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離婚ではなく、夫の死を願う妻たちの本音とは?夫が生きにくいと感じる理由

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離婚する夫婦が増えている中で、離婚ではなく「夫の死」を願う妻たちが増えているそうです。それは、今の時代をうまく反映しているのかもしれません。ではなぜ離婚ではなく、夫の死を願うのか。その理由を見ていきたいと思います。

 

 

ちょっと衝撃的なタイトルの本ですが、40代くらいの世代の夫婦が、これに当てはまるようです。イクメンのつもりの夫たちは、妻たちからすると不満だらけだったりするんですよね。

 

一方で夫の本音はどうなのかというと、今までの中でも一番「生きにくい時代」に生きているのかもしれません。妻たちが考える「当たり前」が、当たり前にできない時代になっているからです。

 

そんな夫婦の感覚のズレが、今かなりの猛スピードで広がっているように感じます。求めることと、求められることのバランスが崩れているのです。家庭内別居状態になっている夫婦があまりにも多いようなので、ちょっとだけ考えてみたいと思います。

 

離婚ではなく、夫の死を願う妻たちの本音

妻たちは、なぜ離婚ではなく夫の死を願うのか。そこには、さまざまな理由が隠れています。男も女も、生きにくい時代だと痛感させられますね。

 

シングルマザーになると経済的に生活できなくなる

まずは当たり前の理由から見ていきましょう。女性の社会進出が増え、しかもフルタイムの共働き家庭が増えているとはいえ、やはり収入面では女性のほうが劣っているのが現状です。それは家庭と仕事の両立がむずかしいからです。

 

完全に両立している女性がいないとは言いませんが、やはり子どもが熱を出せば迎えに行かないといけません。大事な商談があるから帰れない、では済まされないでしょう。また逆も然りです。「子どもが熱を出したから帰ります」では、出世の道は断たれます。

 

だとすると、シングルマザーになって子どもを一人で育てるのは、収入的に考えても無理と言わざるを得ません。だったら現状のまま、離婚はしないという選択肢を選ぶ妻が多いのは当然でしょう。でも夫婦関係がうまくいっていないので、死んでくれたら楽という感覚なのかもしれませんね。

 

世間体が気になり、離婚のレッテルを貼られたくない

妻が離婚ではなく、夫の死を願う理由は、世間体が気になるからです。たとえば両親が離婚している場合は、自分も離婚すると「蛙の子は蛙」と思われるのが屈辱的なのでしょう。

 

また夫の浮気が原因で離婚となれば、同情はされるかもしれませんが、哀れだと思われることも避けられません。まるで自分が、女性としての魅力がないような気分になるかもしれません。

 

逆に自分の浮気が原因となると、女のくせに、という汚らわしいものを見るような目で見られます。それは自業自得ですが、何かと女性のほうがレッテルを貼られやすいのではないでしょうか。

 

立場上、離婚するわけにはいかない

離婚ではなく、夫の死を願う妻たちの本音は、立場上離婚するわけにいかない人もいるかもしれません。たとえば教育者の立場にある女性は、生徒たちに人生を教える立場として、離婚するわけにはいかないのでしょう。

 

学校側からの印象も悪くなるでしょうし、保護者からの非難を受けるかもしれません。社会的に離婚を選べないため、窮屈な家庭の中で我慢を強いられている女性もいることでしょう。

 

※参考資料:妻から「死んでほしい」と願われる夫たち。夫を無視して家庭内母子家庭状態になりながらも、妻が離婚を選ばない理由とは | citrus(シトラス)

 

夫たちが生きにくいと感じる理由

では、夫たちが生きにくいと感じる理由は、いったい何なのでしょうか。妻たちは、夫に求めるものが多すぎるのかもしれません。

 

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「稼げる男」と「家庭を大事にするイクメン」の両方を求める妻

夫たちが生きにくいと感じる理由は、妻たちが求める基準の厳しさが原因のようです。マイホームを買うのは当たり前で、子どもに不自由をさせずに、それなりに安定した生活を求める。これは当たり前のことですが、賃金が低下している時代においては、当たり前のことが当り前にできなくなっているのが現状です。

