以前同じ著者の「ど素人の私が株で儲けている方法」をご紹介しました。
この本は、
これから株を始める方、基本を見直したい方におすすめです。
証券会社の口座の開き方。
PERやPBR等代表的な株価指標の解説。
(PER=1株当たり純利益)
(PBR=1株当たり純資産)
ローソク足の見方。
(ローソク足=株価の動いた値を表しているもの)
等々基本的な事から教えてくれます。
また、単なる基本項目の説明だけではありません。
資金配分のコツ。
暴落時の対処法。
倒産しにくい銘柄の選定。
等々踏み込んだ内容も言及されています。
「ど素人の私が株で儲けている方法」との違い。
タイトル通りです。
初級者が基本から理解する。
実戦を重ねる。
上達する。
を前提に書かれています。
難解すぎて分からないような箇所はほぼありません。
投資家が書いた入門書を読みたい方には最適な1冊でしょう。
ただし注意点があります。
①著者が低位株投資家であること。
(低位株=株価500円以下の株を指すことが多い)
②ナンピン買いを推奨されていること。
(買ってから値下がりしてしまった銘柄を、買い増していくこと)
③執筆から時間が経っているのでデータが古くなっていること。
①、②はあくまで著者の好む投資法です。
数ある投資法の1例だと思って読んでください。
特に初級者の方は何冊か読んで判断されることをおすすめします。
低位株投資が好きな方は参考になることが非常に多いと思います。
③はあくまで執筆当時はこのような状況だったと思ってください。
証券会社の手数料も変わっていますし、銘柄の業績データも当時のものです。
その他にもおすすめの
テレビ番組。
ネットサイト。
雑誌。
等を紹介してあり非常に良心的です。
何から手をつけてよいか分からない方。
一読を強くおすすめします。
こんなに親切な本は珍しいです。