つりそうです。
上2人のお姉ちゃんがおてんばなんで、それに負けないぐらい元気に育ってくれたらいいかなと思います。
赤ちゃんって。
こんにちはって。
徳井
4年に1度の世界一決定戦。
グラチャンバレー開幕。
佐藤
全日本女子が世界に挑みます。
徳井
よろしくお願いします。
去年8月。
リオオリンピックでメダルを逃した全日本女子。
3年後の東京へ。
再建を託されたのは中田久美。
史上最年少、15歳で全日本に入る。
3大会連続でオリンピック出場。
引退後、指導者になっても。
そんな全日本が挑む、4年に一度の世界一決定戦、グラチャンバレー。
初戦は韓国。
今夜、全日本が韓国に負けられない理由とは。
徳井
さぁ中田監督、怖いですね。
優しいけれども怖い時は怖い、天才セッターですからね。
その中田監督率いる全日本ですから。
楽しみですね。
佐藤
楽しみです。
中田監督が就任してから結果を残していますからね。
楽しみです。
桝
今日はゲストに10月4日の新水曜ドラマ、『奥様は、取り扱い注意』主演の綾瀬はるかさんとご一緒します。
徳井
生でバレーを見るのが初めてなんですか?今日初めてです。
ワクワクしています。
徳井
中田監督のチームはどうですか?綾瀬
VTRで国家プロジェクトとおっしゃっていて、国を背負っているという覚悟を感じました。
水卜
厳しいイメージがありますが、選手のことを一人一人、公私に渡って見ている気づかいの監督だという一面もあります。
久美さん久美さんと慕われています。
徳井
韓国戦には負けられないですね。
大林
中田監督も金メダルを取るためには、3年後のために勝たなきゃいけないと言っていました。
桝
韓国については、こちらをご覧ください。
去年のリオオリンピック日本の初戦は、韓国。
しかし。
初戦を落とした日本はメダルを逃し、5位に終わった。
そこで中田監督が今目指すのは。
アジアで1位になるため負けられない韓国戦。
中田監督には秘策が。
それがこの1本の、ゴムひもを使った練習。
果たして、その狙いとは。
全日本女子の練習中、ネットの上に張られた1本のゴムひも。
一体どのように使っているのかというと。
練習中、中田監督が。
トスの高さを低くするように指示。
実は、これサーブレシーブ。
そしてトスをひもより低い高さに徹底する練習だった。
なぜレシーブとトスを低くするのか。
その成果が出たのが今年7月。
世界ランク4位ブラジルとの試合。
低いレシーブとトスからスピードのある攻撃。
ブラジルに6年ぶりに勝利した。
この後の韓国戦。
中田JAPAN。
スピードを生かした攻撃のカギを握る選手とは。
徳井
さぁ大林さん、全日本のキープレーヤーといいますと誰になるでしょうか。
大林
低いパス、レシーブからのトスを上げられるのは冨永、そして佐藤です。
2人がレギュラーと言っていたんですが、滞空時間が短いので相手が惑うと思います。
徳井
セッターはやっぱり大事ですね。
綾瀬
世界を相手にスピードで圧倒する全日本の試合が見てみたいです。
桝
グラチャン初戦が楽しみになってきました。
グラチャン女子大会のオフィシャルドリンクとして株式会社財宝より超軟水で飲んでも、料理に使ってもおいしいミネラルウォーターが提供されています。
間もなく試合が始まります。
今、国歌のためにみんなが立ち上がりました。
佐藤
いよいよ試合が始まりますが、私、佐藤栞里は全日本を支試合中、中田監督が静観する理由とは。
セッター冨永こよみは試合中、大事な場面で自ら考え、判断する能力がすぐれている選手。
実は考える力がついたのは、ある人物のおかげ。
佐藤栞里がその人物に会いに行った。
こちらは、冨永の母校、下北沢成徳高校。
木村沙織をはじめ数多くの全日本メンバーを輩出してきた高校バレーの名門。
こちらが冨永に考える力を植え付けた小川良樹監督。
だから練習中、指示を出すことはない。
トレーニングの内容も自分で決めさせるのが小川監督流。
佐藤
筋トレメニューから練習後の自主練も、自分達で全て考えているのが本当にすてきだなと感じました。
徳井
いかがでしたか?素晴らしい伝統が、先輩から後輩へちゃんと受け継がれているんだなと感じました。
桝
その成果が見られるでしょうか。
会場のボルテージも上がってきました。
間もなく韓国との重要な初戦がこの東京体育館から始まります。
実況
バレー人生のすべてを懸け、2020年東京オリンピックでは伝説になるようなチームにしたい。
それが中田久美監督の覚悟でした。
解説は川合俊一さん、竹下佳江さんです。
覚悟が今日、東京体育館で見られるかもしれませんね。
川合
監督、ちょっと緊張してる感じがします。
それぐらい大きな戦いです。
実況
特別な雰囲気。
だからこそ難しい。
中田監督がそう話していました。
竹下
力は入ってしまうかもしれませんが、たくさんのお客さんが来ていますから頑張ってほしいです。
実況
さぁ、それでは両チームのスターティングメンバーです。
まずは韓国代表。
エースのキム・ヨンギョンは、故障の影響で、今大会は外れています。
注目はイ・ジェヨン。
そしてキム・スジですチームを率いるのはホン・ソンジン監督です。
今年監督に就任しています。
韓国にとっても負けられない一戦。
そして日本にとってももちろん注目の一戦。
監督が変わり、キャプテンが変わり、セッターが変わって、まさに生まれ変わった日本代表です。
8月のアジア選手権を10年ぶりに制し、アジア女王としてグラチャンに臨みます。
キャプテンは木村沙織から岩坂が受け継ぎました。
グラチャン初陣を迎えます。
セッターは、冨永です。
チームを率いるのはおととい52歳の誕生日を迎えた中田久美監督。
選手から大きなバースデーケーキのプレゼントがあり、笑顔を見せていました。
さて今日の試合、主審は、アメリカのパティ・ロルフ。
ベンチサイドリポーターは大林素子さん。
韓国ベンチリポーターは田中毅アナウンサーです。
グラチャンバレーは、今回が7回目の開催です。
オリンピックの翌年に開催される4年に1度の世界一決定戦。
各大陸の世界最強チームが集結し、6チームが総当たりで試合を行います。
なお優勝チームには賞金25万ドルが贈られます。
今日の韓国戦で開幕し、6日間で5試合。
東京と名古屋を舞台に行われ、来週は男子大会も控えています。
いよいよ開幕。
2020年の伝説になるべく、中田JAPANがスタート。
ここはまず韓国が決めていきました。
注目の一戦。
グラチャンバレー、オリンピック、世界選手権、ワールドカップ、そしてこのグラチャンバレー。
バレーボール界の世界四大大会の1つ。
ここは速攻。
キャプテンの岩坂。
木村沙織という大きな存在からキャプテンを受け継いだ岩坂ですね。
竹下
そうですね、プレッシャーはあると思うんですけど、監督の思いをしっかりくみ取っている選手です。
実況
クラブチーム、所属チームでも、4年から5年間、一緒にプレーしました。
韓国上げ切れないか。
日本最初のブロック決めていきました。
新鍋、岩坂が跳んでいました。
日本、最も身長が高いのは現在、前衛にいるキャプテンの岩坂。
そして今、映っていました新鍋。
守備にも定評があります。
ここはライトを使ってくる。
オーバーハンドで上げた。
そして後ろからのトス。
強打には行けません。
ここはうまく決めていきました、キム・ユリ。
川合
韓国は得意ですよね。
早いBクイックからのタッチ攻撃。
あれは拾えない球じゃないので、レシーブで引っかけていきたいですね。
実況
冨永は野本を使う。
強打。
野本という選手は、事実上、今シーズンが代表デビュー、国際デビューです。
