今朝起きてテレビを付けたら、南米エクアドルの太平洋沿岸部を震源とする
M7.4の地震が発生と報道されていたが、その後M7.8に修正された。
その規模の差は数字以上に大きいのだが、遠方で計測した計算上の速報値なので、
どうしても誤差は出てしまうのだろう。
偶然とは言え、今日深夜に強烈な耳鳴りで叩き起こされた。
何となく付けっぱなしにしてた、テレビのアメリカ大リーグの深夜中継。
もしや自分の住む地域でも地震が来るのかと、正直不安な気持ちもあり、
万が一の為に起きている必要があるので、ネビュラから高周波のような
信号が発せられたのかと思いつつ、明け方には寝ていたようだ。
熊本の地震は現在も余震が継続中で、報道で伝えられるマグニチュード数値、
数値毎にどのくらいの規模のエネルギー量放出なのか、各種関連サイトから
調べて引用し、まとめてみた。
ちなみに、マグニチュードの数値が0.1違うと相当の差である事が分かる。
マグニチュード TNT換算(TNT爆薬の重量に換算)
(M) (トン)
5.5 2682トン(直径3.5m、20km/sの隕石衝突)
5.6 3788トン
5.7 5350トン
5.8 7558トン(直径4.5m、20km/sの隕石衝突)
5.9 10.7キロトン(TNT爆薬1万700トンに相当)
6.0 15.0キロトン(1945年、広島原爆15キロトン)
6.1 21.0キロトン(1945年、長崎原爆22キロトン)
6.2 30.0キロトン
6.3 42.5キロトン
6.4 60.0キロトン
6.5 84.8キロトン(熊本地震2016年4/14 震度7記録)
6.6 119.8キロトン
6.7 169.2キロトン
6.8 239.0キロトン(三河地震1945年、新潟中越地震2004)
6.9 337.6キロトン
7.0 476.9キロトン(2013年、ロシア・チェリャビンスク隕石500キロトン)
7.1 673.6キロトン(福井地震1948年)
7.2 951.5キロトン(鳥取地震1943年)
7.3 1.34メガトン(阪神大震災1995年、熊本地震2016年4/16)
7.4 1.89メガトン(直径28m、20km/sの隕石衝突)
7.5 2.68メガトン(新潟地震1964年)
7.6 3.78メガトン
7.7 5.35メガトン
7.8 7.55メガトン(北海道南西沖地震1993年、エクアドル地震2016年4/17)
7.9 10.67メガトン(関東大震災1923年、ツングースカ大爆発1908年)
8.0 15.08メガトン(1954年、ビキニ水爆実験、昭和南海地震1946年)
8.1 21.30メガトン(東南海地震1944年、三陸地震1933年)
8.2 30.08メガトン(直径70m、20km/sの隕石衝突)
8.3 42.50メガトン(1961年旧ソ連水爆実験50メガトン、十勝沖地震2003年)
8.4 60.03メガトン(安政東海地震1854年)
8.5 84.80メガトン(三陸地震1896年)
8.6 119.78メガトン(旧ソ連、AN602水爆100メガトン)
8.7 169.20メガトン(TNT爆薬1億6920万トンに相当)
8.8 239.00メガトン(2010年チリ・マウレ地震)
8.9 337.60メガトン(直径160m、20km/sの小惑星衝突)
9.0 476.88メガトン(東日本大震災2011年)
9.1 673.60メガトン(2004年スマトラ地震)
9.2 951.50メガトン(直径225m、20km/sの小惑星衝突)
9.3 1344.03メガトン(TNT爆薬13億4403万トンに相当)
9.4 1898.49メガトン(1991年ピナツボ火山噴火、噴火マグニチュード5.8)
9.5 2681.69メガトン(1960年チリ地震)
10.0 15080.24メガトン(直径570m、20km/sの小惑星衝突)
10.0~12.0?(不明) (947年白頭山噴火、噴火マグニチュード7.4)
12.5 8480万2435.28メガトン(直径10km、20km/sの小惑星衝突)
*TNT換算数値は、小数点以下を適度に四捨五入して表示した。
*核爆弾の威力を示すTNT換算に対し、通常爆弾の場合は総重量であり、
例えば1トン爆弾の場合、鉄の外郭、内部機構が重く、種類にもよるが、
使用される火薬総量は500キロ以下と関係資料に記述されていた。
*マグニチュードの数値はブログ記事長さ短縮の為、個人的見解として、
地震として危険と思われるレベルM5.5以上から表示。
*火山噴火の場合、地震等でのエネルギー総量を表すマグニチュードと、
別の要素が計算値に入る噴火マグニチュードとは数値が異なる。
*マグニチュード7以上を大地震、8以上を大震災と定義されるとの記述があった。
*戦時中のM7前後の鳥取地震、三河地震、終戦直後の昭和南海地震のM8の地震でも、
単に地震と表記されているが、当時の正確な記録の不備から来る誤報、戦時中の軍部による
隠ぺい等により、マグニチュード、死者数の発表が控えられ、大地震、大震災と定義されるべき
被災規模にも拘らず、当時の報道そのままに地震となっている。
M9.5が、今日現在まで記録に残る地震による最高マグニチュード。
驚かされたのが、旧ソ連で開発され大気圏内核実験が実際に行われた水爆AN602だ。
自国への死の灰の影響から、威力を50メガトン以内に制限しての核実験だったが、
フルパワーは100メガトン、マグニチュード8.6に匹敵する。
巷での人工地震説は、この威力から来ているのだろう。
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