こんにちはー。時差ボケが治らないノブナガです。
久しぶりにがっつり暗号通貨の記事を書きます。
旅行記から読んでくださっている方には???という感じかと思いますが、本職はこちらなのでどうぞ温かい目で見守ってください。(NYの後記はまた後日書きます)
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ということで、
昨日から下げが止まらない相場ですね。
若干値を戻してきましたが、20:37現在こんな感じ。
数日前はBTCが55万円でしたからだいぶ下落しましたね。
ここ数日の下落が本格的な下落トレンドなのか、それともただの調整なのか。はっきり言ってそれは誰にもわかりません。
それを承知いただいたうえで、気休めまでにあれこれ述べていきたいと思います。今日のテーマは現在の相場を冷静に把握することと今後の相場の展望です。(あくまで個人の一意見です)
まずは冷静に現状を把握しよう
1か月前より仮想通貨はまだまだ高い
下記は20:58現在のCryptCurrency Market Capitalizationのキャプチャです。Market Cap(暗号通貨全体の時価総額)の欄をご覧ください。
参考までにここ1ヶ月のMarket Capを掲載すると
8/4は$101B、8/7は$112B、8/19が$143B、8/27が$158B、ピークの9/1が$177Bです。
言いたいことは、先月の水準よりも明らかにまだまだ高い水準にあるということです。そう考えれば、ここ数日の下落はただ調整しただけと言えるでしょう。
新規に参入して、現在含み損の投資家にはかなり辛い時期だと思いますが、まだまだ世界的に見れば暗号通貨のアーリーアダプター。冷静にそれを思い出しましょう。
中国PBoCによるの禁止
一方で、先月とは明らかに風向きが変わったものもあります。それがICOの扱い。
昨日、中国当局(中国人民銀行、中国証券監督管理委員会、中国銀行監督管理委員会、中国保険監督管理委員会)よりこのような発表がありました。
これはどういうことかと言うとDEGさんのツイートがわかりやすいです。
つまり、中国ではICOが全面的に禁止されたということです。中国という超巨大マーケットを失った、そう考えて間違いないでしょう。これは大変重要なルール変更で、影響は計り知れないと思います。
今後の展望:暗号通貨の明暗が分かれるのでは?
トークンは重要な市場を失った
先に述べた中国でのICO禁止ですが、これは中国だけでなく他国にも影響を及ぼす可能性があります。
(他国への影響はこちらの記事を参照)
中国政府(PBoC)のICO規制や、暗号通貨への対応は、国家として非常に合理的です。 | Think Nomad|Think Nomad
元々ICOについては各国でも厳しい見方が多く、米国国民はすでにICO投資に参加することができません。乱暴にまとめてしまえば、今回の中国当局の禁止で米国と中国でICOが禁止されたのです。
そう考えるとすでに行われたICOを含め、ICO関連銘柄は下火になる可能性があります。少なくとも今後行われるICO銘柄にはネガティブな影響を与えるでしょう。
そうなった以上、ICOプラットホーム銘柄についても楽観的な見通しは修正すべきだと思います。
ちなみに誰も言及していていないのですが、COMSAトークンのICOにもネガティブな影響を与えるでしょう。(もちろん日本でICOが禁止になったわけではないので、国内市場でICOが流行する可能性はあります。しかし、世界の動きからみればガラパゴス的な現象になる、と考えたほうがよい気がします)
まとめると、今回の中国当局のルール変更で、ETHをはじめとしたICOプラットホーム銘柄、REPなどのICOトークン銘柄はその魅力が下がった、私はそう考えます。(もちろん相場ですから値動きはわかりませんが)
ビットコインに与える影響は現状軽微
今回の事象はETHやトークン銘柄にとっては重大なルール変更でした。ですが、そのルール変更にビットコインなどのICOに関連しない暗号通貨は該当しません。
もちろん、ICOバブルが崩壊した場合、余波を受ける可能性はありますが、ビットコインのファンダメンタルには特に問題ない、そう考えてよいと思います。
ビットコイナーは信仰の力が試される
今回のルール変更でビットコイン価格が下落する可能性はあります。ですが、ICO銘柄からビットコインに資金が逃避してくる可能性もあり、どのように動くかは予想できないというのが正直なところでしょう。
ですから予想するのは諦めましょう。それよりも長期的な目線で今後のことでも妄想しておいたほうが有益だと思います。
ちなみにわたしはビットコイナーという宗教に入信していますので紹介します。笑
ビットコイナーとは日本円などの法定通貨よりビットコインのほうが通貨として信頼できる、と信仰する大変クレイジーな人々()です。
もし、あなたがビットコイナーであれば今回の騒動で狼狽することはありません。
(私もいつかビットコイナーを辞める日が来るかもしれません。ですが、少なくとも今日ではないと確信しています)
ビットコインを買える取引所貼っておきますので、こちらからどうぞ。