川合
相当緊張してると思います。
ジャンプ力もありますし、パンチもあります。
将来、日本の中心選手になると思います。
実況
ここは拾えるか。
岩坂が飛び込んでいきましたが、韓国が決めています。
中田JAPANがやりたいものというのは、まず、レシーブをしっかりして、そこからのアタックの決定率を上げる、ズバリこれですね。
竹下
パスをしっかり返してコンビネーションを使って行きたいです。
実況
Aパスですね。
川合
これですね。
実況
チャンスになる。
冨永はレフトを使う。
野本。
ラリーが続く。
そして野本に振ってくる。
決まりました。
日本は、木村沙織の後を受け継ぐといわれていた、エース古賀がケガで欠場。
そして長岡望悠も長期欠場中です。
川合
2枚看板と言っていい2人が今回いないので、代わりに入っている野本選手は頑張りどころです。
実況
ここは奥を狙っていきましたが、アウトです。
大林
日本ですが、サーブの打つ位置。
韓国のレシーブコンビは速いので、攻めていきたい。
データがないので、出だしはレフトの選手を中心に攻めていく。
コーチの福田さんが一つ一つデータを見ながら指示を出しています。
実況
中田監督も、データがない選手が相手ということで、なかなか。
実況
今度は荒木。
荒木健在。
川合
得意技ですね。
ライト方向に走って、ワンレグできました。
実況
2014年には、長女も誕生して、現在は3歳と7カ月。
最近は、ようやくアンパンマンの絵が描けるようになりましたと、ママの顔で喜んでいました。
現役に復帰してきました。
イ・ジェヨン東京オリンピックでは韓国のエース候補といわれています。
7番です。
川合
一番ジャンプしますね。
要注意の中の一人ですね。
7番の選手。
実況
レシーブの評価も高いですね。
二段トスになった野本。
強打にはいけません。
実況
もう一度、荒木を使ってくる。
ともにプレーした荒木。
健在ですね、33歳。
竹下
頼もしいです。
本来もともと入らないポジションです。
よく頑張っています。
実況
東京オリンピックに、もし出場となれば、木村沙織もそうでしたが、4大会連続オリンピック出場となります。
ここは一進一退の攻防で6対6。
川合
サーブは攻めていけという指示が出ているんだと思います。
序盤アウト2本ですからね。
実況
各セット最初に8点に到達しますと自動的にタイムアウトです。
ここは岩坂が決めていきました。
日本のポイント。
中田JAPANが、中田監督がやりたがっているのがとにかく従来のようにレフト、ライト、両サイドに頼るのではなく、中央からミドルブロッカーの攻撃をとにかく中心に考えたい。
竹下
スタートからミドル岩坂選手をよく使っています。
実況
ギッシリと埋まった開幕の地、東京体育館です。
日本は、8月のアジア選手権は10年ぶりの優勝でした。
男女アベック優勝となりました。
34年ぶりの快挙。
いいスタートを切っています。
ここは角度がありました。
ハ・ヘジン、この選手は20歳。
韓国も新たなチーム。
東京オリンピックに向けて若い血を入れてきました。
18歳の選手もいます。
20歳の選手が3人です。
川合
完全に3年後を見据えています。
実況
20代前半が8人。
ベンチ入りの14人の中にいます。
ここは奥に決めて行きました。
18番のファン・ミンギョン。
8月のアジア選手権では、チームの得点源。
ギリギリのところ。
交互に点を取り合うような展開。
ここは速攻。
川合
ブロック、確か2人跳んでいたんですけどね。
それをよく抜きましたね。
実況
割合として今年のチームは、中央からの攻撃、ミドルブロッカーを使ってきますね。
川合
多いですね。
実況
ここは、上げられるかどうか。
レフトからファン・ミンギョン。
それぞれのチームが東京オリンピック3年後に控えた大きな舞台に向けて、新たなチームづくり。
日本も監督が変わり、キャプテンが変わり、セッターも変わりました。
リオオリンピックから変わっています。
冨永が上げる。
ライトから新鍋。
返って来たところ、ダイレクト。
もう一度上げている。
ファン・ミンギョン、ブロックアウトを狙ってくる。
このあたりはうまさがある。
両チームがなかなかひかない。
セッターとしては、連続ポイントがほとんどないという中、どうですか?竹下
Aパスが結構、返っているので、攻撃的にはうまく展開できていると思います。
あとはサーブで攻めたいですね。
実況
レフトから野本。
キレイに打ち抜いていきました。
いわいるAパス。
セッターがほとんど、その場から動かずトスを上げることができる。
そんなレシーブが返ってくるわけですね。
川合
韓国はもっと本当はサーブがいいんですけど、まだちょっと本調子ではないです。
実況
キム・スジ。
リオオリンピックメンバーの1人。
今回のチームのキャプテンを務めます。
両チームまだサービスエースは出ていません。
そのあたり、一つ出ればという流れも変わってくるでしょうか。
韓国はここで、ユ・ソヨン。
18歳の選手が入ってきました、12番。
今回この試合が韓国代表デビュー戦ということになりました。
代表デビューのサーブです。
ネット際ですが野本。
川合
高い。
高いですね。
ブロックの横なんですけど、打ったところの高さが高いです。
実況
チーム1のスパイク。
最高到達点、3m10。
ここはブロックアウト。
さぁ連続ポイント。
再びリードを奪いました。
野本梨佳180センチ25歳。
新生日本代表を象徴する大いなる可能性を秘めた選手。
今年が本格的な代表デビューです。
実況
冨永から野本、野本、野本で来る。
今日の試合初めて3連続ポイント。
ここは野本、野本で冨永が挙げていますね。
竹下
先ほど一度決まったことによってしっかり手を振り抜いています。
実況
やっぱりスパイカーというのは、1つのきっかけで何が変わってくるものですか。
一本目が決まるまで、川合
スイングできないんですよね。
なかなか。
実況
乱れた。
川合
1本決まると思い切って打てるので、今いい感じです。
野本で行っていいかもしれません。
実況
ここはたまらず韓国がタイムアウトを要求しました。
まずここまでの展開です。
一進一退の攻防からようやく連続ポイントです。
川合
日本はサーブレシーブが乱れていませんので、安心して見ていられます。
実況
韓国サイドとしてはどういう印象ですか。
竹下
今ちょっとミスが続いていますけど、やっぱり粘り強いチームなので、日本らしく攻めきってほしいです。
実況
ここまで日本が連続ポイントを奪いまして3点のリード。
永遠のライバル、宿敵と言われ続けている韓国です。
去年のリオオリンピックの本番、リオオリンピックの初戦以来の対戦です。
韓国戦と言いますと、日本にとってはリオオリンピックの初戦もそうですし、リオオリンピックの世界最終予選でも、いずれも敗れています。
最近の2試合。
竹下
そうですね。
勝ちたい時になかなか勝てないケースがあったんですけどね。
川合
ロンドンの時は一番大事なところで勝ちましたからね。
実況
3位決定戦ですね。
大きな節目では必ず日本の前に立ちはだかるんですよね。
中田監督も今日の初戦、まず大きなポイントと話していました。
移動攻撃。
ブロック。
野本が乗っている。
東京オリンピックに向けて、ニューヒロインに名乗りを上げていませんか。
竹下
そうですね。
本当にいい活躍をしています。
実況
これで5連続ポイント。
ファン・ミンギョン、ブロックで相手に押し返す。
川合
ナイスレシーブだ。
実況
バックアタック。
ファン・ミンギョン、奥を狙って。
ワンタッチはどうか。