 

両親の時代と同じような家庭を求める妻たちは、それが普通の中流家庭のあり方だと信じて疑わないのです。つまり「稼げて出世もできる男」であって欲しいと願っているのです。

 

それでいて新しい時代の要素も求めてきます。それが「家庭を大事にするイクメン」です。仕事をバリバリこなし、収入も安定していて出世もする。でも家庭を大事にして、家事や育児も手伝ってほしい。そんな欲張りな妻たちの要求に、夫たちはキャパオーバー状態なのかもしれませんね。

 

女性の社会進出は、男性には居心地が悪い

女性の社会進出を推奨する動きがある中で、男性たちはどのように感じているのでしょうか。女性が社会でどんどん活躍するのは、大賛成です。働きたい意欲のあるパワフルな女性は、どんどん出世を目指すべきです。そして女性でも出世できる社会であるべきだと思います。

 

ただ男性からすると、女性が社会進出してくることで、働きづらい環境になる場合もあるでしょう。さまざまなハラスメントがある社会ですから、男性は細心の注意を払わないといけません。これは神経がすり減ることでしょう。

 

男社会ではなくなったことで、仕事の仕方も変わってくるはずです。でもそれは、時代が変わったことに適応しきれていない世代の男性が感じているだけのことかもしれません。若い世代は、とくに不自由は感じていないようです。

 

子育てや家事に協力しているつもりなのに非難される

夫たちが生きにくいと感じる理由は、頑張っているつもりなのに、なぜか妻に非難されるからです。妻や子どもが病気の時は、「夕食はカンタンな物でいいよ」と気遣っているのに、なぜかブチギレ状態になる妻。

 

夫たちは妻を気遣っているつもりなのに、なぜブチギレるのでしょうか? 「夕食はカンタンな物でいいよ」ということは、「夕食は作れよ」と言っているようなもの。でも病気の妻に向かって、または子どもの看病をしている妻に向かって「ご飯まだ?」というのは、ブチギレられても仕方ないと思うのです。

 

子どもの世話に関しても、休日にちょっと子どもと遊んだだけで「俺はイクメンだ」という顔をされるのが、妻たちは納得いかないようですよ。家事に関しても、洗い物をやったくらいでは、家事を手伝ったうちには入らないのでしょう。

 

夫たちは、何をどこまでやれば妻が満足してくれるのか、わからないというのが本音でしょう。でも女性は「いちいち言わなくてもわかるでしょ」という考えの持ち主ですから、話し合いができません。男性にとっては、社会も家庭も生きにくい場所なんですね。

 

※参考資料:イクメンに挫折する40男、夫の死を願う妻 | プレジデントオンライン | PRESIDENT Online

妻から「死んでほしい」と願われる夫たち。

 

隣の芝生が、青く見えすぎているのが問題

妻が離婚ではなく、夫の死を願う理由と、夫が生きにくい理由を見てみました。

ネットやテレビでは、他人の家庭の状況がカンタンに見られる時代です。多くの人たちは、それを鵜呑みにし過ぎているのかもしれません。理想的な家庭に憧れるのは、悪いことではありません。でも、少し美化しすぎているような気もします。

 

とくに有名人は、良い面しか世間には見せません。その裏にある苦労や、醜いいざこさなどを見る機会がないから、他人がよく見えてしまうのです。隣の芝生は青く見えるものですが、実際の青さよりも鮮やかにイメージをつくり上げているのかも知れません。

 

他人の家庭をうらやむのではなく、1つの憧れや目標として見るようにすれば、目の前の家族をもっと愛せるようになるのではないでしょうか。夫も妻も、家庭のために頑張っています。そんなお互いの努力を認め合えるようになれば、もっと夫婦が愛し合えると思います。

今ある幸せに気づき、簡単に諦めないでください。現状のままで、もっと幸せになれる道は、きっとあるはずですから。