ普通ならこうしたいところですが、鉄道と言う商売はそう簡単にいかないのです。
人口が減っているとは言え、0人じゃないのです。そこには人々の生活があり、鉄道は交通手段として大きな役割を担っています。
本数や車両を減らすにしても、いろいろ考えないとね…
さて、政府も今まで何もしてこなかったわけではありません。経営が苦しい地方鉄道の支援策として、一番重要な安全の確保はATS(自動列車停止装置)などの施設の整備費用は補助して来ています。
ただここにきて、車両自体の老朽化が深刻な課題になってきています。
スポンサーリンク
◆新規車両1両1~2億円
その新規車両なんですけどね、1両安くても1億円です( ゚Д゚)
ちょっと赤字の鉄道会社が、古くなったからと言って簡単に購入出来ませんね。
●国土交通省が新車両購入補助
国土交通省が新型車の購入費・現行車の改良費への補助制度を2018年度に創設する方針を固めました。
2018年度予算の概算要求に3億5,000万円を計上し、かかる費用の最大3分の1を支援する仕組みを計画中です。対象は全国の中小私鉄・第三セクター鉄道で96社です。
◆運用コスト削減・バリアフリー
安全性の向上もありますが、最新の車両は軽量化・エンジンやモーターの高性能化などで、省エネ性能が向上しているので運用コスト面で経営改善につながります。
また、国の基準で新型車両はバリアフリー化を義務としており、高齢者などの利便性も高まりますね。
現行車両を改良する場合は、エンジン・モーター・ブレーキなどの燃費改善を想定しています。
◆ただの赤字補てんにはしない
ここ一番重要なとこなんですよね。国土交通省が後押しと言っても、これ国民の税金ですからね。この補助の条件として、国土交通省は地元自治体の財政面協力を前提条件とする予定です。
国土交通省の担当者は「地域も一緒になって鉄道を維持していこうと言う事業者を応援したい」とコメントしています。
「赤字になってもインフラなんだから、最後は国が何とかしてくれるだろう」なんて事では困りますからね^^;
新型車両効果で、コスト削減と観光需要を上手く取り込む企画運営など、自助努力は欠かせませんね。
地方鉄道で駅弁を食べたりお酒を飲んだり、マニアの人は乗るだけでも楽しいものです。ぜひ良い形で残ってほしいですね。では^^/