川合
なし。
実況
2度目のテクニカルタイムアウト。
川合
チャレンジですね。
実況
審判の判定に対するビデオ検証の要求が韓国からありました。
各チーム1セットあたり2回失敗するまで要求できます。
今、このチャレンジ、もしチャレンジ成功ですと日本が1点少なく15点。
1ポイント韓国が増えるということになります。
川合
冨永がタッチしてますね。
実況
韓国サイドのチャレンジ成功。
得点は日本が15。
韓国が12となります。
実況
15対12。
サーブが乱れた。
川合
イ・ジェヨン、ナイスレシーブ、内瀬戸。
実況
野本がまた来る。
イ・ジェヨンは奥を狙ってアウトになりました。
しかしここはワンタッチですね。
また2ポイント差まで詰めてきました。
川合
この選手のサーブ、気を付けなければいけませんよ。
実況
ちょっと変化があるんですね。
きっちり返した、野本。
実況
さぁ、イ・ジェヨン。
決めてくる。
日本が野本ならば韓国も東京オリンピックエースに名乗りを上げている、イ・ジェヨン。
これでまた1点差。
一方、先ほど日本が5連続ポイントがあったかと思えば韓国が3連続ポイントということになりました。
日本がタイムアウトを要求。
各チーム、2度タイムアウトを要求することができます。
これまで韓国戦、何度も戦っていらっしゃいますよね、竹下さん。
タイもそうでしょうけど、アジアのこういうチームの粘り強さありますよね。
竹下
リードしても、絶対に気を緩められないんですよね。
粘り強いですからね。
実況
中田久美監督も国内リーグと違って、国際試合、海外との対戦になると必要以上に消耗戦。
気が付くと、スタミナがなくなっている。
そういうことも話していました。
竹下
メンタルの部分でプレッシャーもありますし、体力を消耗しますよね。
実況
3番の岩坂名奈。
187cm。
現在のチームの中で最も身長が高いミドルブロッカー。
キャプテンに就任しています。
このサーブに気を付けたい。
何とか上げた。
そしてイ・ジェヨ実況
今回のグラチャンバレーのメンバーの中でリオオリンピックを経験している日本の選手は4人です。
新たなチームに生まれ変わっている中田JAPAN、日本代表です。
ここはイ・ジェヨンが決めてきました。
川合
ブロックの間みたいなところを抜かれていますね。
大林
そのようにブロックの指示がタイムアウトの時に出ていました。
しっかり締めることと、読みは当たっているんですけど、手の先とかいなされることが多いので、きっちり出していこうという指示が出ていました。
実況
ブロック。
またイ・ジェヨン。
ブロックもそうですし、7番のイ・ジェヨンというのが韓国の中では、ひときわ目立っていますね。
川合
ブロックも今みたいにいいですし、スパイクもふわっと飛ぶ。
迫田選手よりちょっと飛ばないぐらい、ふわっといいジャンプをします。
実況
バックアタックも持ち味の一つです。
日本はバックアタック。
野本。
イ・ジェヨンの話をした途端に、野本が、もう一度私の話題をしてくれと言わんばかりにきましたね。
ジャンプ力じゃ、私も負けていませんという感じのスパイクでした。
実況
さぁパワフルママ・荒木絵里香。
サーブです。
バックアタック、これも鋭いハ・ヘジン、20歳。
両チーム、若い世代が躍動するグラチャンバレーの開幕戦です。
川合
気を付けるのがハ・ヘジン選手、オポジットのポジションです。
実況
あさってが21歳の誕生日。
若い選手です。
チャンスボールは韓国・イ・ジェヨン、うまい。
ここも非常に淡々と決めてきます。
田中
今のように、中に打っても拾われてしまうので、外に打って行けという指示が出ました。
実況
どう捉えたらいいですか。
竹下
非常にブロックは見えていると思います。
ラインが空いていると、ストレートに打ってきますし、バックライトが前に上がった時は、ちょうど奥が空くんですよね。
そこに打ってきたりとフォーメーションをよく見ていると思います。
18対18。
実況
冨永もうまさを見せました。
同点に追いつきました。
ここは拾いきれない。
力をコントロールしてきました、キム・ユリ。
川合
サーブレシーブはいいんですけど、ディグスパイクレシーブがちょっと出ていませんね。
強打も取れていません。
ちょろちょろしたのも落とされています。
しっかり取りたいですね。
実況
ここは内瀬戸。
今日の試合初めて内瀬戸、存在感を見せます。
川合
空中でものすごく安定した体幹がしっかりとした女性です。
実況
変幻自在のアタックが持ち味、内瀬戸真実。
川合
ちょっと乱れた。
実況
ブロック、決まった。
新鍋。
ブロックが来ました。
今年、3年ぶりの代表復帰となっている新鍋。
実況
日本はわずか1ポイントのリード。
内瀬戸のサーブ。
そこからライトを使ってきました。
ハ・ヘジン。
もう一度、今度はファン・ミンギョン。
フェイントもこのチームの特徴です。
バックアタック。
イ・ジェヨン。
川合
拾った。
実況
ここは上げられない。
内瀬戸が2連続でスーパーレシーブを見せたんですが。
野本がここで止められました。
ここで同点。
竹下さんがコート上にいるとしたら、この20対20という接戦で、どんなことをチームメートにコミュニケーションで徹底させますか?レシーブは上がっていますから、攻撃の工夫ですね。
実況
工夫ですか。
実況
ライトを使って新鍋。
竹下
韓国の方のブロックがマンツーマンできているので、ライトが一枚になっています。
実況
鍋谷が入ってきました。
中田監督が途中出場した時には本当にいいパフォーマンスを残してくれる選手。
頼もしい、そう話していました。
サーブが非常に得意。
川合
あ〜、痛かった。
実況
ファン・ミンギョンもしっかりと打ち込んできます。
東京オリンピックでは、この選手は30歳となります。
脂がのった状態で2020年を迎えそうです。
もう一度、岩坂が戻ってきます。
韓国は20番のチョン・セヤンが入りました。
初めて日本にやってきたということです。
若手のホープとして期待している選手。
あっとサービスエース。
今日初めて、両チームを通じて初めてのサービスエース。
これが一つ流れを変えることになるのか。
韓国1点リード。
レシーブが大事ですね。
竹下
ここ、返したいですね。
実況
日本がタイムアウトを要求しました。
1点のビハインドとなって。
今、全日本女子の史上初めて外国人コーチを招聘したという、今シーズンです。
日本代表のアクバシュコーチが声をかけています。
中田監督からは自分たちからの目線だけでなく、相手の外国人チームがどのように日本を見ていたか。
日本にこういうことをされると嫌だということを吸収したいということでアクバシュコーチを招聘しました。
トルコ女子代表監督を経験しているというコーチです。
新たな試み。
東京オリンピックに向けて、一つ。
外から外国人コーチを入れたという中田JAPANです。
韓国、1ポイントリードで第1セットを取るか取られるか。
大きいですよね。
川合
気を付けなければいけないのはレフトからの攻撃です。
これを一番決められています。
実況
今のローテーションですと、イ・ジェヨンもバックアタックに警戒です。
川合
野本。
いいですね。
川合
高いトスでもいいから、野本に上げておくのがいいかもしれませんね。
実況
今日9得点目。
ファン・ミンギョンがまた戻ってきました。
チームの得点源の1人。
さあ、新鍋のサーブ。
落ちてきた。
サービスエース。
今度はリードを奪い返しました。
1点のリード。
2点差をつけて25ポイント以上取れば、そのセットを取ります。
川合
