日本の国会で……自分たちの利権の奪い合いに精を出す政治家だらけのために「IR(都市型統合リゾート計画)」の法案整備が遅々として進まないことです。
これは本当に残念でなりません。
ご存知のように、2020年には圧倒的な数の外国人が日本に押し寄せます。そして、日本の様々な点をリポートする海外メディアでごった返します。
まさにその時に、日本の進化・日本の新しい楽しみ方など、大宣伝につながる大チャンスであるにもかかわらず、その時に……どうやらこのままでは、ほとんど何の宣伝も出来ないままに終わってしまいそうな状態は決定的になってしまいました。
大阪や横浜。そして、東京のお台場。
ちゃんと土地はあります。準備は整いつつあります。しかし、利権が欲しくてたまらない議員たちがなんだかんだと邪魔をします。
笑わせます。
「ギャンブル依存症になる人が出る可能性がある」
には笑ってしまいました。
日本は世界に冠たるギャンブル天国です。毎日、わざわざカジノなどに行かなくても、ふらっとパチンコに行けば、即席ギャンブルが可能です。もちろん土・日には国が管理する中央競馬。年間、何度あるか分からない宝くじ。
日本はギャンブル依存症の潜在的可能性のある人間達であれば、とっくの昔に依存症になっているはずです。
要はイチャモンなのです。
イチャモンを言って自分たちに利権を持ってきたいだけなのです。
それが悔しくてたまりません。
私は、特に大阪と沖縄は大変なポテンシャルを保持していると考えています。
大阪には隣に「世界で最も行きたい観光地」に選ばれている京都があります。奈良もあります。世界第4位のアミューズメントパークとなったUSJもあります。海遊館もあります。
和歌山に足を延ばせば、南紀白浜。兵庫に行けば、異人館や中華街。
劇的に観光客を呼べる可能性が高いのです。それによる、インバウンド効果は、恐らく、関西を一気に底上げしてくれるものでしょう。
沖縄も同じです。
アジアのハワイと称される沖縄であれば、現在日本最低の失業率を一気に改善できることでしょう。
政治家の皆さん、お願いだから足を引っ張らないでくれ。
日本には、素晴らしい可能性とポテンシャルがあふれているのに……なんで足ばかり引っ張るのか……。この臨時国会でも、法案は先送りじゃないかと言われています。
残念でなりません。
長谷川豊(Hasegawa Yutaka)