狙いは同じ所でいいですよ。
ちょっと長めでもいいですし。
実況
野本で来る。
フェイント。
決まった。
川合
決まっています。
実況
セットポイントを迎えました。
苦しんだ、苦しんだ日本。
この1点を取れるかどうか。
川合
新鍋が、いいサーブを2本打っています。
もう1本、打てるかどうか。
実況
相手のサーブレシーブを崩したい。
川合
いいサーブだ。
実況
バックアタックが来る。
ここは強烈。
17番ハ・ヘジン。
お父さんも90年代のバレー選手として活躍した。
そのお父さんの血を受け継ぐ躍動感あふれるプレー。
バックアタックを見せています。
桝
第1セットをご覧になってどうでしたか。
綾瀬
接戦ですね。
迫力があります。
韓国に逆転されないように注意が必要ですね。
桝
注意といいますと、新水曜ドラマ『奥様は、取り扱い注意』も楽しみですね。
綾瀬
私が演じる訳ありの主婦が、戦っていく今まで見たことないアクションドラマ。
水卜
間もなく第2セットです。
実況
中田JAPANのグラチャンバレー2017、初陣。
第1セットを何とか取りました。
終盤の攻防はどうでしたか。
川合
修正点は、スパイクレシーブだと思います。
ブロックは割れているので、そことの連携です。
ブロックの間を空けるんだったら守備を入れるとか、ブロックと守備との連携をもう少し、というところです。
ただ確認はしていると思います。
実況
さあ、第2セット。
速攻。
キャプテンの岩坂。
今のチームはキャプテン・岩坂が引っ張ります。
中田久美監督から、キャプテンをお願いするよ、というのはLINEで連絡を受けたという岩坂です。
今の時代ならではという伝達方法です。
川合
キャプテンをやったのは初めてらしいですね。
実況
学級委員長とかもなかったようですね。
強い覚悟。
向かっていく姿も中田監督は見ていました。
ここはよく上げている。
レフトからファン・ミンギョン。
新鍋が打つ。
実況
ここは野本。
力をコントロールしていきました。
川合
うまい。
ラリー中で一歩助走しかできなかったので、あまりジャンプできなかった。
ブロックされる確率が高かったので、真ん中に軽く打っていきました。
細かいことができる、素晴らしいですね。
実況
レフトからファン・ミンギョン。
野本は空中での判断。
これが私の課題ですと話していました。
川合
ヨーロッパとやると、もっともっとブロックが高くなるので、打っているだけではダメです。
実況
まずはこのレシーブ。
しっかり返っている。
ライトから新鍋。
もう一度チャンスになる。
冨永は速攻を使ってくる。
またセンター、今度は荒木。
とにかくレフトライト、その両サイドではなく、今はセンターありき。
中央からの攻撃を中心にしたいと言っていました。
川合
1セット目の後半がほとんどクイックがありませんでした。
相手はマークしていません。
そこをしっかりセッターが見て使っています。
大林
ミドルの攻撃なんですけど、積極的に使うので、ブロックがついた時は打ち切らなくていい。
乱れた状態ではチップでもフェイントでもいいので、いなして攻撃を増やしていけということです。
実況
相手のブロックに応じて、臨機応変にということですね。
バックアタック。
イ・ジェヨン。
ここはアウトになりました。
ネットに当たってアウト。
大林
日本の課題として、被ブロックが今シーズン多いということでシャットされない打ち方。
この試合のテーマだと思います。
実況
ブロックされてしまう回数、被ブロックです。
ここはサービスエース、野本。
川合
チャレンジでしょうね。
実況
チャレンジが来ました。
サービスエースというジャッジでしたが、ビデオ検証を要求。
韓国がしました。
実況
これが成功しますと。
実況
アウトです。
これもチャレンジ成功です。
川合
さっきもチャレンジの後、点数を取られたので、ここは締めたいですね。
実況
このサーブがいい。
しかしアウト。
日本としては助かりました。
川合
これ見習ったほうがいいんですよね。
スパイクサーブみたいな助走からジャンプフローターに切り替えたり、ジャンプサーブを打ったり、球質が回転するのか、ノー回転なのか、最後まで分からないのですごく厄介です。
実況
内瀬戸。
ブロックアウトを狙ってきました。
レシーバーとしては戸惑いはありそうですか。
竹下
1人の選手が一瞬にして判断しているので、サーブレシーブするほうとしてはすごく嫌だと思います。
実況
見習うべきポイントなのかもしれませんね。
サービスエース。
ノータッチエース。
川合
しかも、相手のリベロからサービスエースを取りました。
実況
たまらず韓国は、タイムアウトを要求。
3点のリード、日本です。
実況
第1セットは、サーブでのポイントがなかなかありませんでしたが、ここにきて目立っていますね。
竹下
前半にリードしていきたいですよね。
実況
常に先手を取りながらゲームを進めていきたい。
川合
先手を取っているとサーブも強く打てるんです。
これはだいぶ変化したんでしょうね。
リベロが2歩くらい動いて、その奥に行きましたからね。
実況
触れることすらできませんでした、見事なサービスエース。
このセットを取って、一気にストレート勝ちに向けてという、開幕戦最高の形を作ることができるでしょうか。
4年に一度やってくる、オリンピックの翌年開催される、バレーボール世界一決定戦。
中田JAPANの初陣。
川合
いいサーブ。
実況
ローテーションのアウトがありました。
実況
アジアチャンピオン、日本対韓国代表。
グラチャンバレーの開幕戦です。
実況
ここはライトから、バックライト。
17番のハ・ヘジン。
まだ20歳という若い選手ですが、東京オリンピックに向けて、主力、候補の筆頭です。
日本の野本も25歳。
20代前半という選手が両チーム非常に多い。
まさにオリンピックの翌年。
川合
いいところだ。
岩坂キャプテン。
川合
あんな長いところにクイックを打たれると守備しづらいんですよね。
すぐ近くにボンと落としたいんですけどね。
コートの後ろのほうに打つとレシーバーがいませんからね。
川合
バックが来る。
ナイスレシーブ。
実況実況
新鍋。
ネット吸い込み。
相手の嫌がることをするのが好きなんですと新鍋は話していました。
川合
ナイスワンタッチだ。
実況
バックライト。
ブロック。
ブロックポイント。
内瀬戸が決めていきました。
171センチ。
小柄な171センチの内瀬戸。
よっしゃ〜という唇が動いていました、中田監督です。
川合
今のは、よっしゃ〜でしたね。
ナイスレシーブ。
実況
二段トスでしたが、こういったプレーですね。
川合
身長がそんなに大きくないので、いろんなことをやらないと内瀬戸選手は決まらないですよね。
うまい。
実況
いろんなことを自分の中で考えながらプレーしていると話していました。
川合
体幹が強いんでしょうね。
空中で乱れないんですよね。
実況
プロ野球の日本ハムの中田翔選手の大ファンで、やる時はやる。
という男気がたまりませんと言っています。
女子バレーボール界の中田翔を目指します。
と真顔で言っていました。
川合
中田選手も体幹が強そうですからね。
実況
決めるときは決めるという勝負強さ、それに加えて、職人芸。
うまさですよね。
川合
上体が乱れないというのは、どれだけスパイクが打ちやすいかというお手本みたいな選手です。
よく左肩が落ちたりして、打つ選手がいるんです。
スパイクを。
そうするとネットに引っ掛けたりアウトになるんですけど、そういうのがない選手です。
実況
明日、日本と対戦するロシアの選手も日本の戦い方に注目している。
そういうことです。
ここは韓国が決めてきました。
ハ・ヘジンのバックアタック。
東京オリンピックの時でもまだ23歳という若さです。
ここは奥。
韓国が2連続ポイント。
川合
韓国は伝統的に守備がいいですね。
実況
この場面というのは、韓国連続ポイントで日本にしてみたら嫌なムードですか?竹下
リードしているんですけど自分たちの形にもっと持っていきたいですね。
実況
ライトから内瀬戸。
ワンタッチを誘いました。
ここもブロックを利用しています。
自分たちの形というのはどういうところですか。
竹下
コンビまで持って行くまでに丁寧にパスを返してほしいですね。
実況
内瀬戸が見事に上げた。
韓国も上げている。
ここはブロックがアウトになりました。
ハ・ヘジン。
13対8。
じわりじわりと日本にプレッシャーをかけるように追い上げてきています。
強烈、野本。
川合
力あるなぁ。
韓国のレシーブに当たると、大体他のチームは取られているんです。
野本選手は吹っ飛んでいきますからね。
実況
夏の大会では、ある程度、通用した。
ただ、アジア選手権では、データがそろっているのか、対応されていると感じたと話していました。
相手が対応してきた時に野本もどう対応していくか。
それが一つのポイントになりそうです。
それから韓国は7番のイ・ジェヨン。
いろんなプレーを持っています。
今度はどうか、新鍋。
中央から来ました。
一つ目先を変えてきましたか。
竹下
前半、ミドルを使っていたので、サイドの選手がこの中盤から増えています。
ブロックも1枚になっています。
実況
セッターの冨永がうまく対応しています。
ここはどうだ。
最後はハ・ヘジン。
この選手も非常に力のある若い世代。
監督も東京オリンピックでは、もうチームを支える存在になってほしいと期待を寄せている選手の1人です。
実況
日本が6点のリード。
第1セットを取り、第2セットもリードで中盤を迎えています。
野本のサーブ。
これはきれいに返りました。
内瀬戸、よく見えていました。
川合
落ちてる、落ちてる。
実況
ラリーが続く中で内瀬戸は冷静に、あそこを見ているわけですね。
竹下
強打が抜けたボールを韓国は拾っていたんですよね。
2枚来る時にフェイントボールで決まっているので、よく考えてプレーしています。
大林
日本ベンチには石井選手が呼ばれて入っています。
実況
石井優希。
前回のグラチャンバレーで大ブレークした選手です。
ここはストレート。
サイドラインに平行でストレートに打ち込んできました。
川合
あそこにはもう守備は置いていないですね。
竹下
ブロックがストレートだと空いているんですかね。
実況
野本に代えて、石井優希。
今大会、初めてコートに立ちます。
リオオリンピックのメンバーでもある石井。
その石井、バックアタック。
川合
タッチネットだ。
実況
ポイントは韓国です。
日本にタッチネットがあったようです。
一つ、石井優希がこのセットに入りまして、川合
今、韓国はコートに7人選手がいます。
おかしな感じ。
実況
キム・ユリが慌ててベンチに下がりました6人に戻っています。
チェ・スビンのサーブ。
川合
タッチネットですね。
ブロックする時って、タッチネットぎりぎりぐらいまで手を出したほうがいいんですけどね。
振り過ぎたかな。
降りてきたところだ。
実況
ここはツーで行く。
トスフェイント。
冨永の持ち味。
もともとはウィングスパイカー。
そして社会人になってからセッターに転向したという選手です。
大きな全日本代表の試合というのは前々回、2009年のグラチャンという冨永です。
ここは移動していってのキム・スジ。
大林
日本のトスに対してのサーブレシーブですけど、冨永選手の取るポイントに向けて低く速く鋭角に来るんです。
なので、いいパターンで、いいペースでトスを上げられていると思います。
実況
ネット際。
冨永がツーで返していきました。
イ・ジェヨン。
川合
アウト。
ラッキーですね。
実況
日本のポイントになりました。
川合
ちょっと日本はぎくしゃくしているので、一回ぐらいのんびりしたバレーをやったほうがいいですね。
テンポが早すぎてバタバタしていますから。
実況
イ・ジェヨンが強打でくる。
石井も上げ切れませんでした。
韓国としても、何としても、宿敵、日韓対決を制して、いいスタートを切りたいという韓国代表です。
川合
ラッキーラッキー。
実況
新鍋理沙。
川合
サーブレシーブ、ちょっとキツいね。
竹下
向かっていってる感じがしますね。
川合
ちょっとだけセッターに返す球が速いんですよね。
まぁ、意図的にやってはいるんですけど。
実況
ラリーが続く。
川合
高いところで…あ〜。
実況
タイミングが合いませんでした。
4ポイント差。
縮まってきました。
詰めてきました。
田中
韓国なんですが、セッターをイ・ゴウンに変えています。
実況
韓国としても流れを変えたいところ。
上げてライトから新鍋。
落ち着いたプレーで決めてきました。
川合
新鍋は安定していますね。
本当に守備もいいですしね。
いてくれると安心できる選手です。
実況
ここは2枚替えになりました。
鍋谷が入っています。
岩坂と鍋谷が交代。
川合
あ〜っと、触ったかな。
レシーブが触っちゃいましたかね。
実況
もう一度戻します。
サーブレシーブをしっかりと低く。
ただセッターにもやさしい。
そんなレシーブをすることができるか。
ここは相手のミスに助けられました。
日本も、韓国はもちろん、海外勢に対して相手のパワーと高さに対してはスピード、機動力で勝負していきたいところ。
川合
真ん中、真ん中。
あっ、いいですね。
ナイスリバウンド。
実況
ブロックアウト。
ハ・ヘジンが決めています。
17番。
この第2セットは17番のハ・ヘジン。
得点を伸ばしています。
ライトからの攻撃力。
破壊力十分です。
野本。
力をコントロールしました。
川合
さっき1本ミスったんで、勇気はいりますよね。
今のはよく、ビビらずにやれました。
ハーフスパイクです。
実況
力をコントロールするのは、勇気がいることですか?川合
いや、その前に一度ネットに引っかけているので、ちょっと嫌ですよね。
実況
野本のバックアタックは、ネットを越えませんでした。
川合
ハーフスパイクは人がいたら簡単に取られちゃうんで、本当に誰もいないと分かっていないと、なかなかできないです。
実況
4点差。
このセットをとれるかどうか。
ミドルを使ってきました。
キム・スジ、キャプテン。
実況
グラチャンバレー2017。
女子の開幕戦、アジアチャンピオン日本代表対韓国代表。
東京体育館。
日本、中田ジャパンのグラチャンバレー初陣です。
第1セットを取り第2セットもリードはしていますが、韓国が間違いなく追い上げてきていて、プレッシャーをかけ続けています。
竹下
日本はバタバタしないで、ベンチからの指示もシンプルに行こうと言われています。
変に絡んだりとかじゃなく、そのままでいいからやろうということです。
川合
野本に最後、高いトスでもいいからゆったり打たせてあげたいですね。
少しだけ、助走が生きていないスパイクになっているので、もったいない。
竹下さんが言ったように、ちょっとバタついている感じになっています。
実況
この時間、堀川真理が入ってきました。
奥を狙っていきますが、このサーブはアウト。
ただ24対21。
川合
一発で切りたいですね。
実況
セットポイントを迎えています。
このサーブレシーブを、しっかりと丁寧にセッターに返し、サーブレシーブからの決定率を上げたい。
大きなポイントに中田監督が挙げているこの場面です。
川合
キム・スジも実況
日本対韓国の歴史をひもとけば1994年からの3年間は日本にとって暗黒の時代。
韓国に対して17連敗という時代でした。
90年代は通算で日本の4勝26敗。
その後、2000年代に入って、日本の通算対戦成績は逆転しましたが、最近の対戦は、リオオリンピック最終予選。
そしてリオオリンピック本番。
いずれも連敗。
日本の前に常に大きな節目で立ちはだかるのが韓国代表という存在、あのロンドンオリンピックで日本が銅メダルを決めた3位決定戦でも立ちはだかった。
という韓国代表。
注目の第3セット。
セットカウント、ここまで2対0。
一気にストレート勝ちなるか。
開幕戦をものにできるか。
ライトからイ・ジェヨン。
ラリーが続く。
お互いがレシーブを連発する。
もう一度、速攻。
ミドルブロッカーを使ってきました、キャプテン・岩坂。
川合
よく使いましたね。
セッターがどこを使うかの勝負みたいなところがありました。
竹下
本当に両チームともにレシーブが上がっていますし、ラリー中にミドルを使えるというのは大きいですよね。
使う難しさがありますから。
実況
ここはブロック。
新鍋。
ブロックポイント。
さぁ第3セットも、いい滑り出し。
2連続ポイント。
東京オリンピックに向けて、スタートとなる1年目のシーズン。
サービスエース、冨永。
10年ぶりにアジア選手権を制し、6年ぶりにブラジルに勝ち、見事な戦いを繰り広げている中田ジャパン。
グラチャンバレーの開幕戦、ここまで韓国相手に第3セットもリードを奪っています。
ここで韓国がタイムアウトです。
スタートとしてはいい形になりましたね。
川合
1、2セット取ったということで今も、際どいところを狙っていけます。
竹下
サーブで攻めて、先ほどブロックポイントも出ていますし、こういうポイントが出ることによって、日本の形が展開しやすくなると思います。
実況
サーブレシーブの成功率です。
韓国50パーセントに対して、日本は80パーセント近いですね。
川合
これは立派ですね。
やっぱりこの差ですよね、勝ち負けが。
実況
セッターとしては心強い、レシーブが返ってくるということですね。
竹下
自分が思うような展開ができますからね。
80パーセント帰ってくると。
実況
冨永としても今日はいろんなことを考えながら、というよりもミドルを効果的に使っている。
川合
そうですね。
実況
そうですね。
佐藤美弥というセッターもいますが、今年はこの2人で中田ジャパンはグラチャンを戦います。
セッターもそれぞれの特徴があると中田監督も話しています。
今の段階では2人で1人です、という表現でした。
川合
どうしてもフルセットまでなってくると疲れてきたりするとトスがぶれたりしますからね。
実況
新鍋、きれいに決まってきました。
川合
内瀬戸と新鍋。
空中で、姿勢がキレイなんですよね。
川合
ともに体幹女子です。
これはネット。
実況
日本のポイント。
さぁリードを広げていきます。
いいスタートを切れば、明日以降の世界との戦いに向けて、勢いづいていくことは間違いありません。
アジアからはリオオリンピック金メダルの世界ランキング1位中国が最終戦に控えています。
北中米からはリオオリンピック銅メダルのアメリカ戦。
南米からは前回グラチャン優勝、世界ランキング4位のブラジル戦もあります。
明日はヨーロッパ、世界ランキング5位、オリンピックで4度金メダルを獲得しているロシア戦も控える中で、いい形で韓国戦スタートしていきたいですね。
川合
ここはしっかりいいバレーをして、勢い付けて、こんなに世界のトップが集まる大会はなかなか見ることができないので楽しみですよ。
実況
ネット際、押し込まれた。
あの判断としては冨永がアンダーで上げていくしかないんですね。
竹下
野本選手もしっかりリバウンドを取りに行っているので、後の選手がどう準備するかですよね。
実況
中田監督が話している、速いテンポのバレーというのを目標に掲げていますが、速いというのは皆さん勘違いされているかもしれませんと監督は話しています。
速いパス、速いトスではないんです。
まず、速い動き。
そして、とにかく早い状況判断、それが早いテンポという意味なんですと中田監督は話しています。
ですから、本当に瞬間瞬間の時間で速いジャッジをして、機敏な動きで速い準備態勢に入る、これが目指す速いテンポということなんですね。
川合
そうなると次の予想をしないといけないんですよね。
実況
先読み。
これは中田監督も必要条件に挙げていました。
実況
これは大きくなりました。
ポイント日本。
さぁ第3セット。
最初のテクニカルタイムアウト。
あっと、チャレンジが出ました。
川合
ワンタッチしたようなしてないような。
実況
事実上、2点差となりますからね。
川合
あ〜、人さし指ね。
実況
チャレンジ、韓国成功。
川合
あれは審判の人もさすがにワンタッチしたかどうかは、なかなかジャッジしづらい。
指1本ですからね。
これ静かだと、音で実況
中田監督はあくまでも勝ちにこだわり続け、2020年、伝統に残る、伝説に残るチームをつくり上げたい。
そう話していました。
伝説を東京オリンピックで作れるかどうか、そのスタートとなる2017年グラチャンバレーです。
ここも日本のポイント。
さぁ9対4。
大林
日本ベンチですが、いい状況でリードして、できるだけいろんな選手を使いたいという思いがある中田監督ですが、佐藤選手と堀川選手に声がかかっています。
後半、2枚替えがあるかもしれません。
実況
今年は夏のワールドグランプリ、8月のアジア選手権。
いろんな選手をスターティングメンバーとして使って、どの選手が出ても、ある一定のパフォーマンスを残してきたチームですね。
竹下
今大会も総力戦で戦うと監督はおっしゃっていました。
実況
ここはブロックアウト。
日本のポイント。
ロンドンオリンピック、東京オリンピックでもエースとして期待される、失礼、リオオリンピックのメンバー、長岡望悠、そして現在のチームでエースとしての期待がかかっていた古賀。
いずれもケガで欠場中。
戦線を離脱しています。
そんな中で、一ついろんな可能性を見せてくれるであろう中田ジャパン。
それぞれの選手がそれぞれの役目を全うし、総力戦で戦っていくグラチャンバレー。
中田監督も話しています。
川合
監督からしたら、ほぼレギュラーであろう古賀、長岡。
この2人がいないのが、組み立てづらいと思います。
よくこうやって守備のいいチームを組み立ててこれたと思います。
実況
そして出てきている内瀬戸。
今日でいえば野本。
こういったあたりですね。
川合
野本選手は特に良いプレーをしています。
実況
内瀬戸もいいレシーブを連発しています。
川合
内瀬戸はまぁ、これぐらいやってくれると読めるんですよね。
野本選手は、今日どれぐらいやっているか見ていたんですが、よくやっています。
実況
新鍋。
ブロック。
ちょっとタイミング、後ろにそれました。
よくボールをつないでいきました。
川合
両方とも守備がいいんでね。
ラリーが続きます。
実況
まずアジアナンバー1になりたいと中田監督も話しています。
これがアジアのバレーです。
内瀬戸、安定感抜群。
川合
見ていて安心ですね。
実況
私はあまり感情を顔には出しません、そう本人は話しています。
淡々と。
ここは落ちてしまいました。
空中でもむしろ薄ら笑いを浮かべるという内瀬戸です。
見事な今日のパフォーマンス。
12対8。
日本4点のリード。
第3セットの中盤に差し掛かるところです。
竹下
このままリードを保っていきたいですね。
自分達のミスをどれだけ少なくしていくかです。
ここは安定したプレーが見れています。
ただ、ディグ、スパイクレシーブですよね。
バタバタしてるケースがあるので、高めに上げて、いい展開にしたいですね。
実況
島村のサーブ。
日本のチャンスになってくる、野本。
決め切る。
今日17ポイント目。
実況
第1セット、第2セットを取りまして第3セットも14対8。
6ポイント、日本がリード。
島村春世のサーブ。
高くレシーブが上がって、中央から速攻。
キム・スジ。
リオオリンピックのメンバーでした。
川合
韓国、それほどクイックが決まっていないので、日本のブロックはマークしやすいですね。
この選手は外していい。
実況
バックアタック、イ・ジェヨン。
川合
冨永ナイスレシーブ。
実況
ライトからハ・ヘジン。
川合
やっぱりパンチあるな。
実況
強力。
あさってが21歳の誕生日。
まだまだこれから成長していくという存在。
川合
まだ細いですもんね。
もう一回り大きくなったら怖いですよね。
実況
チャンスボール、荒木を使う。
見事決めていきました。
頼りになる、荒木絵里香。
中田監督からは新キャプテンの岩坂のサポート役もお願いされている。
韓国の速攻。
角度がある。
打ち下ろす。
キム・スジ。
川合
ちょっとサーブが弱くなっていますね。
実況
ブロック。
捕まりました。
川合
トスが割れたっていうんですけど、ネットからどんどん遠くなってくるトスになりましたからミスりましたけど、もうちょっと丁寧に、いいトスを上げてあげたいですね、野本選手には。
実況
荒木のクイック。
レフトを使って野本。
強力。
相手の正面でしたが、上げること実況
私のバレーボール人生の全てを賭けます、そう覚悟を話していた、中田久美監督。
さぁ、野本に代わって、石井優希が入ってきました。
一つ、自分の中で前回のグラチャンで、いい思いがある大事な大会。
この大会でもう一皮むける、新しい自分を見つけたいと話していました。
ここは、強烈イ・ジェヨン。
ここから第3セットの後半に突入です。
石井優希に期待するところはどんなところですか?竹下
やはりリオも経験していますし、独り立ちしてほしいですよね。
実況
当然、東京オリンピックの主力メンバーはもちろん、エースとして名乗りを挙げなければいけないメンバーですね。
ここはワンタッチがありました。
日本のポイントです。
実況
チャレンジの要請が韓国代表からありました。
先ほどワンタッチがあったという主審のジャッジで、一旦は日本にポイントが入ったんですが、審判の判定に対して、ビデオ検証を要求。
川合
ないですね。
実況
韓国のチャレンジは失敗。
ポイント変わらず。
大林
ただ日本もチャレンジで韓国がその前にタッチネットしたんじゃないかということですね。
川合
チャレンジを受け付けてくれるかどうかです。
実況
プレーが終わって、5秒間のうちに申請をしなければいけない。
川合
向こうはチャレンジを取ったので、その後のチャレンジなので、5秒以上たっていますから。
大林
タブレットを1回押したんですけど、5秒の関係で反応しなかったんですよね。
川合
相手のチャレンジ中でしたからね。
実況
まず韓国のチャレンジが失敗に終わり、続いて日本のチャレンジということになりました。
4年に1度の世界一決定戦。
中田ジャパンとしても、今シーズンが東京オリンピックに向けてのスタートの1年です。
去年のリオオリンピックが終わって10月に監督に就任。
そこから、今年に入って、5月からいよいよスタート。
チームとして始動しました。
海外遠征、合宿。
このチームとスタッフで3カ月以上にわたって、寝食をともにしてきた、チームづくりをしてきた日本代表です。
ここまで中田監督も就任してから1年間、バレー人生で一番悩んで苦しんだ。
さぁ、どうでしょうか。
タッチネットはない、ということで、日本のチャレンジは失敗。
あったんじゃないかという中田監督の表情です。
チャレンジは失敗ということになりました。
チャレンジは残り一回ということになりました。
荒木のブロード攻撃。
アウト。
川合
いや、入ってる入ってる。
実況
今度はチャレンジがあるかどうか。
川合
これはしないみたいですね。
実況
ポイントは韓国。
これで1点差です。
1ポイント差。
さぁ、ここからです。
内瀬戸、ストレート。
サイドラインに対して平行。
真っすぐのコース。
ストレートを狙っていきました。
川合
間が空いたので、珍しくサーブレシーブも今、見られました。
それをよく内瀬戸が助けてくれました。
ここは切り替えて、またイチから立て直さないと。
実況
わずかに外れて、アウトになりました。
韓国のポイントです。
グラチャンバレー、日本対韓国は放送時間を延長してお送りいたします。
17対16。
日本のリードは1点。
内瀬戸、同じようなコース。
川合
いいところですね。
ストレート内側、人のいないところ。
実況
先ほどの時間帯は、レシーブがなかなかいいボールがセッターに来なかった。
強めだったというお話がありましたが。
竹下
ここは修正してきています。
実況
井上、リベロ。
上げた。
守護神。
ここはハ・ヘジン。
食らいついてきます。
また1ポイント差。
川合
ハ・ヘジンを乗せちゃダメですよ。
パンチがあるスパイカーですから。
実況
世代別U−23では大活躍でした。
実況
前回のグラチャンでは、女子日本代表は銅メダルを獲得しました。
中田ジャパン、とにかく勝ちにこだわりたいという中田監督です。
チャンスボールになりました日本冨永、速攻を使う、島村。
川合
いいですね。
今までになかった速さ。
竹下
いいテンポでしたね。
冨永選手がスパイカー。
相手のブロッカーを1枚にしているんですよね。
パスもしっかり返っていますし、相手のブロックをしっかり見ていますね。
実況
状況判断。
中田監督が求める瞬間瞬間の状況判断。
先を読みながら、短い時間の中で、状況判断をしっかりする。
速いテンポのバレーボールを目指しています。
今この状況で何が一番効果的なのか、それを素早く判断する力が求められています。
川合
チャンス。
実況
ライトから新鍋。
きれいに決まってきました。
4番の新鍋理沙。
川合
いいですよ。
速いのがどんどん決まってきましたから。
あと1本ブロックするか。
スパイクレシーブからの切り替えしか。
実況
まずはこのサーブ。
速攻。
キム・スジ。
186センチ。
上から打ち下ろすという角度があります。
実況
ここは石井。
石井が決めていきました。
川合
石井もパンチがありますからね。
ブロック抜けたら結構決まりますよ。
実況
決めた直後の笑顔というのも本人のトレードマーク。
キャプテンの岩坂。
ブロック。
冨永、決めた。
セッターがブロックをした時の最高の気持ちを教えてください。
竹下
彼女はスパイカー出身でもありますし、ブロックを得意としている選手です。
この一本って大きいですよね。
川合
大きい、大きい。
実況
内瀬戸が上げる。
石井。
ここはネットにかかりました。
後ろからの二段トスを強気に打ち込んでいきました。
川合
まぁ、軽く返すよりはね。
ブロックもなかったので、打ってよかったんですけど、ここは大事なポイントですから。
実況
第3セット終盤、このセットを取れば日本がセットカウント3対0のストレート勝ちを収める開幕戦です。
ファン・ミンギョンが入ってきました。
竹下
このサーブに注意したいですね。
川合
サーブがいいですからね。
あっ、チャンスだ。
1本で行け。
実況
決めていきました、石井優希。
23対21。
開幕戦ストレート勝ちが近づいてきました。
石井優希のサーブ。
川合
チャンス、チャンス。
実況
石井が上げたが、拾いきれなかった。
レシーブにも定評のある石井でした。
川合
間がね、全部あそこを抜かれていますね。
決められている時は。
実況
4年前は22歳。
岩坂とともに、日本の新星といわれました。
あれから4年。
石井。
川合
高いところで、真ん中からストレートですね。
実況
20歳のイ・ジェヨン。
韓国も食い下がります。
23対23。
タイムアウトを日本が要求しています。
第3セットももつれて23対23の終盤です。
ここから。
竹下
まずサーブレシーブです。
内瀬戸選手が前なので、なるべく2段トスにはさせたくないんです。
いい状態でコンビを組んで日本としては攻めていきたいんですよね。
実況
そのためにはしっかりとしたレシーブをセッターに返していきたい。
川合
サーブがそんなに次は強く打てないと思うので、早く上げる攻撃ですよね。
クイックはリスクがありますが、内瀬戸に速い攻撃がというところですね。
バックアタックはこの時間帯出ていないので、急に使うのも怖いところもありますしね。
実況
セッターとしてはどういう選択になるのか。
中田監督も新鍋の耳元で一つ声を掛けました。
さぁ第3セット終盤。
永遠のライバル、宿敵・韓国代表に対しストレート勝ちなるでしょうか。
第1、第2セットをとって迎えた第3セット。
23対23。
同点。
実況
イ・ジェヨン。
川合
高いところに。
よっしゃ。
実況
内瀬戸が勝負強さを見せた。
マッチポイントを迎えました。
川合
今、よくレシーブがストレートに入っていました。
実況
さぁ、サーブのいい鍋谷。
川合
ここは見出して、ブロックしたいですね。
実況
チャンス。
移動攻撃。
しかし返してきた。
粘る韓国。
実況
今、拾いに行って確認しました。
やっている選手のジャッジは難しいと思うんですけど。
竹下
迷った時は取るしかないので、切り替えてほしいです。
実況
デュースになりました。
2点リードをつけて。
2点リードがついた瞬間にそのセットを取ります。
日本代表としても、ストレート勝ちに向けて、接戦の終盤。
第3セットを取れるかどうか。
先ほどはいいレシーブから、やはり内瀬戸というコンビでした。
このレシーブはしっかり返った。
そして内瀬戸。
もう一度、内瀬戸。
川合
よく見てたな。
ここであれは勇気が要りますよ。
誰かいたら簡単に取られますから。
プッシュ攻撃ですからね。
実況
これが内瀬戸の持ち味。
川合
サーブで崩したい。
川合
速いの速いの。
よ〜し!実況
ブロック、吸い込んだ。
日本勝利。
開幕戦、中田ジャパン、その初陣を見事勝利で飾りました。
宿敵、永遠のライバル韓国代表に対して見事ストレート勝ちを収めています。
桝
このあとハイライトをご覧いただきます。
結果は3対0のストレートで終わりました。
手に汗握る展開となりました。
大林
ホッとしたなというのが正直な感想です。
よく粘りましたよね。
1セット目あたりはシーソーだったんですけど、日本のサーブが出てから、向こうの攻撃が乱れましたし、今日は内瀬戸選手がよかったですよね。
桝
綾瀬さんも、途中に大きな声を出すシーンがありましたね。
綾瀬
最後、緊張感がありましたね。
力が入りました。
大林
肩がこっちゃったんじゃないですか?桝
間近で見る選手のスパイク、サーブはどうでしたか?綾瀬
レシーブの音とか、高揚感が全然違いました。
水卜
そして2セット目です。
チームに形がでてきた。
大林
サーブレシーブが崩れたというお話がありましたが、目指すバレーのリズムを考えると、それもよかったかなと思います。
1つ、またチームが進化したかなと思います。
水卜
監督が目指していたサーブレシーブ。
とてもよく返っていましたよね。
聞き手
初戦、見事なストレート勝ち、おめでとうございます。
中田
ありがとうございました。
聞き手
非常に重要な大会の初戦、3対0です。
中田
内容的には良くなかったんですけど、ストレートで勝てて、よかったと思います。
聞き手
今日終えました収穫、課題などお願いします。
中田
サーブで崩して相手の攻撃を絞らせておきながらの取りこぼしの場面が多かったので、きちんと点数がつながるようにしていかなければいけないなと思います。
聞き手
連戦になります。
明日はいよいよロシアです。
中田
高さがあるチームなのでレシーブで粘って、頑張ります。
聞き手
開幕から2連勝となると、明日勝ちますとメダルが見えてきます。
いかがですか。
中田
あまり考えないように、取りあえず明日頑張ります。
ありがとうございました。
桝
中田久美監督のインタビューをお聞きいただきました。
大林
課題をしっかり克服して修正して、明日に臨んでいただきたいと思います。
目指すところは一番上ですからね。
綾瀬
間近で見られて、すごい試合でした。
桝
綾瀬さんからお知らせがあります。
綾瀬
新水曜ドラマ、『奥様は、取り扱い注意』が10月8日から始まります。
私が演じる、ちょっと訳のある専業主婦が持ち前の正義感で、町の主婦たちのトラブルに立ち向かいます。
キュートで明るく、強くてカッコいいを持ち合わせる主人公なのでアクションもありますし、ぜひ『奥様は、取り扱い注意』をご覧ください。
水卜
ドラマも楽しみです。
全日本の女子は明日、世界ランク5位ロシアとの対戦です。
大林
今日、ロシアはブラジルに敗れましたが、美人アタッカー、コシェレワ選手がいます。
そこを止めて拾っていかないと勝てないと思います。
水卜
セットカウント1対3でブラジルに負けてはいるんですが、高さがありますよね。
今日の入りが悪かった分、明日のロシアは集中してくると思います。
大林
サーブで今日はやられていたので、日本が勝つには、崩していくこと。
勝機があると思います。
カギになる選手は、今日は内瀬戸選手が頑張りましたが、今日の後半、新鍋選手が点を取りました。
彼女のサーブで崩したことから、流れが来ましたので、最初からそれがもうちょっとできると、もっと楽に行けたかなというのが正直なところでしょうね。
桝
要のセッター、冨永選手はどうでしたか。
大林
大きな試合で、初めてのスタメンで、緊張せずうまくやったし、もう1人の佐藤選手も、明日以降出るチャンスがあると思います。
水卜
鮮烈な活躍を見せた野本選手も気になりますね。
大林
このメンバーに入ったこと本人が一番ビックリしていたので、どんどん彼女らしさを作っていってほしいと思います。
綾瀬
のもてぃーと私は呼んでいました。
すみません。
かっこよくて決まった時はよしっ!となりました。
桝
武器になっていきそうですよね。
大林
新しい時代のエースとして、木村選手のあとは野本なのか石井なのか。
いろんな選手が出てくる2017/09/05(火) 19:00〜20:54
読売テレビ1
グラチャンバレー2017 女子初日 日本対韓国[字][デ]
中田久美新監督率いる全日本女子が永遠のライバル韓国を迎え撃つ!※最大60分延長
詳細情報
出演者
【メインキャスター】
徳井義実
【応援サポーター】
佐藤栞里
【グラチャンサポーター】
桝太一
水卜麻美
【解説】
川合俊一
大林素子
竹下佳江
ジャンル :
スポーツ – オリンピック・国際大会
スポーツ – その他の球技
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ステレオ
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